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第1章 - 真逆な2人 - 3話

ー/ー



固まるわたしに、カツカツと靴音を鳴らし
近づいてくるパンクなお姫様。


「文句ある?」


ツンツンと棘のある声音。


うまく言葉を紡げない私。
そんなわたしを鋭く見つめる視線が、
不意に逸らされる。


「似合わないのは私が1番分かってるわよ」


「い、いや!格好良くて可愛いよ!」


何言ってんだ!わたし!


「あの、えっと、その」


「…… あんたも可愛いの付けるんだね」


心底意外そうな、気の抜けた声。
視線の先はわたしの鞄。
それに、ぶら下がる梨のキャラクター。


「うん。実はわたし、
可愛いものが好きでさ」


素直に言葉が出てきて、
自分でも驚く。




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固まるわたしに、カツカツと靴音を鳴らし
近づいてくるパンクなお姫様。
「文句ある?」
ツンツンと棘のある声音。
うまく言葉を紡げない私。
そんなわたしを鋭く見つめる視線が、
不意に逸らされる。
「似合わないのは私が1番分かってるわよ」
「い、いや!格好良くて可愛いよ!」
何言ってんだ!わたし!
「あの、えっと、その」
「…… あんたも可愛いの付けるんだね」
心底意外そうな、気の抜けた声。
視線の先はわたしの鞄。
それに、ぶら下がる梨のキャラクター。
「うん。実はわたし、
可愛いものが好きでさ」
素直に言葉が出てきて、
自分でも驚く。