「クリスマスパーティー?」
「ステルス……タイガーの提案だ」
事務所に来て早々、忠夫がその話しを持ってきた。
なんでも、12月24日のクリスマスに(この前爺さんに連れてかれた)魔鈴の店でパーティーを開くらしい。
メンバーはタイガー、ピート、俺と忠夫…………
「野郎だけかよ……?」
「虚しすぎんな…………俺は、出ないからな」
「何でだよ!?」
話持って来といて、それはねぇだろ?
「この前話したろ?あの人の店には行きにくいんだよ」
「絹に会うから?」
「……………………」
※『回復祝』参照
…………ったく、気にしすぎだろ。
「お前が出ないなら、俺だって……」
「美味い飯食えるぞ」
「ワリカンなんだろ?」
「払えよ、あの店安いぞ」
「大体なんで、そんな寂しい話になってんだよ!?」
「寂しい野郎同士で慰め合うんだよ」
「馬鹿野郎!!」
んな、虚しい催し参加出来っか…………
「行ってやれよ、タイガー泣くぞ」
だろうな……ピートの野郎が、寂しいなんてあり得ねぇ。
「お前、2人とはご無沙汰だろ?3人が不満なら、眼鏡と渡辺を付けても……」
「要るか!!」
ま……まぁ、確かにあの2人の顔を見るためにも出てやるか…………
…………………………どうせ暇だし凹凹凹
◇◇◇
「カンパーーーイ!!」
「「……か、乾杯」」
…………と言うわけで野郎3人の虚しいクリスマスパーティー(?)が始まった……
無駄にテンション高ぃ虎野郎と、微妙過ぎる空気の俺とピート……
「いやぁ、クリスマスの夜に一緒に過ごせる親友が居るなんてワッシは幸せもんジャい♪」
喜べる事なのか?それは…………
「よ…よくこっち来たな、お前……」
俺は、同情を含んだ声でピートに呟く。
どうせ、お人好しのコイツはタイガーに引っ張られたんだろ…………俺も似たようなもんだけど……
「え?」
「他に誘いだって、あったんだろ?」
「ま……まぁ、そうですね。 “何件” かありましたよ」
あったのかよ!しかも、複数!?
せめて、嘘でも無いって言えよ……
「でも、どこかを受けてしまうと、断られた方も良い気分はしないしトラブルの種になってしまいますからね…………結局、全て断るしかないわけで、今回は “ある意味” ちょうど良かったですよ」
「断る理由が出来たか……?」
「はい」
「そうか…………」
……………………はっっら立つなぁ〜〜〜!!
ガーリックパウダーでもあったら、コイツの食いもんに “しこたま” 混ぜ込んでやりてぇ…………
「2人とも、何をコソコソやってるんジャ?今日は、虚しさを吹き飛ばす勢いで食べ尽くすんジャア!!」
「おお!!」
「お……おぉ?」
こうなりゃ自棄食いだ…………この際、全メニューでも制覇してやるか。
そう意気込んで俺はメニューを開く、そんな時だった。
“お客様”
以前の黒猫……魔鈴の使い魔が、軽やかな動作でテーブルの上に駆け上がってきた。
なんだ?まだ、呼んでねぇけど…………
“大変混み合ってテーブルがないニャ。相席しても構わないですか?”
黒猫にそう言われて、改めて周りを見渡して見る。
確かに、クリスマスだけあって今日は混んでるな。元々、広い店じゃねぇし一杯になっちまったか…………俺達の囲んでるテーブルは大体5〜6人用で、まだ余裕があるから聞いてきたのか?
「どうします?」
「ワッシは、構わんけど……」
「俺もだ、喰えりゃ何でもいい」
聞いてくるピートの声に、俺達は取り敢えず同意する。
正直、誰が相席かよりメニューの方が気になって仕方なかった。
「み、皆さん!?」
…………少しすると、数人の女がやって来て、その中の1人が声を上げる。
訝しめに顔を上げると、そこには見知った顔があった…………
そこに居たのは、3人の女。全員、高校生くらいか?
1人は、黒髪ロングのスカート姿で中々にマブい整った顔立ちをしてる………だが、性格的に何かキツそうだな。
特に、あの我の強そうな目………俺とは、絶対合わんな……
もう1人はたっぱがあって、赤髪をショートにした如何にもヤンチャ系の女。着てる物も、性格通りのボーイッシュなパンツスタイル。
こいつも気は強そうだが………黒髪と違って、俺はタイプ的に近いか?
そして、声を上げた最後の1人………
こいつは、よく知ってる。透き通る様な青髪を腰まで伸ばした、癒し系な美少女。
姐さんの所にいる絹だ……香港以来だな。生き返ったのは聞いて知ってたけど、人間として会うのは初めてだ。
………………しかし、本当に生き返ったんだな。
幽霊の時と姿は変わっちゃいないが、実際目にすると感慨深いものがある。
今着てるのは当たり前だが巫女服でなく、若い女がよく着るようなダッフルコートにスカート姿。
そういや、生き返ったから名字もあるんだったけ?まぁ、あとで聞けばいいか。
「氷室さん!?」
「絹ちゃん!こいつ……この人達と知り合いなのか?」
2人は、絹と俺達が知り合いと言うことに驚いてるようだが………そうか、絹は『氷室』って名字が着いたのか………
「雪之丞さん達とは、以前美神さんも含めて香港で一緒にお仕事をしたんです」
「へぇ、そうだったんだ……」
「驚きましたわ……」
「皆さんに紹介しますね。2人共、私の学校の友達なんです」
絹がそう言うと、黒髪ロングが丁寧な仕草でお辞儀をする。
「氷室さんの学友の弓かおりですわ。どうか、お見知り置きを」
………パッと見の印象から、何となく想像着いてたが……やっぱ、良いとこのお嬢様臭ぇな。
別にお嬢様を悪く言う気はねぇが、俺とは対極に居る人間……もう一度言う。絶対、合わなそうだ。
そう思ってると、今度は赤髪のヤンチャが見た目通りの大雑把な自己紹介を始める。
「同じく、お絹ちゃんのクラスメートの一文字魔理ッス!よろしくお願いしますっ!」
こいつは、余り気を使わなくて良さそうだ。何か、俺と似てるし……
だけど、絹はともかく何でこんな奴が、あの黒髪の嬢ちゃんなんかと一緒に居るんだ?腕力もありそうだから、護衛でもしてるとか?
そんな俺の感情を他所に絹は、そのままピート達のことも紹介する。
「こっちの2人の方たちは、仕事でよく一緒になるんです。金髪の人はヴァンパイア・ハーフのピートさん」
「はじめまして、ピエトロ・ド・ブラドーです。気軽にピートと呼んでもらえると嬉しいてす。」
「はじめまして、ピートさん♪弓かおりといいます!」
「一文字魔理です!」
ピートがにこやかに挨拶すると、2人とも途端に笑顔になって返す………本当、女ってのは解りやすいな。
「こっちの大きい人は、タイガーさん」
「はじめまして、タイガー虎吉です」
「「……はじまして」」
………………解りやすいな。強く生きろよタイガー。
「そして、この人は伊達雪之丞さんです」
「伊達雪之丞だ……こんな、なりだが除霊事務所の所長をしてる」
「除霊事務所……」
「所長……?」
……………驚いたと言うか、訝しさ全開の顔だな。
何となく流れで言っちまったが、出さなくていい情報だったぜ……
「と、とにかく座って下さい……」
そんな微妙な空気を感じ取ったピートが場の流れを変えるように促すと、絹達は頭を下げて各々席に着く…………あの2人……それぞれ、ピートの両端に座りやがった………!
馬鹿野郎……テメェ等なんざ、こっちから願い下げだ!!
…………ったく、端から微妙な空気だったのが更に怪しくなって来た。
大丈夫だろうな?
◇◇◇
…………ただ、そんな俺の不安とは裏腹にパーティー(?)は無難に過ぎて行った。
聞く所によると、どうやら向こうも集まった理由は俺達と同じで、女同士慰め合う積りでこの店に来たらしい……
そしたら、ちょうど俺達が居たもんだから、今は “なし崩し的” に合コンみたくなってる。
嬢ちゃんと赤髪は、ピートにひたすら張り付いて何か楽しそうにやってやがる。だが連中は無視でいい、知らん!!
タイガーは、それを見てとにかく自棄食い中だ…………泣いてるようにも見える。
強く生きろよ………
んで、俺はと言うと…………
「じゃあ、月に行ったのは本当なんですね」
「ああ、信じられないとは思うけどな……あの時は本当に2人とも死ぬかと思ったぜ。ただ、この話は小竜姫から止められてんだ。他の人間には、吹聴しないでくれよ」
「あっ……すみません」
絹からずっと、俺達2人のことで質問責めにあってた……
でも、解る……こいつは本当は俺なんか、どうでもいいんだ。
絹は忠夫のことが、気になって仕方ねぇんだ…………
◇◇◇
クリスマスパーティーだか、合コンだかよくわかんねぇ食事会を、よく解らねぇ面子で始めて早1時間……
ピート達は相変わらずだし、タイガーは食い続けてるし、俺は俺で何故か絹の話し相手を続けてる。
絹が話し掛けてきた当初は、正直身構えてた。忠夫のことを聞かれると思ったからだ。
前にこの店に来た時から、忠夫と絹の間に何かあるのは知ってたが、それに加えてここで変なこと言おうもんなら事態を更に拗らせる事になる。
……ただ、予想に反して絹は忠夫のことには触れなかった。
事務所での普段の様子や経営状態、除霊中の出来事に今後の展望なんて、とにかく色々聞いては来たが、忠夫に関しては一言も喋らなかった。
でも、それが逆に忠夫を意識していると思わせるには十分だった。元々居た仲間が、別の奴の所に行っちまったんだ。寧ろ聞かない方がおかしい。
多分、自分から忠夫の名前を出すと、それが俺の口からあいつに伝わると思って避けてんのかもしれない………バレバレだけど。
あくまで、俺の口から忠夫の名前を出て来るを待ってんだろう…………
どうする……?
忠夫は、もう終わった事として処理しようとしてるみたいだけど、絹は絹であいつを気にしてる………仲直りしたいのか?
かと言って、こっちから(忠夫から聞いた話を)切り出すのは簡単だが、2人の問題に俺がししゃしゃり出るのは何か違う気がする。
“下手うちゃ” 収拾つかなくなるぞ…………
「でも、凄いですよね……私も美神さんから雪之丞さんの話を聞いた時は私も信じられませんでした」
「俺だけの力じゃねぇよ、忠夫も居たから何とかなった……あのの一件だけじゃない、事務所の経営も修業もあいつが居なきゃ、ここまで上手く行かなかったぜ」
だから、俺は2人のことは “知らない” ことにして、忠夫について話すことにした……どの程度効果があるかはわからねぇけど、消極的協力ってやつだな。
「……………………」
「……………………」
数秒の沈黙……と言うか、忠夫の名前を出した瞬間固まった。
そして……
「…………元気にやってるんですね、横島さん……あの、今日は一緒じゃないんですか?」
「…………仕事してる……今日くらい止めろって、言ったんだぜ」
「こんな日も……!?」
「ああ、今頃埼玉県の山奥だろうな。あの “鴉” 野郎……」
「カラス……野郎?」
「あっ……いや、とにかくマリアと除霊だよ」
「マリアさんと……?そういえば、カオスさん達も一緒に居るってさっき言ってましたね」
……そうなんだよ。
いつの間にか、事務所の面子が増えた…………
あいつらは、俺が記憶を失って以来ずっと事務所に居着いてる。アパートの大家に追い出されたから……
しかも、理由が家賃を払わなかったからじゃない、払ったからだ。
払ったのに、追い出されるなんて意味わからねぇだろうが、カラクリはこうだ。
元々、爺さんの出す騒音(主によく解らねぇ実験……)のせいで苦情が “あいついで” いて大家は追い出したくて仕方なかったが、その時点で大量に家賃を滞納してた。
そこで追い出せば、滞納した家賃を持ち逃げされることを恐れて、追い出すに追い出せなかったらしい。
そんな時に※金塊を手に入れた爺さんが、一遍に家賃を払ったもんだから事態が急変。後顧の憂いの無くなった大家に、万感の想い共に追い出されることになったそうだ…………
※月編参照
アホ過ぎる…………
んで、「住む場所が見つかるまで置いてくれ」とせがまれた。
記憶喪失になった時世話になった(覚えてねぇけど……)こともあったから、無下にも出来ねぇし、すぐ出てくだろうと思って許可したら、そのまま居座りやがって現在に至る…………
もう、2ヶ月近くになるぞ……絶対出る気ねぇだろ、あいつら!
しかも、来た当初より明らかにガラクタが増えてやがる………元々、広すぎる建物だから特に困りはしねぇけど、やり過ぎだ。
…………と、こんなことした時点で普通なら追い出すんだが、あのジジィが居る間はマリアが掃除や洗濯、場合によっては料理(っても給湯室にコンロがあるだけなんで大したもんは出来ねぇが……)までしてくれる。
それだけじゃない。俺等(主に忠夫)が四苦八苦してた事務処理まで全部あいつがしてくれるし、除霊の時には広範囲の索敵まで “こなして” くれるから大助かりどころの話じゃねぇ。
バッテリー充電の光熱費は馬鹿になんねぇけど、事務員と助手を一気に雇ったと思えば格安もいいとこだ。
…………そんなこんなで追い出したいけど、追い出したくない。そんな状況……
「なし崩し的にな…………爺さんはともかくマリアには頭が上がんねぇ、今日もマリアが探してくれりゃ、すぐに終わんだろ」
「そうですか……でも、雪之丞さんも止めろって言ったのに横島さん、なんでわざわざ……?」
「「虚しい夜を過ごすくらいなら、仕事する」ってよ……」
“絹が来るかもしれないから、来れない” なんて、口が避けても言えん……
「そうなんですか……」
そういう絹の表情は残念そうにも見えるし、どこかホッとしてる様にも見える…………どういう心境なんだ?
俺が絹の気持ちを計りかねてると、再び絹は口を開く。
「あの……さっき言ってましたけど、雪之丞さんから見て、横島さんってそんなに頼りになりますか?」
「当たり前だろ、あいつがいつもフォローしてくれるから俺はいつも全力で前に出れる!初めて会った時から “タダもん” じゃねぇと思ったけど予想以上だ…………正直あいつと組めるとは思ってなかったし、俺はこの幸運に感謝してるよ」
………………くっさ!!!!
何が『幸運』だ、小っ恥ずかしい!!!!!
…………いや、この巡り合わせには感謝してるし、奴を頼ってるのも本当だけど、もっと言い方なかったか?
だだ、幸か不幸か絹は話の内容に夢中で、俺の悶絶には気付かなかった。
「『幸運』ですか……?」
だから、俺も気を取り直して答える。
「…………俺が事務所開こうとしてるタイミングで、ちょうど “姐さん” と喧嘩して辞めたあいつと街で会った……だから、ダメ元で声を掛けた。元々1人でやるつもりだったし、あいつが辞めてなかったら端から声なんか掛けれなかった。こんな偶然、 “そうそう” ないだろ?俺1人じゃ、とっくに事務所経営なんて止めてたかもんしんねぇ……情けない話だがな………」
「……………………」
「…………いや、姐さんには悪いけどな……でも、俺はあいつと組めて良かったと思ってる。それが、正直な気持ちだよ」
「…………やっぱり仲がいいんですね、2人とも……」
「仲がいいと言えるか解らんけど、遠慮なしに言いたいことを言い合える仲ではあるよ……下らない話して、下らないことで喧嘩(殴り合い)して、綺麗に忘れて、また下らないことを言い合う…………」
………………それ、駄目駄目じゃね……?
全然、前に進んでねぇ気がすんだけど…………考え直した方がいいか?
だけど、そんな俺の不安とは裏腹に絹は予想外な答えを返してくる。
「羨ましいです、2人が……」
「羨ましい?」
こんな意味不明な俺達の関係が……?
「お互い、言いたいこと言い合って喧嘩しても、すぐ仲直り出来て……お互いを信頼し合ってなきゃ出来ないことだと思います…………私達では……出来なかった…………」
「……………………」
参ったな……雲行き怪しくなってきたぞ。
ここで一歩踏み込みゃ、もう無関係面出来なくなりそうだ。だが、俺に構わず絹は訥々と話し始める…………
「最後にウチに居た頃の横島さん………1人で思い悩んでることが多かったんです。悩んでるんなら、頼って欲しかったけど…………何も話して貰えなかった。やっぱり、信頼されてなかったんだと思います」
「……………………」
忠夫はこいつと “向き合えなくなった” って言ってたな……この辺に関係があるのか?
そして、話し終えた絹はどこか辛そうだった……仲間の支えになってやれなかったことへの無念か…………それとも……
「そういう顔は、俺といる時もしてたぜ……」
「えっ……?」
俺は、烏龍の入ったグラスを見ながら続ける。
「でも、敢えて聞こうとは思わなかった。あいつは、自分の弱さと必死に戦ってるように見えたからな……そして、あいつは今も藻掻いてる」
まぁ……それは、俺もなんだけどな…………
「今もですか!?雪之丞さんは……その…………」
「あいつの戦いだ。勿論助けを求めてきたら手を貸すけど、俺から行こうとは思わねぇ……それで、いいと思うんだ。俺はな…………まぁ、俺の見た顔と絹ちゃんの見た顔が一緒って、保証はねぇんだけど……」
ぶっちゃけ、これが答えになってるかどうかも解らねぇけどな………
「信じて見守ることも大切なんですね…………でも、あの人は私達の前には、もう居ない……」
「……………………」
…………振り出しに戻っちまった……もう、これ以上は俺じゃどうにも出来ねぇな……
絹は表情を曇らせて、そのまま黙り込んじまった…………やっぱり、2人会わせた方がいいのか?
そんな風に考えてる時だった……
「横島さんとお絹ちゃん、喧嘩でもしたんですカイ?」
「……………………」
いつの間にか食い終わった、タイガーが話しに割り込んできた(黙って喰ってろよ……)。こいつなりに思うことはあったのかもしらんが、今は少しタイミングが悪いな……
「さ、さあな……」
「いや、ワッシはお絹ちゃんに……」
うるせぇ!空気読め、この糞虎が!!
俺は、手近にあったフライドチキンを掴む…………
「もっと食う?」
「い、いや満腹ジャア……」
「遠慮すんな、喰えっ……!!」
そして、そのまま寝ろっ…………!!!
「モゴゴゴゴゴ…………!!!?」
「ああ〜〜〜、止めて下さ〜い」
勢いで馬鹿虎の口に肉を押し込んだ。
なんか、よくわかんねぇ空気になったけどしんみりするよりいいよな………多分。
「どうしたんですか、雪之丞!?」
「いや、虎が餌くれって言うから……」
「伸びてるじゃないですか!」
阿呆虎は、そこで泡吹いてるけど、そのうち起きるだろ………頑丈だし。