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ライブ配信

ー/ー



 エリシアはYOUTUBEでライブ配信をしていた。



 企画は「スパチャがきたら奇声をあげる」という、何とも彼女らしいものだった。

 突然、画面に赤スパチャが流れる。金額は10,000円。

 エリシアの目が輝き、深呼吸をしてから、大きな声を上げた。





「ちょええええエェエエエエェエエえええぇ!あいやああああアァァアアァああぁ〜キエええぇええエエエエェ!」





 その奇声に視聴者たちは一斉に反応し、コメント欄は盛り上がりを見せた。エリシアはそのリアクションを楽しみながら、さらに次の奇声を考えていた。

 たまたま、ある有名インフルエンサーがエリシアのライブ配信を見つけ、興味本位でその奇妙な企画をSNSで晒した。すると、面白がったフォロワーたちが次々とエリシアのチャンネルに集まり始めた。



 突然、スパチャが次々と飛び込んできた。



 まずは10円のスパチャ。

「キエ……」



 少し控えめに奇声を上げるエリシア。
 しかし、それがまた視聴者の興味を引く。



 続いて、300円のスパチャが入る。

「ギエエェ〜……」



 エリシアは少し長めの奇声を発し、視聴者たちはその様子にさらに引き込まれていく。

 そして、5000円のスパチャが画面に表示された。



「キエエエエェエエェ〜!」



 エリシアは全力で奇声を上げ、コメント欄は大爆笑と「もっとやれ!」の声で埋め尽くされた。

 リスナーたちはエリシアの反応に夢中になり、次々とスパチャが投げられ、エリシアのライブ配信は予想以上の盛り上がりを見せることとなった。



 エリシアがライブ配信中に、突然アパートの壁がドンと強く叩かれた。
 隣の住人が、彼女の奇声に耐えかねたらしい。

 エリシアは一瞬驚いたが、すぐにリスナーに向かって微笑みながら言った。



「ちょっと待っておくんなまし。」



 その後、彼女はカメラの前から離れ、ドスドスと重たい足音を立てながらドアへ向かった。

 そして、ドアを開けるとすぐに、外で何かをガンガンと蹴り始めた。





「……じゃコラァ!お前こそ……ドンドン!ガンガン!こらあぁ!お前こそうっさいんじゃ!出てこいや!喧嘩しますわよ!オラァ!表でええやああああぉ!」





 しばらくして、エリシアは何事もなかったかのようにカメラの前に戻ってきた。彼女は優雅に一礼し、視聴者に向かって笑顔で言った。



「失礼しましたわ。」



 リスナーたちは一瞬、何が起こったのか理解できなかったが、エリシアの堂々とした態度に再び大いに盛り上がり、コメント欄は歓声と笑いで溢れた。



 配信が終わり、エリシアはホッと一息ついていた。



 ところが、しばらくしてスマホに運営からの通知が届いた。
 内容を確認すると、驚愕の一文が目に飛び込んできた。



「AIによる判定の結果、あなたの配信が『ヘイトスピーチ』とみなされ、収益が取り消されました。」



 エリシアは目を疑った。何が「ヘイトスピーチ」に当たるのか全く理解できなかったが、事態は既に決定されていた。



「キエエエエェエエええええええぇええ!!」



 怒りと不満が爆発し、エリシアは手にしていたキーボードを思い切りアパートの窓から放り投げた。

 キーボードは宙を舞い、夜の静寂に消えていった。

 彼女の叫び声は、再びアパート全体に響き渡り、その瞬間、街のどこかで再び壁ドンの音が響いたかもしれない。



 エリシアはしばらくして気を取り直すことにした。



 彼女は新たな配信を始めることに決めた。

 今回は、ゲーム配信だ。エリシアはゲーム機の準備を整え、カメラの前に再び座った。



「さあ、皆様!気を取り直して、今度はゲーム配信ですわよ!どんな困難があろうとも、エリシアは立ち止まりませんの!」



 彼女は画面に向かって明るく微笑み、リスナーたちに向けて元気な挨拶を送った。



「さあ、冒険の始まりですわよ!皆様、しっかりついてきてくださいまし!」



 エリシアはいつも通り、テンション高くゲームの世界に飛び込み、視聴者たちもその活気に引き込まれていった。



 エリシアはゲーム配信を続けるが、ゲームが次第に難航してきた。

 敵は強く、進めば進むほど謎解きが複雑になり、エリシアは何度もミスを重ねてしまう。視聴者たちもその様子を見守りながら、コメント欄でアドバイスを送り始めた。

 そんな中、あるリスナーがこうコメントした。



「そこでディスクの蓋を開けたままセーブして、リセットした後、データを消去してもう一回再起動するとデバッグモードに入るよ!」



 エリシアはそのコメントを見て、少し考え込んだ後、試してみることにした。



「ふむふむ、なるほど……それでは、試してみますわね!」



 彼女は指示通りにディスクの蓋を開けたままセーブし、リセットボタンを押して、データを消去。そして再起動。画面が暗転し、エリシアは期待を胸にゲーム画面が戻るのを待った。



 しかし、画面に表示されたのは……無情にも「データが消去されました」の文字だった。



 一瞬、配信は静寂に包まれた。



 その後、コメント欄には「ワザップw w w」「ワザップかよw w w w」「なついw w w」といった嘲笑や懐かしむコメントが次々と流れ始めた。



 エリシアは一瞬何が起こったのか理解できず、そして気づく。



「な、なんですの!?本当にデータが消えたではありませんの!」



 エリシアは慌てて画面を確認するが、もう手遅れ。ゲームのデータは完全に消去されてしまった。



 エリシアは一瞬、沈黙したまま画面をじっと見つめていた。

 次に、彼女は無言でチャットを上にスクロールし始めた。嘘のアドバイスを投稿した張本人のハンドルネームを確認するためだ。

 目が鋭くなると、彼女はその名前を見つけた。目が細くなり、冷たい笑みを浮かべて口を開く。



「お前……家行ったるからな」



 彼女の声には、いつものお嬢様口調にはない冷たさが混じっていた。

 その直後、エリシアは何も言わずに配信を終了した。

 画面は暗転し、視聴者たちは突然の終わりに驚き、コメント欄には困惑と興奮が渦巻いた。エリシアが何をするつもりなのか、視聴者たちは想像を膨らませながらも、その瞬間を見逃さなかった。



 数日後、ある若者が関係ないVtuberのライブを見ながら、まったりとした時間を過ごしていた。コメント欄に参加しながら、画面の向こうで繰り広げられるエンターテイメントを楽しんでいた。



 その時、突然ピンポーンとチャイムが鳴った。



 若者は一瞬驚いたが、すぐに「どうせNHKの集金だろう」と思い、無視することにした。



 しかし、チャイムは止まらなかった。

 しつこく、何度も鳴り響く。若者は徐々に不安を感じ始め、心拍数が上がるのを感じた。いったい誰がこんなにしつこく押しているのだろうか?



 若者は恐怖を感じ始めた。

 やがて決心して、部屋の電気を消し、静かに居留守を決め込むことにした。

 チャイムは依然として鳴り続け、暗闇の中、若者は息を潜めながら、何とかその不気味な気配が去るのを待った。



 若者はチャイムがようやく鳴り止んだのを確認し、ほっと胸を撫で下ろした。

 恐怖が少しずつ和らぎ、気を取り直して再びVtuberのライブ配信に集中し始めた。画面に映る楽しい光景に没頭し、さっきの出来事を忘れかけていたその時――



 突然、ベランダの窓がゆっくりと開き、何かがぬるりと入ってきた。



 若者はその動きに気づき、ぎょっとして振り向いた。



 そこに立っていたのは、全身から異様なオーラを放つ女性――エリシアだった。



 しかし、若者は彼女の正体がわからず、強盗だと思い込んで慌ててスマホを取り出した。



「だ、誰だ!?警察を呼ぶぞ!」



 その瞬間、エリシアの目が鋭く光り、彼女は何かを呟くと、手から謎の光線を放った。光線は一直線にスマホに向かい、スマホは一瞬で破壊された。



「そんな…!」



 若者は愕然として、その場に立ちすくんだ。エリシアの恐ろしさを目の当たりにし、逃げ場を失った彼は、ただエリシアの次の行動を見守るしかなかった。



 エリシアは冷たい笑みを浮かべながら、一歩ずつゆっくりと若者ににじり寄っていった。

 床を踏みしめる音が部屋に不気味に響き渡る。その音に合わせて、若者の恐怖は増していく。



「あなたを詐欺罪と器物損壊罪で訴えますわ!」



 エリシアは静かでありながら、確固たる決意を感じさせる声で語り続ける。



「理由はもちろんお分かりですわよね?」



「あなたが皆様をこんなウラ技で騙して、私のセーブデータを破壊したからですの!」



 エリシアが近づくたびに、若者の恐怖は増し、体が硬直して動けなくなる。彼女の冷たい目が彼を捉えて離さない。



「覚悟の準備をしておきなさいませ」



 エリシアはさらに距離を詰める。



「近いうちに訴えますわよ」



「裁判も起こしますし、裁判所にも問答無用で来ていただきますからね!」



 若者は後ずさりしようとするが、足がすくんで動けない。

 エリシアが目の前に迫り、その冷ややかな笑みが視界いっぱいに広がる。



「慰謝料の準備もしておきなさいませ!」




 エリシアの声が鋭く響き、若者の心臓は激しく鼓動した。



「あなたは犯罪者ですわ!」



「刑務所に『ぶち込まれる楽しみに』しておきなさいませ!」




「よろしいですわね?」





次のエピソードへ進む 潜伏


みんなのリアクション

 エリシアはYOUTUBEでライブ配信をしていた。
 企画は「スパチャがきたら奇声をあげる」という、何とも彼女らしいものだった。
 突然、画面に赤スパチャが流れる。金額は10,000円。
 エリシアの目が輝き、深呼吸をしてから、大きな声を上げた。
「ちょええええエェエエエエェエエえええぇ!あいやああああアァァアアァああぁ〜キエええぇええエエエエェ!」
 その奇声に視聴者たちは一斉に反応し、コメント欄は盛り上がりを見せた。エリシアはそのリアクションを楽しみながら、さらに次の奇声を考えていた。
 たまたま、ある有名インフルエンサーがエリシアのライブ配信を見つけ、興味本位でその奇妙な企画をSNSで晒した。すると、面白がったフォロワーたちが次々とエリシアのチャンネルに集まり始めた。
 突然、スパチャが次々と飛び込んできた。
 まずは10円のスパチャ。
「キエ……」
 少し控えめに奇声を上げるエリシア。
 しかし、それがまた視聴者の興味を引く。
 続いて、300円のスパチャが入る。
「ギエエェ〜……」
 エリシアは少し長めの奇声を発し、視聴者たちはその様子にさらに引き込まれていく。
 そして、5000円のスパチャが画面に表示された。
「キエエエエェエエェ〜!」
 エリシアは全力で奇声を上げ、コメント欄は大爆笑と「もっとやれ!」の声で埋め尽くされた。
 リスナーたちはエリシアの反応に夢中になり、次々とスパチャが投げられ、エリシアのライブ配信は予想以上の盛り上がりを見せることとなった。
 エリシアがライブ配信中に、突然アパートの壁がドンと強く叩かれた。
 隣の住人が、彼女の奇声に耐えかねたらしい。
 エリシアは一瞬驚いたが、すぐにリスナーに向かって微笑みながら言った。
「ちょっと待っておくんなまし。」
 その後、彼女はカメラの前から離れ、ドスドスと重たい足音を立てながらドアへ向かった。
 そして、ドアを開けるとすぐに、外で何かをガンガンと蹴り始めた。
「……じゃコラァ!お前こそ……ドンドン!ガンガン!こらあぁ!お前こそうっさいんじゃ!出てこいや!喧嘩しますわよ!オラァ!表でええやああああぉ!」
 しばらくして、エリシアは何事もなかったかのようにカメラの前に戻ってきた。彼女は優雅に一礼し、視聴者に向かって笑顔で言った。
「失礼しましたわ。」
 リスナーたちは一瞬、何が起こったのか理解できなかったが、エリシアの堂々とした態度に再び大いに盛り上がり、コメント欄は歓声と笑いで溢れた。
 配信が終わり、エリシアはホッと一息ついていた。
 ところが、しばらくしてスマホに運営からの通知が届いた。
 内容を確認すると、驚愕の一文が目に飛び込んできた。
「AIによる判定の結果、あなたの配信が『ヘイトスピーチ』とみなされ、収益が取り消されました。」
 エリシアは目を疑った。何が「ヘイトスピーチ」に当たるのか全く理解できなかったが、事態は既に決定されていた。
「キエエエエェエエええええええぇええ!!」
 怒りと不満が爆発し、エリシアは手にしていたキーボードを思い切りアパートの窓から放り投げた。
 キーボードは宙を舞い、夜の静寂に消えていった。
 彼女の叫び声は、再びアパート全体に響き渡り、その瞬間、街のどこかで再び壁ドンの音が響いたかもしれない。
 エリシアはしばらくして気を取り直すことにした。
 彼女は新たな配信を始めることに決めた。
 今回は、ゲーム配信だ。エリシアはゲーム機の準備を整え、カメラの前に再び座った。
「さあ、皆様!気を取り直して、今度はゲーム配信ですわよ!どんな困難があろうとも、エリシアは立ち止まりませんの!」
 彼女は画面に向かって明るく微笑み、リスナーたちに向けて元気な挨拶を送った。
「さあ、冒険の始まりですわよ!皆様、しっかりついてきてくださいまし!」
 エリシアはいつも通り、テンション高くゲームの世界に飛び込み、視聴者たちもその活気に引き込まれていった。
 エリシアはゲーム配信を続けるが、ゲームが次第に難航してきた。
 敵は強く、進めば進むほど謎解きが複雑になり、エリシアは何度もミスを重ねてしまう。視聴者たちもその様子を見守りながら、コメント欄でアドバイスを送り始めた。
 そんな中、あるリスナーがこうコメントした。
「そこでディスクの蓋を開けたままセーブして、リセットした後、データを消去してもう一回再起動するとデバッグモードに入るよ!」
 エリシアはそのコメントを見て、少し考え込んだ後、試してみることにした。
「ふむふむ、なるほど……それでは、試してみますわね!」
 彼女は指示通りにディスクの蓋を開けたままセーブし、リセットボタンを押して、データを消去。そして再起動。画面が暗転し、エリシアは期待を胸にゲーム画面が戻るのを待った。
 しかし、画面に表示されたのは……無情にも「データが消去されました」の文字だった。
 一瞬、配信は静寂に包まれた。
 その後、コメント欄には「ワザップw w w」「ワザップかよw w w w」「なついw w w」といった嘲笑や懐かしむコメントが次々と流れ始めた。
 エリシアは一瞬何が起こったのか理解できず、そして気づく。
「な、なんですの!?本当にデータが消えたではありませんの!」
 エリシアは慌てて画面を確認するが、もう手遅れ。ゲームのデータは完全に消去されてしまった。
 エリシアは一瞬、沈黙したまま画面をじっと見つめていた。
 次に、彼女は無言でチャットを上にスクロールし始めた。嘘のアドバイスを投稿した張本人のハンドルネームを確認するためだ。
 目が鋭くなると、彼女はその名前を見つけた。目が細くなり、冷たい笑みを浮かべて口を開く。
「お前……家行ったるからな」
 彼女の声には、いつものお嬢様口調にはない冷たさが混じっていた。
 その直後、エリシアは何も言わずに配信を終了した。
 画面は暗転し、視聴者たちは突然の終わりに驚き、コメント欄には困惑と興奮が渦巻いた。エリシアが何をするつもりなのか、視聴者たちは想像を膨らませながらも、その瞬間を見逃さなかった。
 数日後、ある若者が関係ないVtuberのライブを見ながら、まったりとした時間を過ごしていた。コメント欄に参加しながら、画面の向こうで繰り広げられるエンターテイメントを楽しんでいた。
 その時、突然ピンポーンとチャイムが鳴った。
 若者は一瞬驚いたが、すぐに「どうせNHKの集金だろう」と思い、無視することにした。
 しかし、チャイムは止まらなかった。
 しつこく、何度も鳴り響く。若者は徐々に不安を感じ始め、心拍数が上がるのを感じた。いったい誰がこんなにしつこく押しているのだろうか?
 若者は恐怖を感じ始めた。
 やがて決心して、部屋の電気を消し、静かに居留守を決め込むことにした。
 チャイムは依然として鳴り続け、暗闇の中、若者は息を潜めながら、何とかその不気味な気配が去るのを待った。
 若者はチャイムがようやく鳴り止んだのを確認し、ほっと胸を撫で下ろした。
 恐怖が少しずつ和らぎ、気を取り直して再びVtuberのライブ配信に集中し始めた。画面に映る楽しい光景に没頭し、さっきの出来事を忘れかけていたその時――
 突然、ベランダの窓がゆっくりと開き、何かがぬるりと入ってきた。
 若者はその動きに気づき、ぎょっとして振り向いた。
 そこに立っていたのは、全身から異様なオーラを放つ女性――エリシアだった。
 しかし、若者は彼女の正体がわからず、強盗だと思い込んで慌ててスマホを取り出した。
「だ、誰だ!?警察を呼ぶぞ!」
 その瞬間、エリシアの目が鋭く光り、彼女は何かを呟くと、手から謎の光線を放った。光線は一直線にスマホに向かい、スマホは一瞬で破壊された。
「そんな…!」
 若者は愕然として、その場に立ちすくんだ。エリシアの恐ろしさを目の当たりにし、逃げ場を失った彼は、ただエリシアの次の行動を見守るしかなかった。
 エリシアは冷たい笑みを浮かべながら、一歩ずつゆっくりと若者ににじり寄っていった。
 床を踏みしめる音が部屋に不気味に響き渡る。その音に合わせて、若者の恐怖は増していく。
「あなたを詐欺罪と器物損壊罪で訴えますわ!」
 エリシアは静かでありながら、確固たる決意を感じさせる声で語り続ける。
「理由はもちろんお分かりですわよね?」
「あなたが皆様をこんなウラ技で騙して、私のセーブデータを破壊したからですの!」
 エリシアが近づくたびに、若者の恐怖は増し、体が硬直して動けなくなる。彼女の冷たい目が彼を捉えて離さない。
「覚悟の準備をしておきなさいませ」
 エリシアはさらに距離を詰める。
「近いうちに訴えますわよ」
「裁判も起こしますし、裁判所にも問答無用で来ていただきますからね!」
 若者は後ずさりしようとするが、足がすくんで動けない。
 エリシアが目の前に迫り、その冷ややかな笑みが視界いっぱいに広がる。
「慰謝料の準備もしておきなさいませ!」
 エリシアの声が鋭く響き、若者の心臓は激しく鼓動した。
「あなたは犯罪者ですわ!」
「刑務所に『ぶち込まれる楽しみに』しておきなさいませ!」
「よろしいですわね?」