「ふん。所詮は誰も、この俺の神々しさには恐れを為して逃げ出すのだ」
何と、気分の良いことだろう。
髪を栗色に染めピアスをジャラジャラつけた、あの腐れ教祖に虐げられていた時代が嘘のようだ。
あれは本当に、思い出すのも気分の悪いことだ。
高校であの輩は、俺をあの手この手を使って虐げてきた。おかげで俺は学校に行くことができずに、貴重な青春時代を棒に振ったのだ。
だから俺は、一人でありとあらゆる書物を読み込んだ。『温故知新』をモットーにする俺は皆が裸の時代……原始時代に文字の代わりに使われていた記号も解読することができるようになった。
そして、その結果! この腐り果てた世の中をリバイバルするために、『俺の、俺による、俺のための個性』を生み出したのだ。
そう……考え様によっては、あの輩のおかげで俺は『裸の王様』になれたのだから、ある意味では感謝すべきなのかも知れない。
そして、俺は今こそ……この身体の底から沸き起こるエナジーをもって、この腐れ果てた世界をリバイバルするのだ!