基本的な常歩、速歩、駆歩、襲歩。
襲歩は、歩幅は約7m。時速60㎞/hの速さにもなる、いわゆる『走る』。だから馬術の基本的な歩法は常歩、速歩、駆歩の3つ。
常歩は一番ゆっくりした歩き方で、4拍子のリズム。速歩は2拍子のリズム。右前肢と左後肢、左前肢と右後肢という対角線上にある2本の肢が対になって動く。
駆歩は俗に言う『パカラッパカラッ』の3拍子で歩く。体を大きく使って前に進み、すべての足が地に着いておらず体が宙に浮く時間もある、
このベースの歩き方の中で、歩幅を伸ばしたり、左右の肢を交差させながら斜めに進んだり、肢を高く上げてステップを踏んだりするのが馬術の馬肢。
歩幅は収縮、尋常、中間、伸長。例えば『収縮速歩』は歩幅が小さい速歩で、伸長駆歩だと歩幅も大きく、速度も速くなる。
ドレッサージュのポイントは、選手が一生懸命なところを見せないこと。もちろんすべての演技で、選手が馬に合図を送っているが、それを観客には見せず、馬が自ら楽しそうに踊っているように見せる。
わずかな手綱さばきや体重移動などでの愛馬とのコンビネーションが物を言う。
舞羽は『ウラヌス』。竹一の愛馬、『天空号』との血筋と才能、その総てを受け継いだとも言われる。
遊馬は『山吹号』。もちろん曾祖父の『ジャパニーズローズ』の血を引き、名コンビの再来である。
因みに涼風颯志は『グレイマスター』。やはりトップライダーを目指すには、信頼を育む愛馬が必須となる。