「はつ! ひょっとして俺と同じか?」
「同じ?」
微かに恋実は笑った……。
「俺のお気に入りの白のブリーフは、屁のし過ぎでパンツの色が少し黄ばんでいるんだ」
「……おならが黄色いのは漫画だけよ……」
「ではなぜ恋実のニャンピースのパンツは白でもピンクでもないんだ!」
恋実の表情には余裕すら伺える……何故……?
「ほほほ、恭吾! あなたともあろう人が知らないとは! ズラの親戚も大したことないわね!」
「何?」
「以前からあった白、そして新しく発売されたのがレア限定品を含む2色……ピンクともう一色……クリームイエロー。あなたは『2色に増えた』と言ったけど、更に『2色が増えた』のよ!!」
「……まさかっ! そんな……格助詞の使い方を誤っていたのか……」
両手を着いた恭吾を仁王立ちで上から見下ろす恋実。それは勝者と敗者をくっきり分ける構図である。
「日付まできっちり残しておくなんて……これに懲りて忘れることね」
「あ、白……」
恭吾が見上げると、恋実のパンツが眼前に輝いていた。
因みに9月22日が日本で一番パンチラが発生する伝説の日と言われているのは本当の話である。