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閑話:ここまでの登場人物と補足説明

ー/ー



※この部分を読み飛ばしても、本編には問題ありません。
 本編で語られなかったり、この先のエピソードで語られるかもしれない裏設定などの紹介を含みます。
 物語の進捗度合いにより、前回と内容が被ったり異なったり省略されていたりする場合があります。


(あか)ビル
 物語の主要舞台。
 赤レンガで出来た老朽ビル。
 一階は、アナログレコードの中古買取販売店とカフェが合併した店舗。
 二階はヨガ教室とマッサージの店。
 三階と四階は賃貸アパート。
 五階はペントハウス。

神無威(かむい)
 柊一と多聞が高校生時代に結成したロックバンドの名前。
 最年長は新田だが、バンドのリーダーは多聞。
 だが、多聞はなにかにつけて柊一に相談しにいっていたので、実質的なバンドの方針を決めていたのは柊一である。
 柊一・多聞・松原の学歴が "高卒" なのは、このバンド活動が順調に人気を集め、大手のプロダクションと契約の話が出てきたため。
 表向きは、柊一のルーズな性格が原因で契約の話がなくなったことになってるが。
 実はレーベルと連絡を取っていたバンドの "マネージャー" のような存在の人物を、柊一が殴ったために話が立ち消えになった。
 その後は諸々の事情が重なってバンド活動を続けていく事が不可能となり、あえなく解散。
 多聞はフリーターに、松原は警察官に、新田は郵便局員となった。

○S
 物語のタイトルに付いている「S」は、Seasonの略。
 シットコム(海外ドラマのシチュエーションコメディ)(ふう)の物語を目指しているので、エピソードではなくシーズンにしてみただけ。


東雲(しののめ)柊一(しゅういち)
 身長169cm(自称172cm)・10月7日生まれ・28歳。
 最強運を持つ赤ビルの専制君主。
 物語を代表する義兄(あに)弟の一人であり、物語のキャッチコピーの "ヤンキー" 担当。
 神無威での担当はヴォーカル。
 喧嘩では負け知らずだが、虫類全般には全く弱く、ゴキブリがいると言われただけでも飛んで逃げる。
 多聞を始めとする友人達からは「シノさん」と呼ばれ、キャンパスチームの面々からは「お兄さん」と呼ばれる。

多聞(たもん)蓮太郎(れんたろう)
 身長194cm・2月1日生まれ・28歳。
 一部の話を除いて、本編の狂言回し。
 長身痩躯、かなりの変顔で黙って睨めば子供を泣かす事が可能だが、中身は安定のヘタレな小心者。
 メゾンの良心。部屋は4-B。
 MAESTRO神楽坂の雇われ店長兼、マエストロ神楽坂のフロアチーフ。
 柊一からは「タモンレンタロウ君」「レン」「ヘタレン」などと呼ばれる。

中師(なかつかさ)敬一(けいいち)
 身長184cm・4月20日生まれ・18歳。
 柊一との関係は、実父の再婚相手の息子(簡単に言うと赤の他人)であるが、義弟認定をされており、また本人もなんとなくそれを受け入れている。
 物語を代表する義兄(あに)弟の一人であり、キャッチコピーの "天然" 担当。
 ペントハウスに、柊一と同居。
 無自覚なトンデモフェロモンがダダ漏れているために、男女問わずモテるが、(くだん)の天然気質ゆえにその事に気付いていない。
 更に、男性同士の行為はカウントに入らない(一種のスポーツみたいなモノ)と思っており、現在最大のトラブルメーカー。
 柊一からは「ケイちゃん」、多聞からは「敬一クン」と呼ばれる。

白砂(しろたえ)聖一(せいいち)
 身長170cm・6月11日生まれ・31歳。
 キャッチコピーの "オタク" 担当だけど、まだ義兄弟にはなってない(今後なる予定)。
 帰化した元・英国人で、実父からの虐待サバイバー。
 家出をしていた時に保護してくれた火威氏の厚意により、調理師免許を始めとする各種の資格を取得しているパティシエ。
 モテる外見をしているが、中身が残念なために全くモテない。
 オタク趣味はアニメ・特撮・海外ドラマと手広い。
 一番好きな番組はスタートレックだが、パパキャラが全部ツボなので、カークよりピカード派で、最推しはサンダーバードのジェフ・トレーシー。
 部屋は4-A。
 柊一からは「セイちゃん」、ミナトからは「聖一」、多聞からは「白砂サン」と呼ばれる。

小熊(おぐま)(いたる)
 身長189cm・12月24日生まれ・30歳。
 メゾンの3-Cに引っ越してきた、隔世遺伝で金髪碧眼のガイジンにしか見えない日本人。
 ゲイである事を公言している脳筋マッスル野郎だが、性根は善良な小市民で、実は多聞と同レベルのヘタレ。
 元は商社の通訳だったがリストラされて、現在は英会話の講師。
 ミナミによる盗聴・盗撮事件をきっかけに、聖一とのルームシェアを始めたが、同居人であるミナトとは非常に険悪。
 基本的に "コグマ" と呼ばれるが、柊一には "電ボ" とアダ名されている。

海老坂(えびさか)千里(せんり)
 身長178cm・9月4日生まれ・18歳。
 敬一の幼馴染であり、同級生。
 容貌は華麗な美少女顔だが、性格は俺様攻属性な鉄火の男。
 敬一が名古屋から鎌倉に戻ってからの幼馴染なので、敬一の実父や義母の椿とも面識がある。
 実母は故人で、父の再婚により万里(まり)という、腹違いの妹がいる。
 ミナミのストーキング及び、赤ビルの盗聴・盗撮事件発覚により、3-Cをホクトとシェアする事になった。
 柊一からは「エビちゃん」、多聞のナレーションでは「エビセン」と呼ばれる。

天宮(あまみや)北斗(ほくと)
 身長184cm・7月15日生まれ・18歳。
 敬一の幼馴染であり、同級生。
 実家は名古屋で、親族経営のかなり大きな複合企業の総領息子。
 スマートな気遣いの出来るイケメン王子だが、敬一の事となると周りが見えなくなり、言動が変になる。
 自称 "敬一の婚約者" 。
 年の離れた姉・葉月(はづき)と、中学生の妹・美月(みづき)がいる。
 敬一が上京した事を知らず、エビセンよりも出遅れた事でイロイロあったが、現在は3-Cをエビセンとシェアして赤ビルの住人となった。
 柊一からは「アマホク」、多聞のナレーションでは「ホクト」と呼ばれる。

天宮(あまみや)(みなみ)
 身長184cm・6月1日生まれ・23歳。
 ホクトの従兄弟。
 そっくりな容姿+かなり若見えな一族のため、ホクトとミナミを初見で判別は不可能である。
 が、それぞれが相手に対して嫌悪の感情を持っているために、似ている事を指摘されると全力で否定するが、その仕草までがシンクロしていて、完全にネタ状態。
 柊一には紫の薔薇の人的な、ホクトには気絶するほど迷惑な男。
 猫に癒やしを求める変人で、溺愛している柊一の事も "ヒトガタをした猫の一種" と見なしている。
 柊一には「アマミー」と呼ばれている。
 赤ビルの前の路地の奥にある高級マンションに住んでいる。

天宮(あまみや)南斗(みなと)
 5月5日生まれ・小学校4年生。
 実父はミナミだが、基本的にほぼ面識はなく、名古屋で祖母(ミナミの母)から酷い過干渉をされていた。
 姑との諍いに疲れた実母は、若いツバメを作って駆け落ちしてしまい、醜聞のついた孫を嫌って、実父であるミナミの元に捨てられる。
 息子になんの興味もないミナミは育児放棄をして、ミナトは猫のエサを食べていた。
 過干渉と育児放棄により、30歳のコグマより大人の精神を持つ。
 聖一に保護されて、以降は一緒に暮らしている。

神巫(かんなぎ)(はるか)
 身長175cm・6月19日生まれ・25歳前後。
 ヨガ講師のミツルと共同経営で、赤ビルの二階のテナント "フライングV" を営んでいる。
 年齢は25歳前後で、飛鳥(あすか)という要領の良い双子の弟がいる。
 コグマ同様に、入居時に柊一の容姿に一目惚れし、更に自分も過去に音楽で身を立てようとしたために、柊一のアナログレコードコレクションにも感銘を受け、以降は柊一を絶対的に信奉している。
 ギターの腕はそこそこで、柊一はカラオケボックスで生演奏させるために、時々一緒に出掛けているらしい。
 部屋は3-A。

小仏(こぼとけ)(みつる)
 身長182cm・6月15日生まれ・25歳前後。
 ハルカ曰く "イケメン" ヨガコーチ。
 マッサージ繋がりで、なんらかの資格試験取得のための教室で、ハルカと知り合い、意気投合して共同経営者になった。
 フライングVの主な収入源は、ミツルのヨガ教室の方なのだが、物語内での存在感は希薄で、巡回当番以降出番はナイ。
 柊一からは「みっちゃん」と呼ばれる。
 部屋は3-B。

松原(まつばら)章吾(しょうご)
 身長170cm・9月8日生まれ・28歳。
 近所の真面目なおまわりさんであり、柊一と多聞の幼馴染。
 神無威にベーシストとして参加していた。
 柊一とは今ひとつソリが合わないが、一方で、あまりにも破天荒な柊一の行く末を心配しているらしく、敬一らの協力により生活が安定してきている事に安堵している模様。
 多聞は、松原が柊一に腹を立てているために、自分の事も敵認定されていると思っているが、松原は多聞をちゃんと友人だと思っている。
 柊一からは「ショーゴ」と呼ばれる。

新田(にった)聡史(さとし)
 身長170cm・1月6日生まれ・38歳。
 神無威のドラム担当。
 バンド内で、唯一幼馴染ではない人物。
 元はスタジオミュージシャンであり、ドラマーの居なかった神無威に度々助っ人で参加していたのがきっかけで、メンバーとなる。
 故に、年齢は他の三人よりも8歳年上で、ちょっと幼顔の妻と幼い娘のいる妻帯者。
 その人柄と真面目な勤務態度、そしてなにより最も厄介な配達先である赤ビル(※)に、トラブルを起こさずに配達が出来ると言う理由で、地元の郵便局に正規採用された。
※赤ビルのポストに投函するだけなら問題は無いが、手渡し必須の郵便物は、良く解らない理由(主に数字の話)でキレる柊一に恐れをなして、誰も配達に行きたがらないブラックリスト物件だった。
 柊一は「ニコチャン」と呼ぶ。

中師(なかつかさ)博文(ひろふみ)
 本文中に名前の明記はないが、敬一の実父。
 ニコニコしててイイヒトっぽいけど、ホントは結構腹黒いオトナ。
 息子の "天然" な素養を、面白いと思っているフシが強く、敬一があんなあんぽんたんに育った最大の理由は、このおっさんの所為である。
 ちなみに、彼が椿サンと再婚したのは、椿サンの事も "面白い" と思ったから。

中師(なかつかさ)椿(つばき)
 柊一の実母。
 本人は否定しているが、かなり上級のメシマズで、炊きたてご飯でおにぎりを作ると、食べたヒトが食中毒になる。

伊吹(いぶき)豪志(ごうし)
 身長197cm・5月10日生まれ・18歳
 通称 "ゴリラ" 。
 敬一狙いで、同じキャンパスに通っている。
 顔はゴリラだが、かなりのモテ男。

(あおい)光彦(みつひこ)
 身長178cm・7月12日生まれ・18歳。
 ゴリラのキープ君、通称 "メガネ君" 。
 本人は「キープ」にされている事に気付いておらず、ゴリラの「本妻」だと思っている。


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※この部分を読み飛ばしても、本編には問題ありません。
 本編で語られなかったり、この先のエピソードで語られるかもしれない裏設定などの紹介を含みます。
 物語の進捗度合いにより、前回と内容が被ったり異なったり省略されていたりする場合があります。
○|赤《あか》ビル
 物語の主要舞台。
 赤レンガで出来た老朽ビル。
 一階は、アナログレコードの中古買取販売店とカフェが合併した店舗。
 二階はヨガ教室とマッサージの店。
 三階と四階は賃貸アパート。
 五階はペントハウス。
○|神無威《かむい》
 柊一と多聞が高校生時代に結成したロックバンドの名前。
 最年長は新田だが、バンドのリーダーは多聞。
 だが、多聞はなにかにつけて柊一に相談しにいっていたので、実質的なバンドの方針を決めていたのは柊一である。
 柊一・多聞・松原の学歴が "高卒" なのは、このバンド活動が順調に人気を集め、大手のプロダクションと契約の話が出てきたため。
 表向きは、柊一のルーズな性格が原因で契約の話がなくなったことになってるが。
 実はレーベルと連絡を取っていたバンドの "マネージャー" のような存在の人物を、柊一が殴ったために話が立ち消えになった。
 その後は諸々の事情が重なってバンド活動を続けていく事が不可能となり、あえなく解散。
 多聞はフリーターに、松原は警察官に、新田は郵便局員となった。
○S
 物語のタイトルに付いている「S」は、Seasonの略。
 シットコム(海外ドラマのシチュエーションコメディ)|風《ふう》の物語を目指しているので、エピソードではなくシーズンにしてみただけ。
○|東雲《しののめ》|柊一《しゅういち》
 身長169cm(自称172cm)・10月7日生まれ・28歳。
 最強運を持つ赤ビルの専制君主。
 物語を代表する|義兄《あに》弟の一人であり、物語のキャッチコピーの "ヤンキー" 担当。
 神無威での担当はヴォーカル。
 喧嘩では負け知らずだが、虫類全般には全く弱く、ゴキブリがいると言われただけでも飛んで逃げる。
 多聞を始めとする友人達からは「シノさん」と呼ばれ、キャンパスチームの面々からは「お兄さん」と呼ばれる。
○|多聞《たもん》|蓮太郎《れんたろう》
 身長194cm・2月1日生まれ・28歳。
 一部の話を除いて、本編の狂言回し。
 長身痩躯、かなりの変顔で黙って睨めば子供を泣かす事が可能だが、中身は安定のヘタレな小心者。
 メゾンの良心。部屋は4-B。
 MAESTRO神楽坂の雇われ店長兼、マエストロ神楽坂のフロアチーフ。
 柊一からは「タモンレンタロウ君」「レン」「ヘタレン」などと呼ばれる。
○|中師《なかつかさ》|敬一《けいいち》
 身長184cm・4月20日生まれ・18歳。
 柊一との関係は、実父の再婚相手の息子(簡単に言うと赤の他人)であるが、義弟認定をされており、また本人もなんとなくそれを受け入れている。
 物語を代表する|義兄《あに》弟の一人であり、キャッチコピーの "天然" 担当。
 ペントハウスに、柊一と同居。
 無自覚なトンデモフェロモンがダダ漏れているために、男女問わずモテるが、|件《くだん》の天然気質ゆえにその事に気付いていない。
 更に、男性同士の行為はカウントに入らない(一種のスポーツみたいなモノ)と思っており、現在最大のトラブルメーカー。
 柊一からは「ケイちゃん」、多聞からは「敬一クン」と呼ばれる。
○|白砂《しろたえ》|聖一《せいいち》
 身長170cm・6月11日生まれ・31歳。
 キャッチコピーの "オタク" 担当だけど、まだ義兄弟にはなってない(今後なる予定)。
 帰化した元・英国人で、実父からの虐待サバイバー。
 家出をしていた時に保護してくれた火威氏の厚意により、調理師免許を始めとする各種の資格を取得しているパティシエ。
 モテる外見をしているが、中身が残念なために全くモテない。
 オタク趣味はアニメ・特撮・海外ドラマと手広い。
 一番好きな番組はスタートレックだが、パパキャラが全部ツボなので、カークよりピカード派で、最推しはサンダーバードのジェフ・トレーシー。
 部屋は4-A。
 柊一からは「セイちゃん」、ミナトからは「聖一」、多聞からは「白砂サン」と呼ばれる。
○|小熊《おぐま》|造《いたる》
 身長189cm・12月24日生まれ・30歳。
 メゾンの3-Cに引っ越してきた、隔世遺伝で金髪碧眼のガイジンにしか見えない日本人。
 ゲイである事を公言している脳筋マッスル野郎だが、性根は善良な小市民で、実は多聞と同レベルのヘタレ。
 元は商社の通訳だったがリストラされて、現在は英会話の講師。
 ミナミによる盗聴・盗撮事件をきっかけに、聖一とのルームシェアを始めたが、同居人であるミナトとは非常に険悪。
 基本的に "コグマ" と呼ばれるが、柊一には "電ボ" とアダ名されている。
○|海老坂《えびさか》|千里《せんり》
 身長178cm・9月4日生まれ・18歳。
 敬一の幼馴染であり、同級生。
 容貌は華麗な美少女顔だが、性格は俺様攻属性な鉄火の男。
 敬一が名古屋から鎌倉に戻ってからの幼馴染なので、敬一の実父や義母の椿とも面識がある。
 実母は故人で、父の再婚により|万里《まり》という、腹違いの妹がいる。
 ミナミのストーキング及び、赤ビルの盗聴・盗撮事件発覚により、3-Cをホクトとシェアする事になった。
 柊一からは「エビちゃん」、多聞のナレーションでは「エビセン」と呼ばれる。
○|天宮《あまみや》|北斗《ほくと》
 身長184cm・7月15日生まれ・18歳。
 敬一の幼馴染であり、同級生。
 実家は名古屋で、親族経営のかなり大きな複合企業の総領息子。
 スマートな気遣いの出来るイケメン王子だが、敬一の事となると周りが見えなくなり、言動が変になる。
 自称 "敬一の婚約者" 。
 年の離れた姉・|葉月《はづき》と、中学生の妹・|美月《みづき》がいる。
 敬一が上京した事を知らず、エビセンよりも出遅れた事でイロイロあったが、現在は3-Cをエビセンとシェアして赤ビルの住人となった。
 柊一からは「アマホク」、多聞のナレーションでは「ホクト」と呼ばれる。
○|天宮《あまみや》|南《みなみ》
 身長184cm・6月1日生まれ・23歳。
 ホクトの従兄弟。
 そっくりな容姿+かなり若見えな一族のため、ホクトとミナミを初見で判別は不可能である。
 が、それぞれが相手に対して嫌悪の感情を持っているために、似ている事を指摘されると全力で否定するが、その仕草までがシンクロしていて、完全にネタ状態。
 柊一には紫の薔薇の人的な、ホクトには気絶するほど迷惑な男。
 猫に癒やしを求める変人で、溺愛している柊一の事も "ヒトガタをした猫の一種" と見なしている。
 柊一には「アマミー」と呼ばれている。
 赤ビルの前の路地の奥にある高級マンションに住んでいる。
○|天宮《あまみや》|南斗《みなと》
 5月5日生まれ・小学校4年生。
 実父はミナミだが、基本的にほぼ面識はなく、名古屋で祖母(ミナミの母)から酷い過干渉をされていた。
 姑との諍いに疲れた実母は、若いツバメを作って駆け落ちしてしまい、醜聞のついた孫を嫌って、実父であるミナミの元に捨てられる。
 息子になんの興味もないミナミは育児放棄をして、ミナトは猫のエサを食べていた。
 過干渉と育児放棄により、30歳のコグマより大人の精神を持つ。
 聖一に保護されて、以降は一緒に暮らしている。
○|神巫《かんなぎ》|悠《はるか》
 身長175cm・6月19日生まれ・25歳前後。
 ヨガ講師のミツルと共同経営で、赤ビルの二階のテナント "フライングV" を営んでいる。
 年齢は25歳前後で、|飛鳥《あすか》という要領の良い双子の弟がいる。
 コグマ同様に、入居時に柊一の容姿に一目惚れし、更に自分も過去に音楽で身を立てようとしたために、柊一のアナログレコードコレクションにも感銘を受け、以降は柊一を絶対的に信奉している。
 ギターの腕はそこそこで、柊一はカラオケボックスで生演奏させるために、時々一緒に出掛けているらしい。
 部屋は3-A。
○|小仏《こぼとけ》|満《みつる》
 身長182cm・6月15日生まれ・25歳前後。
 ハルカ曰く "イケメン" ヨガコーチ。
 マッサージ繋がりで、なんらかの資格試験取得のための教室で、ハルカと知り合い、意気投合して共同経営者になった。
 フライングVの主な収入源は、ミツルのヨガ教室の方なのだが、物語内での存在感は希薄で、巡回当番以降出番はナイ。
 柊一からは「みっちゃん」と呼ばれる。
 部屋は3-B。
○|松原《まつばら》|章吾《しょうご》
 身長170cm・9月8日生まれ・28歳。
 近所の真面目なおまわりさんであり、柊一と多聞の幼馴染。
 神無威にベーシストとして参加していた。
 柊一とは今ひとつソリが合わないが、一方で、あまりにも破天荒な柊一の行く末を心配しているらしく、敬一らの協力により生活が安定してきている事に安堵している模様。
 多聞は、松原が柊一に腹を立てているために、自分の事も敵認定されていると思っているが、松原は多聞をちゃんと友人だと思っている。
 柊一からは「ショーゴ」と呼ばれる。
○|新田《にった》|聡史《さとし》
 身長170cm・1月6日生まれ・38歳。
 神無威のドラム担当。
 バンド内で、唯一幼馴染ではない人物。
 元はスタジオミュージシャンであり、ドラマーの居なかった神無威に度々助っ人で参加していたのがきっかけで、メンバーとなる。
 故に、年齢は他の三人よりも8歳年上で、ちょっと幼顔の妻と幼い娘のいる妻帯者。
 その人柄と真面目な勤務態度、そしてなにより最も厄介な配達先である赤ビル(※)に、トラブルを起こさずに配達が出来ると言う理由で、地元の郵便局に正規採用された。
※赤ビルのポストに投函するだけなら問題は無いが、手渡し必須の郵便物は、良く解らない理由(主に数字の話)でキレる柊一に恐れをなして、誰も配達に行きたがらないブラックリスト物件だった。
 柊一は「ニコチャン」と呼ぶ。
○|中師《なかつかさ》|博文《ひろふみ》
 本文中に名前の明記はないが、敬一の実父。
 ニコニコしててイイヒトっぽいけど、ホントは結構腹黒いオトナ。
 息子の "天然" な素養を、面白いと思っているフシが強く、敬一があんなあんぽんたんに育った最大の理由は、このおっさんの所為である。
 ちなみに、彼が椿サンと再婚したのは、椿サンの事も "面白い" と思ったから。
○|中師《なかつかさ》|椿《つばき》
 柊一の実母。
 本人は否定しているが、かなり上級のメシマズで、炊きたてご飯でおにぎりを作ると、食べたヒトが食中毒になる。
○|伊吹《いぶき》|豪志《ごうし》
 身長197cm・5月10日生まれ・18歳
 通称 "ゴリラ" 。
 敬一狙いで、同じキャンパスに通っている。
 顔はゴリラだが、かなりのモテ男。
○|葵《あおい》|光彦《みつひこ》
 身長178cm・7月12日生まれ・18歳。
 ゴリラのキープ君、通称 "メガネ君" 。
 本人は「キープ」にされている事に気付いておらず、ゴリラの「本妻」だと思っている。