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@10話

ー/ー





「ニャンと計3つ……」


 思わす恋実は恭吾の持つソックスに手を伸ばす。


 


「ニャンと……これも三分の計とでもいうのか?!……」


 恭吾は薄ら笑いを浮かべつつ、伸びて来る恋実の手からソックスを遠ざける。


 


 


 ニャンピース……それは現在若い女の子たちを中心に流行っているキャラクターグッズだ。


 そしてそのキャラクターデザインをしているのが、この町から学区(かべ)の外で成功を収めた唯一の人物と言われている。


 


 その恩恵を受けて、極々少数ながらニャンピースレアグッズがこの町に流れてくる。


 


 


 そしてその特徴は、レア限定品だけキャラデザインが『とても見えづらい所に隠されているワン(ニャン)ポイント』なのがファンの心をくすぐっている。


 


 現にこのレアソックスのワン(ニャン)ポイントは、五本指に分かれた指の間にキャラデザインされている。


 それを一目で見破った恋実は、さすがと言えよう。


 


 


『レア限定品』を使用する者はほとんどいないが、仮にレア限定品を着用していても『ニャンピースファン』だと分からない場合も多い。


『隠れニャンピース派』とも言われている。




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「ニャンと計3つ……」
 思わす恋実は恭吾の持つソックスに手を伸ばす。
「ニャンと……これも三分の計とでもいうのか?!……」
 恭吾は薄ら笑いを浮かべつつ、伸びて来る恋実の手からソックスを遠ざける。
 ニャンピース……それは現在若い女の子たちを中心に流行っているキャラクターグッズだ。
 そしてそのキャラクターデザインをしているのが、この町から|学区《かべ》の外で成功を収めた唯一の人物と言われている。
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 そしてその特徴は、レア限定品だけキャラデザインが『とても見えづらい所に隠されている|ワン《ニャン》ポイント』なのがファンの心をくすぐっている。
 現にこのレアソックスの|ワン《ニャン》ポイントは、五本指に分かれた指の間にキャラデザインされている。
 それを一目で見破った恋実は、さすがと言えよう。
『レア限定品』を使用する者はほとんどいないが、仮にレア限定品を着用していても『ニャンピースファン』だと分からない場合も多い。
『隠れニャンピース派』とも言われている。