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「ね、どこが違うのかな? 私、舞羽と」
身を乗り出して舞香が美都に聞く。
「うーん……改まってそう聞かれると、ねぇ……」
「でも、だってさ、顔とかほとんど変わらないし、背だって体型だって」
そう言われて、美都は二人を見比べる。しばらく困ったように考え込んだ後、徐に二人のスカートをめくり上げる。
「ちょっとっ!」「きゃっ!」
美都はニヤニヤと悪戯に微笑むと、勝ち誇ったように言う。
「はい! 違い発見」
『何よ~』の声は二人で揃う。そんな二人を横目に見ながら、偉そうに解説を始める美都は、いやらしい目つきと甘~い猫なで声。
「舞香は小学生みたいな、下着ねぇ。めくられたとき、スカートを押さえないしぃ。それに比べて舞羽は~、同じ白でも光沢感あるシルクっぽい素材感で下着感ありありよン。スカートを押さえる姿もセクシーだったわ~」
「どうせ私は小学生ですよ~」
舞香が舌を出してツンとして見せるも、美都はもちろんお構いなし。
「楓乃先輩はどうなんだろ……隼人先輩のこと好きなのは見え見えだけど……」
「あ、それはあたしも分かる」
「他人のことだと分かるのね」
「え~分からなかった私……」
「だから舞香はお子ちゃまなのよ、ま、そこが可愛いんだけどねぇ」
舞香はさらにふくれて見せた。
「先輩たち、付き合ってるって噂もあったけど……ただの女好きかぁ……イケメンだけど」