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ー/ーいつも通りその日は姉貴は朝帰りとのこと。でもそんな予告電話が来たにも関わらず一向に帰ってきやしない。
まあいつものこと。俺とコタロー2人でいつもの朝ごはんにした。
パンだって食べるけど、あいつはやっぱりご飯がいいみたい。今日は土曜で休みだし、ご飯と納豆と味噌汁と味付け海苔の、完璧な和の朝食にしてみた。
至福の笑顔。なんかコタローのほんわかとした顔って久しぶりに見た気がするかも。とっても美味しいですってとろけそうな顔してるし。
そういえば前日の夜に話したんだ、例の先生のことを。
「あまり外国のことには詳しくないのですが……」って前置きしてあいつは言った。「僕たちだけじゃないので」って。
「僕たちって、つまりこの手のヤバい動物を退治する仕事?」
言葉身近に、ええって。すすっと味噌汁を飲みながらまた。
「問題となっているのは、何も日本だけではありませんしね」
「コタローみたいなサムライが、他にもたくさんいるのかな?」俺はつい好奇心で聞いてみた。仲間とか流派とか存在するのかなあってね。
あいつちょっと頭抱えてたな。当初は自分だけしかいないって信じてたからね。1人でずーっと辛い旅していたんだもん。
「その人と一緒に戦うとしたら、僕も一度見てみたいですね」
「つーかコタローに紹介してみたいな、同じ怪物ハンターじゃ……」
「その呼び方、あまり好ましくないです」
コタローの厳しい一言に、俺は思わず絶句した。
え、なんかヤバいこと言った? ってつい思い返しちゃったんだけど、なるほど怪物ハンター……か。
速攻で謝った。そうだよね、中にはアケビみたいなイタチの子もいるんだし。
……って、あれ?
「そーいや、暴れてる動物って2パターンあるよね?」
あいつは納豆かき混ぜながら笑ってた。ようやく気がつきましたかって。
そう、つまり……学校で戦ったコアラみたいな「人間がデカい動物になる」タイプ。まあもちろん俺もそう……だけど、アイツらみたいに凶暴化なんてしないしね。
そして2つめ。ジンやアケビのように「動物が凶暴化する」タイプだ。こっちの方がちょっと厄介かも。だって人間のように直立して、オマケに巨大になっちゃうんだもん。
「それと……まだ例外ですけど、先日森で遭遇したジンの仲間ですね」
そっか、ザンだったか。あいつは確かしゃべってたし、おまけに身体もかなりの大きさだった。ということはあのスピリットに侵されるつつも、まだ自我を保ってるってことなのかな?
「タケルとジン。それに僕だけじゃもう対処できない事態の大きさにまで行き着いてしまったのかもしれません。それに……」
ことりと。コタローは茶碗を置いた。
「学校の先生、しかもそれらを研究している方ならば、解決する手立てを調べてくれるかも」
そうだよな。オーストラリアの人だもんな。知らない訳なさそうだし!
「僕らにとっていい味方となることを、僕も信じたいです」
コタローもどうにか納得してくれたみたいだし。これなら大丈夫かな、なぁんて俺もご飯お代わりしようとした時だった。
……玄関のインターホンのメロディが鳴ったんだ。
またトモキかな。けどあいつ週末は塾行くし、アポイント無しでいきなり来ることなんてしないし。
「おはようタケル。リリー先生だよ」
えええええええええ!? なんで先生が俺んちにいきなり来るんだよおおおお!!
「知らなかった? あなたがきちんと規則正しく生活してるかどうかのチェック係を頼まれてるのよ」
ししし知らねーよそんな係なんか!!!
「いいから入らせてくれない? 別に部屋汚くても大丈夫だから」
そそそそんな問題じゃなくてえええええ!!
まあいつものこと。俺とコタロー2人でいつもの朝ごはんにした。
パンだって食べるけど、あいつはやっぱりご飯がいいみたい。今日は土曜で休みだし、ご飯と納豆と味噌汁と味付け海苔の、完璧な和の朝食にしてみた。
至福の笑顔。なんかコタローのほんわかとした顔って久しぶりに見た気がするかも。とっても美味しいですってとろけそうな顔してるし。
そういえば前日の夜に話したんだ、例の先生のことを。
「あまり外国のことには詳しくないのですが……」って前置きしてあいつは言った。「僕たちだけじゃないので」って。
「僕たちって、つまりこの手のヤバい動物を退治する仕事?」
言葉身近に、ええって。すすっと味噌汁を飲みながらまた。
「問題となっているのは、何も日本だけではありませんしね」
「コタローみたいなサムライが、他にもたくさんいるのかな?」俺はつい好奇心で聞いてみた。仲間とか流派とか存在するのかなあってね。
あいつちょっと頭抱えてたな。当初は自分だけしかいないって信じてたからね。1人でずーっと辛い旅していたんだもん。
「その人と一緒に戦うとしたら、僕も一度見てみたいですね」
「つーかコタローに紹介してみたいな、同じ怪物ハンターじゃ……」
「その呼び方、あまり好ましくないです」
コタローの厳しい一言に、俺は思わず絶句した。
え、なんかヤバいこと言った? ってつい思い返しちゃったんだけど、なるほど怪物ハンター……か。
速攻で謝った。そうだよね、中にはアケビみたいなイタチの子もいるんだし。
……って、あれ?
「そーいや、暴れてる動物って2パターンあるよね?」
あいつは納豆かき混ぜながら笑ってた。ようやく気がつきましたかって。
そう、つまり……学校で戦ったコアラみたいな「人間がデカい動物になる」タイプ。まあもちろん俺もそう……だけど、アイツらみたいに凶暴化なんてしないしね。
そして2つめ。ジンやアケビのように「動物が凶暴化する」タイプだ。こっちの方がちょっと厄介かも。だって人間のように直立して、オマケに巨大になっちゃうんだもん。
「それと……まだ例外ですけど、先日森で遭遇したジンの仲間ですね」
そっか、ザンだったか。あいつは確かしゃべってたし、おまけに身体もかなりの大きさだった。ということはあのスピリットに侵されるつつも、まだ自我を保ってるってことなのかな?
「タケルとジン。それに僕だけじゃもう対処できない事態の大きさにまで行き着いてしまったのかもしれません。それに……」
ことりと。コタローは茶碗を置いた。
「学校の先生、しかもそれらを研究している方ならば、解決する手立てを調べてくれるかも」
そうだよな。オーストラリアの人だもんな。知らない訳なさそうだし!
「僕らにとっていい味方となることを、僕も信じたいです」
コタローもどうにか納得してくれたみたいだし。これなら大丈夫かな、なぁんて俺もご飯お代わりしようとした時だった。
……玄関のインターホンのメロディが鳴ったんだ。
またトモキかな。けどあいつ週末は塾行くし、アポイント無しでいきなり来ることなんてしないし。
「おはようタケル。リリー先生だよ」
えええええええええ!? なんで先生が俺んちにいきなり来るんだよおおおお!!
「知らなかった? あなたがきちんと規則正しく生活してるかどうかのチェック係を頼まれてるのよ」
ししし知らねーよそんな係なんか!!!
「いいから入らせてくれない? 別に部屋汚くても大丈夫だから」
そそそそんな問題じゃなくてえええええ!!
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