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第2話 雫姫と如月

ー/ー



 如月と夫婦になって三日が過ぎた。

 契約上は夫婦であるとはいえ、それは文字通り書面上。
 彼がこの家に来た時に、簡易的に神職を呼んで体裁を整えた。

 街の神職も雫の状況は分かっているので、この契りがどういうものであるかは分かっているのだろう。
 何も言わずに全て段取ってくれた。

 その後、如月はこの屋敷で暮らしている。
 もちろん、雫と寝所は別である。
 というより、下男として扱われており、寝泊まりは邸のはずれにある十畳ほどの納屋だ。
 本来であれば十人ほどがひしめいて雑魚寝するのだが、皮肉にも下男のほとんどはすでにこの屋敷を離れている。
 なので、一人で広い部屋を占有するという、贅沢なのか不憫なのか分からない状態になっていた。

 如月の朝は早い。
 身だしなみを整えろと言いたくはなるが、下男扱いしているのであればそこに過剰に干渉するのは、おかしな話だ。
 ただ、朝早くに井戸で顔を洗い、鍛錬をしているらしい。
 その動きは、雫の目から見ても、とても洗練されているように見える。
 動きは機敏で鋭く、少なくとも最初に四十歳前後かと思ったのは、間違いだとはわかった。

 考えてみたら、出会った時に見えた火傷していない肌は、かなり若く見えたと思う。もしかしたら、自分とあまり変わらない――とまではいかずとも、八次――二十歳になったばかり――と大して変わらないかもしれない。

「精が出るな、如月」
「雫姫。おはようございます。起こしてしまいましたか」
「いや、今は家の者も少ないからな。私も自分で出来ることは自分でやらなければならないんだ」

 雫はそう言うと、井戸に桶を投げ込んだ。
 だが、すぐ如月がその縄を握る。

「今この場には私がいますから、手伝わせてください。一応、形だけとはいえ雫姫を支えるべき立場ですから」
「あ……うむ」

 危うく、『姫』としての仮面が取れかけた。
 両親が殺されて以後、この久遠院家の当主として振舞わなければならなくなってから、雫は常に気を張って生きてきた。
 素を出せるのは、十の頃から一緒だった八次の前だけだ。

「どちらに運びますか?」

 いつの間にか、如月が桶二つに水を満たしていた。

「いや、そこまでは」
「私がやりたいからやるのです。竈場(かまどば)でよろしいですか?」
「あ、うん……」

 如月がにっこりと笑って水を満たした桶二つを持っていく。
 どちらも相当な重さだろうが、苦にしている様子はない。
 妖切りであり、武芸者である以上、鍛えているのは当然だが、そこまで大きな体躯ではないのに、見た目よりずっと力はあるらしい。

「ありがとう、如月。朝餉はもう摂ったか?」
「いえ。私もこれからで」
「では共にしよう」
「え。しかし……」

 雫は軽く肩をすくめる。

「八次は今日は朝から出ていてな。下女たちは今は通いなので、朝餉は私一人なんだ。外の侍はさすがにまだ外せぬからな」

 この屋敷で寝泊まりするのは、八次くらいなのである。
 かつては下男下女がそれぞれ十人程度はいて、両親や祖父母もいたのだが、今となっては閑散としたものだ。
 なので、如月は久しぶりに来た客人のようなものでもあった。

「では、私が用意しても?」
「私もできるが……そうだな、では頼もう」
「承りました」

 如月はそう言うと、竈の火――(おき)などで火種を維持してある――を薪を追加して強くすると、先ほど組んできた水を鍋に入れ、温め始めた。
 幸い、食料などは邸にいる者が減ったこともあり、余裕がある。
 如月は手際よく湯を沸かし、出汁を取り、七輪で魚を焼いて、さらにもう一つの鍋で粥を作っていく。
 その手際は、とても見事と思えるほどだった。

「慣れておるな」
「ええ、まあ。凝ったものは出来ませぬが」

 そう言っている間に、粥と汁、それに魚に外に干してあった漬物を切ったものが膳に並ぶ。
 最初、雫の分だけ用意しようとしたので、それは咎めてちゃんと二人分用意させた。

「見事なものだ。私もやるが……私より手際がいいかと思うほどだな」
「恐縮です。では――」
「「いただきます」」

 実際に口をつけてみると、滋味に溢れる味わいで、塩気が少ないにも関わらず薄味とは思わせない、絶妙な味付けだ。
 少し悔しいと思うくらい、美味しくて――。

「……美味しい……」

 思わず素で呟いて、それからはっとなって口をふさぐ。
 だが、如月は気付かなかったのか、そのまま食を進めていた。

(所作が綺麗ですね……)

 無論、雫は厳しく育てられている。
 八次も同じだ。
 だが、同じ身分でも所作があまりきれいではないことも多いのが、今の世だ。
 しかし如月の所作は、箸の使い方一つにしてもとても美しいと思えた。
 咎人の焼き印があるから貧民出身だという先入観があったが、もしかしたらやむを得ない理由で咎人になったのか。

(とはいえ、あまり聞くのも失礼ですしね)

 知り合ってまだ三日。
 話したのは、契りを交わした後では今朝が初めてだ。
 ただ――。

(もう少し、話すくらいは良いかもしれません。一応……夫婦ですし)

 少なくとも、自分のために命を捨てる覚悟をしてくれている人間だ。
 その人の事を何も知らないのは、さすがに失礼だと思える。

 そんなことを考えている間に、食事は終わっていた。
 特に何も話はしなかったが、なぜか心地よい時間だと思えたのが不思議だが。

「ご馳走様でした」
「ご馳走様。とても美味しかったです、如月。ありがとう」
「それはようございました。片付けは私が。雫姫は今日は……」
「今日は特に用事はありません。常であれば、なんとか支援を取り付けるためにあちこちで回るのですが」
「ああ……私がおりますからね。雫姫は、必ずお守りいたします」

 その意味は、自分が身代わりに死ぬことだと分かっているはずなのに、それに対する気負いがまるでない。
 投げやりになっているというわけでもないのに、それがとても不思議に思えた。

「……片付けが終わったら、少し話をさせてもらえるか。庭先で良い」
「かしこまりました」

 そう言うと、如月は膳を下げていく。
 言葉遣いや所作の丁寧さに対して、相変わらず身だしなみ――というより髪やひげが整っていないのが、酷く不自然にすら思えるのが、もやもやした。

(なんか……もう少し踏み込んで、ちゃんとさせたくなってきます)

 それを目的に、如月との距離を近づけてもいいかもしれないなどと。
 なぜか雫はそう考えてしまっていた。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 結局、その日はそれ以上如月とは話せなかった。
 昨夜から出かけていた八次が、領地のもめごとを持って帰ってきて、それの対処に追われたからだ。
 領主である雫がやらなければならないことはそう多いわけではないのだが――大半は官吏などが対応する――たまに領主の裁可が必要なことがどうしてもある。

 ちなみに、かつては役人たちは久遠院家の邸近くで仕事をしていたのだが、やはり二年前の蛇妖の事件以後、距離を置かれてしまっている。

 実際、雫が死ねば領主不在となるわけで、そうならないように遠縁である八次を後継とするための下準備をしていたのが最近の雫の主な仕事だったのだ。
 八次自身は四年ほど前にこの地にやってきた。
 父の母の従妹の――というくらい離れてはいたが、一応親類だということで、最初は両親は雫の遊び相手の一人として招いたらしい。
 ところがその直後、蛇妖の事件が起きて、以後八次は雫を支えてくれた。
 それには本当に感謝している。

 本来であれば、八次に夫になってもらって久遠院家を支えてほしいとも思ったが、雫の夫になるということは蛇妖に殺されるという事でもあるため、それは叶わぬ願いだった。

 その代わりに、如月を犠牲にするという事にはなるのだが――そこまでして自分が生き延びる意味はあるのかという疑問はある。
 久遠院家の責任はもちろん分かっているが、最悪自分が死んでも何とかなるようにしてきたわけで、つい先日まで、その覚悟はしていたはずだ。

 無論死ぬのが怖くないわけではないが、それでも――。

(如月が思ったよりずっといい人だからでしょうね……)

 最初はそれこそ貞操の危機もあり得るかと思って、八次も警戒していたのだが、如月はそういう気配はまるでなく、与えられた寝所で夜は寝ていたし、昼も雫が声をかけるまではそもそも視界にすら入ろうとしない。
 下心など欠片もないことを、今ではまるで疑っていないが――目的が分からない。

(妖切りとしての矜持……というわけでもないと思うのですが)

 妖切りは、侍崩れと言われることもある。実際、彼らが専任業者として誇り高く生きているという話は聞いたことがない。人を斬れぬ半端者と言われるように、どちらかというと下風に見られる生業(なりわい)だ。
 ただ、妖に対して多くの人は無力であるため、その人たちの依頼を受けて妖を斬るが、法外な報酬を要求することも多いという。時として、村の娘を差し出させることもあるらしい。

 だが、如月はそれらを要求しない。
 変わり者なのか、あるいはこれまで聞いた妖切りの噂が間違っていたのかは分からない。

 ただ、彼に嘘はないだろうということだけは、なんとなく分かっていた。
 その上で、さらに彼は何かを隠している。
 ただその隠していることがなんであるか、雫にはまるで分からない。
 分かるのは、隠していることに対して悪意がないという事だけだった。



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 如月と夫婦になって三日が過ぎた。
 契約上は夫婦であるとはいえ、それは文字通り書面上。
 彼がこの家に来た時に、簡易的に神職を呼んで体裁を整えた。
 街の神職も雫の状況は分かっているので、この契りがどういうものであるかは分かっているのだろう。
 何も言わずに全て段取ってくれた。
 その後、如月はこの屋敷で暮らしている。
 もちろん、雫と寝所は別である。
 というより、下男として扱われており、寝泊まりは邸のはずれにある十畳ほどの納屋だ。
 本来であれば十人ほどがひしめいて雑魚寝するのだが、皮肉にも下男のほとんどはすでにこの屋敷を離れている。
 なので、一人で広い部屋を占有するという、贅沢なのか不憫なのか分からない状態になっていた。
 如月の朝は早い。
 身だしなみを整えろと言いたくはなるが、下男扱いしているのであればそこに過剰に干渉するのは、おかしな話だ。
 ただ、朝早くに井戸で顔を洗い、鍛錬をしているらしい。
 その動きは、雫の目から見ても、とても洗練されているように見える。
 動きは機敏で鋭く、少なくとも最初に四十歳前後かと思ったのは、間違いだとはわかった。
 考えてみたら、出会った時に見えた火傷していない肌は、かなり若く見えたと思う。もしかしたら、自分とあまり変わらない――とまではいかずとも、八次――二十歳になったばかり――と大して変わらないかもしれない。
「精が出るな、如月」
「雫姫。おはようございます。起こしてしまいましたか」
「いや、今は家の者も少ないからな。私も自分で出来ることは自分でやらなければならないんだ」
 雫はそう言うと、井戸に桶を投げ込んだ。
 だが、すぐ如月がその縄を握る。
「今この場には私がいますから、手伝わせてください。一応、形だけとはいえ雫姫を支えるべき立場ですから」
「あ……うむ」
 危うく、『姫』としての仮面が取れかけた。
 両親が殺されて以後、この久遠院家の当主として振舞わなければならなくなってから、雫は常に気を張って生きてきた。
 素を出せるのは、十の頃から一緒だった八次の前だけだ。
「どちらに運びますか?」
 いつの間にか、如月が桶二つに水を満たしていた。
「いや、そこまでは」
「私がやりたいからやるのです。竈場《かまどば》でよろしいですか?」
「あ、うん……」
 如月がにっこりと笑って水を満たした桶二つを持っていく。
 どちらも相当な重さだろうが、苦にしている様子はない。
 妖切りであり、武芸者である以上、鍛えているのは当然だが、そこまで大きな体躯ではないのに、見た目よりずっと力はあるらしい。
「ありがとう、如月。朝餉はもう摂ったか?」
「いえ。私もこれからで」
「では共にしよう」
「え。しかし……」
 雫は軽く肩をすくめる。
「八次は今日は朝から出ていてな。下女たちは今は通いなので、朝餉は私一人なんだ。外の侍はさすがにまだ外せぬからな」
 この屋敷で寝泊まりするのは、八次くらいなのである。
 かつては下男下女がそれぞれ十人程度はいて、両親や祖父母もいたのだが、今となっては閑散としたものだ。
 なので、如月は久しぶりに来た客人のようなものでもあった。
「では、私が用意しても?」
「私もできるが……そうだな、では頼もう」
「承りました」
 如月はそう言うと、竈の火――熾《おき》などで火種を維持してある――を薪を追加して強くすると、先ほど組んできた水を鍋に入れ、温め始めた。
 幸い、食料などは邸にいる者が減ったこともあり、余裕がある。
 如月は手際よく湯を沸かし、出汁を取り、七輪で魚を焼いて、さらにもう一つの鍋で粥を作っていく。
 その手際は、とても見事と思えるほどだった。
「慣れておるな」
「ええ、まあ。凝ったものは出来ませぬが」
 そう言っている間に、粥と汁、それに魚に外に干してあった漬物を切ったものが膳に並ぶ。
 最初、雫の分だけ用意しようとしたので、それは咎めてちゃんと二人分用意させた。
「見事なものだ。私もやるが……私より手際がいいかと思うほどだな」
「恐縮です。では――」
「「いただきます」」
 実際に口をつけてみると、滋味に溢れる味わいで、塩気が少ないにも関わらず薄味とは思わせない、絶妙な味付けだ。
 少し悔しいと思うくらい、美味しくて――。
「……美味しい……」
 思わず素で呟いて、それからはっとなって口をふさぐ。
 だが、如月は気付かなかったのか、そのまま食を進めていた。
(所作が綺麗ですね……)
 無論、雫は厳しく育てられている。
 八次も同じだ。
 だが、同じ身分でも所作があまりきれいではないことも多いのが、今の世だ。
 しかし如月の所作は、箸の使い方一つにしてもとても美しいと思えた。
 咎人の焼き印があるから貧民出身だという先入観があったが、もしかしたらやむを得ない理由で咎人になったのか。
(とはいえ、あまり聞くのも失礼ですしね)
 知り合ってまだ三日。
 話したのは、契りを交わした後では今朝が初めてだ。
 ただ――。
(もう少し、話すくらいは良いかもしれません。一応……夫婦ですし)
 少なくとも、自分のために命を捨てる覚悟をしてくれている人間だ。
 その人の事を何も知らないのは、さすがに失礼だと思える。
 そんなことを考えている間に、食事は終わっていた。
 特に何も話はしなかったが、なぜか心地よい時間だと思えたのが不思議だが。
「ご馳走様でした」
「ご馳走様。とても美味しかったです、如月。ありがとう」
「それはようございました。片付けは私が。雫姫は今日は……」
「今日は特に用事はありません。常であれば、なんとか支援を取り付けるためにあちこちで回るのですが」
「ああ……私がおりますからね。雫姫は、必ずお守りいたします」
 その意味は、自分が身代わりに死ぬことだと分かっているはずなのに、それに対する気負いがまるでない。
 投げやりになっているというわけでもないのに、それがとても不思議に思えた。
「……片付けが終わったら、少し話をさせてもらえるか。庭先で良い」
「かしこまりました」
 そう言うと、如月は膳を下げていく。
 言葉遣いや所作の丁寧さに対して、相変わらず身だしなみ――というより髪やひげが整っていないのが、酷く不自然にすら思えるのが、もやもやした。
(なんか……もう少し踏み込んで、ちゃんとさせたくなってきます)
 それを目的に、如月との距離を近づけてもいいかもしれないなどと。
 なぜか雫はそう考えてしまっていた。
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 結局、その日はそれ以上如月とは話せなかった。
 昨夜から出かけていた八次が、領地のもめごとを持って帰ってきて、それの対処に追われたからだ。
 領主である雫がやらなければならないことはそう多いわけではないのだが――大半は官吏などが対応する――たまに領主の裁可が必要なことがどうしてもある。
 ちなみに、かつては役人たちは久遠院家の邸近くで仕事をしていたのだが、やはり二年前の蛇妖の事件以後、距離を置かれてしまっている。
 実際、雫が死ねば領主不在となるわけで、そうならないように遠縁である八次を後継とするための下準備をしていたのが最近の雫の主な仕事だったのだ。
 八次自身は四年ほど前にこの地にやってきた。
 父の母の従妹の――というくらい離れてはいたが、一応親類だということで、最初は両親は雫の遊び相手の一人として招いたらしい。
 ところがその直後、蛇妖の事件が起きて、以後八次は雫を支えてくれた。
 それには本当に感謝している。
 本来であれば、八次に夫になってもらって久遠院家を支えてほしいとも思ったが、雫の夫になるということは蛇妖に殺されるという事でもあるため、それは叶わぬ願いだった。
 その代わりに、如月を犠牲にするという事にはなるのだが――そこまでして自分が生き延びる意味はあるのかという疑問はある。
 久遠院家の責任はもちろん分かっているが、最悪自分が死んでも何とかなるようにしてきたわけで、つい先日まで、その覚悟はしていたはずだ。
 無論死ぬのが怖くないわけではないが、それでも――。
(如月が思ったよりずっといい人だからでしょうね……)
 最初はそれこそ貞操の危機もあり得るかと思って、八次も警戒していたのだが、如月はそういう気配はまるでなく、与えられた寝所で夜は寝ていたし、昼も雫が声をかけるまではそもそも視界にすら入ろうとしない。
 下心など欠片もないことを、今ではまるで疑っていないが――目的が分からない。
(妖切りとしての矜持……というわけでもないと思うのですが)
 妖切りは、侍崩れと言われることもある。実際、彼らが専任業者として誇り高く生きているという話は聞いたことがない。人を斬れぬ半端者と言われるように、どちらかというと下風に見られる生業《なりわい》だ。
 ただ、妖に対して多くの人は無力であるため、その人たちの依頼を受けて妖を斬るが、法外な報酬を要求することも多いという。時として、村の娘を差し出させることもあるらしい。
 だが、如月はそれらを要求しない。
 変わり者なのか、あるいはこれまで聞いた妖切りの噂が間違っていたのかは分からない。
 ただ、彼に嘘はないだろうということだけは、なんとなく分かっていた。
 その上で、さらに彼は何かを隠している。
 ただその隠していることがなんであるか、雫にはまるで分からない。
 分かるのは、隠していることに対して悪意がないという事だけだった。