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第一話 異世転生!?

ー/ー



 眩しい。
 ん?
「ここは…?」
 ここはどこだろう。
 青白い何かが渦巻いているという光景が目に入り驚く。
「見てたら酔いそうだね」
 そして、私自身も回転しているのだ、と言うことに気づいた。
 回転しながら飛んでいる感じ。
 回転といっても渦巻き状に大きく縁を描くように回っている。
 お、前方に何かある。
 星だ。
「え?」
 私は今気づき、驚いた。
 私の後ろにはたくさんの星があったのだ。
 星というか…世界、のような。
 その一つに、私は吸い込まれてゆく。
「えぇぇぇぇ!?」
 酔いそうである。
 くるくる回りながら世界?に吸い込まれてゆく。
 意識が飛びそう。
「あ…」
 視界がシャットアウトする。
 私は意識を手放した。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
 『ここをこうしてっと。そしたらこの世界へ来るはず。結構面倒だな〜っ。私がここに来るときもこんなに面倒くさかったなんて、私に感謝だね』
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
「〜▪︎⚪︎⭐︎△×!!」
「?@!%$&#!!」
 ん?
 私は長い眠りから目覚めたような感覚に襲われた。
 『生命体の存在を確認。適性を確認中……適性あり。スキルを譲渡します。主神スキル[陰影]Level1を譲渡しました』
 変な声が聞こえた。
 しかも四つ。
 目を開けると、木造建築の素晴らしさが分かる天井が見える。
 まあ、うっすらとしか見えないが。
 私は瀕死で、病院で目を覚ました、っていう可能性が高いかな?
 さっきまでのは夢だったのだろう。
 瀕死だからうっすらとしか見えないのではないか?
 「おぎゃあ、おぎゃあ!」
 これは誰の声だろう?
 私の口から発せられている気がするのだが、きっと気のせいだろう。
 死んだショックで耳がおかしくなっているんだ、きっと。
 辺りを見渡そうと、首を動かそうとしても動かなかった。
 首が抜けているような、不思議な感覚。
 「女の子だ!よ〜しよ〜し」
 え?
 私赤ちゃん扱いされてるんだけど。
 この歳になると流石に恥ずかしいなぁ。
 私の右にいた茶髪で無精髭が生えている男が私に向かって手を伸ばす。
「オンギャ〜〜〜〜〜」
 私は男嫌いが発動し、無意識のうちに声が出る。
 怖い怖い怖い怖い怖い。
 無精髭の生えた男の人に抱き上げられ、ようやく自分の体をよく見ることができた。
 え?
 本日三度目の「え?」には絶望的な響きがこもっていた。
 それもそのはず。
 まさか。
 いや、でもそんなはず。
 科学的に考えてあり得ないけど。
  
 だから首動かせないのか。
 まだ首が据わってないのかな?
 「名前は何にする?」
 「そうだなあ、元だが俺たちの国、ムーンライトから取りたい。ムーン、月、ルナ、ルナだ!この子はルナだ!」
 私の名前はルナ、というらしい。
 ムーンライトとはなんだろう?
 国の名前?
 それともお菓子?
 この世界にも学校ってあるんだろうか。
 あるんだろうな。
 行きたくないなぁ、虐められそうだし。
 まあ、男嫌いを克服…できるかな?
 するしかないんだろうけど。
 でも虐められたくないしね。
 この世界では盗賊とか山賊がいるのかは知らないけど、そういう時役立つように少しは強くなるべきだろう。
 虐められたくない、って言うのがメインかな?
 ん?
 虐められたくないってことはその人より強ければ良いのでは?
 私は気づいた。
 私は誰にも虐められなければそれで良いのだ。
 圧倒的な力量差によって黙らせて仕舞えば良いのだ。
 そして念願の友達、も作りたいな。
 裏切らないような人。
 今私は楽天的に考えているが、誰にも虐められない、ということは、ということなのだ。
 その道のりは楽ではないだろう。
 私は、この日を境に強くなることを目標とするようになった。
 色々考えているうちに赤ちゃん用ベッドに寝かせられる。
 ふかふかで、良い匂いがする〜。
 どうしよう。
 まずは自分の能力値のような、そう、ステータスを見たい。
 見れたら強くなるための指針が決定できる。
 自分のステータスを見たい、と念じる。
 シーン。
 何も現れない。
 想定内だ。
 恐らく鑑定のスキルかなんかがあるのだろう。
 私は昔読んだライトノベルを思い出しながら思った。
 転生者仕様で持ってたりしないのかな?
 鑑定!と念じる。
 すると
 〈基本ステータス〉
 個体名:ルナ・ムーンライト
 二つ名:無し
 年齢 :0
 職業 :無職
 レベル:1
 筋力 :1
 敏捷力:1
 精神力:943
 体力 :1
 魔力 :2943
 耐性 :無し
 加護 :転生者の加護
 称号 :無し
 技能(アーツ) :無し
 使用可能魔法:無し
 主神スキル :[陰影(カゲノモト)]Level1
 主神権能  :[影纏(シャドウウェア)][影縫(シャドウソーイング)
 保持スキル :[全言語理解][能力奪取][経験値増加]Level1 [食事]Level1[思考加速]Level1[鑑定]Level1[魔力感知]Level1[魔力操作]Level1
 保持タイトル:無し
 と表示された。
 今はまだ知らないが、鑑定スキルを使わなくても個体名、つまり自分の名前を呟けば自分のステータスのみは見ることができるのだが。
 まあ、それを知るのはまだ先の話である。
 鑑定スキルだ!
 やっぱりあった。
 『条件を満たしたことにより、スキル[鑑定]がLevel1からLevel2へ成長しました』
 え?何この声。
 神様のお告げみたいな。
 なんだかポワポワする声。
 あ、目覚めた時に聞いた声だ。
 私は気づいた。
 不思議と落ち着く。
 それに、私の声になんだか似ているような。
 いや、少し低いかな?
 神の声、略して神声と名付けよう。
 私は偉そうにそう思った。
 それはそうと、魔力が突出しているな。
 転生者の加護を鑑定してみると、
 [適性主神スキルを譲渡し、スキル[全言語理解]及びスキル[経験値増加]Level1、スキル[能力奪取]、スキル[思考加速]Level1、スキル[鑑定]Level1、スキル[食事]Level1を付与し、レベルに対してのステータス上昇が高くなる。]
 と出てきた。
 神声早速出てきた。
 主神スキルを鑑定してみる。
 [進化するごとに権能が増えて行く。権能もだんだんと強くなる。進化に上限はない]
 私の主神スキルはどんなのなんだろう?
 [陰影(カゲノモト)Level1
 権能[影纏(シャドウウェア)][影縫(シャドウソーイング)
 魔法行使時の詠唱を破棄できる。]
 これは、強いのか弱いのか分からないな。
 加護はかなり強い気がするけれど。
 これはステータスを伸ばす時期になったらかなり役立つだろう。
 もう伸ばせるのかな?
 鑑定してみよう。
 ステータスをさらに鑑定してみる。
 そして、望みの答えに辿り着けた。
[ステータスの変動についてのルール
 スキルや自分の情報以外のステータスを変動できるのは世界共通で五歳からである]
 ステータスが変動でき、レベルを上げれる五歳までは基本的には魔法系統の練習やスキルの熟練度上げとスキルを増やす方針かな。
 ステータスの変動ができないってことはレベルも上げられないし。
 そうと決まれば、一旦寝よう。
 赤ちゃんはよく寝るって言うし。
 何だかすごく眠たくなってきた。
 真昼間から寝るのは久しぶりだなぁ。
 天井を見たのを最後に、私の意識は急速に薄れていった。
 また、明日頑張ろ、う…。

◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

〈基本ステータス〉
 個体名:ルナ・ムーンライト
 二つ名:無し
 年齢 :0
 職業 :無職
 レベル:1
 筋力 :1
 敏捷力:1
 精神力:943
 体力 :1
 魔力 :2943
 耐性 :無し
 加護 :転生者の加護
 称号 :無し
 技能(アーツ) :無し
 使用可能魔法:無し
 主神スキル :[陰影(カゲノモト)]Level1
 主神権能  :[影纏(シャドウウェア)][影縫(シャドウソーイング)
 保持スキル :[全言語理解][能力奪取][経験値増加]Level1 [食事]Level1[思考加速]Level1[鑑定]Level2[魔力感知]Level1[魔力操作]Level1
 保持タイトル:無し


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 眩しい。
 ん?
「ここは…?」
 ここはどこだろう。
 青白い何かが渦巻いているという光景が目に入り驚く。
「見てたら酔いそうだね」
 そして、私自身も回転しているのだ、と言うことに気づいた。
 回転しながら飛んでいる感じ。
 回転といっても渦巻き状に大きく縁を描くように回っている。
 お、前方に何かある。
 星だ。
「え?」
 私は今気づき、驚いた。
 私の後ろにはたくさんの星があったのだ。
 星というか…世界、のような。
 その一つに、私は吸い込まれてゆく。
「えぇぇぇぇ!?」
 酔いそうである。
 くるくる回りながら世界?に吸い込まれてゆく。
 意識が飛びそう。
「あ…」
 視界がシャットアウトする。
 私は意識を手放した。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
 『ここをこうしてっと。そしたらこの世界へ来るはず。結構面倒だな〜っ。私がここに来るときもこんなに面倒くさかったなんて、私に感謝だね』
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
「〜▪︎⚪︎⭐︎△×!!」
「?@!%$&#!!」
 ん?
 私は長い眠りから目覚めたような感覚に襲われた。
 『生命体の存在を確認。適性を確認中……適性あり。スキルを譲渡します。主神スキル[陰影]Level1を譲渡しました』
 変な声が聞こえた。
 しかも四つ。
 目を開けると、木造建築の素晴らしさが分かる天井が見える。
 まあ、うっすらとしか見えないが。
 私は瀕死で、病院で目を覚ました、っていう可能性が高いかな?
 さっきまでのは夢だったのだろう。
 瀕死だからうっすらとしか見えないのではないか?
 「おぎゃあ、おぎゃあ!」
 これは誰の声だろう?
 私の口から発せられている気がするのだが、きっと気のせいだろう。
 死んだショックで耳がおかしくなっているんだ、きっと。
 辺りを見渡そうと、首を動かそうとしても動かなかった。
 首が抜けているような、不思議な感覚。
 「女の子だ!よ〜しよ〜し」
 え?
 私赤ちゃん扱いされてるんだけど。
 この歳になると流石に恥ずかしいなぁ。
 私の右にいた茶髪で無精髭が生えている男が私に向かって手を伸ばす。
「オンギャ〜〜〜〜〜」
 私は男嫌いが発動し、無意識のうちに声が出る。
 怖い怖い怖い怖い怖い。
 無精髭の生えた男の人に抱き上げられ、ようやく自分の体をよく見ることができた。
 え?
 本日三度目の「え?」には絶望的な響きがこもっていた。
 それもそのはず。
 まさか。
 いや、でもそんなはず。
 科学的に考えてあり得ないけど。
 《《 私、どうやら転生してしまったらしい。》》
 だから首動かせないのか。
 まだ首が据わってないのかな?
 「名前は何にする?」
 「そうだなあ、元だが俺たちの国、ムーンライトから取りたい。ムーン、月、ルナ、ルナだ!この子はルナだ!」
 私の名前はルナ、というらしい。
 ムーンライトとはなんだろう?
 国の名前?
 それともお菓子?
 この世界にも学校ってあるんだろうか。
 あるんだろうな。
 行きたくないなぁ、虐められそうだし。
 まあ、男嫌いを克服…できるかな?
 するしかないんだろうけど。
 でも虐められたくないしね。
 この世界では盗賊とか山賊がいるのかは知らないけど、そういう時役立つように少しは強くなるべきだろう。
 虐められたくない、って言うのがメインかな?
 ん?
 虐められたくないってことはその人より強ければ良いのでは?
 私は気づいた。
 私は誰にも虐められなければそれで良いのだ。
 圧倒的な力量差によって黙らせて仕舞えば良いのだ。
 そして念願の友達、も作りたいな。
 裏切らないような人。
 今私は楽天的に考えているが、誰にも虐められない、ということは《《誰よりも強くならないといけない》》、ということなのだ。
 その道のりは楽ではないだろう。
 私は、この日を境に強くなることを目標とするようになった。
 色々考えているうちに赤ちゃん用ベッドに寝かせられる。
 ふかふかで、良い匂いがする〜。
 どうしよう。
 まずは自分の能力値のような、そう、ステータスを見たい。
 見れたら強くなるための指針が決定できる。
 自分のステータスを見たい、と念じる。
 シーン。
 何も現れない。
 想定内だ。
 恐らく鑑定のスキルかなんかがあるのだろう。
 私は昔読んだライトノベルを思い出しながら思った。
 転生者仕様で持ってたりしないのかな?
 鑑定!と念じる。
 すると
 〈基本ステータス〉
 個体名:ルナ・ムーンライト
 二つ名:無し
 年齢 :0
 職業 :無職
 レベル:1
 筋力 :1
 敏捷力:1
 精神力:943
 体力 :1
 魔力 :2943
 耐性 :無し
 加護 :転生者の加護
 称号 :無し
 |技能《アーツ》 :無し
 使用可能魔法:無し
 主神スキル :[|陰影《カゲノモト》]Level1
 主神権能  :[|影纏《シャドウウェア》][|影縫《シャドウソーイング》]
 保持スキル :[全言語理解][能力奪取][経験値増加]Level1 [食事]Level1[思考加速]Level1[鑑定]Level1[魔力感知]Level1[魔力操作]Level1
 保持タイトル:無し
 と表示された。
 今はまだ知らないが、鑑定スキルを使わなくても個体名、つまり自分の名前を呟けば自分のステータスのみは見ることができるのだが。
 まあ、それを知るのはまだ先の話である。
 鑑定スキルだ!
 やっぱりあった。
 『条件を満たしたことにより、スキル[鑑定]がLevel1からLevel2へ成長しました』
 え?何この声。
 神様のお告げみたいな。
 なんだかポワポワする声。
 あ、目覚めた時に聞いた声だ。
 私は気づいた。
 不思議と落ち着く。
 それに、私の声になんだか似ているような。
 いや、少し低いかな?
 神の声、略して神声と名付けよう。
 私は偉そうにそう思った。
 それはそうと、魔力が突出しているな。
 転生者の加護を鑑定してみると、
 [適性主神スキルを譲渡し、スキル[全言語理解]及びスキル[経験値増加]Level1、スキル[能力奪取]、スキル[思考加速]Level1、スキル[鑑定]Level1、スキル[食事]Level1を付与し、レベルに対してのステータス上昇が高くなる。]
 と出てきた。
 神声早速出てきた。
 主神スキルを鑑定してみる。
 [進化するごとに権能が増えて行く。権能もだんだんと強くなる。進化に上限はない]
 私の主神スキルはどんなのなんだろう?
 [|陰影《カゲノモト》Level1
 権能[|影纏《シャドウウェア》][|影縫《シャドウソーイング》]
 魔法行使時の詠唱を破棄できる。]
 これは、強いのか弱いのか分からないな。
 加護はかなり強い気がするけれど。
 これはステータスを伸ばす時期になったらかなり役立つだろう。
 もう伸ばせるのかな?
 鑑定してみよう。
 ステータスをさらに鑑定してみる。
 そして、望みの答えに辿り着けた。
[ステータスの変動についてのルール
 スキルや自分の情報以外のステータスを変動できるのは世界共通で五歳からである]
 ステータスが変動でき、レベルを上げれる五歳までは基本的には魔法系統の練習やスキルの熟練度上げとスキルを増やす方針かな。
 ステータスの変動ができないってことはレベルも上げられないし。
 そうと決まれば、一旦寝よう。
 赤ちゃんはよく寝るって言うし。
 何だかすごく眠たくなってきた。
 真昼間から寝るのは久しぶりだなぁ。
 天井を見たのを最後に、私の意識は急速に薄れていった。
 また、明日頑張ろ、う…。
◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇
〈基本ステータス〉
 個体名:ルナ・ムーンライト
 二つ名:無し
 年齢 :0
 職業 :無職
 レベル:1
 筋力 :1
 敏捷力:1
 精神力:943
 体力 :1
 魔力 :2943
 耐性 :無し
 加護 :転生者の加護
 称号 :無し
 |技能《アーツ》 :無し
 使用可能魔法:無し
 主神スキル :[|陰影《カゲノモト》]Level1
 主神権能  :[|影纏《シャドウウェア》][|影縫《シャドウソーイング》]
 保持スキル :[全言語理解][能力奪取][経験値増加]Level1 [食事]Level1[思考加速]Level1[鑑定]Level2[魔力感知]Level1[魔力操作]Level1
 保持タイトル:無し