6
ー/ーその時だった。ピンポーン、と玄関のチャイムが鳴ったんだ。
「タケちゃんかおねえちゃんいるかな? ご飯持ってきたよ」って、年配のおばちゃんの声が、ドア越しに元気よく聞こえてきた。
1階にいる前田のおばちゃんだ!!
あのおばちゃん、俺達の家庭の事情をいち早く知ってくれて、とっても優しくしてくれるいい人なんだ。ときおり夕食で多く作った煮物なんかをいっぱい分けてくれる、それがすごく美味しくってさ……俺も勉強させてもらいたいくらい。
じゃない! 姉貴まだ気絶してるみたいだし、っていうか俺まだ狼のまんまだし!
「いるんでしょ、ちょっとおじゃまさせてもらうよ」
ヤバーーーーーーーい!!!
「声聞こえないんだけど、誰もいないのかい?」っておばちゃんの声がした。大好きなおばちゃんだからいいんだけど、いつも勝手に家に入ってきちゃうんだよね。別にいいんだけど……だけど今はヤバいんだよ!
「いますいます! わぁァーっ!!!」おばちゃんが玄関から入る寸前、俺はギリギリ侵入を食い止めることができた。
頭から一番大きなバスタオルをかぶって顔を隠し玄関までダッシュ。間一髪だった。
「ちょ、タケちゃん一体どうしたの? 息切らしちゃって」
驚いた顔でおばちゃんは言った。大丈夫、俺の姿は見られてないみたいだ。姉貴が気絶するくらいだもん、おばちゃんがこんな姿みてしまったら、マジで心臓止まるか逃げ出しちゃうんじゃないかって思うんだ。それこそ警察でも呼ばれたりしたら一大事だ。
「ごごごめんおばちゃん! 姉貴が風邪ひいちゃって寝込んでるんだ、だからおばちゃんにまで伝染ったりでもしたら大変だし、その、今はウチに入らないほうがいいよ」
とっさに口から嘘が出ちゃった、ごめんよおばちゃん。
「あらそうなの。でももし風邪こじらせちゃったら大変だし、おばちゃんがちょっと診てあげよっか?」
「へ、平気だよ、ただ昨日から薬飲んで熟睡しちゃってるから、そんな重い風邪じゃないから大丈夫だよ!」思わず俺は開きかけたドアを押さえ込んだ、まるでセールスマン追い出してるみたいで、すごく辛い。
「う~ん、じゃあまた落ち着いたらお邪魔させてもらうわね、それとこれ、昨日たくさん作っちゃったんだけど、タケちゃん食べるかな?」と、おばちゃんはドアの隙間から、皿に盛り付けられた料理を差し出してくれた。
ラップの蒸気で分かりづらいけど、この香り……大好物の肉じゃがだ!
「わあ、ありがとうおばちゃん!」
「タケちゃんもお姉ちゃんも大好きでしょ肉じゃが。これ食べて元気つけてね」おばちゃんは俺たち姉弟のことをホント気に入ってくれてるんだ。なんでも自分のとこは子供を早くに亡くしちゃったみたいで、俺の姿がそっくりなんだって。おばちゃん大好きだ、俺があと何年かして働けるようになったら、おばちゃんに毎日すき焼きごちそうしてあげるから、だから今日だけはごめん!
そしてお礼言いながら肉じゃがを受け取ろうとした時だった……
おばちゃんの腕が、突然硬直した。
「タケ、ちゃ……」
「ん、どうしたのおばちゃん」
「その手、一体……」
しまったあああああああああぁ!!! 狼男状態の腕で受け取っちゃった!!!
どどどどうしようヤバい。いつもより倍くらい大きな、でもって長く鋭い爪の生えた手を見られちゃった。
なんて言い訳すればいいんだ、ヤバい、頭が真っ白に!!
「ごめんなさいおばちゃん、タケルが今度学校で劇やるらしくって、その着ぐるみ着たまんまで」
後ろから声が……姉貴だ!
「あぁ、だからこんな変な手だったのね、それじゃお姉ちゃんもタケちゃんも身体に気をつけてね」
そう言っておばちゃんは、下の階へと帰っていった。危なかった。
姉貴が起きてこなけりゃ、マジでどう言い訳したらいいのか分からなかった。
「サンキュ、姉貴……!?」
ゴン!
姉貴のゲンコツが、俺の脳天に炸裂した。
ーその後ー
「なんであたしの呼びかけに答えなかったのか、説明してくれる?」
テーブルに置かれた肉じゃがが美味しそうな湯気を立ててる、だけど向かいに座ってる姉貴は、すっげぇ不機嫌そうだ。
確かに姉貴の言うことも分かる。通話ブッチして行っちゃったこととか、夜が明けるギリギリまで帰らなかったこと、姉貴が俺の姿見てぶっ倒れたこと。
まぁほとんどは姉貴がいけないんだけど、でもなんか俺のほうがほとんど悪いみたいになっちゃってる。
「だって、いきなり大音量で姉貴の声が聞こえたんだぜ、そばに人もいたからさ」
「あんだけ使い方教えたじゃないの、音量調整のやり方だって。それ全然聞いてなかったんじゃないの」
俺はもうごめんと謝ることしかできなかった。
それに参ったことに、いまだに俺は元の姿に戻ることができずにいる。姉貴の説教も嫌だけど、戻れないのもちょっと嫌だった。
すると突然、姉貴は立ち上がって、無言で俺の身体をチェックし始めた。
耳とかヒゲをつんつん引っ張ったり、長い鼻面を持ち上げたり、まだ乾ききってない身体中の毛をもふもふとかき回したり、肉球つつかれたり。すっげーくすぐったいんだけど、姉貴。
これが狼の身体なんだ……って姉貴はボソッとつぶやいた。
姉貴はさっき俺を見て失神した後だから、狼の身体に関してはそれほど驚きもしなかった。なんて言えばいいのかな、いまはもう研究者っぽい目なんだよね。じっくりと調べあげられている感じで、正直居心地が悪くなってきた。
姉貴は色々と俺に質問をしてきた。狼になる前の身体の調子とか今の気分はいいとして、俺が道路走った時にどのくらい早く走れたかとか飛べたとか、身体能力のことまで聞いてきたんだ。もちろん俺は全部細かく答えた。あ、そんなこと言われても速度とか分かるわけなんてないからさ、あくまで気持ちだよ。
そして俺が答えたことは全部、姉貴の持ってるノートパソコンに記録していた。冗談半分に「病院に報告するの?」って聞いたんだ。姉貴はンなわけないでしょって笑いながら答えてて、俺は安心した。
この記録はあくまで俺と姉貴だけのもの。そして変身した日とかをパソコンに入れて計算していけば、狼男に変身する兆候とかサイクルがきっと分かるはずだって。そこから対策を立てていくんだって姉貴は話してくれた。
そして、最後の問題……って姉貴が言おうとした時、俺の全身が急に激しく痛み出してきたんだ。
頭のてっぺんから足の先まで、筋肉痛をもっとひどくしたみたいなような痛みが、一気に襲ってきて、俺は倒れこんだ。
姉貴の大丈夫かって声が遠くから聞こえてくる。だけど声を上げようにも、もう喉からなにも絞りだすことができない、身体の中も焼けるように熱いんだ。
だんだん意識が遠くなってくる中、俺はふと思った。
もしかして、元の俺の姿に戻ってきてるのかな……って。
暗闇の中、誰かが俺を呼んでる声が聞こえる。あー、間違いない、これは姉貴の声だ。
そしてゆっくりと目を開けて起き上がろうとしたけれど、やっぱり、思ったとおりだ。全身が痛くて身動きひとつ取れない。
首をゆっくり動かして辺りを見回す。
ここは俺の部屋だ。そして布団の中、俺は眠っている。
枕元の隣には姉貴が座ってる、ずっと看病しててくれたんだ、
姉貴が言うには、倒れた後、俺は丸一日眠り続けていたんだって。しかしそうは言われても全然そんな気はしない。だいいち夢の記憶すらないんだもん。
姉貴は続けた「この痛みは副作用なんだ」って。俺の狼男の姿を見た時、身体がいつもの俺よりか二回り近く大きくなっていたらしい。つまり、一瞬の間にこれだけ体格が変わるんだから、筋肉、そして骨にかなりの負担がかかっている状態にある、そしてそれがまた元に戻るということは、狼男であった時の反動が一気に自分の身体に襲い掛かってくる……
それが、今の俺のものすごい筋肉痛ってわけみたい。
でも、なんで狼男になったときに身体が痛くならないんだろう、って俺は逆に質問した。姉貴は少し考えた後「変身中は肉体がパワーアップしてるから、身体の痛みも抑えこんでいるのかもしれない」だって。要はよくわからないのかもね、姉貴も。
あと、俺が倒れる前に言おうとしてたこと。
前回の時もそうだったけど、今、俺の身体にはたくさんの湿布と包帯が巻かれている。
「出歩くんじゃないからね」と、姉貴が付け加えた。
そうだよな、もっと時間短縮してくれないと正直困るんだ、学校を休もうにも、理由が見つからないんだよな……そんなしょっちゅう風邪って理由で学校休んじゃったら先生だって疑うに決まってる。今まで皆勤賞だったのに。
それに俺の成績にも響くわけで……いや、まぁ自慢できるほど成績良くないけどさ、保健体育以外はね。
姉貴は、今日一日安静にしてれば明日は大丈夫だよって話してくれた。
明日は月曜日か。よし、学校休まずに行ける!
ってなこと考えてたら、俺の腹がググーと大きな音を立てた、そうだ、おばちゃんにもらった肉じゃが食べたいな……
そのことを姉貴に話したら「全部食べちゃったよ」ってオイ姉貴!!!
肉じゃがもらったの昨日の朝だし、それにお前は食事できる状態じゃないでしょ、って。
あとでおかゆ作ってあげる。って言ってはくれたが、ショック。
おばちゃんの肉じゃが食べたかったなぁ…ハァ。
「タケちゃんかおねえちゃんいるかな? ご飯持ってきたよ」って、年配のおばちゃんの声が、ドア越しに元気よく聞こえてきた。
1階にいる前田のおばちゃんだ!!
あのおばちゃん、俺達の家庭の事情をいち早く知ってくれて、とっても優しくしてくれるいい人なんだ。ときおり夕食で多く作った煮物なんかをいっぱい分けてくれる、それがすごく美味しくってさ……俺も勉強させてもらいたいくらい。
じゃない! 姉貴まだ気絶してるみたいだし、っていうか俺まだ狼のまんまだし!
「いるんでしょ、ちょっとおじゃまさせてもらうよ」
ヤバーーーーーーーい!!!
「声聞こえないんだけど、誰もいないのかい?」っておばちゃんの声がした。大好きなおばちゃんだからいいんだけど、いつも勝手に家に入ってきちゃうんだよね。別にいいんだけど……だけど今はヤバいんだよ!
「いますいます! わぁァーっ!!!」おばちゃんが玄関から入る寸前、俺はギリギリ侵入を食い止めることができた。
頭から一番大きなバスタオルをかぶって顔を隠し玄関までダッシュ。間一髪だった。
「ちょ、タケちゃん一体どうしたの? 息切らしちゃって」
驚いた顔でおばちゃんは言った。大丈夫、俺の姿は見られてないみたいだ。姉貴が気絶するくらいだもん、おばちゃんがこんな姿みてしまったら、マジで心臓止まるか逃げ出しちゃうんじゃないかって思うんだ。それこそ警察でも呼ばれたりしたら一大事だ。
「ごごごめんおばちゃん! 姉貴が風邪ひいちゃって寝込んでるんだ、だからおばちゃんにまで伝染ったりでもしたら大変だし、その、今はウチに入らないほうがいいよ」
とっさに口から嘘が出ちゃった、ごめんよおばちゃん。
「あらそうなの。でももし風邪こじらせちゃったら大変だし、おばちゃんがちょっと診てあげよっか?」
「へ、平気だよ、ただ昨日から薬飲んで熟睡しちゃってるから、そんな重い風邪じゃないから大丈夫だよ!」思わず俺は開きかけたドアを押さえ込んだ、まるでセールスマン追い出してるみたいで、すごく辛い。
「う~ん、じゃあまた落ち着いたらお邪魔させてもらうわね、それとこれ、昨日たくさん作っちゃったんだけど、タケちゃん食べるかな?」と、おばちゃんはドアの隙間から、皿に盛り付けられた料理を差し出してくれた。
ラップの蒸気で分かりづらいけど、この香り……大好物の肉じゃがだ!
「わあ、ありがとうおばちゃん!」
「タケちゃんもお姉ちゃんも大好きでしょ肉じゃが。これ食べて元気つけてね」おばちゃんは俺たち姉弟のことをホント気に入ってくれてるんだ。なんでも自分のとこは子供を早くに亡くしちゃったみたいで、俺の姿がそっくりなんだって。おばちゃん大好きだ、俺があと何年かして働けるようになったら、おばちゃんに毎日すき焼きごちそうしてあげるから、だから今日だけはごめん!
そしてお礼言いながら肉じゃがを受け取ろうとした時だった……
おばちゃんの腕が、突然硬直した。
「タケ、ちゃ……」
「ん、どうしたのおばちゃん」
「その手、一体……」
しまったあああああああああぁ!!! 狼男状態の腕で受け取っちゃった!!!
どどどどうしようヤバい。いつもより倍くらい大きな、でもって長く鋭い爪の生えた手を見られちゃった。
なんて言い訳すればいいんだ、ヤバい、頭が真っ白に!!
「ごめんなさいおばちゃん、タケルが今度学校で劇やるらしくって、その着ぐるみ着たまんまで」
後ろから声が……姉貴だ!
「あぁ、だからこんな変な手だったのね、それじゃお姉ちゃんもタケちゃんも身体に気をつけてね」
そう言っておばちゃんは、下の階へと帰っていった。危なかった。
姉貴が起きてこなけりゃ、マジでどう言い訳したらいいのか分からなかった。
「サンキュ、姉貴……!?」
ゴン!
姉貴のゲンコツが、俺の脳天に炸裂した。
ーその後ー
「なんであたしの呼びかけに答えなかったのか、説明してくれる?」
テーブルに置かれた肉じゃがが美味しそうな湯気を立ててる、だけど向かいに座ってる姉貴は、すっげぇ不機嫌そうだ。
確かに姉貴の言うことも分かる。通話ブッチして行っちゃったこととか、夜が明けるギリギリまで帰らなかったこと、姉貴が俺の姿見てぶっ倒れたこと。
まぁほとんどは姉貴がいけないんだけど、でもなんか俺のほうがほとんど悪いみたいになっちゃってる。
「だって、いきなり大音量で姉貴の声が聞こえたんだぜ、そばに人もいたからさ」
「あんだけ使い方教えたじゃないの、音量調整のやり方だって。それ全然聞いてなかったんじゃないの」
俺はもうごめんと謝ることしかできなかった。
それに参ったことに、いまだに俺は元の姿に戻ることができずにいる。姉貴の説教も嫌だけど、戻れないのもちょっと嫌だった。
すると突然、姉貴は立ち上がって、無言で俺の身体をチェックし始めた。
耳とかヒゲをつんつん引っ張ったり、長い鼻面を持ち上げたり、まだ乾ききってない身体中の毛をもふもふとかき回したり、肉球つつかれたり。すっげーくすぐったいんだけど、姉貴。
これが狼の身体なんだ……って姉貴はボソッとつぶやいた。
姉貴はさっき俺を見て失神した後だから、狼の身体に関してはそれほど驚きもしなかった。なんて言えばいいのかな、いまはもう研究者っぽい目なんだよね。じっくりと調べあげられている感じで、正直居心地が悪くなってきた。
姉貴は色々と俺に質問をしてきた。狼になる前の身体の調子とか今の気分はいいとして、俺が道路走った時にどのくらい早く走れたかとか飛べたとか、身体能力のことまで聞いてきたんだ。もちろん俺は全部細かく答えた。あ、そんなこと言われても速度とか分かるわけなんてないからさ、あくまで気持ちだよ。
そして俺が答えたことは全部、姉貴の持ってるノートパソコンに記録していた。冗談半分に「病院に報告するの?」って聞いたんだ。姉貴はンなわけないでしょって笑いながら答えてて、俺は安心した。
この記録はあくまで俺と姉貴だけのもの。そして変身した日とかをパソコンに入れて計算していけば、狼男に変身する兆候とかサイクルがきっと分かるはずだって。そこから対策を立てていくんだって姉貴は話してくれた。
そして、最後の問題……って姉貴が言おうとした時、俺の全身が急に激しく痛み出してきたんだ。
頭のてっぺんから足の先まで、筋肉痛をもっとひどくしたみたいなような痛みが、一気に襲ってきて、俺は倒れこんだ。
姉貴の大丈夫かって声が遠くから聞こえてくる。だけど声を上げようにも、もう喉からなにも絞りだすことができない、身体の中も焼けるように熱いんだ。
だんだん意識が遠くなってくる中、俺はふと思った。
もしかして、元の俺の姿に戻ってきてるのかな……って。
暗闇の中、誰かが俺を呼んでる声が聞こえる。あー、間違いない、これは姉貴の声だ。
そしてゆっくりと目を開けて起き上がろうとしたけれど、やっぱり、思ったとおりだ。全身が痛くて身動きひとつ取れない。
首をゆっくり動かして辺りを見回す。
ここは俺の部屋だ。そして布団の中、俺は眠っている。
枕元の隣には姉貴が座ってる、ずっと看病しててくれたんだ、
姉貴が言うには、倒れた後、俺は丸一日眠り続けていたんだって。しかしそうは言われても全然そんな気はしない。だいいち夢の記憶すらないんだもん。
姉貴は続けた「この痛みは副作用なんだ」って。俺の狼男の姿を見た時、身体がいつもの俺よりか二回り近く大きくなっていたらしい。つまり、一瞬の間にこれだけ体格が変わるんだから、筋肉、そして骨にかなりの負担がかかっている状態にある、そしてそれがまた元に戻るということは、狼男であった時の反動が一気に自分の身体に襲い掛かってくる……
それが、今の俺のものすごい筋肉痛ってわけみたい。
でも、なんで狼男になったときに身体が痛くならないんだろう、って俺は逆に質問した。姉貴は少し考えた後「変身中は肉体がパワーアップしてるから、身体の痛みも抑えこんでいるのかもしれない」だって。要はよくわからないのかもね、姉貴も。
あと、俺が倒れる前に言おうとしてたこと。
前回の時もそうだったけど、今、俺の身体にはたくさんの湿布と包帯が巻かれている。
「出歩くんじゃないからね」と、姉貴が付け加えた。
そうだよな、もっと時間短縮してくれないと正直困るんだ、学校を休もうにも、理由が見つからないんだよな……そんなしょっちゅう風邪って理由で学校休んじゃったら先生だって疑うに決まってる。今まで皆勤賞だったのに。
それに俺の成績にも響くわけで……いや、まぁ自慢できるほど成績良くないけどさ、保健体育以外はね。
姉貴は、今日一日安静にしてれば明日は大丈夫だよって話してくれた。
明日は月曜日か。よし、学校休まずに行ける!
ってなこと考えてたら、俺の腹がググーと大きな音を立てた、そうだ、おばちゃんにもらった肉じゃが食べたいな……
そのことを姉貴に話したら「全部食べちゃったよ」ってオイ姉貴!!!
肉じゃがもらったの昨日の朝だし、それにお前は食事できる状態じゃないでしょ、って。
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