表示設定
表示設定
目次 目次




第8話 案件:性感染症 佐藤美穂1

ー/ー



 翌日の放課後、美咲は美代子を生物準備室に呼び出した。野村医師の治療で完治する希望が持てた美代子は昨日と違って、準備室の扉をノックして、軽い足取りで入室してきた。美咲は机に座りながら、昨日のクリニックでのやりとりを思い出した。

「美咲先生、マジ昨日助かったよ。私、元気になったよ。マジで解放感やばいって感じ。後は、パパ活なんか忘れて、真面目に勉強してバイトして、先生にお金を返していきます。私、思ったんですが、大学は医学部に進学したいって。野村先生みたいなお医者さんになりたい。ネットで調べたら、梅毒の治療って泌尿器科とか婦人科とか性感染症内科らしいよ。どれを選ぶのかまだわかりませんが、大学を卒業したら性感染症や婦人科の疾患の治療をしてみたいんです」と美咲にまくしたてた。感染の緊張が解決して、口調もくだけた調子になった。美咲は、これで少女一人の人生を救えたばい、教師冥利に尽きるばい、と思った。ああ、お金が…、とも思った。

「美代子ちゃん、良かったっちゃね。昨日、ここに来たときとは全然違うばい。まだ半年間は様子見やと野村先生が言うとったけど、美代子ちゃんみたいな感染初期なら、ステルイズを1回注射すればまず治るってことらしいばい。ステルイズっちゅうのは、持続性ペニシリン製剤って言うとるらしいね。ペニシリン系抗生物質(アモキシシリン)だと1日3回服用せにゃいかんけど、注射なら、1回で済むばい。美代子ちゃんは自分で気付いたけんラッキーやったね」美咲がそう言うと、美代子は頷いた。

「先生、私、昨日クリニックのパンフレットを見て、ネットでも調べたんです。梅毒ってステージがあって、第1期はしこりとか潰瘍ができるだけ。第2期は発疹とか熱が出てきて、インフルエンザと間違える人もいるらしい。第3期になると、脳や心臓までやられて、治療が難しくなるって。野村先生が注射してくれたステルイズは、第1期か第2期なら1回で効くけど、第3期だと何回か注射が必要らしい。私、第1期で済んだから良かったんです」

「美代子ちゃん、先生、そんな詳しいことはよう知らんかったっちゃ。野村先生がステルイズのこと教えてくれただけやね。ネットで調べたって言うけど、君、ほんと詳しいね」

 美咲が言うと、美代子は話し続けた。「先生、私、家に帰ってから、ネットで梅毒の掲示板も見たんです。そこに、『パパ活で感染した』って書いてる子がいて、その子、第2期まで気づかなくて、家族にバレたって。病院行ったら、HIVの検査も勧められたけど、お金がなくて断ったって書いてあった。掲示板に、『パパ活で感染した男が彼女にうつして、彼女が訴訟起こした』って話もあって、私、男側にもリスクあるんだって思いました。掲示板見てたら、マジでヤバい話ばっかでさ、Xで呟きたくなったわ。私、野村先生に会わなかったら、そうなってたかもしれない」

「美代子ちゃん、そんな掲示板まで見てたのか。先生、そんなん知らんっちゃ。てか、Xでバズりそうな話やね。HIVの検査って何やね」

「ネットで見たんですけど、梅毒とHIVって一緒に感染してる場合があるらしい。野村先生も、私に検査するか聞いてきたけど、先生が治療費出すって言っていただけたので、梅毒もHIVも他の性感染症も全部やってもらったんです。でも、掲示板の子は、HIV陽性だったって書いてあって、怖くなりました」

「美代子ちゃん、先生、そんなに検査したとは知らんかったっちゃ。野村先生と一緒に治療費28,000円払ったけど、何もかも含まれてたんやね。君、ほんと自分でいろいろ調べてるね」美咲が言うと、美代子は頷いた。

「ドラマの『仁』ってあったじゃないですか。大沢たかお主演の。あれにペニシリンを作る話が出てくるので、家にBDがあったから見ちゃったんですよ。あの中で、中谷美紀が演じていた花魁の野風のエピソードの部分で、野風の年上の花魁の高岡早紀が演じていた夕霧が出てくる場面を見て泣いちゃいました。彼女、重度の梅毒に侵されていて、江戸時代の医術では手の施しようがない状態だった、なんとか救ってほしいと野風から懇願された仁が、特効薬である『ペニシリン』がない今、自分でも治すことはできないと告げる場面」美代子が目を潤ませながら話した。なるほど、梅毒に感染して、夕霧に共感を覚えたんだ。高校生がドラマを見返して医学的な視点で感じ入るとは。

「私も昔、見たばい、『仁』。江戸時代やったら不治の病の梅毒も、ペニシリンがあればどれほど吉原の女郎を救えたっちゃろうね」美咲が言うと、美代子は話し続けた。

「そこなんですよ、先生。吉原の女郎だったら、生活に困って、親に吉原に売られたとかじゃないですか。私のやっていたことって、お小遣い欲しさに男に抱かれたっていう情けない話です。もちろん、セックスに興味があったし、同じような歳の男子と付き合ってセックスするとかありましたけど、それって、振られたりして、傷つくこともあるだろうし、手っ取り早くセックスができて、お金をもらえるって安易な考えだったなあって。今思うと、マジで頭悪い選択だったわ」

 美代子が俯きながら言うと、美咲は言葉に詰まった。教師として生徒の気持ちに寄り添いたいが、パパ活に至る思考が理解しきれていない。「美代子、そこやね。私、君たちがマジわからんっちゃ。『振られたりして、傷つくこともある』ってさ、恋して告ったり、告られたり、振ったり、振られたりして人間って成長していくもんやし、その結果としてセックスがついてくる、さらにその結果としての結婚とか、妊娠があるばい。その経過をすっ飛ばして、セックスって、私は君たちがわからんっちゃ」

「先生、『わたしたちは無痛恋愛がしたい』って漫画、読んだことがあります」
「え、ないばい」

 美咲が首を振ると、美代子は説明を続けた。彼女の声には、自分を振り返る響きがある。「星置みなみという20代女子が主人公で、彼女は恋愛体質な女性。考えたことをXの鍵垢で呟く『鍵垢女子』なんですけど」
「鍵垢女子、なんやそれ」美咲が眉をひそめると、美代子は補足した。SNSに慣れてるんだな、この世代は、と美咲は思った。
「鍵垢というのは、自分のSNSのツブヤキをフォロー済みの人にだけ表示させるという設定なんですけど」

「う~ん、なんでそういうことをするのか、先生は理解できんっちゃ」

「無痛恋愛というのは、私たちは『チャラいクズ男』に運悪く出会ってしまうことがあったり、弱そうな女性だけを狙って、わざと傷つける男性に出会うことがあるかもしれないでしょう。だから、そういうので傷つきたくないというので『無痛恋愛』なんです。それと同じで、途中の傷つく部分はすっ飛ばして、お金がもらえて、自分もたまに気持ちよくなるパパ活という手もあります。ぶっちゃけ、パパ活でマグロで寝てれば相手もそのうち終わるって子もいるし、相手によっては、感じてしまって、セックスの間だけ、なんというか、疑似恋愛みたいになるっていう…先生、わかります?」

「わ、わからん、私には理解不能ばい」美咲が首を振ると、美代子は言った。「先生はわからんかぁ~」

「美代子ちゃん、確かに私にはわからんっちゃけど、君がそうやって本音ぶっちゃけてくれたのは嬉しいばい。医学部を目指すって決めたのも、ちゃんと前を向いてる証拠やね。でもさ、昨日野村先生が言うとったけど、梅毒って初期なら治るけど、ちゃんと治療せんと、進行すると全身に発疹が出たり、脳や心臓までやられることもあるってばい。だから、パパ活でそういうリスクを冒すのは、もうやめようね」

 美代子はウンウンと頷いた。




🔴(さきやま みさき)。誕生日は2001年8月15日(終戦記念日。私は敗戦記念日だと思っていますけどね)ショートカットにピアスを付け、ギャル風の見た目ですが、礼儀正しく生徒に丁寧に接するギャップが魅力。元ギャルです。

🔴(のむら れいな)。34歳。出身地は九州熊本。の性感染症の主治医。千葉レディースクリニック勤務。美咲のパパ活撲滅に賛同し、パパ活をやっているに性感染症、梅毒の恐ろしさを説明して、感染症検査を受けさせる役を買って出る。

🔴(ながお はるか)。誕生日は2001年4月22日。普段は柔らかい雰囲気ですが、授業ではテスト対策を緻密に計画する計算高い一面も。純粋さゆえに悪者になれない性格で、美咲を支えます。元生徒会長の「良い子ちゃん」ですが、裏では少し腹黒い一面も。

🔴(ふくなが あやか)。誕生日は2001年10月10日。内向的ですが、純粋で努力家。生徒に感謝されると感動し、他人の言葉を誤解しがちですが、嫌味を気にしない幸運な性格。不思議ちゃんです。

🔴(だて みよこ)。誕生日は2008年2月14日。ショートカットに少し茶色を入れた髪とマスクが特徴で、ギャル風の見た目だが小心者。家族に隠れてパパ活を始め、梅毒に感染し、生物教師・崎山美咲に助けられる。副生徒会長・佐藤美穂に誘われたのがきっかけで、彼女の裏の顔に驚きつつ断れなかった自分を悔やむ。学校では明るく振る舞うが、本音を隠しがち。

🔴(さとう みほ)。誕生日は2007年11月30日。ストレートの黒髪と眼鏡で優等生の印象だが、裏垢でパパ活を楽しむ二面性を持つ。副生徒会長として生徒会を仕切り、教師や生徒に信頼されるが、ストレス発散で始めたパパ活で伊達美代子を誘う。美咲には好印象を与えているが、美代子の告白で秘密がバレる危機に。表裏のギャップに葛藤しつつ、完璧を求める性格。


スタンプを贈って作者を応援しよう!

次のエピソードへ進む 第9話 案件:性感染症 佐藤美穂2


みんなのリアクション



おすすめ作品を読み込み中です…



 翌日の放課後、美咲は美代子を生物準備室に呼び出した。野村医師の治療で完治する希望が持てた美代子は昨日と違って、準備室の扉をノックして、軽い足取りで入室してきた。美咲は机に座りながら、昨日のクリニックでのやりとりを思い出した。
「美咲先生、マジ昨日助かったよ。私、元気になったよ。マジで解放感やばいって感じ。後は、パパ活なんか忘れて、真面目に勉強してバイトして、先生にお金を返していきます。私、思ったんですが、大学は医学部に進学したいって。野村先生みたいなお医者さんになりたい。ネットで調べたら、梅毒の治療って泌尿器科とか婦人科とか性感染症内科らしいよ。どれを選ぶのかまだわかりませんが、大学を卒業したら性感染症や婦人科の疾患の治療をしてみたいんです」と美咲にまくしたてた。感染の緊張が解決して、口調もくだけた調子になった。美咲は、これで少女一人の人生を救えたばい、教師冥利に尽きるばい、と思った。ああ、お金が…、とも思った。
「美代子ちゃん、良かったっちゃね。昨日、ここに来たときとは全然違うばい。まだ半年間は様子見やと野村先生が言うとったけど、美代子ちゃんみたいな感染初期なら、ステルイズを1回注射すればまず治るってことらしいばい。ステルイズっちゅうのは、持続性ペニシリン製剤って言うとるらしいね。ペニシリン系抗生物質(アモキシシリン)だと1日3回服用せにゃいかんけど、注射なら、1回で済むばい。美代子ちゃんは自分で気付いたけんラッキーやったね」美咲がそう言うと、美代子は頷いた。
「先生、私、昨日クリニックのパンフレットを見て、ネットでも調べたんです。梅毒ってステージがあって、第1期はしこりとか潰瘍ができるだけ。第2期は発疹とか熱が出てきて、インフルエンザと間違える人もいるらしい。第3期になると、脳や心臓までやられて、治療が難しくなるって。野村先生が注射してくれたステルイズは、第1期か第2期なら1回で効くけど、第3期だと何回か注射が必要らしい。私、第1期で済んだから良かったんです」
「美代子ちゃん、先生、そんな詳しいことはよう知らんかったっちゃ。野村先生がステルイズのこと教えてくれただけやね。ネットで調べたって言うけど、君、ほんと詳しいね」
 美咲が言うと、美代子は話し続けた。「先生、私、家に帰ってから、ネットで梅毒の掲示板も見たんです。そこに、『パパ活で感染した』って書いてる子がいて、その子、第2期まで気づかなくて、家族にバレたって。病院行ったら、HIVの検査も勧められたけど、お金がなくて断ったって書いてあった。掲示板に、『パパ活で感染した男が彼女にうつして、彼女が訴訟起こした』って話もあって、私、男側にもリスクあるんだって思いました。掲示板見てたら、マジでヤバい話ばっかでさ、Xで呟きたくなったわ。私、野村先生に会わなかったら、そうなってたかもしれない」
「美代子ちゃん、そんな掲示板まで見てたのか。先生、そんなん知らんっちゃ。てか、Xでバズりそうな話やね。HIVの検査って何やね」
「ネットで見たんですけど、梅毒とHIVって一緒に感染してる場合があるらしい。野村先生も、私に検査するか聞いてきたけど、先生が治療費出すって言っていただけたので、梅毒もHIVも他の性感染症も全部やってもらったんです。でも、掲示板の子は、HIV陽性だったって書いてあって、怖くなりました」
「美代子ちゃん、先生、そんなに検査したとは知らんかったっちゃ。野村先生と一緒に治療費28,000円払ったけど、何もかも含まれてたんやね。君、ほんと自分でいろいろ調べてるね」美咲が言うと、美代子は頷いた。
「ドラマの『仁』ってあったじゃないですか。大沢たかお主演の。あれにペニシリンを作る話が出てくるので、家にBDがあったから見ちゃったんですよ。あの中で、中谷美紀が演じていた花魁の野風のエピソードの部分で、野風の年上の花魁の高岡早紀が演じていた夕霧が出てくる場面を見て泣いちゃいました。彼女、重度の梅毒に侵されていて、江戸時代の医術では手の施しようがない状態だった、なんとか救ってほしいと野風から懇願された仁が、特効薬である『ペニシリン』がない今、自分でも治すことはできないと告げる場面」美代子が目を潤ませながら話した。なるほど、梅毒に感染して、夕霧に共感を覚えたんだ。高校生がドラマを見返して医学的な視点で感じ入るとは。
「私も昔、見たばい、『仁』。江戸時代やったら不治の病の梅毒も、ペニシリンがあればどれほど吉原の女郎を救えたっちゃろうね」美咲が言うと、美代子は話し続けた。
「そこなんですよ、先生。吉原の女郎だったら、生活に困って、親に吉原に売られたとかじゃないですか。私のやっていたことって、お小遣い欲しさに男に抱かれたっていう情けない話です。もちろん、セックスに興味があったし、同じような歳の男子と付き合ってセックスするとかありましたけど、それって、振られたりして、傷つくこともあるだろうし、手っ取り早くセックスができて、お金をもらえるって安易な考えだったなあって。今思うと、マジで頭悪い選択だったわ」
 美代子が俯きながら言うと、美咲は言葉に詰まった。教師として生徒の気持ちに寄り添いたいが、パパ活に至る思考が理解しきれていない。「美代子、そこやね。私、君たちがマジわからんっちゃ。『振られたりして、傷つくこともある』ってさ、恋して告ったり、告られたり、振ったり、振られたりして人間って成長していくもんやし、その結果としてセックスがついてくる、さらにその結果としての結婚とか、妊娠があるばい。その経過をすっ飛ばして、セックスって、私は君たちがわからんっちゃ」
「先生、『わたしたちは無痛恋愛がしたい』って漫画、読んだことがあります」
「え、ないばい」
 美咲が首を振ると、美代子は説明を続けた。彼女の声には、自分を振り返る響きがある。「星置みなみという20代女子が主人公で、彼女は恋愛体質な女性。考えたことをXの鍵垢で呟く『鍵垢女子』なんですけど」
「鍵垢女子、なんやそれ」美咲が眉をひそめると、美代子は補足した。SNSに慣れてるんだな、この世代は、と美咲は思った。
「鍵垢というのは、自分のSNSのツブヤキをフォロー済みの人にだけ表示させるという設定なんですけど」
「う~ん、なんでそういうことをするのか、先生は理解できんっちゃ」
「無痛恋愛というのは、私たちは『チャラいクズ男』に運悪く出会ってしまうことがあったり、弱そうな女性だけを狙って、わざと傷つける男性に出会うことがあるかもしれないでしょう。だから、そういうので傷つきたくないというので『無痛恋愛』なんです。それと同じで、途中の傷つく部分はすっ飛ばして、お金がもらえて、自分もたまに気持ちよくなるパパ活という手もあります。ぶっちゃけ、パパ活でマグロで寝てれば相手もそのうち終わるって子もいるし、相手によっては、感じてしまって、セックスの間だけ、なんというか、疑似恋愛みたいになるっていう…先生、わかります?」
「わ、わからん、私には理解不能ばい」美咲が首を振ると、美代子は言った。「先生はわからんかぁ~」
「美代子ちゃん、確かに私にはわからんっちゃけど、君がそうやって本音ぶっちゃけてくれたのは嬉しいばい。医学部を目指すって決めたのも、ちゃんと前を向いてる証拠やね。でもさ、昨日野村先生が言うとったけど、梅毒って初期なら治るけど、ちゃんと治療せんと、進行すると全身に発疹が出たり、脳や心臓までやられることもあるってばい。だから、パパ活でそういうリスクを冒すのは、もうやめようね」
 美代子はウンウンと頷いた。
《《登場人物》》
🔴《《崎山美咲》》(さきやま みさき)。誕生日は2001年8月15日(終戦記念日。私は敗戦記念日だと思っていますけどね)ショートカットにピアスを付け、ギャル風の見た目ですが、礼儀正しく生徒に丁寧に接するギャップが魅力。元ギャルです。
🔴《《野村玲奈》》(のむら れいな)。34歳。出身地は九州熊本。《《伊達美代子》》の性感染症の主治医。千葉レディースクリニック勤務。美咲のパパ活撲滅に賛同し、パパ活をやっている《《佐藤美穂》》に性感染症、梅毒の恐ろしさを説明して、感染症検査を受けさせる役を買って出る。
🔴《《長尾遥香》》(ながお はるか)。誕生日は2001年4月22日。普段は柔らかい雰囲気ですが、授業ではテスト対策を緻密に計画する計算高い一面も。純粋さゆえに悪者になれない性格で、美咲を支えます。元生徒会長の「良い子ちゃん」ですが、裏では少し腹黒い一面も。
🔴《《福永彩花》》(ふくなが あやか)。誕生日は2001年10月10日。内向的ですが、純粋で努力家。生徒に感謝されると感動し、他人の言葉を誤解しがちですが、嫌味を気にしない幸運な性格。不思議ちゃんです。
🔴《《伊達美代子》》(だて みよこ)。誕生日は2008年2月14日。ショートカットに少し茶色を入れた髪とマスクが特徴で、ギャル風の見た目だが小心者。家族に隠れてパパ活を始め、梅毒に感染し、生物教師・崎山美咲に助けられる。副生徒会長・佐藤美穂に誘われたのがきっかけで、彼女の裏の顔に驚きつつ断れなかった自分を悔やむ。学校では明るく振る舞うが、本音を隠しがち。
🔴《《佐藤美穂》》(さとう みほ)。誕生日は2007年11月30日。ストレートの黒髪と眼鏡で優等生の印象だが、裏垢でパパ活を楽しむ二面性を持つ。副生徒会長として生徒会を仕切り、教師や生徒に信頼されるが、ストレス発散で始めたパパ活で伊達美代子を誘う。美咲には好印象を与えているが、美代子の告白で秘密がバレる危機に。表裏のギャップに葛藤しつつ、完璧を求める性格。