名前：五十野 真智（いその まち）

年齢：28歳
身長：165cm
体重：???
血液型：AB型
誕生日：12月24日
出身：???
　
外見的特徴：
黒髪のロング
切れ長の瞳
薄いフレームの眼鏡着用
スタイリッシュなスーツを好む
右手は精巧な義手（15年前の事件で失う）
　
性格：
クール
観察力が鋭い
計算高い
表情を出さない
内面は意外と乙女
恥ずかしがり屋
寂しがり屋
　
趣味・嗜好：
愛煙家（マルボロ・ソフト）
寿司（特に「巴」の握り）
読書
推理小説
高級文具収集
所属：
過去：組織「銀」
現在：フリーの情報収集者
　
特技：
情報収集・分析
COLORSの扱い
変装
暗号解読
　
好きな食べ物：
寿司
和菓子
ダージリン紅茶
　
苦手なもの：
人混み
大声を出すこと
お金の貸し借り
携帯の充電切れ

　――――――
　
おまけ短編『真智の火曜日』

　
　火曜の夜、真智は「巴」を出てすぐにコンビニへ向かった。マルボロを買うためだ。
　
「321番を」
　
　クールに番号を告げ、レジ横でスマートフォンを取り出そうとした瞬間、血の気が引いた。財布もスマホも家に置いてきてしまったのだ。
　
「あの...」
　
　普段のクールな表情が、みるみる崩れていく。レジの店員は首を傾げている。
　
「す、すみません...財布を...」

　真智の頬が徐々に赤くなっていく。その時、背後から声が。
　
「俺が払おう」
　
　振り向くと、ケイが立っていた。
　
「え...あ...」
　
　普段の寡黙でクールな真智が、まるで女子高生のように慌てふためく。
　
「ケイさん...あの...」
「いいよ。明日の寿司代から引いとく」
　
　ケイの目が笑っている。真智は顔を真っ赤にしたまま、小さく「ありがとう」と呟いた。
店を出てから、真智は深いため息をついた。
　
「私としたことが...」
　
　路地の壁に手を突いて下を向いた時、握り潰してクシャクシャになったマルボロが、真智のジャケットの胸ポケットからコロっと歩道を転がった。

「もういやっ……///」

　その夜、寿司屋「巴」の前を通りかかった客は、いつもクールな黒髪の女性が壁に突っ伏して真っ赤になっているのを目撃したという。