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実録・第2回Solispia文学賞投稿作品

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今から第2回Solispia文学賞に応募する作品を書く。小説投稿サイトSolispia|ソリスピアへの初投稿となる。いうまでもないが初投稿の機会は二度と訪れない。せっかくだから、この体験をフィクションを交えて綴ろうと思う。どの部分が脚色の範囲なのかは、あえて書かない。全部が想像の話なのかもしれないし、一から十まで真実かもしれない……などと意味ありげに書くほどの内容ではないのは確かだ。
 まず執筆の切っ掛けを書く。様々な小説投稿サイトのコンテストを紹介したページで第2回Solispia文学賞の存在を知った。第2回ということは第1回があるはずだが、第1回Solispia文学賞があったことは知らなかった。そのコンテスト紹介ページを私は定期的に見ているのだが、見逃してしまったようだ。あるいは応募の情報が掲示されなかったのか。どちらなのかは分からない。
 第2回Solispia文学賞の説明ページを読む。「「おもしろい」とは多岐にわたる言葉ですが、そんなおもしろい物語を少しでも多くの人に認識される機会を提供したいという思いのもと設立されました。」との創設理念が書いている。素晴らしいと感動。同時にフィッシング詐欺のサイトだったらどうしようという不安がよぎる。
 スケジュールが表示されている。「僭越ではありますが、1月14日までに応募フォームを提出されました方で御希望をされる方、全員に酷評を書かせていただきます」とある。創設理念にはあった句点がない。それはともかく酷評とは凄いな……と恐れ入ったら選評の間違いだった。
 応募方法の項目にある「2.コンテスト応募フォームを提出すること」の一文が気になった。<応募フォーム>の文字を恐る恐るクリックする。何か出てきた。アンケートっぽい形式だな……とか思いつつ下へスクロール。二ページ目があった。めんどくせえ。見るのを止める。募集内容の説明へ移動。ざっと見たところではオールグリーン。これなら本稿でも行けそうだ。
 参考のため第1回Solispia文学賞のページをチェックする。創設理念は「昨今、web小説業界が急拡大する中、1つでも多くの作品がより多くの人に認知される機会となればよいと思い、実施させていただきました。」とのこと。確かにSolispia文学賞がなければ私は第2回Solispia文学賞を知らなかった気がするので、認知させる効果はあったものと思われる。
 実施要項によると開催期間は去年の10月のようだ。「作品の募集は10月1日から10月31日までとします。」との記述がある。そうなるとweb小説のコンテスト紹介ページには第1回Solispia文学賞の告知が未掲載だった可能性が高いと思った。そのサイトは、ほぼ毎日チェックしているので、一か月間も見逃していたとは考えにくいからだ。また、第2回Solispia文学賞は第1回Solispia文学賞より開催期間が延長されたことが判明した。
 応募方法は前回も今回も変わらない。開催時期が違うのでスケジュールは異なっている。今回は選評が付く点に違いがある(1月14日までの希望者に限る)。募集内容の「作者1人につき2作品まで応募可能とします。」というスーパーの特売みたいな注意書きは消えた。第2回Solispia文学賞の参加申込書にある「このフォームでは一度で4作品まで応募することができます。」という記述と合わせて考える。手探りの状態だった初回と比べ二回目は実をつかんだので作品数が増加しても対応可能となったのかもしれない。あるいは第1回Solispia文学賞の応募数が少ないためのテコ入れ策か。どちらが正解か、それとも別の理由があるのか。
 賞について、との項目を見る。第1回は優秀賞(5000円分のアマゾンギフト券)と佳作(3000円以下同文)だけだったが、最優秀賞(20000円分以下同文)が増設されている。いきなり四倍の増額だ。web小説投稿サイトは、そんなに儲かるのか! 私も急拡大する業界に投降者じゃなくて経営者として参加したい! と真剣に検討することにした。気になったのは「サイトにおける掲載優遇措置」との表現だ。金の額縁にでも入れて掲載するのだろうか?
 それでは、いよいよ、小説投稿サイトSolispia|ソリスピア|のページを開く。
 おお、Solispia文学賞の作品がページのトップに掲載されている。あ、この時は第1回の表記がなかったのね。おめでとうございます。第2回Solispia文学賞が開催されて、本当に良かった……そうでもないと、ここの存在を私は認知できなかったでしょうし、そうなればSolispiaに投稿しなかったでしょうから。
 急に文体が<ですます調>になり、また元に戻る。
 ページの左側に分類やジャンルの項目がある。分類は枚数で判別するのだろう。本作品は超短編小説でいいのかな? ジャンルは雑文だけど、どれに該当するのだろう。その他、かなあ。ジャンル外だから投稿不可だ! と断られたら困る。
 それでは遂に新規登録(無料)のページへ移動する。無料。ここは一番大事、何よりも大切(笑い)。
 ユーザー登録の前に利用規約をざっと眺める。胡散臭い項目はなさそうな感じ。だが、安心するのは禁物だ。情報漏れには常に注意が必要。とはいえ、漏れて困るような事柄はないのだけれど。お、日付があるぞ。「2023年9月3日制定」と最後の方にある。今日で、ちょうど五か月目のようだ。おめでたいことである。ユーザー登録へ戻り、占星術で決めたペンネームとパスワードを入力する。これで良し!
 さてトップページに戻ったところで、どうするか。ユーザーガイドをチェックしよう。ざっと見て気になったのは「副題を入力すること」だな。連載ならばあっても構わないが読み切りなら不要だと思う。あるいは任意とすべきだ。
 続いて<お知らせ>を見る。「今回は第1回大会の優秀賞5000円から大幅に規模を大きくし、書籍化をしないコンテストでは、最大級といっても過言ではない最優秀賞20000円を用意しております!」とある。そんなに儲かるのか!
 それでは投降ページに移動してっと。タイトルは『小説投稿サイトSolispia|ソリスピア|初投稿記』で、副題は『実録・第2回Solispia文学賞投稿作品』にしておこう。あれ、副題を入力する部分がないぞ。必須じゃないのかよ(笑い)。困ったのはジャンル。エッセイとかノンフィクション的な項目がない。<その他>でいいや。分類も困った。小説投稿フォームにも、他のページにも、長さの定義が見当たらない。超短編と短編と長編の違い……これは一般常識として把握しておかねばならないのだろうか。しかし初めてwebに投稿する人間は困惑すると思う。説明が必要だ。これを不親切だと感じたのは、私だけ~と一度言ってみたかったので、書いてみる。面倒なので超短編にする。違ったらメンゴメンゴ。
 あらすじを書き、タグで悩む。<初投稿>と<第2回Solispia文学賞>にしておこう……と思ったら任意入力ではなかった。がっかり。該当する項目がないので 入力しない。
 次のページへ移動。ここまで別のワープロソフトで入力していた文章をSolispiaに転写する。
 ここで悲劇が起こった。「1話あたりに入力できる文字数は超短編小説3000文字」との注意書きがある。このペースだと3000文字を超えてしまうので、超短編小説だった設定を短編小説の変更しなければならない。後戻りを余儀なくされる。その結果、一度書いたあらすじは消えた。おかげで再入力する羽目となってしまった。二度手間となったのは非常に残念なことである。1話あたりに入力できる文字数は最初のページに提示しておくべきだ。ヘルプのページがないことも疑問。これらの問題点を改善しないのなら代わりに「初見さんはお断りします」の表示をトップページに入れるのが筋というものだ。その方がサイトにおける掲載優遇措置よりもweb小説投稿者のためになる。そしてweb小説業界全体のためにもなる。今すぐやれ。
 しまった、こんなことを書くつもりではなかった。まあ、あれだ、今日は節分。変な奴が来ても、そいつは鬼ということで、豆を撒いて追い払うのが吉だ。鬼は外! ということで、これにて失礼。


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 まず執筆の切っ掛けを書く。様々な小説投稿サイトのコンテストを紹介したページで第2回Solispia文学賞の存在を知った。第2回ということは第1回があるはずだが、第1回Solispia文学賞があったことは知らなかった。そのコンテスト紹介ページを私は定期的に見ているのだが、見逃してしまったようだ。あるいは応募の情報が掲示されなかったのか。どちらなのかは分からない。
 第2回Solispia文学賞の説明ページを読む。「「おもしろい」とは多岐にわたる言葉ですが、そんなおもしろい物語を少しでも多くの人に認識される機会を提供したいという思いのもと設立されました。」との創設理念が書いている。素晴らしいと感動。同時にフィッシング詐欺のサイトだったらどうしようという不安がよぎる。
 スケジュールが表示されている。「僭越ではありますが、1月14日までに応募フォームを提出されました方で御希望をされる方、全員に酷評を書かせていただきます」とある。創設理念にはあった句点がない。それはともかく酷評とは凄いな……と恐れ入ったら選評の間違いだった。
 応募方法の項目にある「2.コンテスト応募フォームを提出すること」の一文が気になった。<応募フォーム>の文字を恐る恐るクリックする。何か出てきた。アンケートっぽい形式だな……とか思いつつ下へスクロール。二ページ目があった。めんどくせえ。見るのを止める。募集内容の説明へ移動。ざっと見たところではオールグリーン。これなら本稿でも行けそうだ。
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 応募方法は前回も今回も変わらない。開催時期が違うのでスケジュールは異なっている。今回は選評が付く点に違いがある(1月14日までの希望者に限る)。募集内容の「作者1人につき2作品まで応募可能とします。」というスーパーの特売みたいな注意書きは消えた。第2回Solispia文学賞の参加申込書にある「このフォームでは一度で4作品まで応募することができます。」という記述と合わせて考える。手探りの状態だった初回と比べ二回目は実をつかんだので作品数が増加しても対応可能となったのかもしれない。あるいは第1回Solispia文学賞の応募数が少ないためのテコ入れ策か。どちらが正解か、それとも別の理由があるのか。
 賞について、との項目を見る。第1回は優秀賞(5000円分のアマゾンギフト券)と佳作(3000円以下同文)だけだったが、最優秀賞(20000円分以下同文)が増設されている。いきなり四倍の増額だ。web小説投稿サイトは、そんなに儲かるのか! 私も急拡大する業界に投降者じゃなくて経営者として参加したい! と真剣に検討することにした。気になったのは「サイトにおける掲載優遇措置」との表現だ。金の額縁にでも入れて掲載するのだろうか?
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 ここで悲劇が起こった。「1話あたりに入力できる文字数は超短編小説3000文字」との注意書きがある。このペースだと3000文字を超えてしまうので、超短編小説だった設定を短編小説の変更しなければならない。後戻りを余儀なくされる。その結果、一度書いたあらすじは消えた。おかげで再入力する羽目となってしまった。二度手間となったのは非常に残念なことである。1話あたりに入力できる文字数は最初のページに提示しておくべきだ。ヘルプのページがないことも疑問。これらの問題点を改善しないのなら代わりに「初見さんはお断りします」の表示をトップページに入れるのが筋というものだ。その方がサイトにおける掲載優遇措置よりもweb小説投稿者のためになる。そしてweb小説業界全体のためにもなる。今すぐやれ。
 しまった、こんなことを書くつもりではなかった。まあ、あれだ、今日は節分。変な奴が来ても、そいつは鬼ということで、豆を撒いて追い払うのが吉だ。鬼は外! ということで、これにて失礼。