フォロワー2人
フォローするにはログインが必要です
北海道の秘境で個人事業(デザイン系)の傍ら、主にnoteで小説や朗読用台本を書いています。
書くのも読むのも現代ドラマやショートショートが中心。
第1、2回Solispia文学賞最終候補。
京都芸術大学通信教育部芸術学科(文芸)在籍中。
noteはこちら↓↓
https://note.com/t_design04
https://twitter.com/Togashi_Design
本格的な執筆活動は2020年から。
投稿されたレビューはありません
話数:5
看護師の松井妙子(38)は子供の頃の病気が原因で子供が産めない体になり、10年前にそのことが原因で、当時恋人だった敏明との結婚が破談になってしまった。その後、ほとんど感情を表に出さずに生きてきた妙子は、ある時、猫に手を嚙まれて病院に治療に来た男性、石崎が呟いた「しばらくピアノは弾けないな」という言葉に興味を持つ。ある日、ショッピングモールでストリートピアノを弾いている石崎を偶然見かけ、思わず声をかける。それまで音楽なんてほとんど聞かない生活をしていた妙子だが、石崎が弾いていた曲が妙に心に引っ掛かるようになった。敏明との思わぬ再会、そしてピアノを弾く石崎との出会いによって、妙子は空虚な毎日を抜け出し、前を向こうとする。
話数:1
母校の校舎が取り壊されることになり、久々に集まった高校の同級生、僕と杉本と神崎さん。 着実に動いて行く世界の中で、3人は過去を回顧し、未来を見据える。
話数:5
音大のピアノ科を卒業した香月美千代(31)は結婚して自宅でピアノ教室を運営している。ピアニストになる夢を諦め、子供相手のピアノの先生をしている自分を「負け組」と決めつけ、鬱々とした毎日を送っていたところ、近所のコミュニティセンターでジャズピアニストの深町実(26)と出会う。深町に「ピアニストになるのに資格は必要ない。自分はピアニストだって言えばいい」と言われた美千代は反発するが、深町は美千代の苦しい胸の内を見抜き、「ピアニストに必要なのは、右手と左手ともう1つ。それは何か」と問いかける。美千代はその「もう1つ」を探しながら、自分とピアノに正面から向き合おうとする。
話数:1
話数:1
話数:1