旅立ちの前の日 5
ー/ー
モモが扉の外へ出るとムツヤが待っていた。念の為に、ギルスから教わった妨害魔法をドアの外から貼っていたのだ。
「終わったんですねモモさん」
「はい」
村長に変なことを言われたからか、変に意識してムツヤを見てしまう。
場所は変わって冒険者ギルド内ではアシノが書類作成に追われていた。
6名分の国境を渡る証書に、ギルスの死亡届。それが終わるとトウヨウと警邏(けいら)隊への現状報告が待っている。
文字を書くことが好きではないアシノはうんざりとしていた。
ルーはギルスと共に探知盤の拡大に取り掛かっている。2人でギャーギャー騒ぎながら組み立て、警邏の人間に使い方を教えていた。
部屋の中には他に裏の道具が山になって置かれている。ギルスはこれからこの道具たちを研究する仕事が待っていた。
「ギルスばっかずるーい!! わーたーしーもー裏の道具の研究したいー!!!」
「お前はムツヤくんと一緒に旅しながら研究すりゃ良いだろ!!」
この2人は仲が気が合うのか合わないのかよく分からない。
それぞれが旅の準備を終えて、夜が明けた。朝の空は旅立ちを祝福するかのように晴天が広がっていた。
ムツヤ達が冒険者ギルドへ向かうとアシノ達が待っている。
「すいませーん、お待たせしましたー」
そう言ってユモトが手を振るとアシノとルーがやって来た。
「よっし、それじゃあ行くか」
「はい」
アシノに元気よくムツヤは返事をした。これから裏の道具を取り戻す戦いが、そして、まだ見ぬ地へと冒険が始まる。
不謹慎かもしれないが、ムツヤはワクワクしていた。やっと外の世界をたくさん見られることに。
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「終わったんですねモモさん」
「はい」
村長に変なことを言われたからか、変に意識してムツヤを見てしまう。
場所は変わって冒険者ギルド内ではアシノが書類作成に追われていた。
6名分の国境を渡る証書に、ギルスの死亡届。それが終わるとトウヨウと警邏(けいら)隊への現状報告が待っている。
文字を書くことが好きではないアシノはうんざりとしていた。
ルーはギルスと共に探知盤の拡大に取り掛かっている。2人でギャーギャー騒ぎながら組み立て、警邏の人間に使い方を教えていた。
部屋の中には他に裏の道具が山になって置かれている。ギルスはこれからこの道具たちを研究する仕事が待っていた。
「ギルスばっかずるーい!! わーたーしーもー裏の道具の研究したいー!!!」
「お前はムツヤくんと一緒に旅しながら研究すりゃ良いだろ!!」
この2人は仲が気が合うのか合わないのかよく分からない。
それぞれが旅の準備を終えて、夜が明けた。朝の空は旅立ちを祝福するかのように晴天が広がっていた。
ムツヤ達が冒険者ギルドへ向かうとアシノ達が待っている。
「すいませーん、お待たせしましたー」
そう言ってユモトが手を振るとアシノとルーがやって来た。
「よっし、それじゃあ行くか」
「はい」
アシノに元気よくムツヤは返事をした。これから裏の道具を取り戻す戦いが、そして、まだ見ぬ地へと冒険が始まる。
不謹慎かもしれないが、ムツヤはワクワクしていた。やっと外の世界をたくさん見られることに。