動物園デート
ー/ー数日が経ち、加奈とまだライブの余韻を語り合いながら次のデートの事を決める為にメッセージのやりとりをしていた。
「次の休みの日にさ、大道動物園に行かない?」
「いいね!!行きたい!!私、大道動物園に行った事ないんだ。バスで行くんだっけ?」
「うん。直通がある」
「そっか。じゃあバス停のところで集合でいいね」
それから一週間が経った。今日は加奈と動物園に行く日だ。
待ち合わせ場所のバス停に少し早めに着く。
待ち合わせ時間になると加奈がやってきた。
「お待たせ」
「それじゃ行こうか」
動物園までは、直通のバスがあり、そこから約三時間で着く。
バスに乗ると加奈は、酔い止め薬を飲んでいた。
バスの中では、仕事での愚痴の話や昔飼っていたペットの話をした。
「加奈は動物を飼った事がある?」
「小さい頃、犬を飼ってたよ」
「へぇ。いいね。何犬飼ってたの?」
「柴犬だよー。人懐っこくてさ、可愛かったんだー」
「柴犬かぁ。名前はなんていうの?」
「ランだよ」
「ランかぁ」
「私が中学生の時に死んじゃったんだけどさ、あの時は本当に凄くショックで泣いたなぁ」
「可愛がってたらペットロスになるよね」
「智也君は、ペットを飼っていた事あるの?」
「俺は飼った事ないんだよね。親が動物アレルギーでさ、ペット飼いたかったんだけど飼うのを許してくれなかったんだ」
「そっかぁ。それは残念だね」
「俺も犬とか猫好きでさ。ペットを飼っている友達が羨ましかったな」
「猫も可愛いよね。ただ猫は、気まぐれだから懐いてくれない時もあるのが寂しいけどね」
「その点、犬はよく懐くし、お手とかも覚えるから楽しいよね」
「うん。ランはね、お利口でお手とか伏せとか色々出来たし、全然吠えなかったんだよ」
「へぇー。そっかぁ」
「でもね、知らない人にも全然吠えたりせずに懐いていくくらい人好きな子だったから、番犬にはならなかったなぁ」
「あはは。そうなんだ。そういえばさ、今日行く動物園って犬と猫の触れ合いコーナーがあるんだってね」
「えっ!?そうなの?行きたい!!」
「うん。行こうよ。結構敷地が広くてさ、動物園と水族館と植物園があるんだよね」
「そうなんだ。私、今日行く動物園に行った事ないから楽しみ」
「やっぱりさ、動物っていいよね。可愛くて癒される。俺、将来は犬を飼いたいなって思ってるんだ」
「いいよね。智也君は、何犬が好きなの?」
「うーん、何犬かなぁ。ミニチュアダックスフンドも可愛いよね」
「分かる!!あの垂れた耳が凄く可愛いよね!!」
「今日行く触れ合いコーナーは、何犬がいるのか楽しみだね」
「うん!!楽しみ!!」
「仕事終わりに犬に癒される生活とかしてみたいよ。いつも動画サイトに投稿された犬の動画見てるだけだからさ」
「あー、確かに。私も犬の動画観たりするよ」
「この間、凄い面白い動画があったんだよ。犬が注射に連れていかれるんだけどさ」
「うんうん」
「ああああーー!!って鳴くんだよ。可哀想なんだけど、鳴き方が面白くてつい笑っちゃった」
「そんなのあるんだー。ランも注射嫌いで嫌がったなぁ」
「まあ人間だって注射は怖いからね」
「うん。私も毎年、インフルエンザの予防接種するけど苦手だなぁ」
「後はね、マムシに刺されて顔が膨れてしょんぼりしてる犬の動画。哀愁が漂っててあれも面白かった」
「えー、可哀想なのばっかりじゃない」
「いや、なんかさ。犬の珍しい動画探して検索したらヒットしてさ、見たら面白かったんだよ」
「私はね。器用に二足歩行で歩く犬の動画観たよ。笑っちゃった」
「そんなのもあるんだ。今度見てみるよ」
お互い会話は尽きる事なく、ずっと話していた。
長い時間バスに乗っていると、加奈は酔い止めの薬が聞いたのか、いつの間にか眠ってしまった。
そして動物園に到着した。
「加奈。着いたよ」
「んっ……んー!!もう着いたの?」
「うん。降りようか」
バスを降りて入場チケットを販売機で買って動物園に入る。
受付でもらったパンフレットを見る。
「さてどこから回ろうか。あっ、順路書いてあるな。この通り行けばいいのか。じゃあこの通りに行こうか」
「うん。ぐるっと一周回って来てここに戻ってきたら水族館に行って、その後で植物園だね」
歩いていくと最初にいたのは、ライオンだった。
「おお、いきなり迫力のあるやつがきたな」
「あー、ライオンだー。大きいねぇ」
「ライオンはさ、狩りをするイメージあるけど、狩りするのはメスなんだよ」
「えっ!?そうなの?」
「うん」
「じゃあオスのライオンは何するの?」
「縄張り争いをするんだよ」
「へぇー。そうなんだ。智也君、動物に詳しいんだね」
そう。俺は今日の為に動物雑学を沢山、頭に叩き込んできた。
加奈にちょっと知的な男だと思わせる事が出来ればと思っている。
ライオンの檻を見てそこから歩いていくと次に現れたのは、チンパンジーだった。
「あっ、チンパンジーだ。顔が笑ってる!!」
「チンパンジーが顔が笑っているように見えるでしょ?あれって実は、怯えているんだってさ」
「ええ!?そうなの!?」
「らしいよー」
「へぇー、笑ってたら可愛いのにね」
チンパンジーの檻から歩いているとシマウマがいた。
「あっ、シマウマ―」
「シマウマはね、めちゃくちゃ警戒心が強いから乗れない馬なんだよ」
「でもサーカスで乗ってるよ?」
「あのサーカスのやつは、特別な訓練を受けてるんだよ」
「馬なのに乗れないんだね」
シマウマのいるところから少し歩くと、キリンがいた。
「キリンだー。大きいー」
「キリンってさ、睡眠時間が一日ニ十分なんだってさ」
「短い!!」
「肉食動物に襲われないように警戒してるんだってさ」
「キリンも智也君も、夜勤は大変だね」
「キリンと一緒にしないでよ」
「あはは」
キリンを通り過ぎて歩いていくと、今度はフラミンゴが水浴びをしていた。
「フラミンゴだ」
「フラミンゴがどうして一本足で立っているかわかる?」
「えー、何だろうー。うーん……」
「水が冷たいから体温を奪われないようにする為なんだ」
「へぇー」
「ちなみにどんなフラミンゴがモテるか分かる?」
「うーん、体が大きいとか?」
「羽の色が濃いフラミンゴがモテるんだよ」
「智也君、凄い動物の知識だね」
「今日の為に色々勉強してきたんだ」
「今日は、智也博士の解説付きで楽しめるね」
「任せてよ」
そこから更に歩いていくと、ワニがいた。
「わあー!!ワニがいる!!ワニってちょっと爬虫類みたいで気持ち悪い」
「俺も爬虫類は、あまり好きじゃないな」
「あんなのに襲われたらひとたまりもないね」
「ワニに腕を食われた時、どうするのが正解か知ってる?」
「えっ、わかんない」
「ワニは食いちぎろうとするから体を回転させるんだ。だからその回転方向に合わせて一緒に回るといいんだよ」
「私、生きてる間にそんな目に絶対合わないと思う」
「まあ日本にいると、そんな目に遭う事はないだろうね」
「雑学だねぇ」
「うん、雑学だよ」
次にいたのは、ナマケモノだった。
「いいよねぇ。ナマケモノ。あんなにだらけきった生活できて羨ましいよ」
「ナマケモノは一週間に一度、うんこする為だけ木から下りてくんだってさ」
「智也君みたい」
「待って。俺、そんなに便秘じゃないから。ちゃんと毎日出てるから」
「あはは」
それからも色々な動物を見て二人で盛り上がった。
更に少し歩いたところにあったのは、乗馬体験コーナーだった。
「おっ!!乗馬体験コーナーだって。乗ってみる?」
「乗りたい!!」
加奈と二人、初めての乗馬に挑戦する。
係り員が乗り方を教えてくれて、馬がゆっくりと歩く。
「おおー、視界が高いなぁ!!」
「すごーい!!楽しい!!」
初めて乗った馬の感想は、思ったよりも視界が高いという事だった。
それからすぐのところにあったのは、犬と猫の触れ合いコーナーだった。
「よしっ、犬猫と触れ合いしようか。どっちがいい?」
「犬がいい!!」
「やっぱ犬だよね」
犬用の餌を飼って檻の中に入ると、沢山の犬が一気に近寄って来た。
「うわー、いっぱいいる!!可愛い!!」
「おー、よしよし。ほれ、餌だ」
餌をやると喜んで食べた。
我先にと沢山の犬がまた寄ってくる。
「お手!!」
しっかりとお手をした。
「おー、お前賢いな。よし、餌をやろう」
そして餌をやると、横から来た違う犬に餌を持っていかれる。
「あっ!!こら、お前。盗むなよ!!しょーがないなー」
加奈も顔をペロペロと舐められている。
「きゃっ!!あはは!!」
しばらく沢山の犬との触れ合いを楽しんだ。
その後、ぐるりと一周して戻ってきた。
「次は水族館に行ってみようか」
「うん!」
水族館に入ると、一番最初にあったのは、イワシの群れが泳いでいる水槽だった。
「うわあ!!凄いね!!」
「イワシの群れだ。何匹くらいいるんだろうな」
次に現れたのは、巨大なジンベエザメだった。
「大きいなぁ!!」
「確かジンベイザメって人を襲わないんだよね?」
「うん。プランクトンを食べるからね」
進んでいくと次に現れたのは、ペンギンだった。
「あっ!!ペンギンだ!!」
「ほんとだ。可愛いね。あのヨチヨチ歩きをする姿がたまらないよね」
「うん。水中だと凄く早いね」
「ねー!!あー、タイミングが良かったら飼育員が餌やりするところ見れるんだってさ」
「へぇー。ちょっと時間的には過ぎちゃったな」
「残念」
それからシャチを見たり、深海魚を見たりして水族館を一周回った。
「楽しかったー!!」
「次は植物園に行こうか」
「うん」
植物園に入って花を見て回る。
アイスバーグにマリーゴールド。シュシュにマチルダ。
どれも綺麗だった。
「花って綺麗だよね。うちの庭にも色々植えてあるんだ」
「そうなんだ。俺は紫陽花が好きだな」
「紫陽花も綺麗だよね」
植物園に咲いている花と一緒に、加奈と二人でスマホを自撮りモードにして写真を撮る。
良い写真を撮る事ができた。
植物園を出て、最後にお土産売り場へ行く。
「この動物園のオリジナルグッズコーナーだってさ」
「何があるかなぁ。ちょっと見てみようか」
「おっ……!?」
「どうしたの?」
「これ見てよ」
「キリンだね」
目に入ったのは、キリンの形をした首の長い貯金箱だった。
「これ面白いな」
「いいね、それ」
「俺この貯金箱買うよ。これ、気に入った」
「私はペンギンライト買おうかなぁ」
「ああー、それも可愛いね」
お互い気に入ったものを見つける事ができた。
そして帰りのバスの時間になった。
無事に何事もなく、バスに乗り込んだ。
「いやー、楽しかった!!」
「うん。動物も可愛かったし、植物園の花も綺麗だった」
「お土産も気に入ったもの見つかったし」
「私、自分の部屋のベッドの上にペンギンライト飾ろうっと」
「俺はこの貯金箱に頑張って小銭を貯金していくよ」
「それ凄く貯まりそうだよね。大変そう」
「何年かかるかな。まあコツコツ頑張るよ」
バスの中で今日撮ったスマホの写真を見せあった。
結構歩いたからか。二人共疲れてバスの中で到着するまで眠っていた。
そしてバスが到着してバスから降りた。
「今日はありがとう。凄く楽しかったよ」
「うん。こちらこそ」
「また動物園行こうね」
「そうだね。また行こう」
「それじゃあ」
「うん。またね」
バス停で加奈と別れて家へと帰る。
お土産のビニール袋から飛び出たキリンの貯金箱を見て、改めてこれを満タンにするのは大変そうだと思った。
「次の休みの日にさ、大道動物園に行かない?」
「いいね!!行きたい!!私、大道動物園に行った事ないんだ。バスで行くんだっけ?」
「うん。直通がある」
「そっか。じゃあバス停のところで集合でいいね」
それから一週間が経った。今日は加奈と動物園に行く日だ。
待ち合わせ場所のバス停に少し早めに着く。
待ち合わせ時間になると加奈がやってきた。
「お待たせ」
「それじゃ行こうか」
動物園までは、直通のバスがあり、そこから約三時間で着く。
バスに乗ると加奈は、酔い止め薬を飲んでいた。
バスの中では、仕事での愚痴の話や昔飼っていたペットの話をした。
「加奈は動物を飼った事がある?」
「小さい頃、犬を飼ってたよ」
「へぇ。いいね。何犬飼ってたの?」
「柴犬だよー。人懐っこくてさ、可愛かったんだー」
「柴犬かぁ。名前はなんていうの?」
「ランだよ」
「ランかぁ」
「私が中学生の時に死んじゃったんだけどさ、あの時は本当に凄くショックで泣いたなぁ」
「可愛がってたらペットロスになるよね」
「智也君は、ペットを飼っていた事あるの?」
「俺は飼った事ないんだよね。親が動物アレルギーでさ、ペット飼いたかったんだけど飼うのを許してくれなかったんだ」
「そっかぁ。それは残念だね」
「俺も犬とか猫好きでさ。ペットを飼っている友達が羨ましかったな」
「猫も可愛いよね。ただ猫は、気まぐれだから懐いてくれない時もあるのが寂しいけどね」
「その点、犬はよく懐くし、お手とかも覚えるから楽しいよね」
「うん。ランはね、お利口でお手とか伏せとか色々出来たし、全然吠えなかったんだよ」
「へぇー。そっかぁ」
「でもね、知らない人にも全然吠えたりせずに懐いていくくらい人好きな子だったから、番犬にはならなかったなぁ」
「あはは。そうなんだ。そういえばさ、今日行く動物園って犬と猫の触れ合いコーナーがあるんだってね」
「えっ!?そうなの?行きたい!!」
「うん。行こうよ。結構敷地が広くてさ、動物園と水族館と植物園があるんだよね」
「そうなんだ。私、今日行く動物園に行った事ないから楽しみ」
「やっぱりさ、動物っていいよね。可愛くて癒される。俺、将来は犬を飼いたいなって思ってるんだ」
「いいよね。智也君は、何犬が好きなの?」
「うーん、何犬かなぁ。ミニチュアダックスフンドも可愛いよね」
「分かる!!あの垂れた耳が凄く可愛いよね!!」
「今日行く触れ合いコーナーは、何犬がいるのか楽しみだね」
「うん!!楽しみ!!」
「仕事終わりに犬に癒される生活とかしてみたいよ。いつも動画サイトに投稿された犬の動画見てるだけだからさ」
「あー、確かに。私も犬の動画観たりするよ」
「この間、凄い面白い動画があったんだよ。犬が注射に連れていかれるんだけどさ」
「うんうん」
「ああああーー!!って鳴くんだよ。可哀想なんだけど、鳴き方が面白くてつい笑っちゃった」
「そんなのあるんだー。ランも注射嫌いで嫌がったなぁ」
「まあ人間だって注射は怖いからね」
「うん。私も毎年、インフルエンザの予防接種するけど苦手だなぁ」
「後はね、マムシに刺されて顔が膨れてしょんぼりしてる犬の動画。哀愁が漂っててあれも面白かった」
「えー、可哀想なのばっかりじゃない」
「いや、なんかさ。犬の珍しい動画探して検索したらヒットしてさ、見たら面白かったんだよ」
「私はね。器用に二足歩行で歩く犬の動画観たよ。笑っちゃった」
「そんなのもあるんだ。今度見てみるよ」
お互い会話は尽きる事なく、ずっと話していた。
長い時間バスに乗っていると、加奈は酔い止めの薬が聞いたのか、いつの間にか眠ってしまった。
そして動物園に到着した。
「加奈。着いたよ」
「んっ……んー!!もう着いたの?」
「うん。降りようか」
バスを降りて入場チケットを販売機で買って動物園に入る。
受付でもらったパンフレットを見る。
「さてどこから回ろうか。あっ、順路書いてあるな。この通り行けばいいのか。じゃあこの通りに行こうか」
「うん。ぐるっと一周回って来てここに戻ってきたら水族館に行って、その後で植物園だね」
歩いていくと最初にいたのは、ライオンだった。
「おお、いきなり迫力のあるやつがきたな」
「あー、ライオンだー。大きいねぇ」
「ライオンはさ、狩りをするイメージあるけど、狩りするのはメスなんだよ」
「えっ!?そうなの?」
「うん」
「じゃあオスのライオンは何するの?」
「縄張り争いをするんだよ」
「へぇー。そうなんだ。智也君、動物に詳しいんだね」
そう。俺は今日の為に動物雑学を沢山、頭に叩き込んできた。
加奈にちょっと知的な男だと思わせる事が出来ればと思っている。
ライオンの檻を見てそこから歩いていくと次に現れたのは、チンパンジーだった。
「あっ、チンパンジーだ。顔が笑ってる!!」
「チンパンジーが顔が笑っているように見えるでしょ?あれって実は、怯えているんだってさ」
「ええ!?そうなの!?」
「らしいよー」
「へぇー、笑ってたら可愛いのにね」
チンパンジーの檻から歩いているとシマウマがいた。
「あっ、シマウマ―」
「シマウマはね、めちゃくちゃ警戒心が強いから乗れない馬なんだよ」
「でもサーカスで乗ってるよ?」
「あのサーカスのやつは、特別な訓練を受けてるんだよ」
「馬なのに乗れないんだね」
シマウマのいるところから少し歩くと、キリンがいた。
「キリンだー。大きいー」
「キリンってさ、睡眠時間が一日ニ十分なんだってさ」
「短い!!」
「肉食動物に襲われないように警戒してるんだってさ」
「キリンも智也君も、夜勤は大変だね」
「キリンと一緒にしないでよ」
「あはは」
キリンを通り過ぎて歩いていくと、今度はフラミンゴが水浴びをしていた。
「フラミンゴだ」
「フラミンゴがどうして一本足で立っているかわかる?」
「えー、何だろうー。うーん……」
「水が冷たいから体温を奪われないようにする為なんだ」
「へぇー」
「ちなみにどんなフラミンゴがモテるか分かる?」
「うーん、体が大きいとか?」
「羽の色が濃いフラミンゴがモテるんだよ」
「智也君、凄い動物の知識だね」
「今日の為に色々勉強してきたんだ」
「今日は、智也博士の解説付きで楽しめるね」
「任せてよ」
そこから更に歩いていくと、ワニがいた。
「わあー!!ワニがいる!!ワニってちょっと爬虫類みたいで気持ち悪い」
「俺も爬虫類は、あまり好きじゃないな」
「あんなのに襲われたらひとたまりもないね」
「ワニに腕を食われた時、どうするのが正解か知ってる?」
「えっ、わかんない」
「ワニは食いちぎろうとするから体を回転させるんだ。だからその回転方向に合わせて一緒に回るといいんだよ」
「私、生きてる間にそんな目に絶対合わないと思う」
「まあ日本にいると、そんな目に遭う事はないだろうね」
「雑学だねぇ」
「うん、雑学だよ」
次にいたのは、ナマケモノだった。
「いいよねぇ。ナマケモノ。あんなにだらけきった生活できて羨ましいよ」
「ナマケモノは一週間に一度、うんこする為だけ木から下りてくんだってさ」
「智也君みたい」
「待って。俺、そんなに便秘じゃないから。ちゃんと毎日出てるから」
「あはは」
それからも色々な動物を見て二人で盛り上がった。
更に少し歩いたところにあったのは、乗馬体験コーナーだった。
「おっ!!乗馬体験コーナーだって。乗ってみる?」
「乗りたい!!」
加奈と二人、初めての乗馬に挑戦する。
係り員が乗り方を教えてくれて、馬がゆっくりと歩く。
「おおー、視界が高いなぁ!!」
「すごーい!!楽しい!!」
初めて乗った馬の感想は、思ったよりも視界が高いという事だった。
それからすぐのところにあったのは、犬と猫の触れ合いコーナーだった。
「よしっ、犬猫と触れ合いしようか。どっちがいい?」
「犬がいい!!」
「やっぱ犬だよね」
犬用の餌を飼って檻の中に入ると、沢山の犬が一気に近寄って来た。
「うわー、いっぱいいる!!可愛い!!」
「おー、よしよし。ほれ、餌だ」
餌をやると喜んで食べた。
我先にと沢山の犬がまた寄ってくる。
「お手!!」
しっかりとお手をした。
「おー、お前賢いな。よし、餌をやろう」
そして餌をやると、横から来た違う犬に餌を持っていかれる。
「あっ!!こら、お前。盗むなよ!!しょーがないなー」
加奈も顔をペロペロと舐められている。
「きゃっ!!あはは!!」
しばらく沢山の犬との触れ合いを楽しんだ。
その後、ぐるりと一周して戻ってきた。
「次は水族館に行ってみようか」
「うん!」
水族館に入ると、一番最初にあったのは、イワシの群れが泳いでいる水槽だった。
「うわあ!!凄いね!!」
「イワシの群れだ。何匹くらいいるんだろうな」
次に現れたのは、巨大なジンベエザメだった。
「大きいなぁ!!」
「確かジンベイザメって人を襲わないんだよね?」
「うん。プランクトンを食べるからね」
進んでいくと次に現れたのは、ペンギンだった。
「あっ!!ペンギンだ!!」
「ほんとだ。可愛いね。あのヨチヨチ歩きをする姿がたまらないよね」
「うん。水中だと凄く早いね」
「ねー!!あー、タイミングが良かったら飼育員が餌やりするところ見れるんだってさ」
「へぇー。ちょっと時間的には過ぎちゃったな」
「残念」
それからシャチを見たり、深海魚を見たりして水族館を一周回った。
「楽しかったー!!」
「次は植物園に行こうか」
「うん」
植物園に入って花を見て回る。
アイスバーグにマリーゴールド。シュシュにマチルダ。
どれも綺麗だった。
「花って綺麗だよね。うちの庭にも色々植えてあるんだ」
「そうなんだ。俺は紫陽花が好きだな」
「紫陽花も綺麗だよね」
植物園に咲いている花と一緒に、加奈と二人でスマホを自撮りモードにして写真を撮る。
良い写真を撮る事ができた。
植物園を出て、最後にお土産売り場へ行く。
「この動物園のオリジナルグッズコーナーだってさ」
「何があるかなぁ。ちょっと見てみようか」
「おっ……!?」
「どうしたの?」
「これ見てよ」
「キリンだね」
目に入ったのは、キリンの形をした首の長い貯金箱だった。
「これ面白いな」
「いいね、それ」
「俺この貯金箱買うよ。これ、気に入った」
「私はペンギンライト買おうかなぁ」
「ああー、それも可愛いね」
お互い気に入ったものを見つける事ができた。
そして帰りのバスの時間になった。
無事に何事もなく、バスに乗り込んだ。
「いやー、楽しかった!!」
「うん。動物も可愛かったし、植物園の花も綺麗だった」
「お土産も気に入ったもの見つかったし」
「私、自分の部屋のベッドの上にペンギンライト飾ろうっと」
「俺はこの貯金箱に頑張って小銭を貯金していくよ」
「それ凄く貯まりそうだよね。大変そう」
「何年かかるかな。まあコツコツ頑張るよ」
バスの中で今日撮ったスマホの写真を見せあった。
結構歩いたからか。二人共疲れてバスの中で到着するまで眠っていた。
そしてバスが到着してバスから降りた。
「今日はありがとう。凄く楽しかったよ」
「うん。こちらこそ」
「また動物園行こうね」
「そうだね。また行こう」
「それじゃあ」
「うん。またね」
バス停で加奈と別れて家へと帰る。
お土産のビニール袋から飛び出たキリンの貯金箱を見て、改めてこれを満タンにするのは大変そうだと思った。
みんなのリアクション
まだリアクションはありません。最初の一歩を踏み出しましょう!
数日が経ち、加奈とまだライブの余韻を語り合いながら次のデートの事を決める為にメッセージのやりとりをしていた。
「次の休みの日にさ、大道動物園に行かない?」
「いいね!!行きたい!!私、大道動物園に行った事ないんだ。バスで行くんだっけ?」
「うん。直通がある」
「そっか。じゃあバス停のところで集合でいいね」
「いいね!!行きたい!!私、大道動物園に行った事ないんだ。バスで行くんだっけ?」
「うん。直通がある」
「そっか。じゃあバス停のところで集合でいいね」
それから一週間が経った。今日は加奈と動物園に行く日だ。
待ち合わせ場所のバス停に少し早めに着く。
待ち合わせ時間になると加奈がやってきた。
待ち合わせ場所のバス停に少し早めに着く。
待ち合わせ時間になると加奈がやってきた。
「お待たせ」
「それじゃ行こうか」
「それじゃ行こうか」
動物園までは、直通のバスがあり、そこから約三時間で着く。
バスに乗ると加奈は、酔い止め薬を飲んでいた。
バスの中では、仕事での愚痴の話や昔飼っていたペットの話をした。
バスに乗ると加奈は、酔い止め薬を飲んでいた。
バスの中では、仕事での愚痴の話や昔飼っていたペットの話をした。
「加奈は動物を飼った事がある?」
「小さい頃、犬を飼ってたよ」
「へぇ。いいね。何犬飼ってたの?」
「柴犬だよー。人懐っこくてさ、可愛かったんだー」
「柴犬かぁ。名前はなんていうの?」
「ランだよ」
「ランかぁ」
「私が中学生の時に死んじゃったんだけどさ、あの時は本当に凄くショックで泣いたなぁ」
「可愛がってたらペットロスになるよね」
「智也君は、ペットを飼っていた事あるの?」
「俺は飼った事ないんだよね。親が動物アレルギーでさ、ペット飼いたかったんだけど飼うのを許してくれなかったんだ」
「そっかぁ。それは残念だね」
「俺も犬とか猫好きでさ。ペットを飼っている友達が羨ましかったな」
「猫も可愛いよね。ただ猫は、気まぐれだから懐いてくれない時もあるのが寂しいけどね」
「その点、犬はよく懐くし、お手とかも覚えるから楽しいよね」
「うん。ランはね、お利口でお手とか伏せとか色々出来たし、全然吠えなかったんだよ」
「へぇー。そっかぁ」
「でもね、知らない人にも全然吠えたりせずに懐いていくくらい人好きな子だったから、番犬にはならなかったなぁ」
「あはは。そうなんだ。そういえばさ、今日行く動物園って犬と猫の触れ合いコーナーがあるんだってね」
「えっ!?そうなの?行きたい!!」
「うん。行こうよ。結構敷地が広くてさ、動物園と水族館と植物園があるんだよね」
「そうなんだ。私、今日行く動物園に行った事ないから楽しみ」
「やっぱりさ、動物っていいよね。可愛くて癒される。俺、将来は犬を飼いたいなって思ってるんだ」
「いいよね。智也君は、何犬が好きなの?」
「うーん、何犬かなぁ。ミニチュアダックスフンドも可愛いよね」
「分かる!!あの垂れた耳が凄く可愛いよね!!」
「今日行く触れ合いコーナーは、何犬がいるのか楽しみだね」
「うん!!楽しみ!!」
「仕事終わりに犬に癒される生活とかしてみたいよ。いつも動画サイトに投稿された犬の動画見てるだけだからさ」
「あー、確かに。私も犬の動画観たりするよ」
「この間、凄い面白い動画があったんだよ。犬が注射に連れていかれるんだけどさ」
「うんうん」
「ああああーー!!って鳴くんだよ。可哀想なんだけど、鳴き方が面白くてつい笑っちゃった」
「そんなのあるんだー。ランも注射嫌いで嫌がったなぁ」
「まあ人間だって注射は怖いからね」
「うん。私も毎年、インフルエンザの予防接種するけど苦手だなぁ」
「後はね、マムシに刺されて顔が膨れてしょんぼりしてる犬の動画。哀愁が漂っててあれも面白かった」
「えー、可哀想なのばっかりじゃない」
「いや、なんかさ。犬の珍しい動画探して検索したらヒットしてさ、見たら面白かったんだよ」
「私はね。器用に二足歩行で歩く犬の動画観たよ。笑っちゃった」
「そんなのもあるんだ。今度見てみるよ」
「小さい頃、犬を飼ってたよ」
「へぇ。いいね。何犬飼ってたの?」
「柴犬だよー。人懐っこくてさ、可愛かったんだー」
「柴犬かぁ。名前はなんていうの?」
「ランだよ」
「ランかぁ」
「私が中学生の時に死んじゃったんだけどさ、あの時は本当に凄くショックで泣いたなぁ」
「可愛がってたらペットロスになるよね」
「智也君は、ペットを飼っていた事あるの?」
「俺は飼った事ないんだよね。親が動物アレルギーでさ、ペット飼いたかったんだけど飼うのを許してくれなかったんだ」
「そっかぁ。それは残念だね」
「俺も犬とか猫好きでさ。ペットを飼っている友達が羨ましかったな」
「猫も可愛いよね。ただ猫は、気まぐれだから懐いてくれない時もあるのが寂しいけどね」
「その点、犬はよく懐くし、お手とかも覚えるから楽しいよね」
「うん。ランはね、お利口でお手とか伏せとか色々出来たし、全然吠えなかったんだよ」
「へぇー。そっかぁ」
「でもね、知らない人にも全然吠えたりせずに懐いていくくらい人好きな子だったから、番犬にはならなかったなぁ」
「あはは。そうなんだ。そういえばさ、今日行く動物園って犬と猫の触れ合いコーナーがあるんだってね」
「えっ!?そうなの?行きたい!!」
「うん。行こうよ。結構敷地が広くてさ、動物園と水族館と植物園があるんだよね」
「そうなんだ。私、今日行く動物園に行った事ないから楽しみ」
「やっぱりさ、動物っていいよね。可愛くて癒される。俺、将来は犬を飼いたいなって思ってるんだ」
「いいよね。智也君は、何犬が好きなの?」
「うーん、何犬かなぁ。ミニチュアダックスフンドも可愛いよね」
「分かる!!あの垂れた耳が凄く可愛いよね!!」
「今日行く触れ合いコーナーは、何犬がいるのか楽しみだね」
「うん!!楽しみ!!」
「仕事終わりに犬に癒される生活とかしてみたいよ。いつも動画サイトに投稿された犬の動画見てるだけだからさ」
「あー、確かに。私も犬の動画観たりするよ」
「この間、凄い面白い動画があったんだよ。犬が注射に連れていかれるんだけどさ」
「うんうん」
「ああああーー!!って鳴くんだよ。可哀想なんだけど、鳴き方が面白くてつい笑っちゃった」
「そんなのあるんだー。ランも注射嫌いで嫌がったなぁ」
「まあ人間だって注射は怖いからね」
「うん。私も毎年、インフルエンザの予防接種するけど苦手だなぁ」
「後はね、マムシに刺されて顔が膨れてしょんぼりしてる犬の動画。哀愁が漂っててあれも面白かった」
「えー、可哀想なのばっかりじゃない」
「いや、なんかさ。犬の珍しい動画探して検索したらヒットしてさ、見たら面白かったんだよ」
「私はね。器用に二足歩行で歩く犬の動画観たよ。笑っちゃった」
「そんなのもあるんだ。今度見てみるよ」
お互い会話は尽きる事なく、ずっと話していた。
長い時間バスに乗っていると、加奈は酔い止めの薬が聞いたのか、いつの間にか眠ってしまった。
そして動物園に到着した。
長い時間バスに乗っていると、加奈は酔い止めの薬が聞いたのか、いつの間にか眠ってしまった。
そして動物園に到着した。
「加奈。着いたよ」
「んっ……んー!!もう着いたの?」
「うん。降りようか」
「んっ……んー!!もう着いたの?」
「うん。降りようか」
バスを降りて入場チケットを販売機で買って動物園に入る。
受付でもらったパンフレットを見る。
受付でもらったパンフレットを見る。
「さてどこから回ろうか。あっ、順路書いてあるな。この通り行けばいいのか。じゃあこの通りに行こうか」
「うん。ぐるっと一周回って来てここに戻ってきたら水族館に行って、その後で植物園だね」
「うん。ぐるっと一周回って来てここに戻ってきたら水族館に行って、その後で植物園だね」
歩いていくと最初にいたのは、ライオンだった。
「おお、いきなり迫力のあるやつがきたな」
「あー、ライオンだー。大きいねぇ」
「ライオンはさ、狩りをするイメージあるけど、狩りするのはメスなんだよ」
「えっ!?そうなの?」
「うん」
「じゃあオスのライオンは何するの?」
「縄張り争いをするんだよ」
「へぇー。そうなんだ。智也君、動物に詳しいんだね」
「あー、ライオンだー。大きいねぇ」
「ライオンはさ、狩りをするイメージあるけど、狩りするのはメスなんだよ」
「えっ!?そうなの?」
「うん」
「じゃあオスのライオンは何するの?」
「縄張り争いをするんだよ」
「へぇー。そうなんだ。智也君、動物に詳しいんだね」
そう。俺は今日の為に動物雑学を沢山、頭に叩き込んできた。
加奈にちょっと知的な男だと思わせる事が出来ればと思っている。
ライオンの檻を見てそこから歩いていくと次に現れたのは、チンパンジーだった。
加奈にちょっと知的な男だと思わせる事が出来ればと思っている。
ライオンの檻を見てそこから歩いていくと次に現れたのは、チンパンジーだった。
「あっ、チンパンジーだ。顔が笑ってる!!」
「チンパンジーが顔が笑っているように見えるでしょ?あれって実は、怯えているんだってさ」
「ええ!?そうなの!?」
「らしいよー」
「へぇー、笑ってたら可愛いのにね」
「チンパンジーが顔が笑っているように見えるでしょ?あれって実は、怯えているんだってさ」
「ええ!?そうなの!?」
「らしいよー」
「へぇー、笑ってたら可愛いのにね」
チンパンジーの檻から歩いているとシマウマがいた。
「あっ、シマウマ―」
「シマウマはね、めちゃくちゃ警戒心が強いから乗れない馬なんだよ」
「でもサーカスで乗ってるよ?」
「あのサーカスのやつは、特別な訓練を受けてるんだよ」
「馬なのに乗れないんだね」
「シマウマはね、めちゃくちゃ警戒心が強いから乗れない馬なんだよ」
「でもサーカスで乗ってるよ?」
「あのサーカスのやつは、特別な訓練を受けてるんだよ」
「馬なのに乗れないんだね」
シマウマのいるところから少し歩くと、キリンがいた。
「キリンだー。大きいー」
「キリンってさ、睡眠時間が一日ニ十分なんだってさ」
「短い!!」
「肉食動物に襲われないように警戒してるんだってさ」
「キリンも智也君も、夜勤は大変だね」
「キリンと一緒にしないでよ」
「あはは」
「キリンってさ、睡眠時間が一日ニ十分なんだってさ」
「短い!!」
「肉食動物に襲われないように警戒してるんだってさ」
「キリンも智也君も、夜勤は大変だね」
「キリンと一緒にしないでよ」
「あはは」
キリンを通り過ぎて歩いていくと、今度はフラミンゴが水浴びをしていた。
「フラミンゴだ」
「フラミンゴがどうして一本足で立っているかわかる?」
「えー、何だろうー。うーん……」
「水が冷たいから体温を奪われないようにする為なんだ」
「へぇー」
「ちなみにどんなフラミンゴがモテるか分かる?」
「うーん、体が大きいとか?」
「羽の色が濃いフラミンゴがモテるんだよ」
「智也君、凄い動物の知識だね」
「今日の為に色々勉強してきたんだ」
「今日は、智也博士の解説付きで楽しめるね」
「任せてよ」
「フラミンゴがどうして一本足で立っているかわかる?」
「えー、何だろうー。うーん……」
「水が冷たいから体温を奪われないようにする為なんだ」
「へぇー」
「ちなみにどんなフラミンゴがモテるか分かる?」
「うーん、体が大きいとか?」
「羽の色が濃いフラミンゴがモテるんだよ」
「智也君、凄い動物の知識だね」
「今日の為に色々勉強してきたんだ」
「今日は、智也博士の解説付きで楽しめるね」
「任せてよ」
そこから更に歩いていくと、ワニがいた。
「わあー!!ワニがいる!!ワニってちょっと爬虫類みたいで気持ち悪い」
「俺も爬虫類は、あまり好きじゃないな」
「あんなのに襲われたらひとたまりもないね」
「ワニに腕を食われた時、どうするのが正解か知ってる?」
「えっ、わかんない」
「ワニは食いちぎろうとするから体を回転させるんだ。だからその回転方向に合わせて一緒に回るといいんだよ」
「私、生きてる間にそんな目に絶対合わないと思う」
「まあ日本にいると、そんな目に遭う事はないだろうね」
「雑学だねぇ」
「うん、雑学だよ」
「俺も爬虫類は、あまり好きじゃないな」
「あんなのに襲われたらひとたまりもないね」
「ワニに腕を食われた時、どうするのが正解か知ってる?」
「えっ、わかんない」
「ワニは食いちぎろうとするから体を回転させるんだ。だからその回転方向に合わせて一緒に回るといいんだよ」
「私、生きてる間にそんな目に絶対合わないと思う」
「まあ日本にいると、そんな目に遭う事はないだろうね」
「雑学だねぇ」
「うん、雑学だよ」
次にいたのは、ナマケモノだった。
「いいよねぇ。ナマケモノ。あんなにだらけきった生活できて羨ましいよ」
「ナマケモノは一週間に一度、うんこする為だけ木から下りてくんだってさ」
「智也君みたい」
「待って。俺、そんなに便秘じゃないから。ちゃんと毎日出てるから」
「あはは」
「ナマケモノは一週間に一度、うんこする為だけ木から下りてくんだってさ」
「智也君みたい」
「待って。俺、そんなに便秘じゃないから。ちゃんと毎日出てるから」
「あはは」
それからも色々な動物を見て二人で盛り上がった。
更に少し歩いたところにあったのは、乗馬体験コーナーだった。
更に少し歩いたところにあったのは、乗馬体験コーナーだった。
「おっ!!乗馬体験コーナーだって。乗ってみる?」
「乗りたい!!」
「乗りたい!!」
加奈と二人、初めての乗馬に挑戦する。
係り員が乗り方を教えてくれて、馬がゆっくりと歩く。
係り員が乗り方を教えてくれて、馬がゆっくりと歩く。
「おおー、視界が高いなぁ!!」
「すごーい!!楽しい!!」
「すごーい!!楽しい!!」
初めて乗った馬の感想は、思ったよりも視界が高いという事だった。
それからすぐのところにあったのは、犬と猫の触れ合いコーナーだった。
それからすぐのところにあったのは、犬と猫の触れ合いコーナーだった。
「よしっ、犬猫と触れ合いしようか。どっちがいい?」
「犬がいい!!」
「やっぱ犬だよね」
「犬がいい!!」
「やっぱ犬だよね」
犬用の餌を飼って檻の中に入ると、沢山の犬が一気に近寄って来た。
「うわー、いっぱいいる!!可愛い!!」
「おー、よしよし。ほれ、餌だ」
「おー、よしよし。ほれ、餌だ」
餌をやると喜んで食べた。
我先にと沢山の犬がまた寄ってくる。
我先にと沢山の犬がまた寄ってくる。
「お手!!」
しっかりとお手をした。
「おー、お前賢いな。よし、餌をやろう」
そして餌をやると、横から来た違う犬に餌を持っていかれる。
「あっ!!こら、お前。盗むなよ!!しょーがないなー」
加奈も顔をペロペロと舐められている。
「きゃっ!!あはは!!」
しばらく沢山の犬との触れ合いを楽しんだ。
その後、ぐるりと一周して戻ってきた。
その後、ぐるりと一周して戻ってきた。
「次は水族館に行ってみようか」
「うん!」
「うん!」
水族館に入ると、一番最初にあったのは、イワシの群れが泳いでいる水槽だった。
「うわあ!!凄いね!!」
「イワシの群れだ。何匹くらいいるんだろうな」
「イワシの群れだ。何匹くらいいるんだろうな」
次に現れたのは、巨大なジンベエザメだった。
「大きいなぁ!!」
「確かジンベイザメって人を襲わないんだよね?」
「うん。プランクトンを食べるからね」
「確かジンベイザメって人を襲わないんだよね?」
「うん。プランクトンを食べるからね」
進んでいくと次に現れたのは、ペンギンだった。
「あっ!!ペンギンだ!!」
「ほんとだ。可愛いね。あのヨチヨチ歩きをする姿がたまらないよね」
「うん。水中だと凄く早いね」
「ねー!!あー、タイミングが良かったら飼育員が餌やりするところ見れるんだってさ」
「へぇー。ちょっと時間的には過ぎちゃったな」
「残念」
「ほんとだ。可愛いね。あのヨチヨチ歩きをする姿がたまらないよね」
「うん。水中だと凄く早いね」
「ねー!!あー、タイミングが良かったら飼育員が餌やりするところ見れるんだってさ」
「へぇー。ちょっと時間的には過ぎちゃったな」
「残念」
それからシャチを見たり、深海魚を見たりして水族館を一周回った。
「楽しかったー!!」
「次は植物園に行こうか」
「うん」
「次は植物園に行こうか」
「うん」
植物園に入って花を見て回る。
アイスバーグにマリーゴールド。シュシュにマチルダ。
どれも綺麗だった。
アイスバーグにマリーゴールド。シュシュにマチルダ。
どれも綺麗だった。
「花って綺麗だよね。うちの庭にも色々植えてあるんだ」
「そうなんだ。俺は紫陽花が好きだな」
「紫陽花も綺麗だよね」
「そうなんだ。俺は紫陽花が好きだな」
「紫陽花も綺麗だよね」
植物園に咲いている花と一緒に、加奈と二人でスマホを自撮りモードにして写真を撮る。
良い写真を撮る事ができた。
良い写真を撮る事ができた。
植物園を出て、最後にお土産売り場へ行く。
「この動物園のオリジナルグッズコーナーだってさ」
「何があるかなぁ。ちょっと見てみようか」
「おっ……!?」
「どうしたの?」
「これ見てよ」
「キリンだね」
「何があるかなぁ。ちょっと見てみようか」
「おっ……!?」
「どうしたの?」
「これ見てよ」
「キリンだね」
目に入ったのは、キリンの形をした首の長い貯金箱だった。
「これ面白いな」
「いいね、それ」
「俺この貯金箱買うよ。これ、気に入った」
「私はペンギンライト買おうかなぁ」
「ああー、それも可愛いね」
「いいね、それ」
「俺この貯金箱買うよ。これ、気に入った」
「私はペンギンライト買おうかなぁ」
「ああー、それも可愛いね」
お互い気に入ったものを見つける事ができた。
そして帰りのバスの時間になった。
無事に何事もなく、バスに乗り込んだ。
そして帰りのバスの時間になった。
無事に何事もなく、バスに乗り込んだ。
「いやー、楽しかった!!」
「うん。動物も可愛かったし、植物園の花も綺麗だった」
「お土産も気に入ったもの見つかったし」
「私、自分の部屋のベッドの上にペンギンライト飾ろうっと」
「俺はこの貯金箱に頑張って小銭を貯金していくよ」
「それ凄く貯まりそうだよね。大変そう」
「何年かかるかな。まあコツコツ頑張るよ」
「うん。動物も可愛かったし、植物園の花も綺麗だった」
「お土産も気に入ったもの見つかったし」
「私、自分の部屋のベッドの上にペンギンライト飾ろうっと」
「俺はこの貯金箱に頑張って小銭を貯金していくよ」
「それ凄く貯まりそうだよね。大変そう」
「何年かかるかな。まあコツコツ頑張るよ」
バスの中で今日撮ったスマホの写真を見せあった。
結構歩いたからか。二人共疲れてバスの中で到着するまで眠っていた。
そしてバスが到着してバスから降りた。
結構歩いたからか。二人共疲れてバスの中で到着するまで眠っていた。
そしてバスが到着してバスから降りた。
「今日はありがとう。凄く楽しかったよ」
「うん。こちらこそ」
「また動物園行こうね」
「そうだね。また行こう」
「それじゃあ」
「うん。またね」
「うん。こちらこそ」
「また動物園行こうね」
「そうだね。また行こう」
「それじゃあ」
「うん。またね」
バス停で加奈と別れて家へと帰る。
お土産のビニール袋から飛び出たキリンの貯金箱を見て、改めてこれを満タンにするのは大変そうだと思った。
お土産のビニール袋から飛び出たキリンの貯金箱を見て、改めてこれを満タンにするのは大変そうだと思った。