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0-2 踏み出す、運命の一歩

ー/ー



「……っ。ぅん?」

 脇腹に走る鈍痛が、テレザを目覚めさせた。彼女は簡素なベッドに寝かされており、傷口も一応くっついていた。

「私、ガッツリ斬られたはず。で、倒れて……」
「そうよぉ?」

 一つ一つ記憶を辿るテレザに向け、明朗なテノールが響いた。

「私が来てあげなかったら、いくら貴方でも死んでたでしょうね」

 現れたのは、タイトな薄紫の衣装に身を包んだ顔馴染み。テレザのギルドにおける先輩(お目付け役)であり、意識が途切れる間際に聞こえた、あの声の主だった。

「ミスティ。何で」
「決まってるでしょ? マスターの命令で、ハイオークに単身突撃した貴方(おバカさん)を追いかけてきたのよ。で、死にかけた貴方をどうにかこうにか傷を塞いでベッドまで運んだってわけ」

 おかげで体はヘトヘト、血でベタベタよ~。ミスティと呼ばれたそいつは大袈裟に首を振った。

「ありがと。本当に、助かったわ」
「どういたしまして」
「ここは、どこ?」
「ハイオークの出た集落よ。時間は、丸っと半日くらい」
「……意外と経ってないのね」
「本当に。もう起きて喋れるなんて、呆れたわ。生命力はケイヴォーチ並ね」
「あれに例えるのは流石にやめてくれる?」

 洞穴に巣食う大型のゴキブリと同列扱いされたら文句の一つも言いたくなる。とはいえ、無茶を救ってもらった手前テレザはそれ以上反論しない。

「あの子は無事なの? 依頼の時は、家の扉が開くのも怖がられちゃったけど」

 テレザの指した「あの子」とは、ハイオークに指名された娘のこと。

「無事よ。でも散々泣いて怖がったから、今は寝てるみたい。会ってみる?」
「遠慮しとくわ。無事ならそれで良い」
「そう言うと思った。じゃあ、ここからは幻導士(エレメンター)らしい話をしましょう」

 ミスティは袖口から革袋を取り出した。テレザの握り拳より一回り大きく、ずっしりと中身が詰まっている。

「じゃーん。クライアント様から預かった報酬金でぇーす」
「わお。随分弾んでくれたのね」
「……貴方、そろそろ金銭感覚直した方が良い。ハイオーク討伐ならこれ三つはないと割に合わないから」
「どうせ、後でギルドから突発賞与(スクランブル)貰えるでしょ?」

 危険度、緊急性の高い依頼ほど報酬金も高額になる。しかし、それに依頼者側の支払い能力が追い付かないケースも少なくない。そうした場合にギルドが幻導士(エレメンター)への報酬をある程度補填し、弱者の依頼が無視されてしまわないようにする仕組みが突発賞与(スクランブル)である。
 それをアテにして、テレザは今のように報酬金も見ず危険な依頼を受けることが多々あった。

「ま、ウチは大きなギルドだから金払いも良いケド……他でも同じようにできるとは思わないでね」
突発賞与(スクランブル)、ないところがあるの?」
「あったり前じゃない! あっても寸志しか出ないギルドも多いんだから、もう」

 世間知らずな後輩に呆れた後、ミスティはふと真剣な顔になった。

「自分を、投げ売りしないで」
「う、うん」

 やや気圧されたテレザが素直に頷くと、ミスティは再び優雅な笑顔に戻った。

「よろしい。それじゃ、ギルドに帰りましょうか。立てる?」
「ちょっと痛むけど、まあ大丈夫。ちなみに、どのくらいで治るのこれ?」
「復帰まで、普通なら数カ月。貴方なら二~三週間ってところ」
「そっか……」

 馬車へ向けて歩きながらテレザは少し考え、自らの今後を打ち明けた。

「リハビリに、ちょっと他のギルドで依頼を受けてみようかしら」
「その心は?」
「今のままじゃ、いつまでもあなたに依存しちゃう気がする」

 無茶をしても何とかなった、何とかしてもらえた。だからこれからも大丈夫。無意識に危険な思い込みに陥っていたことをテレザは痛感した。
 まだ生きているハイオークに不用意に近づいたのも、余裕が油断に変わってしまっていたから。今回はミスティも間に合ってくれたが、次はないかもしれない。

「折角助かったし、思い切って意識を変えてみたいの」
「……そう。丁度良い機会かもね」

 テレザの意思表明を聞いたミスティから、嬉しさと寂しさがない交ぜの吐息が漏れた。

「私も、しばらく貴方には構えなくなっちゃうから」
「え?」
「ちょっとハードな案件が入ったのよ。いつまでかかるか、正直分からない」

 丁度、馬車を待たせていた集落の入り口に着いた。村人たちの尊敬と感謝に見送られながら、二人はギルドへと出発する。

「というワケで、テレザ」

 ミスティが会話の続きを切り出した。

「私のいない間に、無茶して死なないこと。約束してね」

 念押しするような言い方に、真剣さが滲む。何だかんだ本気で心配してくれていることに感謝しつつ、テレザは笑顔で応えた。

「うん。また元気で会いましょ」







 およそ二週間後。持前の回復力で、テレザは現場に復帰できるまでになっていた。ちなみにハイオーク討伐の突発賞与(スクランブル)は、ミスティへの医療費支払いで粗方吹っ飛んだ。
 小高くなった丘で馬車を降り、目指す街並みを一望する。
 出発地点――テレザが元々所属していたギルドのある街と比べると、幾分小さい街だった。大きな建物も少ない。快晴の日差しが遮られることなく、石造りのメインストリートに燦燦と注いでいた。だが小さいとはいえ幻導士(エレメンター)ギルドのお膝元、十分以上に活気にあふれている。
 時刻は正午頃。幻導士も商人も農民も、街中に入ってから足を止めるのは憚られるほど忙しく、人々が通りを行き交っていた。特別に裕福ではなさそうだが、表情の明るい人間が多い。期待に胸を膨らませ、テレザは街に入っていく。

「んー……!」

 馬車で縮こまった体を伸ばしながら、テレザは街の中心部にある幻導士ギルドを目指して歩く。脇腹に、もう痛みはない。軽い戦闘なら大丈夫だろうと医師のお墨付きももらった。
 ギルドの建物に着いた。ドアベルの音が小さく、喧騒の中に消えていく。見渡してみると、構造はテレザが元いたギルドと大差ない。受注カウンターも兼ねた酒場といったところで、壁は汚れているし、椅子やテーブルの脚には折れたのを修復した痕跡がいくつも見える。違いらしい違いと言えば、ここが辺境の分、席数もやや少ないことくらい。
 ご丁寧に「幻素(エレメント)幻導士(エレメンター)の起源」について書かれた古ぼけた看板まで同じだった。

 看板曰く、龍が世界を統べていた昔。龍は魔物との戦いに備え、溶岩、海や川、森林、土壌、雷雲、星光……自然を象る力ある物質を、正しき生物達へと与えた。

「それが幻素。そして幻素を使って、世界を守った人間が幻導士(エレメンター)か」

 何の気なしに、テレザは看板の内容を要約する。
 幻素(エレメント)を使いこなし、世界を魔物から守り通した者達は英雄と称えられ、いつしか『幻素によって皆を導く勇士』──幻導士(エレメンター)と呼ばれるようになった。
 というのが看板の伝える幻導士の古臭い定義であり、成り立ち。

「まあ、看板通りの使い手なんて、ほとんど見ないけどね……」

 平和になり人口が増えるにつれ、幻導士には質よりも量が求められるようになった。
 今や幻素をロクすっぽ使えぬ腕っぷしだけの人間でも、ギルドへ登録さえ認められれば幻導士を名乗れてしまう。幻導士(エレメンター)という言葉の意味も、英雄からはかけ離れてきている。
 テレザのように大型の魔物に対処できる幻導士(エレメンター)など、ほんの一握りだ。

「この場に『本物』が何人いるのかしら」

 再びの独り言と共に、テーブルの間を抜けてカウンターへと向かう。が、生憎と受付嬢は金髪の少女と何やら話している最中。少々時間のかかりそうな雰囲気だった。

「あら、残念。先に依頼の確認でもしましょうか」

 テレザはクエストボードを見て、適当に依頼票を取る。人々の悩みは住む地域によって様々だ。依頼から、その土地がどんな場所なのかを感じ取ることもできる。ここには森に棲む動物や魔物に関する依頼が多く見られ、人と森との距離が近いことを思わせた。

「……これかしらね。フォレストウルフの討伐」

 テレザは、家畜を襲う害獣の討伐を受けることに決めた。カウンターに近い椅子に座り、少女の手続きが終わるのを待つ。
 少女はド新人だったのか、話が終わると大層緊張した様子でクエストボードへ向かった。漏れ聞こえた会話から、名前はシェラというらしい。
 満を持してテレザは受付嬢の真正面に立ち、話しかけた。

「ねえ、この依頼を受けても……」

 しかし受付嬢は、低難度の依頼票を漁るのに夢中で顔を上げてくれない。テレザの言葉も、耳に入っていないようだった。シェラとかいう新人のことが気になるのは分かるが、こちらも対応してもらわねば困る。

「ちょっと?」

 少し声を大きく呼ぶ。そしてトントンとカウンターを指で叩くと、やっと受付嬢が反応した。顔が跳ね上がる。

「あ、と。失礼しました。何でしょう?」
「この依頼、受けても大丈夫?」


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次のエピソードへ進む 1-1 二人が出会ったその理由


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「……っ。ぅん?」
 脇腹に走る鈍痛が、テレザを目覚めさせた。彼女は簡素なベッドに寝かされており、傷口も一応くっついていた。
「私、ガッツリ斬られたはず。で、倒れて……」
「そうよぉ?」
 一つ一つ記憶を辿るテレザに向け、明朗なテノールが響いた。
「私が来てあげなかったら、いくら貴方でも死んでたでしょうね」
 現れたのは、タイトな薄紫の衣装に身を包んだ顔馴染み。テレザのギルドにおける|先輩《お目付け役》であり、意識が途切れる間際に聞こえた、あの声の主だった。
「ミスティ。何で」
「決まってるでしょ? マスターの命令で、ハイオークに単身突撃した|貴方《おバカさん》を追いかけてきたのよ。で、死にかけた貴方をどうにかこうにか傷を塞いでベッドまで運んだってわけ」
 おかげで体はヘトヘト、血でベタベタよ~。ミスティと呼ばれたそいつは大袈裟に首を振った。
「ありがと。本当に、助かったわ」
「どういたしまして」
「ここは、どこ?」
「ハイオークの出た集落よ。時間は、丸っと半日くらい」
「……意外と経ってないのね」
「本当に。もう起きて喋れるなんて、呆れたわ。生命力はケイヴォーチ並ね」
「あれに例えるのは流石にやめてくれる?」
 洞穴に巣食う大型のゴキブリと同列扱いされたら文句の一つも言いたくなる。とはいえ、無茶を救ってもらった手前テレザはそれ以上反論しない。
「あの子は無事なの? 依頼の時は、家の扉が開くのも怖がられちゃったけど」
 テレザの指した「あの子」とは、ハイオークに指名された娘のこと。
「無事よ。でも散々泣いて怖がったから、今は寝てるみたい。会ってみる?」
「遠慮しとくわ。無事ならそれで良い」
「そう言うと思った。じゃあ、ここからは|幻導士《エレメンター》らしい話をしましょう」
 ミスティは袖口から革袋を取り出した。テレザの握り拳より一回り大きく、ずっしりと中身が詰まっている。
「じゃーん。クライアント様から預かった報酬金でぇーす」
「わお。随分弾んでくれたのね」
「……貴方、そろそろ金銭感覚直した方が良い。ハイオーク討伐ならこれ三つはないと割に合わないから」
「どうせ、後でギルドから|突発賞与《スクランブル》貰えるでしょ?」
 危険度、緊急性の高い依頼ほど報酬金も高額になる。しかし、それに依頼者側の支払い能力が追い付かないケースも少なくない。そうした場合にギルドが|幻導士《エレメンター》への報酬をある程度補填し、弱者の依頼が無視されてしまわないようにする仕組みが|突発賞与《スクランブル》である。
 それをアテにして、テレザは今のように報酬金も見ず危険な依頼を受けることが多々あった。
「ま、ウチは大きなギルドだから金払いも良いケド……他でも同じようにできるとは思わないでね」
「|突発賞与《スクランブル》、ないところがあるの?」
「あったり前じゃない! あっても寸志しか出ないギルドも多いんだから、もう」
 世間知らずな後輩に呆れた後、ミスティはふと真剣な顔になった。
「自分を、投げ売りしないで」
「う、うん」
 やや気圧されたテレザが素直に頷くと、ミスティは再び優雅な笑顔に戻った。
「よろしい。それじゃ、ギルドに帰りましょうか。立てる?」
「ちょっと痛むけど、まあ大丈夫。ちなみに、どのくらいで治るのこれ?」
「復帰まで、普通なら数カ月。貴方なら二~三週間ってところ」
「そっか……」
 馬車へ向けて歩きながらテレザは少し考え、自らの今後を打ち明けた。
「リハビリに、ちょっと他のギルドで依頼を受けてみようかしら」
「その心は?」
「今のままじゃ、いつまでもあなたに依存しちゃう気がする」
 無茶をしても何とかなった、何とかしてもらえた。だからこれからも大丈夫。無意識に危険な思い込みに陥っていたことをテレザは痛感した。
 まだ生きているハイオークに不用意に近づいたのも、余裕が油断に変わってしまっていたから。今回はミスティも間に合ってくれたが、次はないかもしれない。
「折角助かったし、思い切って意識を変えてみたいの」
「……そう。丁度良い機会かもね」
 テレザの意思表明を聞いたミスティから、嬉しさと寂しさがない交ぜの吐息が漏れた。
「私も、しばらく貴方には構えなくなっちゃうから」
「え?」
「ちょっとハードな案件が入ったのよ。いつまでかかるか、正直分からない」
 丁度、馬車を待たせていた集落の入り口に着いた。村人たちの尊敬と感謝に見送られながら、二人はギルドへと出発する。
「というワケで、テレザ」
 ミスティが会話の続きを切り出した。
「私のいない間に、無茶して死なないこと。約束してね」
 念押しするような言い方に、真剣さが滲む。何だかんだ本気で心配してくれていることに感謝しつつ、テレザは笑顔で応えた。
「うん。また元気で会いましょ」
 およそ二週間後。持前の回復力で、テレザは現場に復帰できるまでになっていた。ちなみにハイオーク討伐の|突発賞与《スクランブル》は、ミスティへの医療費支払いで粗方吹っ飛んだ。
 小高くなった丘で馬車を降り、目指す街並みを一望する。
 出発地点――テレザが元々所属していたギルドのある街と比べると、幾分小さい街だった。大きな建物も少ない。快晴の日差しが遮られることなく、石造りのメインストリートに燦燦と注いでいた。だが小さいとはいえ|幻導士《エレメンター》ギルドのお膝元、十分以上に活気にあふれている。
 時刻は正午頃。幻導士も商人も農民も、街中に入ってから足を止めるのは憚られるほど忙しく、人々が通りを行き交っていた。特別に裕福ではなさそうだが、表情の明るい人間が多い。期待に胸を膨らませ、テレザは街に入っていく。
「んー……!」
 馬車で縮こまった体を伸ばしながら、テレザは街の中心部にある幻導士ギルドを目指して歩く。脇腹に、もう痛みはない。軽い戦闘なら大丈夫だろうと医師のお墨付きももらった。
 ギルドの建物に着いた。ドアベルの音が小さく、喧騒の中に消えていく。見渡してみると、構造はテレザが元いたギルドと大差ない。受注カウンターも兼ねた酒場といったところで、壁は汚れているし、椅子やテーブルの脚には折れたのを修復した痕跡がいくつも見える。違いらしい違いと言えば、ここが辺境の分、席数もやや少ないことくらい。
 ご丁寧に「|幻素《エレメント》と|幻導士《エレメンター》の起源」について書かれた古ぼけた看板まで同じだった。
 看板曰く、龍が世界を統べていた昔。龍は魔物との戦いに備え、溶岩、海や川、森林、土壌、雷雲、星光……自然を象る力ある物質を、正しき生物達へと与えた。
「それが幻素。そして幻素を使って、世界を守った人間が|幻導士《エレメンター》か」
 何の気なしに、テレザは看板の内容を要約する。
 |幻素《エレメント》を使いこなし、世界を魔物から守り通した者達は英雄と称えられ、いつしか『幻素によって皆を導く勇士』──|幻導士《エレメンター》と呼ばれるようになった。
 というのが看板の伝える幻導士の古臭い定義であり、成り立ち。
「まあ、看板通りの使い手なんて、ほとんど見ないけどね……」
 平和になり人口が増えるにつれ、幻導士には質よりも量が求められるようになった。
 今や幻素をロクすっぽ使えぬ腕っぷしだけの人間でも、ギルドへ登録さえ認められれば幻導士を名乗れてしまう。|幻導士《エレメンター》という言葉の意味も、英雄からはかけ離れてきている。
 テレザのように大型の魔物に対処できる|幻導士《エレメンター》など、ほんの一握りだ。
「この場に『本物』が何人いるのかしら」
 再びの独り言と共に、テーブルの間を抜けてカウンターへと向かう。が、生憎と受付嬢は金髪の少女と何やら話している最中。少々時間のかかりそうな雰囲気だった。
「あら、残念。先に依頼の確認でもしましょうか」
 テレザはクエストボードを見て、適当に依頼票を取る。人々の悩みは住む地域によって様々だ。依頼から、その土地がどんな場所なのかを感じ取ることもできる。ここには森に棲む動物や魔物に関する依頼が多く見られ、人と森との距離が近いことを思わせた。
「……これかしらね。フォレストウルフの討伐」
 テレザは、家畜を襲う害獣の討伐を受けることに決めた。カウンターに近い椅子に座り、少女の手続きが終わるのを待つ。
 少女はド新人だったのか、話が終わると大層緊張した様子でクエストボードへ向かった。漏れ聞こえた会話から、名前はシェラというらしい。
 満を持してテレザは受付嬢の真正面に立ち、話しかけた。
「ねえ、この依頼を受けても……」
 しかし受付嬢は、低難度の依頼票を漁るのに夢中で顔を上げてくれない。テレザの言葉も、耳に入っていないようだった。シェラとかいう新人のことが気になるのは分かるが、こちらも対応してもらわねば困る。
「ちょっと?」
 少し声を大きく呼ぶ。そしてトントンとカウンターを指で叩くと、やっと受付嬢が反応した。顔が跳ね上がる。
「あ、と。失礼しました。何でしょう?」
「この依頼、受けても大丈夫?」