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ボディガードは一蓮托生です

ー/ー



旅館に戻ったよ。ツインビーとシドニーにおうち作んなきゃね。

どうしようかな~。

普通の巣箱じゃかわいくないよね。

花をまわりに咲かせて真ん中に巣箱がある写真で…

いいイメージを取り入れるため悩む。

ああっやっぱり書斎いきたいなぁ⋯⋯

「たのもー!!」

大きなうなり声にびっくりして思わず慌てる私。

ツインビー、シドニーも八の字に飛び交う。

おもわず外に出ると虎の人が目線にいるんですね。

「いやあぁぁ」

「んっん…すまん」

虎の人は咳払いをして少し距離をおいてくれた。

「女神さまに信仰ささげておったんだが最近はカトレア様を通すようにいわれてな」

ちいさくため息をつき物思いにふけって天を仰ぐ。

「どうしても俺は女神様の力になりたいんだがそこで俺は考えた。

女神様の従者のカトレア様についていけばいつか女神様にお会いできるのではないかと…」

「はぁそうですか」

女神からは連絡があるけどあれ以来(異世界へ引っ越し)姿は見てないのよね。

チラチラと期待のまなざしを向けてこちらをみてくる虎の人。

「わかったわ。でも会えるかどうかは保証できないわよ」

「まことか!それでもいい!女神様にお近づきになれるチャンスなのだ!ふはははは」

しかしこの虎の人大丈夫かしら?

『あーカトレアちゃん聞こえるー?

ミネルヴァよ。

そこの虎のヒゲソレールは信用してもいいわよ。

信仰が高くてどうしても役にたちたいみたいなのよー。

じゃあ頼んだわよー!』

女神様みてたんかーい!

ヒゲソレールさん⋯⋯。

女神様がこう言ってるし、つよいボディガードができたと思っておこう。



あっ!なら書斎の扉を開けてもらおうかな~。



𑁍𓏸𓈒𓂃𓂃𓂃𓂃🕊𑁍𓏸𓈒𓂃𓂃𓂃𓂃🕊



ということで私たちは今書斎の扉の前に来ている。

しかし開けてもらってどうするか悩みますな。

私の世界の情報をヒゲソレールにみせていいものか…

ええい迷うな私。

こうなった以上は一蓮托生だ。

「中に入っても驚かないでくださいね!ヒゲソレール扉を開けてください!」

ヒゲソレールは扉を開けると中を見て驚きのあまり呆然と立ち尽くしている。

『世界の一部の知識が共有されました』

「なあ俺は何を見ているんだ?

まるで別の世界を体験したような気分になる。

こんな場所もあの扉も周りにあった花畑も、まるで中で生きているかのようなものがここにある」

ヒゲソレールに現像した写真のファイルや図鑑をめくってもらっているのだが

ことある度に聞かれては答えることを続けていた。

まあ半分以上はヒゲソレールは理解が追いついていないし、言われただけではどんな物かわからないものだしね。

ヒゲソレールはなにげに彫刻の写真に興味を持ったみたいで、ためしに木材を用意し彫刻刀のミニサイズを実写化したらそれを器用に使いこなして作品を作っていた。

「おおっ!!これはすごいぞー!!」

『新たな価値を見いだしました。彫刻の技術が伝承されました』

「ではここにある紙を広げてもらって…ここをこうして…こんな感じに」

そんな感じで新しい巣箱のイメージを紙に書き、

それをヒゲソレールが形にすることでツインビーとシドニーのおうちを作ることができたのだった。

ツインビーとシドニーのおうちはヘリコプタ-型の巣箱のまわりに花を咲かせた感じにしたよ。

そういえばヒゲソレールの家はどうすればいいんだろ…。

「ヒゲソレールのすまいはどうされてるんですか」

「ああそのことか…俺はどこでも寝れるんだ。気にしなくて良い」

ああそうですか…。

こうして心強い新たな仲間と賑やかに過ごすのだった。


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どうしようかな~。
普通の巣箱じゃかわいくないよね。
花をまわりに咲かせて真ん中に巣箱がある写真で…
いいイメージを取り入れるため悩む。
ああっやっぱり書斎いきたいなぁ⋯⋯
「たのもー!!」
大きなうなり声にびっくりして思わず慌てる私。
ツインビー、シドニーも八の字に飛び交う。
おもわず外に出ると虎の人が目線にいるんですね。
「いやあぁぁ」
「んっん…すまん」
虎の人は咳払いをして少し距離をおいてくれた。
「女神さまに信仰ささげておったんだが最近はカトレア様を通すようにいわれてな」
ちいさくため息をつき物思いにふけって天を仰ぐ。
「どうしても俺は女神様の力になりたいんだがそこで俺は考えた。
女神様の従者のカトレア様についていけばいつか女神様にお会いできるのではないかと…」
「はぁそうですか」
女神からは連絡があるけどあれ以来(異世界へ引っ越し)姿は見てないのよね。
チラチラと期待のまなざしを向けてこちらをみてくる虎の人。
「わかったわ。でも会えるかどうかは保証できないわよ」
「まことか!それでもいい!女神様にお近づきになれるチャンスなのだ!ふはははは」
しかしこの虎の人大丈夫かしら?
『あーカトレアちゃん聞こえるー?
ミネルヴァよ。
そこの虎のヒゲソレールは信用してもいいわよ。
信仰が高くてどうしても役にたちたいみたいなのよー。
じゃあ頼んだわよー!』
女神様みてたんかーい!
ヒゲソレールさん⋯⋯。
女神様がこう言ってるし、つよいボディガードができたと思っておこう。
あっ!なら書斎の扉を開けてもらおうかな~。
𑁍𓏸𓈒𓂃𓂃𓂃𓂃🕊𑁍𓏸𓈒𓂃𓂃𓂃𓂃🕊
ということで私たちは今書斎の扉の前に来ている。
しかし開けてもらってどうするか悩みますな。
私の世界の情報をヒゲソレールにみせていいものか…
ええい迷うな私。
こうなった以上は一蓮托生だ。
「中に入っても驚かないでくださいね!ヒゲソレール扉を開けてください!」
ヒゲソレールは扉を開けると中を見て驚きのあまり呆然と立ち尽くしている。
『世界の一部の知識が共有されました』
「なあ俺は何を見ているんだ?
まるで別の世界を体験したような気分になる。
こんな場所もあの扉も周りにあった花畑も、まるで中で生きているかのようなものがここにある」
ヒゲソレールに現像した写真のファイルや図鑑をめくってもらっているのだが
ことある度に聞かれては答えることを続けていた。
まあ半分以上はヒゲソレールは理解が追いついていないし、言われただけではどんな物かわからないものだしね。
ヒゲソレールはなにげに彫刻の写真に興味を持ったみたいで、ためしに木材を用意し彫刻刀のミニサイズを実写化したらそれを器用に使いこなして作品を作っていた。
「おおっ!!これはすごいぞー!!」
『新たな価値を見いだしました。彫刻の技術が伝承されました』
「ではここにある紙を広げてもらって…ここをこうして…こんな感じに」
そんな感じで新しい巣箱のイメージを紙に書き、
それをヒゲソレールが形にすることでツインビーとシドニーのおうちを作ることができたのだった。
ツインビーとシドニーのおうちはヘリコプタ-型の巣箱のまわりに花を咲かせた感じにしたよ。
そういえばヒゲソレールの家はどうすればいいんだろ…。
「ヒゲソレールのすまいはどうされてるんですか」
「ああそのことか…俺はどこでも寝れるんだ。気にしなくて良い」
ああそうですか…。
こうして心強い新たな仲間と賑やかに過ごすのだった。