第4話 お姉ちゃんには関係ないでしょ!
ー/ー 長い行為が終わったとき、凜花は完全にヘトヘトになっていた。
長身の身体をソファーベッドに投げ出し、汗でびっしょり濡れた前髪が額に張り付き、荒い息を繰り返す。悠馬の胸に顔を埋め、素足の指先がまだ小さく痙攣していた。陸上部で鍛えられた引き締まった腹筋が、余韻でヒクヒクと波打っている。
しかし、さすが陸上部だ。すぐに回復してしまう。
「凜花、気が済んだ?もうこれで良いよね?」
凜花は唇を湿らせ、甘えた声で囁いた。「ダメです!スッキリしましたけど、これ、受験勉強でストレス溜まったら、またやって!」
「……」
凜花は毛布を頭までかぶりながら、とんでもないことを続ける。「でも、悠馬、良かったよ。これがセックスってやつなんだね!堪能しました。えっと、次は、バックというのもやりたいな」勘弁して欲しい。これが彩花にバレたらと思うと気が気ではない。
「絶対に内緒だからね!」
「当たり前でしょ!姉ちゃんの彼氏をNTRしたなんてバレたら修羅場よ、修羅場」
「頼むよ、凜花」
「だけどさ、『姉ちゃんの彼氏をNTRした』ってさ、『妹の彼氏をNTRした』美咲姉ちゃんもスゴイよねえ……」
「……」
彼女の姉と妹とやってしまった。三姉妹と関係を持ってしまった。やれやれ。
「ああ、そうそう」と凜花が枕元に投げ出してあった彼女のスマホを手に取った。「これがさ、美咲ねえちゃんの書いている小説だよ」とぼくにスマホを渡した。
読んだ。確かに名前は変えられているが、書いてあることはぼくと美咲のしたことそのままだ。
「女子高校生には刺激強すぎ、なんですけど。ほら、ここなんて……」と凜花がある段落を指差す。
☯ 〔以下、第1話のスマホの画面〕 ☯
……ぼくは抗うのをやめ、彼女の姉のスカートの中に手を滑り込ませた。指先が真っ赤なレースを横にずらすと、すでに熱くトロトロに濡れた秘部が待ち構えていた。人差し指と中指で下から上にすり上げると、美咲の身体がガクンと仰け反り、「アンっ!」と甘い喘ぎが漏れる。彼女は反射的にぼくの股間を強く握りしめ、ぼくの右手を自分のアソコにさらに押し付けてきた。
「もっと……奥まで……指、入れて……」
ぼくの指が熱い蜜壺に沈み込む。ヌルヌルと卑猥な音を立てながら掻き回すと、姉の内壁がキュウキュウと締め付け、愛液が指の間から溢れ出す。
彼女はぼくの唇を奪い、ナメクジのように絡み合う舌と舌。甘いアルコール味の唾液が混じり合い、互いの息が荒くなる。
「……もう、挿れて……我慢できない……」
喘ぎながら腰をくねらせる。ぼくは彼女をコタツの外に引きずり出し、床に押し倒した。ミニスカートを腰まで捲り上げ、真っ赤なレースを完全に脱がせ、ニーハイストッキングだけを残した状態で脚を大きく広げさせる。
硬く反り返ったぼくのものが、熱く濡れた入り口に押し当てられる。ゆっくりと、しかし一気に奥まで突き入れる。
「んあああっ!!」
背中が弓なりに反り、長い爪がぼくの背中に食い込む。内壁がビクビクと痙攣しながらぼくを締め付ける。
ぼくは腰を激しく振り始めた。ニーハイストッキングに包まれた美咲の脚が、ぼくの腰に絡みつき、ストッキングのざらざらした感触が肌を刺激する。
ネチャネチャ……ジュプジュプ……
卑猥な水音が部屋に響き渡る。美咲の愛液が白く泡立ち、ぼくのものを包み込む……。
「ダメっ……そこっ……奥、壊れちゃう……!」
声が甘く掠れ、身体が何度も跳ねる。ぼくはさらに深く突き上げ、彼女の感じるポイントを容赦なく攻め続ける。
☯ 〔以上、第1話のスマホの画面〕 ☯
「……」
「ここまで、彼女の姉にする?この変態!……今度、私にもやってね!」
「こ、これって、『ぼく』の一人称の語りになってるじゃん!」
「美咲姉ちゃんは文才があるんだねえ……」
「感心している場合じゃない!削除させないと!」
「削除って、私が姉ちゃんに『削除』とか言ったら、読んだのばバレるし、悠馬と私のこともバレるかもよ?」
どうしたらいいんだろう。ぼくは頭を抱えた。その時、凜花のスマホがチャリンと鳴った。
「なんか、通知が来たぞ」
「通知?……」と凜花はスマホを操作した。「あ!美咲姉ちゃん、第2話を公開した!えええ?この続きがあるの?」
「……」
「悠馬!とぼけないで!この姉ちゃんとの続きがあったの?ねえ、あったの?」
「……」
ぼくは答えに窮した。続きはあったのだ。凜花が第2話を読み出した。ぼくも覗き込んだ。卒倒しそうになった。
☯ 〔以下、第2話のスマホの画面〕 ☯
「第2話 お姉ちゃんには関係ないでしょ!」
翌朝、午前八時。
ガチャリ、と玄関の鍵が開く乾いた音が静かなリビングに響いた。
重い足取りで入ってきたのは、彼女だった。彼女はベージュのタイトなニットワンピースに、黒のハーフコートを羽織っていた。彼女の好みの清潔感のある機能的なファッション。しかし一晩の付き添いで、その瞳には濃いクマが浮かび、凛とした美しさの中にも疲労の色が隠せない。
だが、リビングの光景を目にした瞬間、彼女の疲労は驚きと、そして沸き上がるような情動に上書きされた。
リビングの中央。コタツの周りには、脱ぎ捨てられた姉のラメ入りのタイトなミニスカートに、深いVネックの黒いカットソー、ニーハイ黒のストッキング。ぼくのシャツ、ぼくのズボンが醜く散乱している。コタツからはみ出し、肌を寄せ合って眠りこけているぼくと姉。
腕を枕にするようにして、黒いパンツ姿で無防備に豊かな肢体を投げ出している実の姉。
「……ちょっと、これ、どういうこと?」
妹の冷ややかな声が、朝の清冽な空気を切り裂いた。
ぼくは心臓を跳ねさせて飛び起き、慌てて手近な毛布を体に巻きつけた。姉が、プニプニとした白い肌を露わにしたまま、淫靡な笑みを浮かべて身を起こした。
姉の姿は、昨夜の狂乱の「反応」をそのまま留めていた。乱れた髪、少し腫れた唇。
「お姉ちゃん……なんでここにいるの?同棲していたんじゃなかったの?それに……この状態、説明してくれる?」
「同棲?あんな男、もう捨てたわ」
姉は不敵に笑い、あえて妹の目の前で彼氏の太腿に自分の脚を絡めた。
「……お姉ちゃんには関係ないでしょ。これは、私たちの関係なんだから!人の彼氏を寝取りやがって!」
妹の声が低く、鋭くなる。
「関係なくないわよ。だって、私ももうその関係に混ぜてもらったんだから。ねえ?」とぼくに聞く。ぼくに話を振らないで欲しい。
姉がぼくの頬に「ペタペタ」と手のひらを吸い付かせ、わざとらしく甘い声を出す。
妹は無言でハーフコートを脱ぎ、床に投げ捨てた。ニットワンピース越しに強調される、彼女のしなやかで均整の取れたボディライン。姉の「プニプニ」とした肉感とは対照的な、引き締まった魅力。彼女は一歩、また一歩とぼくらに近づき、コタツの縁に腰を下ろした。
☯ 〔以上、第2話のスマホの画面〕 ☯
「ぼく視点の小説なのに、彩花のことを『妹』って書いちゃってるよ……美咲の素が出てるじゃん……」
「……悠馬!これ、本当のこと?彩花に美咲姉ちゃんとのこと、バレてんじゃん!」
「……実はそう、その通りだ……」
「ばっかじゃないの?」
「バカです……」
「……まったく、もう……って、まだ続きが書いてある」
☯ 〔以下、第2話のスマホの画面〕 ☯
窓の外では、嵐の後の澄み渡った青空が広がっていた。
彼女がリビングのカーテンを勢いよく閉めると、朝の光は遮断され、部屋は再び密室の闇に包まれた。ただ、カーテンの隙間から漏れる細い光が、空中に舞う埃と、三人の熱い吐息を照らし出している。
「……私の彼氏とたっぷりお楽しみだったようね?お姉ちゃん?」
妹は冷徹なまでの美貌を崩さず、ニットワンピースの裾をゆっくりと捲り上げた。彼女の脚は姉のような肉感的な柔らかさとは違い、無駄がなく、しなやかで均密な美しさを持っていた。彼女はその膝でぼくの腿を割り、コタツの上に覆いかぶさってくる。
彼女の指先が、ぼくのモノを同時に、熟練した手つきで愛撫し始めた。彼女の手は、ぼくたちの熱を吸い取って瞬時に熱を帯びていく。
「ちょ、ちょっと!私の獲物を勝手に……」姉が抗議の声を上げるが、彩花は薄く笑ってそれを一蹴した。
「お姉ちゃんは黙って見ててよ。この場の『支配権』が今誰にあるか、理解できるでしょ?」
妹はぼくの唇を強引に奪い、深く、舌を絡ませてきた。昨夜の姉の「プニプニ」とした甘いキスとは違う。妹のキスは、ぼくの肺から空気をすべて引きずり出すような、激しく攻撃的な「抽出」だった。
その間、彼女の自由な手はぼくの股間を執拗に攻め立てる。ぼくは彼女の指の動きに翻弄され、情けない声を漏らした。
その光景を見ていた姉の瞳に火がついた。
「……いいわよ、やってやろうじゃない。政権交代よ!」
姉は四つん這いになり、ぼくの背後に回った。彼女の豊かな「プニプニ」とした胸がぼくの背中に押し当てられ、吸い付くるような肌の感触が伝わってくる。彼女はぼくの耳元に唇を寄せ、「ベタベタ」と熱い愛撫を繰り出した。
「こっちを向いて。妹の化学反応より、お姉ちゃんの『抱擁』の方が気持ちいいって教えてあげる……」
前から彼女の冷徹で激しい攻め、後ろから姉の柔らかく包み込むような攻め。ぼくは二人の姉妹の間に挟まれ、物理学的な平衡感覚を完全に失っていた。
妹はワンピースを脱ぎ捨て、その白い肢体を露わにした。彼女はぼくの上に跨ると、昨夜の姉の痕跡をすべて塗り潰すように、自身の熱を注ぎ込んできた。
「はぁ、あぁっ……どう?お姉ちゃんの時より熱くない……!」妹は勝ち誇ったような声を上げ、腰を激しく振る。
「やだ……妹ばっかり!私も……私だって!」
姉妹が競い合うように腰を動かす。
「ねえ、どっちの姉妹が、一番気持ちいいか、今すぐ答えなさい!」彼女がぼくの髪を引っ張り、顔を上げさせる。
「……はぁ、はぁ……そんなの……選べないよ……っ!」
☯ 〔以上、第2話のスマホの画面〕 ☯
「凜花、悠馬を信じられない!内緒じゃなくって、彩花姉ちゃんと美咲姉ちゃんを同時にやっちゃったの?」凜花の声が震えていた。瞳は熱く潤み、頰は真っ赤。スマホを持つ手が小刻みに震えている。
「ウン……」
「これ、3Pってやつ?」と凜花が鼻の穴を膨らませて言う。「ダメ!生々しすぎる!姉二人が、この横にいる悠馬にやられちゃったって、目に見えるようだわ!」
興奮した凜花はスマホをベッドに投げ捨てると、毛布をはぎ取り、悠馬の上に素っ裸の長身を横たえ跨がった。
まだ愛液でテカテカに濡れたアソコに、悠馬の再び硬くなったモノをぐっと押し当てる。
「私も……混ぜてよ……!」
彼女はそう言いながら、長い脚を悠馬の腰に巻きつけ、陸上部で鍛えられた強靭な腰を一気に沈めた。
「んあああっ!!」
熱く狭い蜜壺が悠馬を根元まで飲み込む。凜花はすぐに激しく腰を振り始めた。前後に、円を描くように、3Pを読んで興奮しきった身体を貪欲に動かす。
ネチャネチャ……ジュプジュプ……
白く泡立った愛液が悠馬のものを包み、太ももを伝ってシーツを濡らす。長い髪を振り乱し、クールな美人顔を淫らに歪めて喘ぐ。
「彩花姉ちゃんみたいに……美咲姉ちゃんみたいに……私も……めちゃくちゃにしてぇ……!」
凜花は自らバックの体位に変わり、尻を高く掲げて悠馬を誘う。陸上部らしい引き締まった尻が悠馬の前で揺れる。
「今すぐ……バックで突いて!姉ちゃんたちみたいに、奥までめちゃくちゃに……!」
悠馬はもう抵抗できなかった。
ぼくは、興奮のあまり涙目になった18歳の長身の彼女の妹の尻を掴み、激しく突き上げた。
部屋に響くのは、ネチャネチャという卑猥な水音と、凜花の甘く高い喘ぎだけだった。
この土曜の夜は、まだまだ終わらない……。
長身の身体をソファーベッドに投げ出し、汗でびっしょり濡れた前髪が額に張り付き、荒い息を繰り返す。悠馬の胸に顔を埋め、素足の指先がまだ小さく痙攣していた。陸上部で鍛えられた引き締まった腹筋が、余韻でヒクヒクと波打っている。
しかし、さすが陸上部だ。すぐに回復してしまう。
「凜花、気が済んだ?もうこれで良いよね?」
凜花は唇を湿らせ、甘えた声で囁いた。「ダメです!スッキリしましたけど、これ、受験勉強でストレス溜まったら、またやって!」
「……」
凜花は毛布を頭までかぶりながら、とんでもないことを続ける。「でも、悠馬、良かったよ。これがセックスってやつなんだね!堪能しました。えっと、次は、バックというのもやりたいな」勘弁して欲しい。これが彩花にバレたらと思うと気が気ではない。
「絶対に内緒だからね!」
「当たり前でしょ!姉ちゃんの彼氏をNTRしたなんてバレたら修羅場よ、修羅場」
「頼むよ、凜花」
「だけどさ、『姉ちゃんの彼氏をNTRした』ってさ、『妹の彼氏をNTRした』美咲姉ちゃんもスゴイよねえ……」
「……」
彼女の姉と妹とやってしまった。三姉妹と関係を持ってしまった。やれやれ。
「ああ、そうそう」と凜花が枕元に投げ出してあった彼女のスマホを手に取った。「これがさ、美咲ねえちゃんの書いている小説だよ」とぼくにスマホを渡した。
読んだ。確かに名前は変えられているが、書いてあることはぼくと美咲のしたことそのままだ。
「女子高校生には刺激強すぎ、なんですけど。ほら、ここなんて……」と凜花がある段落を指差す。
☯ 〔以下、第1話のスマホの画面〕 ☯
……ぼくは抗うのをやめ、彼女の姉のスカートの中に手を滑り込ませた。指先が真っ赤なレースを横にずらすと、すでに熱くトロトロに濡れた秘部が待ち構えていた。人差し指と中指で下から上にすり上げると、美咲の身体がガクンと仰け反り、「アンっ!」と甘い喘ぎが漏れる。彼女は反射的にぼくの股間を強く握りしめ、ぼくの右手を自分のアソコにさらに押し付けてきた。
「もっと……奥まで……指、入れて……」
ぼくの指が熱い蜜壺に沈み込む。ヌルヌルと卑猥な音を立てながら掻き回すと、姉の内壁がキュウキュウと締め付け、愛液が指の間から溢れ出す。
彼女はぼくの唇を奪い、ナメクジのように絡み合う舌と舌。甘いアルコール味の唾液が混じり合い、互いの息が荒くなる。
「……もう、挿れて……我慢できない……」
喘ぎながら腰をくねらせる。ぼくは彼女をコタツの外に引きずり出し、床に押し倒した。ミニスカートを腰まで捲り上げ、真っ赤なレースを完全に脱がせ、ニーハイストッキングだけを残した状態で脚を大きく広げさせる。
硬く反り返ったぼくのものが、熱く濡れた入り口に押し当てられる。ゆっくりと、しかし一気に奥まで突き入れる。
「んあああっ!!」
背中が弓なりに反り、長い爪がぼくの背中に食い込む。内壁がビクビクと痙攣しながらぼくを締め付ける。
ぼくは腰を激しく振り始めた。ニーハイストッキングに包まれた美咲の脚が、ぼくの腰に絡みつき、ストッキングのざらざらした感触が肌を刺激する。
ネチャネチャ……ジュプジュプ……
卑猥な水音が部屋に響き渡る。美咲の愛液が白く泡立ち、ぼくのものを包み込む……。
「ダメっ……そこっ……奥、壊れちゃう……!」
声が甘く掠れ、身体が何度も跳ねる。ぼくはさらに深く突き上げ、彼女の感じるポイントを容赦なく攻め続ける。
☯ 〔以上、第1話のスマホの画面〕 ☯
「……」
「ここまで、彼女の姉にする?この変態!……今度、私にもやってね!」
「こ、これって、『ぼく』の一人称の語りになってるじゃん!」
「美咲姉ちゃんは文才があるんだねえ……」
「感心している場合じゃない!削除させないと!」
「削除って、私が姉ちゃんに『削除』とか言ったら、読んだのばバレるし、悠馬と私のこともバレるかもよ?」
どうしたらいいんだろう。ぼくは頭を抱えた。その時、凜花のスマホがチャリンと鳴った。
「なんか、通知が来たぞ」
「通知?……」と凜花はスマホを操作した。「あ!美咲姉ちゃん、第2話を公開した!えええ?この続きがあるの?」
「……」
「悠馬!とぼけないで!この姉ちゃんとの続きがあったの?ねえ、あったの?」
「……」
ぼくは答えに窮した。続きはあったのだ。凜花が第2話を読み出した。ぼくも覗き込んだ。卒倒しそうになった。
☯ 〔以下、第2話のスマホの画面〕 ☯
「第2話 お姉ちゃんには関係ないでしょ!」
翌朝、午前八時。
ガチャリ、と玄関の鍵が開く乾いた音が静かなリビングに響いた。
重い足取りで入ってきたのは、彼女だった。彼女はベージュのタイトなニットワンピースに、黒のハーフコートを羽織っていた。彼女の好みの清潔感のある機能的なファッション。しかし一晩の付き添いで、その瞳には濃いクマが浮かび、凛とした美しさの中にも疲労の色が隠せない。
だが、リビングの光景を目にした瞬間、彼女の疲労は驚きと、そして沸き上がるような情動に上書きされた。
リビングの中央。コタツの周りには、脱ぎ捨てられた姉のラメ入りのタイトなミニスカートに、深いVネックの黒いカットソー、ニーハイ黒のストッキング。ぼくのシャツ、ぼくのズボンが醜く散乱している。コタツからはみ出し、肌を寄せ合って眠りこけているぼくと姉。
腕を枕にするようにして、黒いパンツ姿で無防備に豊かな肢体を投げ出している実の姉。
「……ちょっと、これ、どういうこと?」
妹の冷ややかな声が、朝の清冽な空気を切り裂いた。
ぼくは心臓を跳ねさせて飛び起き、慌てて手近な毛布を体に巻きつけた。姉が、プニプニとした白い肌を露わにしたまま、淫靡な笑みを浮かべて身を起こした。
姉の姿は、昨夜の狂乱の「反応」をそのまま留めていた。乱れた髪、少し腫れた唇。
「お姉ちゃん……なんでここにいるの?同棲していたんじゃなかったの?それに……この状態、説明してくれる?」
「同棲?あんな男、もう捨てたわ」
姉は不敵に笑い、あえて妹の目の前で彼氏の太腿に自分の脚を絡めた。
「……お姉ちゃんには関係ないでしょ。これは、私たちの関係なんだから!人の彼氏を寝取りやがって!」
妹の声が低く、鋭くなる。
「関係なくないわよ。だって、私ももうその関係に混ぜてもらったんだから。ねえ?」とぼくに聞く。ぼくに話を振らないで欲しい。
姉がぼくの頬に「ペタペタ」と手のひらを吸い付かせ、わざとらしく甘い声を出す。
妹は無言でハーフコートを脱ぎ、床に投げ捨てた。ニットワンピース越しに強調される、彼女のしなやかで均整の取れたボディライン。姉の「プニプニ」とした肉感とは対照的な、引き締まった魅力。彼女は一歩、また一歩とぼくらに近づき、コタツの縁に腰を下ろした。
☯ 〔以上、第2話のスマホの画面〕 ☯
「ぼく視点の小説なのに、彩花のことを『妹』って書いちゃってるよ……美咲の素が出てるじゃん……」
「……悠馬!これ、本当のこと?彩花に美咲姉ちゃんとのこと、バレてんじゃん!」
「……実はそう、その通りだ……」
「ばっかじゃないの?」
「バカです……」
「……まったく、もう……って、まだ続きが書いてある」
☯ 〔以下、第2話のスマホの画面〕 ☯
窓の外では、嵐の後の澄み渡った青空が広がっていた。
彼女がリビングのカーテンを勢いよく閉めると、朝の光は遮断され、部屋は再び密室の闇に包まれた。ただ、カーテンの隙間から漏れる細い光が、空中に舞う埃と、三人の熱い吐息を照らし出している。
「……私の彼氏とたっぷりお楽しみだったようね?お姉ちゃん?」
妹は冷徹なまでの美貌を崩さず、ニットワンピースの裾をゆっくりと捲り上げた。彼女の脚は姉のような肉感的な柔らかさとは違い、無駄がなく、しなやかで均密な美しさを持っていた。彼女はその膝でぼくの腿を割り、コタツの上に覆いかぶさってくる。
彼女の指先が、ぼくのモノを同時に、熟練した手つきで愛撫し始めた。彼女の手は、ぼくたちの熱を吸い取って瞬時に熱を帯びていく。
「ちょ、ちょっと!私の獲物を勝手に……」姉が抗議の声を上げるが、彩花は薄く笑ってそれを一蹴した。
「お姉ちゃんは黙って見ててよ。この場の『支配権』が今誰にあるか、理解できるでしょ?」
妹はぼくの唇を強引に奪い、深く、舌を絡ませてきた。昨夜の姉の「プニプニ」とした甘いキスとは違う。妹のキスは、ぼくの肺から空気をすべて引きずり出すような、激しく攻撃的な「抽出」だった。
その間、彼女の自由な手はぼくの股間を執拗に攻め立てる。ぼくは彼女の指の動きに翻弄され、情けない声を漏らした。
その光景を見ていた姉の瞳に火がついた。
「……いいわよ、やってやろうじゃない。政権交代よ!」
姉は四つん這いになり、ぼくの背後に回った。彼女の豊かな「プニプニ」とした胸がぼくの背中に押し当てられ、吸い付くるような肌の感触が伝わってくる。彼女はぼくの耳元に唇を寄せ、「ベタベタ」と熱い愛撫を繰り出した。
「こっちを向いて。妹の化学反応より、お姉ちゃんの『抱擁』の方が気持ちいいって教えてあげる……」
前から彼女の冷徹で激しい攻め、後ろから姉の柔らかく包み込むような攻め。ぼくは二人の姉妹の間に挟まれ、物理学的な平衡感覚を完全に失っていた。
妹はワンピースを脱ぎ捨て、その白い肢体を露わにした。彼女はぼくの上に跨ると、昨夜の姉の痕跡をすべて塗り潰すように、自身の熱を注ぎ込んできた。
「はぁ、あぁっ……どう?お姉ちゃんの時より熱くない……!」妹は勝ち誇ったような声を上げ、腰を激しく振る。
「やだ……妹ばっかり!私も……私だって!」
姉妹が競い合うように腰を動かす。
「ねえ、どっちの姉妹が、一番気持ちいいか、今すぐ答えなさい!」彼女がぼくの髪を引っ張り、顔を上げさせる。
「……はぁ、はぁ……そんなの……選べないよ……っ!」
☯ 〔以上、第2話のスマホの画面〕 ☯
「凜花、悠馬を信じられない!内緒じゃなくって、彩花姉ちゃんと美咲姉ちゃんを同時にやっちゃったの?」凜花の声が震えていた。瞳は熱く潤み、頰は真っ赤。スマホを持つ手が小刻みに震えている。
「ウン……」
「これ、3Pってやつ?」と凜花が鼻の穴を膨らませて言う。「ダメ!生々しすぎる!姉二人が、この横にいる悠馬にやられちゃったって、目に見えるようだわ!」
興奮した凜花はスマホをベッドに投げ捨てると、毛布をはぎ取り、悠馬の上に素っ裸の長身を横たえ跨がった。
まだ愛液でテカテカに濡れたアソコに、悠馬の再び硬くなったモノをぐっと押し当てる。
「私も……混ぜてよ……!」
彼女はそう言いながら、長い脚を悠馬の腰に巻きつけ、陸上部で鍛えられた強靭な腰を一気に沈めた。
「んあああっ!!」
熱く狭い蜜壺が悠馬を根元まで飲み込む。凜花はすぐに激しく腰を振り始めた。前後に、円を描くように、3Pを読んで興奮しきった身体を貪欲に動かす。
ネチャネチャ……ジュプジュプ……
白く泡立った愛液が悠馬のものを包み、太ももを伝ってシーツを濡らす。長い髪を振り乱し、クールな美人顔を淫らに歪めて喘ぐ。
「彩花姉ちゃんみたいに……美咲姉ちゃんみたいに……私も……めちゃくちゃにしてぇ……!」
凜花は自らバックの体位に変わり、尻を高く掲げて悠馬を誘う。陸上部らしい引き締まった尻が悠馬の前で揺れる。
「今すぐ……バックで突いて!姉ちゃんたちみたいに、奥までめちゃくちゃに……!」
悠馬はもう抵抗できなかった。
ぼくは、興奮のあまり涙目になった18歳の長身の彼女の妹の尻を掴み、激しく突き上げた。
部屋に響くのは、ネチャネチャという卑猥な水音と、凜花の甘く高い喘ぎだけだった。
この土曜の夜は、まだまだ終わらない……。
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