第4話・記憶リセットの禁断改変……当然、巨乳ロリは未経験
ー/ー 少し岩肌が見える山道を、ナメ子はうつむいて歩いていた。
《まだ、討伐隊の民兵士を惨殺したコトを考えているのか?》
「あたり前です、あんなコト簡単に忘れられるはずありません」
ナメ子は顔を上げて、残雪が残る山並みと青い水平線を眺めた。
《そうか……そうだろうな、しかたがないナメ子が落ち込まないように、記憶改変するか》
「えっ⁉」
ナメ子が聞き返す前に、クサモトはナメ子の記憶部位をいじくって、惨殺の記憶を消した。
明るい表情になったナメ子は、深呼吸をすると山並みと輝く水平線を笑顔で眺めて言った。
「景色いいですね……これから、どうするんですか? 天才のクスモト博士」
《おっ、元気になったな……ところで、ナメ子おまえバージンか?》
セクハラな質問をされても、記憶改変されて性格が少し変わったナメ子は平然と答える。
「バージンですよ……この幼女の体を見れば、決まっているじゃないですか」
《そうか、それは良かった……次にナメ子が行く場所は》
クサモトは、ナメ子の視界を通して見下ろした丘の上にある『クサレ・カクヨ・ム城』を見た。
《カクヨ・ム城に行って、才能を認めてくれない王室の連中をナメ子を使って軽く〝ざまぁぁぁ〟してやるか……逆ざまぁで報復されないように、関係者もまとめて》
◆◆◆◆◆◆
半日後──巨乳のロリ幼女、ナメ子はクサレ・カクヨ・ム城の城内で聖魔剣を振り回していた。
「しゅね、しゅね、しゅね! 偉大なクサモト博士の才能を認めない、目が節穴の王室は全員、ぷっコロす! どうだ、胸が大きい幼女にぷッコロされる気分は……うぷッ」
泣きながらナメ子は、容赦なく城の人間を剣で殺害していく。
《しっかり、ぷっコロせよ……ナメ子、わたしが報復されないように》
「はい、博士……しゅね、しゅね……いやぁぁぁぁぁぁ!」
巨乳幼女で泣きながら人を殺していく、ナメ子はついにクサレ・カクヨ・ム国のトップに辿り着いた。
血に染まった剣を、トップの喉元に当てたナメ子が言った。
「なぜ、クサモト博士の才能を認めない……おまえたちの目は節穴か! ざまぁしてやる」
〔※クサレ・カクヨ・ム国からの警告の危険性あり3〕
壁際に追い詰められた、トップが言った。
「ざまぁって何?」
トップは、自分たちが、ざまぁされているとは認識していなかった。
クサモトが冷ややかな口調でナメ子に言った。
《やれ、ざまぁされていると認識させてやれ》
ナメ子は泣きながら吐いて、トップの喉に剣の切っ先を押し込む。
「しゅね! うぷッ」
「わ、悪かった……理由はわからないが、悪かった! ぐおッ……ぐえッ」
〔※⑦「謝っても、もう遅い」〕
カクヨ・ムで才能を、なかなか認めてくれなく倒れて動かなくなったトップを見て、クサモトが呟く。
《『才能は認められなければ無いのと同じ』か……こうなったのも、全部カクヨ・ムが悪い》
クサモトは、惨劇の城から出たナメ子の記憶を改変した。
「ふーっ、なんかスッキリしました……あたし、なにをしに城に来たんでしたっけ? アレ? こんな場所に血が付いている?」
前掛けのような布が、股間から尻の谷間に食い込んでいるのを直したナメ子は、明るく微笑んだ。
クサモトが、ナメ子の脳内で言った。
《まだだ、クサレ・カクヨ・ム国を引っ掻き回して──王室の連中に自分たちが、ざまぁされていると、はっきり認識させなければ……ナメ子、旅を続けろ、クサレ・カクヨ・ム国にはまだ城がある》
クサモトは、すでに気づいていた復讐の『ざまぁ』は、いくらしても気持ちが完全にはスッキリしないコトを。
それでも、気持ちを断ち切れない限りは、不毛な『ざまぁ』を続けなければならないコトを……。
《『ざまぁは、された相手が認識しない限りは成立しない』……か、いくらざまぁしても、心は満たせられないな》
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