2-1 - 帝国の皇帝 - 4話
ー/ー真紅の絨毯の先。
3つの玉座。
左側に座するのは、
昨日会ったルルリアン第1皇女。
右側に座するのは、
第1王女に良く似た少女。
おそらく、第2皇女。
中央に座するのが、
圧倒的な存在感を放つ
皇帝陛下。
華美な毛皮を羽織り、
豪奢な衣装の上からでも分かる、
鍛えられた身体。
気品漂う端正な顔、
その頬を縦に走る、古い傷跡。
野生味ある瞳、しかしその瞳の奥に、
冷たい理性の炎が見えた気がした。
わたしを見るその瞳は、
わたしを見ていない。
わたしを視ている。
背筋が凍る。
えもいわれぬ感覚が
身体を駆け巡った。
「なるほど、良い瞳だ。
お主の力が、どれほどの民を救うか。
どれだけの民の希望になるか。
お主にはまだ分からぬだろう。
今はそれで良い」
皇帝陛下は険しい形相から、
真面目な表情になる。
それに合わせて、
威圧感は霧散した。
「お主を無為に扱うつもりはない。
まずは、神から与えられし力と
その使い方を知る所からはじめよ。
なに、時間ならまだある。
我も尽力しよう、
お主の魂が戦場で最も美しく輝けるように。
その輝きが民の希望となるのだ」
満足気な顔で、
半ば宣言するように言い放つ。
3つの玉座。
左側に座するのは、
昨日会ったルルリアン第1皇女。
右側に座するのは、
第1王女に良く似た少女。
おそらく、第2皇女。
中央に座するのが、
圧倒的な存在感を放つ
皇帝陛下。
華美な毛皮を羽織り、
豪奢な衣装の上からでも分かる、
鍛えられた身体。
気品漂う端正な顔、
その頬を縦に走る、古い傷跡。
野生味ある瞳、しかしその瞳の奥に、
冷たい理性の炎が見えた気がした。
わたしを見るその瞳は、
わたしを見ていない。
わたしを視ている。
背筋が凍る。
えもいわれぬ感覚が
身体を駆け巡った。
「なるほど、良い瞳だ。
お主の力が、どれほどの民を救うか。
どれだけの民の希望になるか。
お主にはまだ分からぬだろう。
今はそれで良い」
皇帝陛下は険しい形相から、
真面目な表情になる。
それに合わせて、
威圧感は霧散した。
「お主を無為に扱うつもりはない。
まずは、神から与えられし力と
その使い方を知る所からはじめよ。
なに、時間ならまだある。
我も尽力しよう、
お主の魂が戦場で最も美しく輝けるように。
その輝きが民の希望となるのだ」
満足気な顔で、
半ば宣言するように言い放つ。
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