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2-1 - 帝国の皇帝 - 2話

ー/ー



謁見の間、扉の前。
この扉の先に皇帝陛下がいる。
緊張で固唾を飲んだ。


今のわたしの格好は問題ないだろうか?
そう思って隣のメイドさんを見る。
襟と袖、裾を簡単に
確認してくれるメイドさん。


今のわたしは、シンプルながら
お貴族様みたいに飾りの着いた、
白地に紺の差し色のジャケット、
白いズボン。


その上に何故か、
パレオみたいなプリーツスカート。
結構細かい刺繍が入ってる。
腰丈のマントも、縁取りの刺繍が
凝ってる。


全体的に、生地が良くて高そう。
っていうか絶対高い。


昨日のゴワゴワした布は
なんだったんだろう……


そして、膝丈の金属製ブーツ、白い手袋。


文化祭の王子様役を思い出すな。
こんなに細かくもなかったし
豪華でもなかったけど。


「問題ありません」


衣装の最終チェックを終え、
メイドさんが許可を出す。


わたしは覚悟を決め、


「お願いします」


と、衛兵さんに伝える。
頷いた衛兵さんが、ノックをし、


「勇者レン様が参りました!」


と、中に声をかける。


「通せ」


扉の中から、聞こえた返答は
威厳に満ちた声だった。


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謁見の間、扉の前。
この扉の先に皇帝陛下がいる。
緊張で固唾を飲んだ。
今のわたしの格好は問題ないだろうか?
そう思って隣のメイドさんを見る。
襟と袖、裾を簡単に
確認してくれるメイドさん。
今のわたしは、シンプルながら
お貴族様みたいに飾りの着いた、
白地に紺の差し色のジャケット、
白いズボン。
その上に何故か、
パレオみたいなプリーツスカート。
結構細かい刺繍が入ってる。
腰丈のマントも、縁取りの刺繍が
凝ってる。
全体的に、生地が良くて高そう。
っていうか絶対高い。
昨日のゴワゴワした布は
なんだったんだろう……
そして、膝丈の金属製ブーツ、白い手袋。
文化祭の王子様役を思い出すな。
こんなに細かくもなかったし
豪華でもなかったけど。
「問題ありません」
衣装の最終チェックを終え、
メイドさんが許可を出す。
わたしは覚悟を決め、
「お願いします」
と、衛兵さんに伝える。
頷いた衛兵さんが、ノックをし、
「勇者レン様が参りました!」
と、中に声をかける。
「通せ」
扉の中から、聞こえた返答は
威厳に満ちた声だった。