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2人目

ー/ー



 昔から悪夢を見やすい体質で、訳の分からない何かに追われがちだった。耳元で囁く声だけでなく、掴まれた肩に滲む温度や息遣いまでリアルに感じることもあった。そのたびに跳ね起き、今夜も逃げきれた……と安堵する。
 ほら、怖いものはもういない。
 再び目を閉じると耳に息がかかる。

「まぁだぃルよ」


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 昔から悪夢を見やすい体質で、訳の分からない何かに追われがちだった。耳元で囁く声だけでなく、掴まれた肩に滲む温度や息遣いまでリアルに感じることもあった。そのたびに跳ね起き、今夜も逃げきれた……と安堵する。
 ほら、怖いものはもういない。
 再び目を閉じると耳に息がかかる。
「まぁだぃルよ」