1人目
ー/ー 雨は苦手だ。
良からぬものはたいてい雨音に紛れて入り込んでくるらしい。足音や息遣いを隠して。
「すみません、雨宿りさせてもらえませんか」
困り顔で軒下に佇む少女。泣き出しそうに睫毛を震わせている。
タオルを貸してあげよう。
洗面所に向かう僕の背に届いたのは、扉が閉まる音と鍵のかかる音。
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