表示設定
表示設定
目次 目次




@60話

ー/ー





「安心するなよ時巻! 君は今、声変りをした……今はその段階だ」


「どういうこと?」


 


 恭吾の言っている意味が分からない。


 


 


「男は三段階進化する……君にはこの後まだ二回同じように身体的能力アップの時が来る」


 


「そ、それは……いつ来るんだ? わ、分かるのか? 恭吾には……」


「もちろんだ」


 


 何故だ? 何故に恭吾はこんなにも自分の知らないことが分かるのだろうか? 時巻からすれば恭吾は預言者だった。


 


 


「お、教えてくれ……またこの苦しみが来るのが分かっているのなら……」


 


「次のレベルアップは陰毛……君に陰毛が生える時だ……どうせまだだろう?」


 


「な、何で……それを……」


「ふ……見れば分かるさ……そんな事」


 


 


 まただ……自分にしか分かるはずのないことを何故、恭吾は知っているのだろうか? 恭吾が教祖様に見えてきた。


 


 


「で、では……その次は……?」


「脇毛が生える時……さ」


 


「そうか……男が肉体的に男性へと変化する……それは子供からの脱却……大人のパワーを身に纏うとき……」


 


「ようやく分かったようだな……」


「恩に着るよ、恭吾」


 


 神だった……恭吾は神の生まれ変わりとしか思えなかった。


 


 二人はこうして親友となった。




スタンプを贈って作者を応援しよう!

次のエピソードへ進む @61話 傾向と対策


みんなのリアクション



おすすめ作品を読み込み中です…



「安心するなよ時巻! 君は今、声変りをした……今はその段階だ」
「どういうこと?」
 恭吾の言っている意味が分からない。
「男は三段階進化する……君にはこの後まだ二回同じように身体的能力アップの時が来る」
「そ、それは……いつ来るんだ? わ、分かるのか? 恭吾には……」
「もちろんだ」
 何故だ? 何故に恭吾はこんなにも自分の知らないことが分かるのだろうか? 時巻からすれば恭吾は預言者だった。
「お、教えてくれ……またこの苦しみが来るのが分かっているのなら……」
「次のレベルアップは陰毛……君に陰毛が生える時だ……どうせまだだろう?」
「な、何で……それを……」
「ふ……見れば分かるさ……そんな事」
 まただ……自分にしか分かるはずのないことを何故、恭吾は知っているのだろうか? 恭吾が教祖様に見えてきた。
「で、では……その次は……?」
「脇毛が生える時……さ」
「そうか……男が肉体的に男性へと変化する……それは子供からの脱却……大人のパワーを身に纏うとき……」
「ようやく分かったようだな……」
「恩に着るよ、恭吾」
 神だった……恭吾は神の生まれ変わりとしか思えなかった。
 二人はこうして親友となった。