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ウルメ

ー/ー



 ついで……なんて言いましたけど、1番見ておくべきかもしれませんね?ただの陰キャと思わせておいて実はとんでもない強キャラだった!あるあるです。

「おーいウルメ、いるか?コウサカだけどー?」
「……何?」
「お前その顔、徹夜でもしたのか?局長から伝言だよ『0時』だとよ。あと作ってもらってた書類できてたら回収しとけって言われたが、どう?」
「……ん、わかった。持ってくる、まってて」

 ウルメくんのお部屋は、実は隔離されたところにあります。本人の希望もありましたが、正確には『スキル』の影響が出ないように配慮された、が正しいでしょう。私にはそんなに脅威とは思いませんが、見方を変えたらわかりません。

 ウルメくんは『日本』の新社会人として就職したばかりでした。性格は今ここにいる彼と変わらずだった為、上司や同僚に無能扱いされて耐えきれず。といったところです。

 その後、彼は異世界にて【魔王】として転生しました。
 中々酷なことしますよねぇ?よりによって魔王だなんてかわいそうに……しかも、持ち合わせているスキルというのがまた扱いにくそうな『変質』とか。
 まぁ?もちろん【魔王】ですから?その世界の誰しもが扱うことができる、魔法という概念のものは持ち合わせていましたが。

 なんて言いましたか……神からの贈り物とか祝福?とかいう意味の……ギフト?ギフテッド?という特殊なスキルが『変質』だった、というわけですね。

 扱いきれていたかどうかは見ていたわけではないのでわかりませんが……結果的にウルメくんはその世界の勇者に破れて討死したわけです。

「はい、これ……よろしく……じゃ」
「おぉう……あんま無理すんなよ……」

 ほまれちゃんに対する態度と全然違うのは笑えますねぇ。

 おや?

「ぐっ……うぅ……はぁ……はぁ……」

 うわ、よく見たらこの部屋ヤバいですね。壁や床になにか血のようなものが飛び散ってますし、壁には刃物で切り裂かれたような傷、有り得ない力で叩いたような凹みや歪み……離された理由が分かります。

 あぁ、なるほど。どういう理由かはわかりませんが、ウルメくんはこの世界に来てからも制限されることなく『変質』を続けている、ようですね。

「この力を扱えないと……僕が……ボクノ…アナタのタメの……うぅっ……!」

 この力、自分に対して使う事はあまりにリスクが大きいものだと私は考えます。まぁ、変装するために外見を『変質』させて別人となるくらいはやるかも知れませんけど、どれほどの思いが彼をここまで突き動かすのでしょうか。

 ドンッドンッ!!ガラガラガラッ!

 うわ……わぁ……もう見てられない……!ので、戻りましょうか。

 改めてこうしてみると、ほまれちゃんの周りの人達は濃いキャラが多くて、見てる分にはネタには困らず楽しいですが、いざ考察しよう!となると胸が締め付けられる気分で……恐らくなんらかの目的のために集めて囲っているのは明らかなんですけどねぇ。

「さてっと……お前ら~交代の時間だぞ~!」

 あ、考えていたら変なところに来ちゃいました。

 囲われている、とはまた別な気はしますが、ほまれちゃんの所属している部署以外で影響力が強いスキル持ちの人物、あとは……メノウぐらい。

 まぁ、あいつの場合はスキルというか……生前世界の本質にあるものがそのまま来たみたいなもんですけど一応、ね?


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 ついで……なんて言いましたけど、1番見ておくべきかもしれませんね?ただの陰キャと思わせておいて実はとんでもない強キャラだった!あるあるです。
「おーいウルメ、いるか?コウサカだけどー?」
「……何?」
「お前その顔、徹夜でもしたのか?局長から伝言だよ『0時』だとよ。あと作ってもらってた書類できてたら回収しとけって言われたが、どう?」
「……ん、わかった。持ってくる、まってて」
 ウルメくんのお部屋は、実は隔離されたところにあります。本人の希望もありましたが、正確には『スキル』の影響が出ないように配慮された、が正しいでしょう。私にはそんなに脅威とは思いませんが、見方を変えたらわかりません。
 ウルメくんは『日本』の新社会人として就職したばかりでした。性格は今ここにいる彼と変わらずだった為、上司や同僚に無能扱いされて耐えきれず。といったところです。
 その後、彼は異世界にて【魔王】として転生しました。
 中々酷なことしますよねぇ?よりによって魔王だなんてかわいそうに……しかも、持ち合わせているスキルというのがまた扱いにくそうな『変質』とか。
 まぁ?もちろん【魔王】ですから?その世界の誰しもが扱うことができる、魔法という概念のものは持ち合わせていましたが。
 なんて言いましたか……神からの贈り物とか祝福?とかいう意味の……ギフト?ギフテッド?という特殊なスキルが『変質』だった、というわけですね。
 扱いきれていたかどうかは見ていたわけではないのでわかりませんが……結果的にウルメくんはその世界の勇者に破れて討死したわけです。
「はい、これ……よろしく……じゃ」
「おぉう……あんま無理すんなよ……」
 ほまれちゃんに対する態度と全然違うのは笑えますねぇ。
 おや?
「ぐっ……うぅ……はぁ……はぁ……」
 うわ、よく見たらこの部屋ヤバいですね。壁や床になにか血のようなものが飛び散ってますし、壁には刃物で切り裂かれたような傷、有り得ない力で叩いたような凹みや歪み……離された理由が分かります。
 あぁ、なるほど。どういう理由かはわかりませんが、ウルメくんはこの世界に来てからも制限されることなく『変質』を続けている、ようですね。
「この力を扱えないと……僕が……ボクノ…アナタのタメの……うぅっ……!」
 この力、自分に対して使う事はあまりにリスクが大きいものだと私は考えます。まぁ、変装するために外見を『変質』させて別人となるくらいはやるかも知れませんけど、どれほどの思いが彼をここまで突き動かすのでしょうか。
 ドンッドンッ!!ガラガラガラッ!
 うわ……わぁ……もう見てられない……!ので、戻りましょうか。
 改めてこうしてみると、ほまれちゃんの周りの人達は濃いキャラが多くて、見てる分にはネタには困らず楽しいですが、いざ考察しよう!となると胸が締め付けられる気分で……恐らくなんらかの目的のために集めて囲っているのは明らかなんですけどねぇ。
「さてっと……お前ら~交代の時間だぞ~!」
 あ、考えていたら変なところに来ちゃいました。
 囲われている、とはまた別な気はしますが、ほまれちゃんの所属している部署以外で影響力が強いスキル持ちの人物、あとは……メノウぐらい。
 まぁ、あいつの場合はスキルというか……生前世界の本質にあるものがそのまま来たみたいなもんですけど一応、ね?