第29話 夏芽の家へ3~好き、大好きなのに~
ー/ー「おじゃまします。というか、夏芽の部屋って今思えば初めてだな」
迅くんは床に座ろうとした。
「座らないで!!」
わたしは迅くんに抱きついた。そこで涙が止まらなくなった。
「迅くんが好き、大好き、別れたくない、離れたくない、迅くんはわたしのものだって思いたい、でも、ダメなの、どうして……、迅くんはわたしを特別な扱いにしてくれないんですか!?」
迅くんはわたしに手を回すのを躊躇っている。どうして? もう、わたしなんか好きじゃないの?
「ありがとう、オレも……」
「ウソ!! もう迅くんにはわたしは映っていない!! きっと、さっきの彩莉センパイしかいないんだよ」
「どうして……? しかも、なんでいろはが?」
「わたしと肉体関係もちたくないんですか? 恋人関係にあるんだから、……してもいいじゃないですか!! もし、やるなら今度は恥ずかしがりません!! それにどうして、わたしの後ろに手を回してくれないんですか!!」
「その、なんていうかなー、関係のことはさ、まだ年齢的に早いと思うんだよ。オレも夏芽も。それよりも夏芽が大事なんだ」
「早くないです!! 友だちじゃないけど、クラスメイトの子は部活の後輩の彼氏と『私の引退記念にやった!!』って朝、叫んでましたよ。それだったら、わたしたちももうけっこうな濃い時間を過ごした関係だからやってもいいじゃないですか!!」
「その2人のことは知らないけどさ、その人たちの速度があると思うよ。オレにとっては速いんだ。と、後、手を後ろに回さなかったのは、さっき、手繋いだ時に痛いって言われたから力配分間違えたらどうしようって思って……」
「わたしは今すぐにでも、迅くんに求められたいんです!! どうして、どうして、この思いが伝わらないんですか?」
「そのー、言い訳になるけどさ、避妊具とかあるの? あってもなくてもだけどさ、妊娠する可能性はあるんだよ。もし、妊娠したらどうするの? 子ども育てられる?」
「もういいです。これがもし、わたしじゃなくて、彩莉センパイとかお姉ちゃん、麻実センパイ、夏美センパイ、後、梨絵だったらどうしてますか?」
「夏芽……、もしかして、さっき、いろはに何か言われた?」
「迅くんなんて知らない!! もう嫌い!! 早く部屋から出てって!!」
わたしは無理やり迅くんを部屋から追い出した。そこにいたのはお姉ちゃんだった。
「およ、なんとかくんじゃないか。ちょっとあーしの部屋に来て話そう。夏芽もいいよね?」
「というか、夏芽も同伴のほうがよくないか?」
「ごめん、なんとかくん、今回の話は夏芽抜きの方がいいんだ」
「いいよ、迅くんはきっと、同い年のお姉ちゃんの方が好きなんだから」
お姉ちゃんはわたしが知らない顔をした。でも、それはいい感情からくるものではなさそうだ。
「有紀、夏芽は悪くないんだ。きっと、オレが悪い」
「夏芽の前で話せないこと聞き終えたら、ちゃんと返すから」
お姉ちゃんの部屋で何か話し始めた。
迅くんは床に座ろうとした。
「座らないで!!」
わたしは迅くんに抱きついた。そこで涙が止まらなくなった。
「迅くんが好き、大好き、別れたくない、離れたくない、迅くんはわたしのものだって思いたい、でも、ダメなの、どうして……、迅くんはわたしを特別な扱いにしてくれないんですか!?」
迅くんはわたしに手を回すのを躊躇っている。どうして? もう、わたしなんか好きじゃないの?
「ありがとう、オレも……」
「ウソ!! もう迅くんにはわたしは映っていない!! きっと、さっきの彩莉センパイしかいないんだよ」
「どうして……? しかも、なんでいろはが?」
「わたしと肉体関係もちたくないんですか? 恋人関係にあるんだから、……してもいいじゃないですか!! もし、やるなら今度は恥ずかしがりません!! それにどうして、わたしの後ろに手を回してくれないんですか!!」
「その、なんていうかなー、関係のことはさ、まだ年齢的に早いと思うんだよ。オレも夏芽も。それよりも夏芽が大事なんだ」
「早くないです!! 友だちじゃないけど、クラスメイトの子は部活の後輩の彼氏と『私の引退記念にやった!!』って朝、叫んでましたよ。それだったら、わたしたちももうけっこうな濃い時間を過ごした関係だからやってもいいじゃないですか!!」
「その2人のことは知らないけどさ、その人たちの速度があると思うよ。オレにとっては速いんだ。と、後、手を後ろに回さなかったのは、さっき、手繋いだ時に痛いって言われたから力配分間違えたらどうしようって思って……」
「わたしは今すぐにでも、迅くんに求められたいんです!! どうして、どうして、この思いが伝わらないんですか?」
「そのー、言い訳になるけどさ、避妊具とかあるの? あってもなくてもだけどさ、妊娠する可能性はあるんだよ。もし、妊娠したらどうするの? 子ども育てられる?」
「もういいです。これがもし、わたしじゃなくて、彩莉センパイとかお姉ちゃん、麻実センパイ、夏美センパイ、後、梨絵だったらどうしてますか?」
「夏芽……、もしかして、さっき、いろはに何か言われた?」
「迅くんなんて知らない!! もう嫌い!! 早く部屋から出てって!!」
わたしは無理やり迅くんを部屋から追い出した。そこにいたのはお姉ちゃんだった。
「およ、なんとかくんじゃないか。ちょっとあーしの部屋に来て話そう。夏芽もいいよね?」
「というか、夏芽も同伴のほうがよくないか?」
「ごめん、なんとかくん、今回の話は夏芽抜きの方がいいんだ」
「いいよ、迅くんはきっと、同い年のお姉ちゃんの方が好きなんだから」
お姉ちゃんはわたしが知らない顔をした。でも、それはいい感情からくるものではなさそうだ。
「有紀、夏芽は悪くないんだ。きっと、オレが悪い」
「夏芽の前で話せないこと聞き終えたら、ちゃんと返すから」
お姉ちゃんの部屋で何か話し始めた。
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