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北海道の寒さは身に染みる

ー/ー




 北海道は毎冬、雪を募らせては私たちの生活を窮屈にする。雪かきは体をガッチガチに痛めるし、寒すぎて外に出る気なんてさらさら起きない。思い出すだけでも、体が凍えそうになってしまう。

 それでも、私の心の中の雪はやっぱり特別で美しいものだ。

 雲ひとつない青空を見上げて、薄手のコートの前を締めた。どうやら春はもうすぐそこまで来ているらしい。暖かくなってきた風に頬を撫でられながら、今日の予定をスマホのカレンダーを確認する。

 彼はどんな格好で来るだろうか、飛行機はちゃんと飛んだだろうかと想像してしまう。
 バスを降りれば飛行機のゴオオオという音が鳴り響いている。飛行機が、頭上を通り抜けていき、彼に思いを馳せる。彼の飛行機の時間にはまだ早いのに、彼かもしれないと思ってしまうのは、気が急いてるからだろうか。

 私の住んでる街を、キレイだと、好きだと言ってくれた彼に会える。それだけで、寒さなんて吹き飛んでいく気がした。

*  *  *

 初めまして、が空港だなんて正直怖かったと思う。私も恐る恐る、声を掛けたし……

「ハルキ……くん」

 通話越しで何度も呼んだ彼の名前を、呼び捨てにできずに、最後に掠れがちな「くん」を付けしてしまった。私の顔を見た瞬間、笑顔を綻ばせて、ハルキは駆け寄ってくる。ネイビーのコートは、私の真っ白なコートと並ぶと、まるで夜と雪みたいだと思った。

「ユキ、おはよう!」

 初めまして、ではないんだという思いと、ハルキがまっすぐ見つめて、迷わずに名前を呼んだことに胸がじーんっと熱くなる。

「おはよう、ハルキ」

 私のハルキくんと呼んだ声をなかったことにして、改めて対面での初めましてをやり直す。最初の呼びかけはそもそもハルキには、声が届いてたかどうかすらわからないし。

 強く抱きしめられた衝撃に倒れそうになりながら、力を込めて踏ん張る。ハルキは嬉しそうにくるくると私の周りを回って、私の存在を確かめるように何度も名前を呼んだ。

「ユキ」
「聞こえてるよ、もう!」

 そんな様子のハルキに、いつもの通話の時の調子を取り戻す。ドキドキとしていた緊張感は、まだ背中を強張らせていたけど。

「じゃあ、行こっか!」

 するりと自然のように手を繋がれて、カァっと身体中に熱が回る。触れている。ハルキの手に触れているという事実に、めまいがした。

 いつも声だけで、文字だけで繋がっていたのに。今は、肌と肌が触れている。会うことが決まってからどこに行くか、何度も何度も二人で考えた。ハルキが「私の住む街を見たい」と言ったから、雪が降る中、高速バスで移動する。

 隣り合わせに座った席でも、手は繋がれたままでじんわりと汗をかいてきてる。恥ずかしさに少しだけ指を離せば、ニコニコとした笑顔で絡め取られた。

「ユキの街どんなとこなんだろってずっと思ってた」
「なーんにもないよ」
「雪はあるだろ」

 どっちのユキか、悩んで、脳内で雪に変換する。雪なんてあったところで、寒いだけだし。

「雪があったところでさ、何もいいことないじゃんか」
「俺はいっぱい積もった雪を見たかったの! ほら、めちゃくちゃ、壁になってる!」

 道路脇に積み上げられた壁のような雪をはしゃぎ見つめるハルキに、こっそりため息をつく。ハルキが隣にいること以外、私にとっては何にも変わり映えのしない景色だ。

 バスは順調に私たちを乗せて、私の地元へと向かっていく。温泉でもと思っていたが、ハルキに却下された。シンシンと雪が降り続いて、体の奥まで冷やしてしまいそうなのに、バスの中はやけに暑くて額からも汗が出そうになる。

 ハルキの隣に居る間だけでも、完璧に可愛い私でいたいのに。

「がっかりした?」
「へ?」
「それとも、一人ではしゃいで鬱陶しかった?」

 黙り込んで外を見つめていた私に、何を勘違いしたのかハルキがぽつりと小声で囁く。何に対して? と問おうとすれば、心配そうな顔で私を見つめていた。

「なんもだよー」
「そっか、ユキ急に黙ったから心配になっちゃった」
「だって、ハルキが隣に居るのまだ慣れないんだもん。緊張しちゃうしょ」
「俺だってドッキドキだけどね」

 ふふっと笑ってから、ハルキはまた窓の外を眺め始める。私もハルキの横から覗き込めば、いつもの白波が立つ海が広がり始めた。

「雪と海ってだけですげーキレイ」

 私には無い感想に、ふぅんっと言葉が漏れた。ハルキが楽しそうなのは、私に会えたからだと自負していいのだろうか。つい、緩む口元を空いてる手で押さえて誤魔化す。

「でも、いつもユキが見てるもの見れるの、本当に嬉しいんだよ」
「なにそれ」
「だって俺らって性格は知ってるけど、知ってることなんて声と性格くらいだろ。どんなところで育って、どうしてそう考えるようになって、とか知りたいじゃん」

 ほわんっと胸が熱くなった気がする。どんなところで育って、か。私だってハルキの育った海の街を知りたい。同じ海と言っても、寒空の下雪が降り頻る私の街の海と、ハルキの見ている海はきっと違うだろう。

「でも、北海道の道って本当にこんなまっすぐずっと続いてるし、広いんだな。雪積もってても、俺の知ってる大きい道くらいの幅あるんだけど」
「雪が溜まっていくから広いみたい、だね」

 私は、この北海道の道しか知らない。北海道から出たことがないから。雪が降り積もるこの光景しか、知らないのだ。

 私にとっては、この光景がこの世界の全て。そりゃあさ、ネットで他の地域の写真とか、動画とかは見たことがある。スマホは私に、私の見てる世界以外を次から次へと流し込んでは、それだけじゃないよと教えてくれるけど。それでも、体感できるのはやっぱり、この寒い雪が降り頻る世界だけなのだ。

「雪だるま作りてー!」
「次のバスの乗り換え、少しだけ間開くから作る?」
「まじ? やろやろ」
「いいよ」

 バスの乗り換え待ち、道端の積もった雪を手で握りしめる。私は、雪が染みない防水対応の手袋だけど……ハルキの手袋は毛糸で編まれた暖かいけど、濡れたら大変なことになりそうな手袋だった。

「あ」

 を言う前に、ハルキは躊躇なく雪を掴み取る。手袋の糸に絡まって、雪は塊を作る。むぎゅむぎゅっと握って、丸にしているけど、毛糸に絡まってどうしても歪になっていく。私はコロコロと転がしながら雪玉を大きくしていれば、ハルキがピタリと動きを止めて呟いた。

「めっちゃ染みてくるんだけど……」
「そりゃあそうでしょ」
「しばれるー!」

 雪玉を地面に置いてから、わざとらしくブルブルと震えて声を出す。今時しばれるなんて言わないよ、と言いかけてやめた。楽しんでるならそれでいい。

 雪玉を二つくっつけて、雪だるまを作る。その辺に落ちていた木を拾い上げて、手を付けてあげれば上手くできたと思う。ハルキは手袋を外して、素手でくるくると丸め始めていた。

「ひゃっこいでしょ」
「うん、ひゃっこい」

 そう言いながらも、辞めはせずに少し歪な雪だるまを完成させる。バス停の横に二人の雪だるまを並べれば、ちょこんと待ってるみたいで可愛かった。

「待って待って、写真に残す」
「私も撮る」

 手袋を脱いでポケットに乱雑に突っ込む。そのまま、スマホを取り出して、ハルキとの記憶を一ミリも逃さないように写真に残す。
 
「待って全然、手が動かない!」
「私撮ったの送るよ」

 ハルキは手をぐーぱーぐーぱー無理矢理に動かしながら、スマホを操作しようとするも震えている。わざとらしく「もー」なんて言いながら、両手で温めてあげれば、ふふっと笑い出した。

「なんか、いいな。普通に一緒の地域に住んでるみたい」
「え?」
「デートだから観光がいいかなとも思ったんだよ俺。でも」

 言いかけたところでちょうどバスが来てしまった。高速バスとは違い、街の人たちで賑わっていて座れそうにはない。冷え切ったハルキの手を温めようとしたまま、私も素手のままだった。暑い車内の風に、すっかり温まっているはずなのに、ハルキも私も手を離さない。
 
 さっきの「でも、」の続きを聞きたくて、ハルキの方を見つめれば、ハルキは窓の外を目に焼き付けるようにまっすぐと見つめている。

「何見てんの?」
「街並み」
「面白い?」
「面白いよ、有名なコンビニだーとか、ここをいつも歩いてんのかなとか」
「面白いならいいけど」

 私にとっては変わり映えのしない景色がただ、流れていく。ただただ白く染まった、私の面白みのない日常だ。

 バス停に止まるたびに、街の人が入れ替わっていく。知り合いに会ったらどうしようと少し不安で、ついキョロキョロしてしまう。ハルキは、相変わらず窓の外を目に焼き付けていた。

 バスが私たちの目的地「水族館前」をアナウンスしたので、ハルキに小声で合図をする。

「ここで降りるよ」
「おう」

 バス停で降りたのは私とハルキの二人だけだった。それもそうだ、冬の期間はこの水族館はやっていない。訪れる人も少ないだろう。

 


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 北海道は毎冬、雪を募らせては私たちの生活を窮屈にする。雪かきは体をガッチガチに痛めるし、寒すぎて外に出る気なんてさらさら起きない。思い出すだけでも、体が凍えそうになってしまう。
 それでも、私の心の中の雪はやっぱり特別で美しいものだ。
 雲ひとつない青空を見上げて、薄手のコートの前を締めた。どうやら春はもうすぐそこまで来ているらしい。暖かくなってきた風に頬を撫でられながら、今日の予定をスマホのカレンダーを確認する。
 彼はどんな格好で来るだろうか、飛行機はちゃんと飛んだだろうかと想像してしまう。
 バスを降りれば飛行機のゴオオオという音が鳴り響いている。飛行機が、頭上を通り抜けていき、彼に思いを馳せる。彼の飛行機の時間にはまだ早いのに、彼かもしれないと思ってしまうのは、気が急いてるからだろうか。
 私の住んでる街を、キレイだと、好きだと言ってくれた彼に会える。それだけで、寒さなんて吹き飛んでいく気がした。
*  *  *
 初めまして、が空港だなんて正直怖かったと思う。私も恐る恐る、声を掛けたし……
「ハルキ……くん」
 通話越しで何度も呼んだ彼の名前を、呼び捨てにできずに、最後に掠れがちな「くん」を付けしてしまった。私の顔を見た瞬間、笑顔を綻ばせて、ハルキは駆け寄ってくる。ネイビーのコートは、私の真っ白なコートと並ぶと、まるで夜と雪みたいだと思った。
「ユキ、おはよう!」
 初めまして、ではないんだという思いと、ハルキがまっすぐ見つめて、迷わずに名前を呼んだことに胸がじーんっと熱くなる。
「おはよう、ハルキ」
 私のハルキくんと呼んだ声をなかったことにして、改めて対面での初めましてをやり直す。最初の呼びかけはそもそもハルキには、声が届いてたかどうかすらわからないし。
 強く抱きしめられた衝撃に倒れそうになりながら、力を込めて踏ん張る。ハルキは嬉しそうにくるくると私の周りを回って、私の存在を確かめるように何度も名前を呼んだ。
「ユキ」
「聞こえてるよ、もう!」
 そんな様子のハルキに、いつもの通話の時の調子を取り戻す。ドキドキとしていた緊張感は、まだ背中を強張らせていたけど。
「じゃあ、行こっか!」
 するりと自然のように手を繋がれて、カァっと身体中に熱が回る。触れている。ハルキの手に触れているという事実に、めまいがした。
 いつも声だけで、文字だけで繋がっていたのに。今は、肌と肌が触れている。会うことが決まってからどこに行くか、何度も何度も二人で考えた。ハルキが「私の住む街を見たい」と言ったから、雪が降る中、高速バスで移動する。
 隣り合わせに座った席でも、手は繋がれたままでじんわりと汗をかいてきてる。恥ずかしさに少しだけ指を離せば、ニコニコとした笑顔で絡め取られた。
「ユキの街どんなとこなんだろってずっと思ってた」
「なーんにもないよ」
「雪はあるだろ」
 どっちのユキか、悩んで、脳内で雪に変換する。雪なんてあったところで、寒いだけだし。
「雪があったところでさ、何もいいことないじゃんか」
「俺はいっぱい積もった雪を見たかったの! ほら、めちゃくちゃ、壁になってる!」
 道路脇に積み上げられた壁のような雪をはしゃぎ見つめるハルキに、こっそりため息をつく。ハルキが隣にいること以外、私にとっては何にも変わり映えのしない景色だ。
 バスは順調に私たちを乗せて、私の地元へと向かっていく。温泉でもと思っていたが、ハルキに却下された。シンシンと雪が降り続いて、体の奥まで冷やしてしまいそうなのに、バスの中はやけに暑くて額からも汗が出そうになる。
 ハルキの隣に居る間だけでも、完璧に可愛い私でいたいのに。
「がっかりした?」
「へ?」
「それとも、一人ではしゃいで鬱陶しかった?」
 黙り込んで外を見つめていた私に、何を勘違いしたのかハルキがぽつりと小声で囁く。何に対して? と問おうとすれば、心配そうな顔で私を見つめていた。
「なんもだよー」
「そっか、ユキ急に黙ったから心配になっちゃった」
「だって、ハルキが隣に居るのまだ慣れないんだもん。緊張しちゃうしょ」
「俺だってドッキドキだけどね」
 ふふっと笑ってから、ハルキはまた窓の外を眺め始める。私もハルキの横から覗き込めば、いつもの白波が立つ海が広がり始めた。
「雪と海ってだけですげーキレイ」
 私には無い感想に、ふぅんっと言葉が漏れた。ハルキが楽しそうなのは、私に会えたからだと自負していいのだろうか。つい、緩む口元を空いてる手で押さえて誤魔化す。
「でも、いつもユキが見てるもの見れるの、本当に嬉しいんだよ」
「なにそれ」
「だって俺らって性格は知ってるけど、知ってることなんて声と性格くらいだろ。どんなところで育って、どうしてそう考えるようになって、とか知りたいじゃん」
 ほわんっと胸が熱くなった気がする。どんなところで育って、か。私だってハルキの育った海の街を知りたい。同じ海と言っても、寒空の下雪が降り頻る私の街の海と、ハルキの見ている海はきっと違うだろう。
「でも、北海道の道って本当にこんなまっすぐずっと続いてるし、広いんだな。雪積もってても、俺の知ってる大きい道くらいの幅あるんだけど」
「雪が溜まっていくから広いみたい、だね」
 私は、この北海道の道しか知らない。北海道から出たことがないから。雪が降り積もるこの光景しか、知らないのだ。
 私にとっては、この光景がこの世界の全て。そりゃあさ、ネットで他の地域の写真とか、動画とかは見たことがある。スマホは私に、私の見てる世界以外を次から次へと流し込んでは、それだけじゃないよと教えてくれるけど。それでも、体感できるのはやっぱり、この寒い雪が降り頻る世界だけなのだ。
「雪だるま作りてー!」
「次のバスの乗り換え、少しだけ間開くから作る?」
「まじ? やろやろ」
「いいよ」
 バスの乗り換え待ち、道端の積もった雪を手で握りしめる。私は、雪が染みない防水対応の手袋だけど……ハルキの手袋は毛糸で編まれた暖かいけど、濡れたら大変なことになりそうな手袋だった。
「あ」
 を言う前に、ハルキは躊躇なく雪を掴み取る。手袋の糸に絡まって、雪は塊を作る。むぎゅむぎゅっと握って、丸にしているけど、毛糸に絡まってどうしても歪になっていく。私はコロコロと転がしながら雪玉を大きくしていれば、ハルキがピタリと動きを止めて呟いた。
「めっちゃ染みてくるんだけど……」
「そりゃあそうでしょ」
「しばれるー!」
 雪玉を地面に置いてから、わざとらしくブルブルと震えて声を出す。今時しばれるなんて言わないよ、と言いかけてやめた。楽しんでるならそれでいい。
 雪玉を二つくっつけて、雪だるまを作る。その辺に落ちていた木を拾い上げて、手を付けてあげれば上手くできたと思う。ハルキは手袋を外して、素手でくるくると丸め始めていた。
「ひゃっこいでしょ」
「うん、ひゃっこい」
 そう言いながらも、辞めはせずに少し歪な雪だるまを完成させる。バス停の横に二人の雪だるまを並べれば、ちょこんと待ってるみたいで可愛かった。
「待って待って、写真に残す」
「私も撮る」
 手袋を脱いでポケットに乱雑に突っ込む。そのまま、スマホを取り出して、ハルキとの記憶を一ミリも逃さないように写真に残す。
「待って全然、手が動かない!」
「私撮ったの送るよ」
 ハルキは手をぐーぱーぐーぱー無理矢理に動かしながら、スマホを操作しようとするも震えている。わざとらしく「もー」なんて言いながら、両手で温めてあげれば、ふふっと笑い出した。
「なんか、いいな。普通に一緒の地域に住んでるみたい」
「え?」
「デートだから観光がいいかなとも思ったんだよ俺。でも」
 言いかけたところでちょうどバスが来てしまった。高速バスとは違い、街の人たちで賑わっていて座れそうにはない。冷え切ったハルキの手を温めようとしたまま、私も素手のままだった。暑い車内の風に、すっかり温まっているはずなのに、ハルキも私も手を離さない。
 さっきの「でも、」の続きを聞きたくて、ハルキの方を見つめれば、ハルキは窓の外を目に焼き付けるようにまっすぐと見つめている。
「何見てんの?」
「街並み」
「面白い?」
「面白いよ、有名なコンビニだーとか、ここをいつも歩いてんのかなとか」
「面白いならいいけど」
 私にとっては変わり映えのしない景色がただ、流れていく。ただただ白く染まった、私の面白みのない日常だ。
 バス停に止まるたびに、街の人が入れ替わっていく。知り合いに会ったらどうしようと少し不安で、ついキョロキョロしてしまう。ハルキは、相変わらず窓の外を目に焼き付けていた。
 バスが私たちの目的地「水族館前」をアナウンスしたので、ハルキに小声で合図をする。
「ここで降りるよ」
「おう」
 バス停で降りたのは私とハルキの二人だけだった。それもそうだ、冬の期間はこの水族館はやっていない。訪れる人も少ないだろう。