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作品を以って代えさせていただきます
投稿されたレビューはありません
話数:1
越えても仕方ない山って、あるよ——まあ、越えるんだけどね。
話数:1
”なぜ自分は剣道をやっている――?” 2020年夏。インターハイも部活動もなくなり、女子高生・あっこは自問――しなかった。そう、ソシャゲとアイス漬けの日々である。そんなあっこの元へ形の練習に誘いに来た同級生ミホ。ミホとの炎天下の稽古で、あっこは意外な真実を見出す。
話数:2
わたしの執事にならない? つまりその、召使いっていうか、下僕っていうか。
話数:1
一年じゅう雨が降り続けるこの土地の者は、太陽を見たこともなければその概念も持たない。ある日、その地に女憑物落としが訪れ、「この雨は呪われている」と一喝する。そしてのちに、その地の族長ともども雨を上がらせる儀式を執り行う。初めて目にする太陽の光に、住民にもいっときはその恩恵をありがたがったが――。
話数:2
十五歳少年、精神科病院で(そうとは知らずに)恋をする。破れた後で恋だと気づく。どんなに手を尽くしても、もう二度と会えることはないだろう——少年は大人へと成長し、同じ空を見上げること以外に接点はないのだと知る。それが甘いか苦いかは、彼が決めることなのです。
話数:1
「時は戦国、かどうかは知らぬが兎にも角にも儂はお上の仰せのまま、いくさ場で今にも死なんとしておる。どれ、死ぬ前の一服をつけるかの……」 1月13日「たばこの日」に寄せて書いた短いお話です。 1946年に「ピース」が初めて発売されたことで愛煙家が制定したといわれています。
話数:1
割り箸を折ったような感触がした
話数:4
人が自分の意志で正しくない選択肢を選んだ場合、それは『正しくない』といえるのか――? 某国、公安調査庁の調査官・オフィーリアは反政府組織『ハムレット』壊滅の命を受け暗躍していた。不換紙幣の発行の噂も立ち、弱体化する政府。ところが公安調査庁の管理者・レイアはオフィーリアにあることを一任する――。
話数:1
喉元の汗が胸に伝い下りて、右か左かに流れる。まあ、おそらくはその間だろうけど。
話数:3
酒と煙草、香水に消臭スプレー、ありとらゆる体液、それらすべてが同時に混ざった匂いの街で、生き抜くことだけを求めていた。 ここでの戒律は「殺すな、殺されるな」だからだ。 暴力と性、悔し涙と諦念、でもまだ負けてはいない。まだ、負けてはいない。
話数:1
出版社に勤務するわたしは、出勤前、だれもいない部屋に向かって「おかえり」という。
話数:1
何なんだ、この世界は―― この世界は、おかしい。 ファンタジックガテン系異世界予定調和肉体労働が今、始まる。
話数:1
両親ふたりを襲った病気。でも、父も母も憶えていたんですよ、大事なものが何なのかを。
話数:2
人より猫の多そうな路地の店に入りなよ
話数:2
話数:1
話数:5
家に、帰ろう (性犯罪など刺激の強い描写がございます)
話数:1
女子寮『百合寮』にて連休中の暇を持て余すわたしたち三人組のおはなし。やがて三回生ともなると繋がりも希薄となる、そんなわたしたちの連休。