渚のバルコ
そこは、僕たちの人生案内所だった…。
高校二年の夏休み、僕と親友の勝は海辺の廃屋を、誰でも使える休憩所としてリフォームした。休憩所の名前は、昭和のヒット曲になぞらえた「渚のバルコ」。夏休みの最終日、僕と勝が渚のバルコに行くと、ベンチに知らない女性が座っていた。勝は臆することなく、女性に「こんにちは!」と声をかけ、三人で談笑する。女性は、「待ち合わせのためにここにいる」と言うが、それがどうも訳ありな感じで…。
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