ダークファンタジー

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最終更新: 2026年05月12日 12時36分

Fated Oath ─血に抗う者たち─
狙われる少女を守るのは、彼女の家族を殺した少年だった。 この血は、世界を狂わせる── 村を焼かれ、魔術学院に身を寄せた少女レナ。 彼女の血には、禁忌の魔石を生み出す力が宿っていた。 望みはただ一つ。 誰にも見つからず、普通に生きること。 彼女の傍に現れたのは、優等生の仮面を被った少年レオン。 学院では冷静な転入生。裏社会では“処刑人”として暗躍する彼は、レナを守るためなら手段を選ばない。 レナはまだ知らない。 かつて彼が自分の村を焼き、家族を奪った側にいたことを。 守るほど、罪は深くなる。 近づくほど、執着は歪んでいく。 やがてレナの血を巡り、貴族、裏社会、狂気の研究者、国家が動き出す。 少女の「普通に生きたい」という願い。 世界はそれを許さない。 罪と執着に囚われた少年と、禁忌の血を持つ少女のダークファンタジー。 複数の視点から、物語は少しずつ真実へ近づいていきます。
拾話怪異譚 盲目の語り部
紙が貴重で高価な世界。人々の娯楽は、国を巡り方々の物語を語る『語り部』の存在だった。 英雄譚、歴史、神話、笑い話。 だがその語り部が語るのは魔物達の物語―― 死した者の魂が歪み、魔物へと変貌する世界で、盲目の語り部のみが彼らの生き様を語る。 その傍らには、彼を守る用心棒がいた。 異端の語り部ヨリと、彼を守る用心棒キョウの、クソ重感情なホラーBLです。 エブリスタ、カクヨム、アルファポリス、ネオページにて連載
ダンジョン最底辺の芋虫に転生した俺は、寄生能力で美少女を支配する
目が覚めたら、ダンジョンの芋虫になっていた。 しかも転生先は異世界最底辺のモンスター。仲間はバカクソでかい芋虫どもだけ。未来が暗すぎる。 ……だが待て。俺には「寄生」スキルがある。 人間に寄生すれば、その体を自由に動かせる。記憶も、知識も、人脈も、全部いただきだ。 最初の寄生先は伯爵家の悪役令嬢。次はエルフの弓使い、ギルド受付嬢、商会の跡取り息子——寄生体を増やすたびに、俺の支配は街の深部へと根を張っていく。 目標は一つ。ダンジョンを守り、街を裏から支配し、安全な芋虫ライフを手に入れること。 元営業部のおっさん(現・芋虫)、異世界の裏社会に参入します。
ユーゲリオン―三十五歳の社畜、エルフの古の予言を覆すまで―
三十五歳。独身。毎日、職場と家を往復するだけの、 終わりのない「往復」の中に生きる男——相沢。 彼を蝕む原因不明の病。 毎夜、夢に現れる謎の少女。 そして、ある日突然訪れた「終わり」。 しかし、それは本当の終わりではなかった。 魂が引き裂かれ、目覚めた先は—— 見知らぬ世界の、七歳の子供の体。 政治、陰謀、古代の神話が渦巻く異世界で、 かつて「何も持たなかった男」は、 初めて「守るべきもの」を見つけていく。 チートなし。無双なし。 あるのは、ただ——折れない魂だけ。 ─────────────────── 最初は静かな「往復」の物語に見えるかもしれない。 でも——一度『ユーゲリオン』に飲み込まれたら、 もう逃げられない。 ※一部の話の「後書き」に自作BGMのリンクがあります。 https://www.youtube.com/@ユーゲリオン
忘れられた記憶を探して ——闇の子と呼ばれた少女は、それでも世界を歩く——
【脱獄・越境編】 「闇の子」と呼ばれ、村から連行された少女ニーナ。 存在そのものを忌避された彼女を救ったのは、白銀の髪を持つ男アルベルトだった。 行き場を失った少女は、国境の先へ向かう旅の中で知っていく。 見捨てられた者たちのこと。 罪を抱えたまま生きる人々のこと。 そして、“それでも誰かを覆おうとする愛”があることを。 これは、世界から否定された少女が、 それでも生きる理由を探して歩く物語。 【アッシュ編】 王国を追われた少女ニーナは、白銀の旅人アルベルトと共に、“捨てられた者たちの地”アッシュへ辿り着く。 そこは、魔獣の気配が漂う辺境。 淀んだ空気の街。 誰もが他人を警戒し、値踏みする場所だった。 奇妙な魔導師トリスタン。 明るく笑う女性ララ。 そして、名も知らぬ旅人たち。 不気味で、危うくて、それでもどこか温かいその土地で、 ニーナは少しずつ“世界の裏側”を知っていく。 守られるだけだった少女は、 初めて、自分の意思で前へ進もうとしていた。
成り行きで異世界転生〜チート能力、期限付き〜
大学一年の夏、日差しの強い日。工崎壊斗は不慮な事故で命を落とした。 壊斗は、神を語る者に転生特典として特殊能力を与えられる。しかし、その能力は徐々に衰えてゆき、やがて失われてしまうという─── ⚠️一部過激な描写が含まれますので、ご注意ください⚠️
魔法世界の妖憑き
明けぬ夜の街、ノーチェス。そこで暮らす少女、モニカ・エストレイラは、魔力を一切持たずに生まれた。 笑われ、蔑まれ、それでも憧れた。 いつか、誰かと肩を並べて魔法を学びたいと。だが、そんなささやかな夢すら、世界は拒絶した。 ある夜、願いが込められた流星が、彼女に救いではなく、呪いを落とす。 宿主を喰らい、力と引き換えに魂を蝕む妖狐。その存在に取り憑かれたモニカは、自らの命を代償にある力を手に入れる。 呪いが指し示すのは奇跡か、希望か。それとも―― 抗うことすら赦されなかった少女が、呪いと奇跡を武器に、運命に立ち向かう。 これは、世界に拒絶された者たちの再生の物語。
虚飾ドレスコード
これは“少女”の、たった一つの願いを辿る物語。  どうか、もう一度だけ会いたい。 小さな祈りだけを頼りに、少女は闇を駆け抜けた。 けれど、伸ばした掌は空を掴み、胸を焦がした光は触れる前にほどけていく。  少女は目を逸らさなかった。 掬えぬ幻に縋り、消えぬ想いを偽りで覆い隠す。 騙り、強がり、失っても。 少女は"在るはずのかたち”を装い続ける。  太陽と月は交わらない。 それでも会いたいと、私は願う。  これは“嘘”で織り上げた、たった一つだけの物語《ドレス》。
世界は腐っているので私がぶっ潰す
魔王が死んだ。 数千、いや数万もの歳を重ねた戦争が今、遂に終わりを迎えた。 こうして古代より続いて来た人間と魔族との戦争は、終止符が打たれたのだ。 だが、戦争は終わらない。 戦争は今も絶えることなく続いている。 だから私はそんな世界をぶっ潰す。 彼女と平和に、一緒に居られる世界を私の手で作る。 ~・~・~・~ ブクマ、反応等貰えると物凄く励みになるので、どうか何卒……!! ※基本的に週一話投稿です。  あと、失踪しないよう頑張ります。
聖女は王の元に、俺は闇に──堕ちた英雄の復讐譚
光の柱が天から差し込んだのは、戦の終結を告げる凱旋の夜だった。 民は喝采を上げ、彼──カインは英雄として迎えられた。 その隣にいたのは、村でただ一人、彼の帰りを信じて祈り続けた少女──セリス。 だが、神の光は彼女を選び、「聖女」として王の前に引き出す。 王の言葉は、冷たく、絶対だった。 「その身は、もはや村娘ではない。神の意思により、我が王家に捧げられる聖女だ」 そしてカインの人気に嫉妬した王は彼を罪人にしたて国から追放する。 これは恋人と栄誉すべてを奪われた男の復讐劇
月の人
満月の夜- 教会の前に捨てられていた赤子"ミラ" 神の子と呼ばれ大切に育てられる一方で 美しい黒髪のせいで悪魔の子と 蔑まれていた。 彼女は、神の子なのか悪魔の子なのか
血の娘と吸血蛾
それは、ある雨上がりの晩がもたらした出逢い。 街を離れて独りで暮らす訳あり令嬢フルエットは、行倒れの少年ユリオを発見する。 だがユリオは虫の異形としての姿を隠し持つ、半人外とでも呼ぶべき存在だった。 そんな彼を、ためらうことなく受け入れるフルエット。 彼女もまた、その身に――否、その血に異形を宿した娘だった。 これは、血と優しさの御伽噺。 ねじれてしまった祈りや願いに、もう一度向き合う物語。
黒角の魔聖女
イクセン王国には聖女がいる。 その繁栄は約束されたかのように思われていたが、ある時突如として崩壊する。 聖女に起きた変化をきっかけに、王国の崩壊が始まる。 親、兄弟、友人……。イクセン王国のすべてが敵となった聖女は、一人さまよう。 ※カクヨム、エブリスタ、なろうでも公開中、火曜金曜21時更新となります ※他のサイトに比べて有料設定の先読み3話を設置、日曜日に他のサイトと無料分を合わせます
di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~
毎週金曜日 20:20 定期更新中。 「家族を助けてくだされば、この身を捧げます」 桜降る、とある春の日。 凶賊(マフィア)の総帥であるルイフォンの父のもとに、貴族の少女メイシアが訪ねてきた。 彼女の父と異母弟が、ルイフォンたちと対立している凶賊に囚えられてしまったのだという。 凶賊でありながら、刀を振るうより『情報』を武器とするほうが得意の、クラッカー(ハッカー)ルイフォン。 そんな彼の前に立ちふさがる、死んだはずのかつての血族。 やがて、彼は知ることになる。 メイシアとルイフォン――天と地が手を繋ぎ合うような奇跡の出逢いは、『デヴァイン・シンフォニア計画(di;vine+sin;fonia program)』によって仕組まれたものであると。 出逢いと信頼、裏切りと決断。 『記憶の保存』と『肉体の再生』で死者は蘇り、絡み合う思いが、人の絆と罪を紡ぐ。 近現代の東洋、架空の王国を舞台に繰り広げられる運命のボーイミーツガール――権謀渦巻くSFアクション・ファンタジー。 『第一部 落花流水』 『第二部 比翼連理』を経て、現在、最終部である『第三部 海誓山盟』を連載中。 〈投稿予定〉 第三部 第五章 金科玉条の紅を(全20話) 2026年4月3日 ~ 2026年8月14日 毎週金曜日 20:20 定期更新。 第三部 第六章 金烏玉兎の暁へ(全18話+幕間10話) 未定
闇の聖女は夜輝く
異世界召喚者カグヤは暗殺の危機に見舞われた。双子のテルサが魔力鑑定で『聖女』と認定されたのに対し、カグヤの魔力は皆無とされた。そんな彼女の暗殺をテルサは栄耀教会に依頼、聖騎士団が差し向けられたのだった。 しかし絶体絶命の窮地でカグヤの秘めたる力が解放。窮地を脱したカグヤは思いがけず、大昔の騎士ダスクをヴァンパイアとして復活させてしまった。 カグヤとテルサが召喚されたウルヴァルゼ帝国は、瘴気災害『邪神の息吹』に長年苦しんでいた。ラモン教皇率いる栄耀教会の狙いは『聖女』テルサに『邪神の息吹』を鎮めさせ、国家の覇権を握ること。厄災と教団の脅威が迫る世界で生き抜くため、暗闇の人生に意味を見出すため、カグヤはダスクと魔術師一族フェンデリン家の協力を得て、人知れず救済の道を歩み始める──。 光の極大魔力『旭日』を宿すテルサと、闇の極大魔力『望月』を宿すカグヤ。 数奇な因縁で結ばれた双子を軸に巻き起こる闘争と謀略、絡み合う人々の思惑、そして大いなる波乱を呼ぶ、従来の異世界転移物とは一線を画す壮大なストーリー。 運命に選ばれし真の『聖女』は果たしてどちらか──。
しにかけの転生者~しにかけた中年はしにかけた青年に転生し、魔剣使いになる~
自殺未遂から死にかけたところに〔謎の声〕より選択を迫られ、異世界に転生した主人公。彼は新たな人生を歩もうとするも、転生した人間は〔神の呪い〕に侵された余命いくばくもない青年だった。彼はヤケになって遊び狂い時間を浪費していく。そんなある日、彼に突然の危機が訪れる。『理不尽に殺されるか、殺してでも生き残るか、どうしますか?』再び主人公に選択が迫られる。〔魔導剣〕を手にした主人公は、残りわずかな人生で、何に向かい何を為すのか?彼に待ち受ける出会い、戦い、そして運命とは?衝撃の結末が死にかけの転生者を待ち受ける!新たなダークファンタジーが今、幕を開ける!
アンエンジェルズ・バイアス
天使間の戦乱により、世界が焦土と化した、400年後の世界。 この世界で前例のない、黒の翼を持つ少女、サラは、親友のルミと共に「リュウセイ調査団」と共に活動していた。 サラの目的は、「自分が何者なのか」を見つけること。謎の鍵を握るのは、「天使の資源として生まれ、天使に仕えることを史上の喜びとする」ニンゲンの文化であった。 数多の事件で変化してゆく状況の中、天使は、ニンゲンは何を見るのか? これは、世界の真実を巡る、『偏見』の物語。 <注意> 本作品には、ジェノサイド及び人身売買を想起させる表現が含まれています。また、作品の世界観の設定上、一般的には不適切と捉えられうる表現が用いられています。ご注意ください。 本作品はβ版です。文章について、大きな編集が入る場合があります。ご了承ください。
虚色の王
タイトルの読みは『きょしょくのおう』です。 常人離れした色彩感覚を持つ孤独な少女と、 色を見分けられない暗殺者の青年が、『虚色』を示す旅に出る和風冒険譚です。 周りから虐げられてきた哀れな少女が、最強の相棒とともに自らの手で運命を切り開き、 やがて王になります。 ◇◆◇◆以下あらすじ◇◆◇◆ 十五歳の少女、あぐりは義両親に虐げられ凄惨な生活を送っていた。 常人離れした色彩感覚を持つことから、ある日突如として次期『虚色の王』の候補である『色見(いろみ)』に選ばれてしまう。 色見となった際、財も特権も全てあぐりから奪おうと目論む義両親に絶望し、脱走を図る。 しかしすぐに追手に捕まり、自害しようとした瞬間、偶然出会った暗殺者の青年に助けられる。 祢墨(ねずみ)という名の青年はとある理由から虚色の王の元へ行かねばならず、あぐりを脅し同行することを強要する。 あぐりは祢墨と同行することに決めたが、その代わり虚色の王になれなかった場合自分を殺してほしいと祢墨に頼み、祢墨は聞き入れた。 かくして二人は国をも敵に回し、血濡れの道を歩きながら、己の信念のため虚色の王の元へ進むのだった。
狂氣の果て〜クルーエル・デッドエンド〜
幼い少女ニナニナの穏やかな日常は、突如として訪れた両親の凄惨な喪失によって、音を立てて崩れ去った。  この耐え難い悲劇は、幼い彼女の心に深い傷を刻みつけ、その精神を激しく歪ませた。  世界は両親がいた頃とは全く異なる、理解不能で恐ろしい場所へと変貌し、ニナニナは次第に正気を失い、狂気にその身を呑み込まれてしまった。  狂気に身をやつしたニナニナには、唯一無二の「相棒」ができた。  それは人間でも動物でもなく、無機物であるはずの「圧縮空気砲」であった。  ニナニナは、この圧縮空気砲をまるで生きているかのように扱い、異常ともいえる深い愛着と絆を育んでいく。  彼女にとって、この圧縮空気砲は時間が経つにつれて、単なる武器や道具ではなく、失われた両親の代わり、あるいは狂気に染まった彼女自身の心の拠り所となっていったのだ。  ニナニナの痛みや恐怖を知らないかのように偏る狂気と圧縮空気砲は、常軌を逸した行動による血生臭い惨劇を幾度となく生み出していくことになる。  そんなニナニナを「監視」する役割を担う、もう一人の少女がいた。  彼女はコード・ネーム:クルクス、通称クーちゃん。  重要な国家機密兵器を研究していた研究者の娘である「少女N」。  すなわちニナニナにとって、クルクスは友達であり、時に頼れる姉のような存在でもあった。  しかし、その役割は単なる偽りの友情に留まらず、ニナニナの暴走を止めるストッパー兼監視員でもあったのだ。  物語は、ニナニナの心の闇、彼女を取り巻く苛烈な環境、そして監視役であるクルクスとの関係性を深く掘り下げていく。  人間の精神の脆さ、極限状況における絆のあり方、二人の少女の関係性は物語を通して複雑に変化を繰り返す。  ニナニナの狂気、圧縮空気砲の特異な能力。  この狂気と現実はただの悲劇で終わるのか。  それとも、この暗雲の中で一筋の光が差し込むのか、あるいは破滅へと向かうのか。  これは、両親を失った悲しみから狂気に墜ちた少女と、彼女の特異な相棒である圧縮空気砲、そして謎多き監視役の少女が織りなす、壮大な物語である。
【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン:断罪の前奏曲 ~『我の夫となれ』竜の姫は逆境を焼き尽くし覇道を往く~
竜の国の王女レヴィアは、幼き日に人間界で傷つき、人間の少年ヒカルに命を救われる。 だが再会の代償として少年の記憶は消され、残されたのは一枚の赤い布だけだった。 やがて王弟のクーデターが竜の国を呑み込み、父王と母は命を落とし、兄姉たちも次々と散っていく。六人の姫は離散し、六年の沈黙の中で兵を集め、牙を研ぎ続けた。 一方、人間界で「神童」と呼ばれる軍師に成長したヒカルは、竜を殺せないという矛盾を抱えたまま教団に嵌められ、すべてを失う。 絶望の断崖、死の剣が振り下ろされる刹那――十二年分の執念を纏った紅蓮の竜姫が天より舞い降りる。 「我の王となれ。二度と、誰にも裏切らせはしない」 奪われた国、砕かれた誇り、そして消された記憶。すべてを取り戻すための、世界への反攻が今始まる。 ※本作は「【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン ~人類に捨てられた天才軍師。竜姫の激情を調律し和音を奏でて覇道を往く」の外伝①となります。本編の冒頭に続く物語となります。すべてのはじまり。入口としてお楽しみください。 https://solispia.com/title/2651
Fated Oath ─血に抗う者たち─
Fated Oath ─血に抗う者たち─ / りんごあめ
狙われる少女を守るのは、彼女の家族を殺した少年だった。 この血は、世界を狂わせる── 村を焼かれ、魔術学院に身を寄せた少女レナ。 彼女の血には、禁忌の魔石を生み出す力が宿っていた。 望みはただ一つ。 誰にも見つからず、普通に生きること。 彼女の傍に現れたのは、優等生の仮面を被った少年レオン。 学院では冷静な転入生。裏社会では“処刑人”として暗躍する彼は、レナを守るためなら手段を選ばない。 レナはまだ知らない。 かつて彼が自分の村を焼き、家族を奪った側にいたことを。 守るほど、罪は深くなる。 近づくほど、執着は歪んでいく。 やがてレナの血を巡り、貴族、裏社会、狂気の研究者、国家が動き出す。 少女の「普通に生きたい」という願い。 世界はそれを許さない。 罪と執着に囚われた少年と、禁忌の血を持つ少女のダークファンタジー。 複数の視点から、物語は少しずつ真実へ近づいていきます。
拾話怪異譚 盲目の語り部
拾話怪異譚 盲目の語り部 / 凪瀬夜霧
紙が貴重で高価な世界。人々の娯楽は、国を巡り方々の物語を語る『語り部』の存在だった。 英雄譚、歴史、神話、笑い話。 だがその語り部が語るのは魔物達の物語―― 死した者の魂が歪み、魔物へと変貌する世界で、盲目の語り部のみが彼らの生き様を語る。 その傍らには、彼を守る用心棒がいた。 異端の語り部ヨリと、彼を守る用心棒キョウの、クソ重感情なホラーBLです。 エブリスタ、カクヨム、アルファポリス、ネオページにて連載
ダンジョン最底辺の芋虫に転生した俺は、寄生能力で美少女を支配する
ダンジョン最底辺の芋虫に転生した俺は、寄生能力で美少女を支配する / 葉月
目が覚めたら、ダンジョンの芋虫になっていた。 しかも転生先は異世界最底辺のモンスター。仲間はバカクソでかい芋虫どもだけ。未来が暗すぎる。 ……だが待て。俺には「寄生」スキルがある。 人間に寄生すれば、その体を自由に動かせる。記憶も、知識も、人脈も、全部いただきだ。 最初の寄生先は伯爵家の悪役令嬢。次はエルフの弓使い、ギルド受付嬢、商会の跡取り息子——寄生体を増やすたびに、俺の支配は街の深部へと根を張っていく。 目標は一つ。ダンジョンを守り、街を裏から支配し、安全な芋虫ライフを手に入れること。 元営業部のおっさん(現・芋虫)、異世界の裏社会に参入します。
ユーゲリオン―三十五歳の社畜、エルフの古の予言を覆すまで―
ユーゲリオン―三十五歳の社畜、エルフの古の予言を覆すまで― / tuttimi
三十五歳。独身。毎日、職場と家を往復するだけの、 終わりのない「往復」の中に生きる男——相沢。 彼を蝕む原因不明の病。 毎夜、夢に現れる謎の少女。 そして、ある日突然訪れた「終わり」。 しかし、それは本当の終わりではなかった。 魂が引き裂かれ、目覚めた先は—— 見知らぬ世界の、七歳の子供の体。 政治、陰謀、古代の神話が渦巻く異世界で、 かつて「何も持たなかった男」は、 初めて「守るべきもの」を見つけていく。 チートなし。無双なし。 あるのは、ただ——折れない魂だけ。 ─────────────────── 最初は静かな「往復」の物語に見えるかもしれない。 でも——一度『ユーゲリオン』に飲み込まれたら、 もう逃げられない。 ※一部の話の「後書き」に自作BGMのリンクがあります。 https://www.youtube.com/@ユーゲリオン
忘れられた記憶を探して ——闇の子と呼ばれた少女は、それでも世界を歩く——
忘れられた記憶を探して ——闇の子と呼ばれた少女は、それでも世界を歩く—— / 白花雪
【脱獄・越境編】 「闇の子」と呼ばれ、村から連行された少女ニーナ。 存在そのものを忌避された彼女を救ったのは、白銀の髪を持つ男アルベルトだった。 行き場を失った少女は、国境の先へ向かう旅の中で知っていく。 見捨てられた者たちのこと。 罪を抱えたまま生きる人々のこと。 そして、“それでも誰かを覆おうとする愛”があることを。 これは、世界から否定された少女が、 それでも生きる理由を探して歩く物語。 【アッシュ編】 王国を追われた少女ニーナは、白銀の旅人アルベルトと共に、“捨てられた者たちの地”アッシュへ辿り着く。 そこは、魔獣の気配が漂う辺境。 淀んだ空気の街。 誰もが他人を警戒し、値踏みする場所だった。 奇妙な魔導師トリスタン。 明るく笑う女性ララ。 そして、名も知らぬ旅人たち。 不気味で、危うくて、それでもどこか温かいその土地で、 ニーナは少しずつ“世界の裏側”を知っていく。 守られるだけだった少女は、 初めて、自分の意思で前へ進もうとしていた。
成り行きで異世界転生〜チート能力、期限付き〜
成り行きで異世界転生〜チート能力、期限付き〜 / 乙坂創一
大学一年の夏、日差しの強い日。工崎壊斗は不慮な事故で命を落とした。 壊斗は、神を語る者に転生特典として特殊能力を与えられる。しかし、その能力は徐々に衰えてゆき、やがて失われてしまうという─── ⚠️一部過激な描写が含まれますので、ご注意ください⚠️
魔法世界の妖憑き
魔法世界の妖憑き / Lilac
明けぬ夜の街、ノーチェス。そこで暮らす少女、モニカ・エストレイラは、魔力を一切持たずに生まれた。 笑われ、蔑まれ、それでも憧れた。 いつか、誰かと肩を並べて魔法を学びたいと。だが、そんなささやかな夢すら、世界は拒絶した。 ある夜、願いが込められた流星が、彼女に救いではなく、呪いを落とす。 宿主を喰らい、力と引き換えに魂を蝕む妖狐。その存在に取り憑かれたモニカは、自らの命を代償にある力を手に入れる。 呪いが指し示すのは奇跡か、希望か。それとも―― 抗うことすら赦されなかった少女が、呪いと奇跡を武器に、運命に立ち向かう。 これは、世界に拒絶された者たちの再生の物語。
虚飾ドレスコード
虚飾ドレスコード / 綿津見 剛瑠
これは“少女”の、たった一つの願いを辿る物語。  どうか、もう一度だけ会いたい。 小さな祈りだけを頼りに、少女は闇を駆け抜けた。 けれど、伸ばした掌は空を掴み、胸を焦がした光は触れる前にほどけていく。  少女は目を逸らさなかった。 掬えぬ幻に縋り、消えぬ想いを偽りで覆い隠す。 騙り、強がり、失っても。 少女は"在るはずのかたち”を装い続ける。  太陽と月は交わらない。 それでも会いたいと、私は願う。  これは“嘘”で織り上げた、たった一つだけの物語《ドレス》。
世界は腐っているので私がぶっ潰す
世界は腐っているので私がぶっ潰す / REN
魔王が死んだ。 数千、いや数万もの歳を重ねた戦争が今、遂に終わりを迎えた。 こうして古代より続いて来た人間と魔族との戦争は、終止符が打たれたのだ。 だが、戦争は終わらない。 戦争は今も絶えることなく続いている。 だから私はそんな世界をぶっ潰す。 彼女と平和に、一緒に居られる世界を私の手で作る。 ~・~・~・~ ブクマ、反応等貰えると物凄く励みになるので、どうか何卒……!! ※基本的に週一話投稿です。  あと、失踪しないよう頑張ります。
聖女は王の元に、俺は闇に──堕ちた英雄の復讐譚
聖女は王の元に、俺は闇に──堕ちた英雄の復讐譚 / 雷覇
光の柱が天から差し込んだのは、戦の終結を告げる凱旋の夜だった。 民は喝采を上げ、彼──カインは英雄として迎えられた。 その隣にいたのは、村でただ一人、彼の帰りを信じて祈り続けた少女──セリス。 だが、神の光は彼女を選び、「聖女」として王の前に引き出す。 王の言葉は、冷たく、絶対だった。 「その身は、もはや村娘ではない。神の意思により、我が王家に捧げられる聖女だ」 そしてカインの人気に嫉妬した王は彼を罪人にしたて国から追放する。 これは恋人と栄誉すべてを奪われた男の復讐劇
月の人
月の人 / 千秋雅 澪
満月の夜- 教会の前に捨てられていた赤子"ミラ" 神の子と呼ばれ大切に育てられる一方で 美しい黒髪のせいで悪魔の子と 蔑まれていた。 彼女は、神の子なのか悪魔の子なのか
血の娘と吸血蛾
血の娘と吸血蛾 / 氷雨@風雅宿
それは、ある雨上がりの晩がもたらした出逢い。 街を離れて独りで暮らす訳あり令嬢フルエットは、行倒れの少年ユリオを発見する。 だがユリオは虫の異形としての姿を隠し持つ、半人外とでも呼ぶべき存在だった。 そんな彼を、ためらうことなく受け入れるフルエット。 彼女もまた、その身に――否、その血に異形を宿した娘だった。 これは、血と優しさの御伽噺。 ねじれてしまった祈りや願いに、もう一度向き合う物語。
黒角の魔聖女
黒角の魔聖女 / 未羊
イクセン王国には聖女がいる。 その繁栄は約束されたかのように思われていたが、ある時突如として崩壊する。 聖女に起きた変化をきっかけに、王国の崩壊が始まる。 親、兄弟、友人……。イクセン王国のすべてが敵となった聖女は、一人さまよう。 ※カクヨム、エブリスタ、なろうでも公開中、火曜金曜21時更新となります ※他のサイトに比べて有料設定の先読み3話を設置、日曜日に他のサイトと無料分を合わせます
di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~
di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~ / 月ノ瀬 静流
毎週金曜日 20:20 定期更新中。 「家族を助けてくだされば、この身を捧げます」 桜降る、とある春の日。 凶賊(マフィア)の総帥であるルイフォンの父のもとに、貴族の少女メイシアが訪ねてきた。 彼女の父と異母弟が、ルイフォンたちと対立している凶賊に囚えられてしまったのだという。 凶賊でありながら、刀を振るうより『情報』を武器とするほうが得意の、クラッカー(ハッカー)ルイフォン。 そんな彼の前に立ちふさがる、死んだはずのかつての血族。 やがて、彼は知ることになる。 メイシアとルイフォン――天と地が手を繋ぎ合うような奇跡の出逢いは、『デヴァイン・シンフォニア計画(di;vine+sin;fonia program)』によって仕組まれたものであると。 出逢いと信頼、裏切りと決断。 『記憶の保存』と『肉体の再生』で死者は蘇り、絡み合う思いが、人の絆と罪を紡ぐ。 近現代の東洋、架空の王国を舞台に繰り広げられる運命のボーイミーツガール――権謀渦巻くSFアクション・ファンタジー。 『第一部 落花流水』 『第二部 比翼連理』を経て、現在、最終部である『第三部 海誓山盟』を連載中。 〈投稿予定〉 第三部 第五章 金科玉条の紅を(全20話) 2026年4月3日 ~ 2026年8月14日 毎週金曜日 20:20 定期更新。 第三部 第六章 金烏玉兎の暁へ(全18話+幕間10話) 未定
闇の聖女は夜輝く
闇の聖女は夜輝く / 尾久沖ちひろ
異世界召喚者カグヤは暗殺の危機に見舞われた。双子のテルサが魔力鑑定で『聖女』と認定されたのに対し、カグヤの魔力は皆無とされた。そんな彼女の暗殺をテルサは栄耀教会に依頼、聖騎士団が差し向けられたのだった。 しかし絶体絶命の窮地でカグヤの秘めたる力が解放。窮地を脱したカグヤは思いがけず、大昔の騎士ダスクをヴァンパイアとして復活させてしまった。 カグヤとテルサが召喚されたウルヴァルゼ帝国は、瘴気災害『邪神の息吹』に長年苦しんでいた。ラモン教皇率いる栄耀教会の狙いは『聖女』テルサに『邪神の息吹』を鎮めさせ、国家の覇権を握ること。厄災と教団の脅威が迫る世界で生き抜くため、暗闇の人生に意味を見出すため、カグヤはダスクと魔術師一族フェンデリン家の協力を得て、人知れず救済の道を歩み始める──。 光の極大魔力『旭日』を宿すテルサと、闇の極大魔力『望月』を宿すカグヤ。 数奇な因縁で結ばれた双子を軸に巻き起こる闘争と謀略、絡み合う人々の思惑、そして大いなる波乱を呼ぶ、従来の異世界転移物とは一線を画す壮大なストーリー。 運命に選ばれし真の『聖女』は果たしてどちらか──。
しにかけの転生者~しにかけた中年はしにかけた青年に転生し、魔剣使いになる~
しにかけの転生者~しにかけた中年はしにかけた青年に転生し、魔剣使いになる~ / 根立真先
自殺未遂から死にかけたところに〔謎の声〕より選択を迫られ、異世界に転生した主人公。彼は新たな人生を歩もうとするも、転生した人間は〔神の呪い〕に侵された余命いくばくもない青年だった。彼はヤケになって遊び狂い時間を浪費していく。そんなある日、彼に突然の危機が訪れる。『理不尽に殺されるか、殺してでも生き残るか、どうしますか?』再び主人公に選択が迫られる。〔魔導剣〕を手にした主人公は、残りわずかな人生で、何に向かい何を為すのか?彼に待ち受ける出会い、戦い、そして運命とは?衝撃の結末が死にかけの転生者を待ち受ける!新たなダークファンタジーが今、幕を開ける!
アンエンジェルズ・バイアス
アンエンジェルズ・バイアス / 犬飼りーず
天使間の戦乱により、世界が焦土と化した、400年後の世界。 この世界で前例のない、黒の翼を持つ少女、サラは、親友のルミと共に「リュウセイ調査団」と共に活動していた。 サラの目的は、「自分が何者なのか」を見つけること。謎の鍵を握るのは、「天使の資源として生まれ、天使に仕えることを史上の喜びとする」ニンゲンの文化であった。 数多の事件で変化してゆく状況の中、天使は、ニンゲンは何を見るのか? これは、世界の真実を巡る、『偏見』の物語。 <注意> 本作品には、ジェノサイド及び人身売買を想起させる表現が含まれています。また、作品の世界観の設定上、一般的には不適切と捉えられうる表現が用いられています。ご注意ください。 本作品はβ版です。文章について、大きな編集が入る場合があります。ご了承ください。
虚色の王
虚色の王 / 御米田よね
タイトルの読みは『きょしょくのおう』です。 常人離れした色彩感覚を持つ孤独な少女と、 色を見分けられない暗殺者の青年が、『虚色』を示す旅に出る和風冒険譚です。 周りから虐げられてきた哀れな少女が、最強の相棒とともに自らの手で運命を切り開き、 やがて王になります。 ◇◆◇◆以下あらすじ◇◆◇◆ 十五歳の少女、あぐりは義両親に虐げられ凄惨な生活を送っていた。 常人離れした色彩感覚を持つことから、ある日突如として次期『虚色の王』の候補である『色見(いろみ)』に選ばれてしまう。 色見となった際、財も特権も全てあぐりから奪おうと目論む義両親に絶望し、脱走を図る。 しかしすぐに追手に捕まり、自害しようとした瞬間、偶然出会った暗殺者の青年に助けられる。 祢墨(ねずみ)という名の青年はとある理由から虚色の王の元へ行かねばならず、あぐりを脅し同行することを強要する。 あぐりは祢墨と同行することに決めたが、その代わり虚色の王になれなかった場合自分を殺してほしいと祢墨に頼み、祢墨は聞き入れた。 かくして二人は国をも敵に回し、血濡れの道を歩きながら、己の信念のため虚色の王の元へ進むのだった。
狂氣の果て〜クルーエル・デッドエンド〜
狂氣の果て〜クルーエル・デッドエンド〜 / 小鳥遊マロ
幼い少女ニナニナの穏やかな日常は、突如として訪れた両親の凄惨な喪失によって、音を立てて崩れ去った。  この耐え難い悲劇は、幼い彼女の心に深い傷を刻みつけ、その精神を激しく歪ませた。  世界は両親がいた頃とは全く異なる、理解不能で恐ろしい場所へと変貌し、ニナニナは次第に正気を失い、狂気にその身を呑み込まれてしまった。  狂気に身をやつしたニナニナには、唯一無二の「相棒」ができた。  それは人間でも動物でもなく、無機物であるはずの「圧縮空気砲」であった。  ニナニナは、この圧縮空気砲をまるで生きているかのように扱い、異常ともいえる深い愛着と絆を育んでいく。  彼女にとって、この圧縮空気砲は時間が経つにつれて、単なる武器や道具ではなく、失われた両親の代わり、あるいは狂気に染まった彼女自身の心の拠り所となっていったのだ。  ニナニナの痛みや恐怖を知らないかのように偏る狂気と圧縮空気砲は、常軌を逸した行動による血生臭い惨劇を幾度となく生み出していくことになる。  そんなニナニナを「監視」する役割を担う、もう一人の少女がいた。  彼女はコード・ネーム:クルクス、通称クーちゃん。  重要な国家機密兵器を研究していた研究者の娘である「少女N」。  すなわちニナニナにとって、クルクスは友達であり、時に頼れる姉のような存在でもあった。  しかし、その役割は単なる偽りの友情に留まらず、ニナニナの暴走を止めるストッパー兼監視員でもあったのだ。  物語は、ニナニナの心の闇、彼女を取り巻く苛烈な環境、そして監視役であるクルクスとの関係性を深く掘り下げていく。  人間の精神の脆さ、極限状況における絆のあり方、二人の少女の関係性は物語を通して複雑に変化を繰り返す。  ニナニナの狂気、圧縮空気砲の特異な能力。  この狂気と現実はただの悲劇で終わるのか。  それとも、この暗雲の中で一筋の光が差し込むのか、あるいは破滅へと向かうのか。  これは、両親を失った悲しみから狂気に墜ちた少女と、彼女の特異な相棒である圧縮空気砲、そして謎多き監視役の少女が織りなす、壮大な物語である。
【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン:断罪の前奏曲 ~『我の夫となれ』竜の姫は逆境を焼き尽くし覇道を往く~
【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン:断罪の前奏曲 ~『我の夫となれ』竜の姫は逆境を焼き尽くし覇道を往く~ / ざつ@生成AIで異世界xSFxファンタジーxラブコメ創作中
竜の国の王女レヴィアは、幼き日に人間界で傷つき、人間の少年ヒカルに命を救われる。 だが再会の代償として少年の記憶は消され、残されたのは一枚の赤い布だけだった。 やがて王弟のクーデターが竜の国を呑み込み、父王と母は命を落とし、兄姉たちも次々と散っていく。六人の姫は離散し、六年の沈黙の中で兵を集め、牙を研ぎ続けた。 一方、人間界で「神童」と呼ばれる軍師に成長したヒカルは、竜を殺せないという矛盾を抱えたまま教団に嵌められ、すべてを失う。 絶望の断崖、死の剣が振り下ろされる刹那――十二年分の執念を纏った紅蓮の竜姫が天より舞い降りる。 「我の王となれ。二度と、誰にも裏切らせはしない」 奪われた国、砕かれた誇り、そして消された記憶。すべてを取り戻すための、世界への反攻が今始まる。 ※本作は「【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン ~人類に捨てられた天才軍師。竜姫の激情を調律し和音を奏でて覇道を往く」の外伝①となります。本編の冒頭に続く物語となります。すべてのはじまり。入口としてお楽しみください。 https://solispia.com/title/2651