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最終更新: 2025年07月16日 05時05分
お試しの方は、いきなり第四話を読むのがオススメです。
お気に召しましたら前後関係もご確認いただければと思います。
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ありふれた世界。ありふれた国。ありふれた街。
舞台なんざそれで沢山だ。
なんせ今から始まるのは、掃いて捨ててもなお余る、どこに出しても恥ずかしい全くの無駄話だからね。
ただ息をするために息をして、食って暴れて糞垂れて、女を抱いて男を漁り、勝手に野垂れ死ぬ連中の虫けらじみた冒険譚。
そんな奴らの行く末をいちいち気に病むことはない。
……とは言え、うっかり手が滑っちまう日もあるさ。察しとくれ。
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※大人のR18短編小説祭 男性向け部門 応募予定。
行くと死ぬと噂される神社、廃集落へ行こうとして異世界へ行ってしまった男女、地元で入ってはいけないと言われている空き家。霊媒師の助手をしていますと、どうしても怖い話というものが耳に入ってきてしまいます。この小説では、僕が霊媒師伊沢凪海の助手として働いていくなかで体験したできごとを語っていきます。ほんのちょっとでもあなたの暇つぶしに協力できたなら、幸いです。
表紙のイラストは、さふ亞おんさんに書いていただきました。
下にあるのが、さふ亞おんさんのpixivアカウントのURLです。
*R18作品がありますので、苦手な方はご注意ください。
https://www.pixiv.net/users/24053671
*この小説はフィクションで、架空の人物、できごとについて書いています。ご了承ください。
クリスマスの夜、残業してから家に帰ると
なぜか同僚♂が訪ねてきた。
「忘れ物を届けに来た」と言うけれど、
彼が持ってきたのは……。
※軽めのR18
※短編『プレゼント』の続きです(第1話は同じ)
高校を卒業して四年目の春。
菜々海は親友である梓のアパートで懐かしい高校時代のアルバムをめくる。
たった一歩が踏み出せない、すべての人に贈る爽やかな青春ストーリー。
全3話。
web未発表の過去作を改稿しました。
今の文体とかなり異なるので改稿にかなり苦戦(笑)
卒業の夜、先生に告げた「好きです」の一言。
でも返ってきたのは、ただの「ありがとう」だった。
1年後、春の夜にもう一度出会った私たちは、互いに心に残していた〝あの夜〟の続きを語り始める。
叶わなかった想いも、消えなかった気持ちも、すべてが風に舞う桜の下で残っていた。
そんな静かな夜の記憶を、花びらだけが知っていた——。
私の前世はウサギのはずだった──。ところが、本当はいもむしだったのである。
これは、いもむしの幸せな夢。
商店街にあるお花屋さんの店長をしている春野かすみは、実は見えないものが見えている。それを知ってか知らずか、アルバイトととして働いている妖怪『鵺』こと鵺之八兵衛。かすみの恋心を抱いている八兵衛は、日々アルバイトとして彼女と過ごす日々の幸せを感じ、そんなかすみも少しずつ彼に特別な気持ちを持ち始めたとある春の日。突如妖怪にさらわれたかすみを助ける為、八兵衛は走り出す!
※『俺と妖怪の筒ましい生活(否定)』に登場する人物のスピンオフ的なお話ですが知らなくても読めるようになっているはず!
夜の静寂を切り裂くインターホンの音。16歳の河合音叉は、幼馴染の柊と共に、偽りの笑顔を浮かべた“両親”から逃げ惑う。鍵をかけた家が恐怖の檻と化し、響き合う金属音が真実を隠す。悪夢は前へ進むほど深まり、シリコンの仮面が暗闇に浮かぶ。
性の六時間を共にしたクラスメイトの名前を知らない。
いや、覚えていたはずだ。思い出せない。
そんな彼女との出会いと別れの話。