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最終更新: 2025年07月17日 08時05分
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爆死勇者~魔王討伐のために全財産はたいて引いたガチャで出てきた勇者はやる気ゼロのクズでしたがそれでも私たちは世界を救います~
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クリームチーズ天野
ライトノベル
超短編小説
R-15作品
異世界ファンタジー
ライト
西洋風
初投稿
女主人公
全27話
/
74858文字
全財産で引いた勇者ガチャは大爆死! 出てきたのは「ダル……」が口癖のクズ勇者! 熱血白魔導士レリィが率いる、やる気ゼロのポンコツパーティ。なのに、こいつらの実力……は……!? 笑いと絆(?)の魔王討伐珍道中、開幕!!!【毎週水・金・日更新】
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★ガチャで引いた勇者は爆死案件でしたが、私たちは世界を救います!!!!!★
【ギャグ×成長!?ぽんこつパーティの魔王討伐珍道中】
年々増す魔王の脅威。
そんな世界を救うため、私、白魔導士レリィ・アーネストが集めたたぶん最強の……いや、絶対最強の仲間たち。
でも……。
私以外、全員やる気が無さすぎる!
そんなパーティを導く”勇者”を求め、私の全財産ぶっこんで回した勇者召喚ガチャ。
出てきたのは→→
「は?勇者……?意味わかんね……。寝る……」
爆死!これまたド級のやる気なしクズ勇者!!!
でも、彼の実力は――!?
(私以外)全員やる気なしのぽんこつパーティですが!
私たちは!魔王倒して世界救います!!
ハイっ、それでは皆さん!!ついてきてください!!!
「いや、無理だろ…。てかそれ、俺に関係ある……?」
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![]() 緑の眼を持つ者は嫉妬深く、紅い髪は厄災の火種となる魔女の証
そう言われ続けまわりに総スカン食らって社交界に居場所のない私は、父伯爵が亡くなった後、領地を守って貴族社会でやっていく自信がなくて、貴族令嬢を止めました!
爵位を返上し、領地を王領地として返還。
そしたら、考えてみれば当たり前のことですが、婚約破棄されました。
私を貶む人のいない隣国で、平和に暮らしていく⋯⋯行くはずが、なぜか平民になったはずなのに貴族令嬢としての私を追い掛けてくる王国の人が!?
この物語は、筆者の世界観を基に書かれたフィクションです
現実世界と多少の価値観の違いはご容赦くださいませ
必ず複数回は目を通して確認しておりますが、完全ではないかと思われます
誤変換や脱字、誤用(意味の取り違えや明らかな間違った表現等)がございましたら容赦なくお知らせくださると感謝感激、都度修正させていただきます🙇
カクヨムにて先行公開中(ペンネーム違います)
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![]() 魔族の使用した古代兵器の影響により、絶滅しかかった女性が保護されて暮らす“塔”。塔を治める五人の魔女の一人であるナザリアは、他の四人と共に出席する、五賢人評議会という名の多数決の場に辟易している。塔は、五人の魔女の多数決により全てが決定される、女性のみの世界だ。妙に自分に懐いてくるレイナ、敵対してくるエリザベータ、明るくヘラりとしているルイゼ、淡々飄々としているクールなユリズと共に多数決をしつつ、今日もナザリアは自堕落に毎日を送る。※異世界ファンタジー百合です。
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![]() (5/6~加筆修正作業中)
異類と呼ばれる怪物に、人々が脅かされる世界。
街と屋敷を離れて一人暮らす、訳あり令嬢のフルエットは、
ある雨上がりの夜にひとりの少年と出会う。
重傷を負った少年を助けようとするフルエットだが、折悪く現れた異類に襲われてしまう。
そんな彼女を間一髪救ったのは、その身を異類へと変化させた先ほどの少年だった。
最後の力を振り絞ったのか、倒れ伏す少年。
彼を救うため、フルエットはその血の秘密を解き放つ。
その血に宿した、生命の精髄を。
これはひとりだったふたりが出会い、共に生きて行こうとするまでの、血とやさしさの御伽噺。
ねじれてしまった祈りや好意と、もう一度向き合って行く物語。
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![]() 貴族令嬢レイア・ルミナスさんは家族を説得して子供の頃からの夢だったハンターになりました。
ある日仲間から囮として魔物の巣に置いて行かれ植物の魔物に食べられてしまいます。
そして魔物のお腹の中で運命の出会いが!。
「力が欲しいか・・・」
「今から身体の中に魔石を埋め込む」
「仕方ないだろ、人間辞めちゃったんだから」
「ぎゃぁぁぁ!、私の手から剣が生えた!」
「私は前世は人間だった、武家に生まれて剣術を嗜んでいた」
「安心しろ、その服はもう脱げない」
「いやぁ、やめて漏れちゃう!」
「蒸れて臭いの」
「股間は拭いてはいけない」
魔物に寄生されて自分も魔物になったレイアさん、魔物だとバレたら狩られちゃう?。
おかしな魔物とレイアさんのえっちで愉快な冒険が始まります。
Junos Planet Stories 〜レイアさんはおかしな魔物に寄生されましたぁ!〜(魔法使いなのに魔物で双剣使い?)
「ノクターンノベルズ」「アルファポリス」で同じものを投稿中です(イラスト付き)。
R-18のお話には副題の後に(えっち)と表記しています、作者の性癖ダダ漏れにつき苦手な人は注意してください。
(柚亜紫翼からのお知らせ)
このお話には「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」に投稿中の〜隻眼の令嬢、リーゼロッテさんはひきこもりたい!〜と同じ世界、同じ人物が登場します。
諸事情により恋愛要素はほとんどありません、女性は平たい胸の人しか出てきません、男性は筋肉モリモリマッチョマン多いです、パロディ要素あり、苦手な人は注意してくださいね。
趣味で空いた時間に書いている小説につき不定期投稿です。
本編のリーゼロッテさんのお話とは違い、まったり更新です。
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![]() 裕福な貴族令嬢マリアンヌ・ボッチさんはお裁縫が趣味の16歳。
上級貴族の令息と政略によって半ば強制的に婚約者にさせられていました、見た目麗しい婚約者様だけど性格がとても悪く、いつも泣かされています。
本当はこんな奴と結婚なんて嫌だけど、相手は権力のある上級貴族、断れない・・・。
マリアンヌさんを溺愛する家族は婚約を解消させようと頑張るのですが・・・お金目当ての相手のお家は簡単に婚約を破棄してくれません。
憂鬱な毎日を送るマリアンヌさんの前に凶悪なお顔の男性が現れて・・・。
「Solispia」「小説家になろう」「カクヨム」に投稿中の
〜隻眼の令嬢、リーゼロッテさんはひきこもりたい!〜
https://solispia.com/title/129
に登場するリーゼロッテさんのお母様、マリアンヌさんの過去話です。
本編にも同じお話を掲載しますが独立したお話として楽しんでもらえると嬉しいです。
尚、こちらを先に読んでもリーゼロッテさん本編のネタバレはほとんどありません。
Junos Planet Stories 〜マリアンヌさんは凶悪令息のお気に入り〜
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![]() マテアは月光界で月光母神に仕える者として、仲間の乙女たちと平和に暮らしていた。
月誕祭がくれば、両思いの青年ラヤと結ばれることになっている。仲間たちからお似合いと褒めそやされ、その日の訪れを待ち望みながらも、内心では自分がラヤにふさわしいか悩んでいたマテアは、ある乙女の知恵を借りて地上界へと降り、そこで出会った男に大切なリアフを奪われてしまう。
混乱して月光界へ逃げ帰ったマテアだったが、リアフなしでは駄目だと思い知っただけだった。あの男からリアフを取り戻すのだと固く決意して、再び地上界へ降りることを決めたマテアに、月光母は彼女を待ち受ける残酷な未来の光景を見せる。
それでもマテアの決意は変わらなかった。リアフがなければ、自分には破滅の未来しかない。
地上界のことを何一つ知らないマテアは、地上へ降りて早々に奴隷商人のキャラバンに囚われる。そこでマテアは初めて知ることになる。やわらかな月光によって生きる月光界人にとって、地上の太陽は熱すぎる、全身を焼き焦がすものであると。
言葉が通じず、地上人の体熱すらも彼女の体を傷つける――愕然となるマテア。奴隷として彼女が売買された相手は、しかしあの男だった。
男――レンジュは奴隷商人のキャラバンにいる彼女を見て驚く。彼女こそ、一目見た瞬間から忘れることのできなかった女性だった。
「リアフを返して! この盗人!」
マテアは激怒し、レンジュにくってかかる。しかし月光界の言葉は地上人には通じない。
「愛してくれなくていい。ただ、そばにいてくれ。俺の命が尽きるまで」
レンジュは彼女のために生きることを決める。
やがてマテアは、レンジュを殺さなくてはリアフを取り戻せないことを知る。
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![]() とある学園の卒業パーティーで、私――エリカ・レームクールは、婚約者である第一王子ダニエル殿下に
「エリカ、きみとの婚約破棄を宣言する!」
と、言われた。彼の隣にはアデーレ・ボルク男爵令嬢がいて、勝ち誇ったような表情を浮かべていた。
「かしこまりました、お幸せに!」
私の祝福の言葉は、彼らにとってとても意外なものだったらしい。
ありがとう、アデーレ・ボルク男爵令嬢。この人の心を奪ってくれて!
毎年一回は浮気相手といちゃいちゃしているところを見せつける男性なんて、私は必要としていませんので!
笑顔でそう言うと、アデーレがわなわなと震えていたのが見えた。
とりあえず、婚約破棄イベントは終わったのだから、次の婚約者を探さないとね。今度は浮気をしない、一途な人が良いわ。
――そう考えていたら、お父さまに紹介された男性がなんと私の好みにぴったり当てはまっていて、一目惚れをしてしまった。
さらには、彼も私のことを一目見て気になっていたようで……?
あれ? もしかして、私……幸せになれるんじゃないの?
※他投稿サイトにも掲載しています。
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![]() マッドマジシャンによる魔法実験が生み出した・・・狂気のモンスター!
動くものは片っ端から喰って、喰って、喰いまくる!
奴の猛威の前に、異世界は成す術が無いのか!?
B級モンパニ映画テイストで描く異世界ファンタジーモンスターパニック超大作!
「アタック・オブ・ザ・チート・ドラゴン/魔法実験で無限無敵のパワーを得たドラゴンは異世界無双する。」
異世界は、奴の餌場に過ぎない・・・
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全財産で引いた勇者ガチャは大爆死! 出てきたのは「ダル……」が口癖のクズ勇者! 熱血白魔導士レリィが率いる、やる気ゼロのポンコツパーティ。なのに、こいつらの実力……は……!? 笑いと絆(?)の魔王討伐珍道中、開幕!!!【毎週水・金・日更新】
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★ガチャで引いた勇者は爆死案件でしたが、私たちは世界を救います!!!!!★
【ギャグ×成長!?ぽんこつパーティの魔王討伐珍道中】
年々増す魔王の脅威。
そんな世界を救うため、私、白魔導士レリィ・アーネストが集めたたぶん最強の……いや、絶対最強の仲間たち。
でも……。
私以外、全員やる気が無さすぎる!
そんなパーティを導く”勇者”を求め、私の全財産ぶっこんで回した勇者召喚ガチャ。
出てきたのは→→
「は?勇者……?意味わかんね……。寝る……」
爆死!これまたド級のやる気なしクズ勇者!!!
でも、彼の実力は――!?
(私以外)全員やる気なしのぽんこつパーティですが!
私たちは!魔王倒して世界救います!!
ハイっ、それでは皆さん!!ついてきてください!!!
「いや、無理だろ…。てかそれ、俺に関係ある……?」
緑の眼を持つ者は嫉妬深く、紅い髪は厄災の火種となる魔女の証
そう言われ続けまわりに総スカン食らって社交界に居場所のない私は、父伯爵が亡くなった後、領地を守って貴族社会でやっていく自信がなくて、貴族令嬢を止めました!
爵位を返上し、領地を王領地として返還。
そしたら、考えてみれば当たり前のことですが、婚約破棄されました。
私を貶む人のいない隣国で、平和に暮らしていく⋯⋯行くはずが、なぜか平民になったはずなのに貴族令嬢としての私を追い掛けてくる王国の人が!?
この物語は、筆者の世界観を基に書かれたフィクションです
現実世界と多少の価値観の違いはご容赦くださいませ
必ず複数回は目を通して確認しておりますが、完全ではないかと思われます
誤変換や脱字、誤用(意味の取り違えや明らかな間違った表現等)がございましたら容赦なくお知らせくださると感謝感激、都度修正させていただきます🙇
カクヨムにて先行公開中(ペンネーム違います)
神より与えられた慈悲の存在・人々を癒す力を持つ〈神子〉を崇めるプラエネステ王国。
そんな神子を守護する聖堂騎士団に属するヨハンは、神子とその育ての親である大司教が住まう大聖堂に仕えていた。
一方で、神子と大司教には大きな秘密があった。
それは、毎晩大司教が神子の身体に傷をつけ、血を啜っているということ。
血を啜られ続ける神子の胸には、ある予感が去来していた。
高潔なる聖堂騎士と、傷だらけの神子。
そして、神子の血を啜る大司教。
執念と因果に囚われた男たちの、血塗られた癒しと、悲しい運命の物語。
勇者が言った。「魔王! お前を封印する!!」来た。ついに来てしまった。俺は絶望的な気分で、目の前で閉じつつある時空の歪みを見た。それから――三百年以上の時が経過していたらしい。「リザリア・ナイトレル! 貴様との婚約を破棄する!」なんだか目の前で婚約破棄が繰り広げられているが、それどころではない。俺(グレイル)は、思い出してしまった。そう記憶が蘇ってしまったのだ。俺は、魔王だ……!※性描写は【番外】で、(★)マークです。番外のみでもご覧頂けます。番外は9割性描写です。本編で恋人同士になった処女の貴族令嬢を、ドSのグレイルが自分好みに開発していくお話となります。
公爵家の次男として生まれた僕は、王立学院への通学を免除されていたため、引きこもって生活をしていたが、十八歳となったので、そろそろ就職しなければならなくなった。そんな中見つけたのは、特務塔という聞いた事のない職場の求人票だった。※なーろっぱ舞台、主人公(性的な部分以外)最強の、結婚→女性上位→近親→BL人外というお話です。残酷描写も含まれます。なんでも許せる方向けです。鬱展開とエグい展開も含まれます。
(5/6~加筆修正作業中)
異類と呼ばれる怪物に、人々が脅かされる世界。
街と屋敷を離れて一人暮らす、訳あり令嬢のフルエットは、
ある雨上がりの夜にひとりの少年と出会う。
重傷を負った少年を助けようとするフルエットだが、折悪く現れた異類に襲われてしまう。
そんな彼女を間一髪救ったのは、その身を異類へと変化させた先ほどの少年だった。
最後の力を振り絞ったのか、倒れ伏す少年。
彼を救うため、フルエットはその血の秘密を解き放つ。
その血に宿した、生命の精髄を。
これはひとりだったふたりが出会い、共に生きて行こうとするまでの、血とやさしさの御伽噺。
ねじれてしまった祈りや好意と、もう一度向き合って行く物語。
貴族令嬢レイア・ルミナスさんは家族を説得して子供の頃からの夢だったハンターになりました。
ある日仲間から囮として魔物の巣に置いて行かれ植物の魔物に食べられてしまいます。
そして魔物のお腹の中で運命の出会いが!。
「力が欲しいか・・・」
「今から身体の中に魔石を埋め込む」
「仕方ないだろ、人間辞めちゃったんだから」
「ぎゃぁぁぁ!、私の手から剣が生えた!」
「私は前世は人間だった、武家に生まれて剣術を嗜んでいた」
「安心しろ、その服はもう脱げない」
「いやぁ、やめて漏れちゃう!」
「蒸れて臭いの」
「股間は拭いてはいけない」
魔物に寄生されて自分も魔物になったレイアさん、魔物だとバレたら狩られちゃう?。
おかしな魔物とレイアさんのえっちで愉快な冒険が始まります。
Junos Planet Stories 〜レイアさんはおかしな魔物に寄生されましたぁ!〜(魔法使いなのに魔物で双剣使い?)
「ノクターンノベルズ」「アルファポリス」で同じものを投稿中です(イラスト付き)。
R-18のお話には副題の後に(えっち)と表記しています、作者の性癖ダダ漏れにつき苦手な人は注意してください。
(柚亜紫翼からのお知らせ)
このお話には「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」に投稿中の〜隻眼の令嬢、リーゼロッテさんはひきこもりたい!〜と同じ世界、同じ人物が登場します。
諸事情により恋愛要素はほとんどありません、女性は平たい胸の人しか出てきません、男性は筋肉モリモリマッチョマン多いです、パロディ要素あり、苦手な人は注意してくださいね。
趣味で空いた時間に書いている小説につき不定期投稿です。
本編のリーゼロッテさんのお話とは違い、まったり更新です。
裕福な貴族令嬢マリアンヌ・ボッチさんはお裁縫が趣味の16歳。
上級貴族の令息と政略によって半ば強制的に婚約者にさせられていました、見た目麗しい婚約者様だけど性格がとても悪く、いつも泣かされています。
本当はこんな奴と結婚なんて嫌だけど、相手は権力のある上級貴族、断れない・・・。
マリアンヌさんを溺愛する家族は婚約を解消させようと頑張るのですが・・・お金目当ての相手のお家は簡単に婚約を破棄してくれません。
憂鬱な毎日を送るマリアンヌさんの前に凶悪なお顔の男性が現れて・・・。
「Solispia」「小説家になろう」「カクヨム」に投稿中の
〜隻眼の令嬢、リーゼロッテさんはひきこもりたい!〜
https://solispia.com/title/129
に登場するリーゼロッテさんのお母様、マリアンヌさんの過去話です。
本編にも同じお話を掲載しますが独立したお話として楽しんでもらえると嬉しいです。
尚、こちらを先に読んでもリーゼロッテさん本編のネタバレはほとんどありません。
Junos Planet Stories 〜マリアンヌさんは凶悪令息のお気に入り〜
マテアは月光界で月光母神に仕える者として、仲間の乙女たちと平和に暮らしていた。
月誕祭がくれば、両思いの青年ラヤと結ばれることになっている。仲間たちからお似合いと褒めそやされ、その日の訪れを待ち望みながらも、内心では自分がラヤにふさわしいか悩んでいたマテアは、ある乙女の知恵を借りて地上界へと降り、そこで出会った男に大切なリアフを奪われてしまう。
混乱して月光界へ逃げ帰ったマテアだったが、リアフなしでは駄目だと思い知っただけだった。あの男からリアフを取り戻すのだと固く決意して、再び地上界へ降りることを決めたマテアに、月光母は彼女を待ち受ける残酷な未来の光景を見せる。
それでもマテアの決意は変わらなかった。リアフがなければ、自分には破滅の未来しかない。
地上界のことを何一つ知らないマテアは、地上へ降りて早々に奴隷商人のキャラバンに囚われる。そこでマテアは初めて知ることになる。やわらかな月光によって生きる月光界人にとって、地上の太陽は熱すぎる、全身を焼き焦がすものであると。
言葉が通じず、地上人の体熱すらも彼女の体を傷つける――愕然となるマテア。奴隷として彼女が売買された相手は、しかしあの男だった。
男――レンジュは奴隷商人のキャラバンにいる彼女を見て驚く。彼女こそ、一目見た瞬間から忘れることのできなかった女性だった。
「リアフを返して! この盗人!」
マテアは激怒し、レンジュにくってかかる。しかし月光界の言葉は地上人には通じない。
「愛してくれなくていい。ただ、そばにいてくれ。俺の命が尽きるまで」
レンジュは彼女のために生きることを決める。
やがてマテアは、レンジュを殺さなくてはリアフを取り戻せないことを知る。
とある学園の卒業パーティーで、私――エリカ・レームクールは、婚約者である第一王子ダニエル殿下に
「エリカ、きみとの婚約破棄を宣言する!」
と、言われた。彼の隣にはアデーレ・ボルク男爵令嬢がいて、勝ち誇ったような表情を浮かべていた。
「かしこまりました、お幸せに!」
私の祝福の言葉は、彼らにとってとても意外なものだったらしい。
ありがとう、アデーレ・ボルク男爵令嬢。この人の心を奪ってくれて!
毎年一回は浮気相手といちゃいちゃしているところを見せつける男性なんて、私は必要としていませんので!
笑顔でそう言うと、アデーレがわなわなと震えていたのが見えた。
とりあえず、婚約破棄イベントは終わったのだから、次の婚約者を探さないとね。今度は浮気をしない、一途な人が良いわ。
――そう考えていたら、お父さまに紹介された男性がなんと私の好みにぴったり当てはまっていて、一目惚れをしてしまった。
さらには、彼も私のことを一目見て気になっていたようで……?
あれ? もしかして、私……幸せになれるんじゃないの?
※他投稿サイトにも掲載しています。