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盲目乃者
――妹が破壊神だなんて、きっと何かの間違いだ。  王や国などというものは無く、神の町が点在する世界。太陽も無く、人や神の魂であるたくさんの星が昼間の光源である。世界は平坦であり、球体ではない。その果てには遥か高く神々の世界へと続く絶壁があり、海はその遥か高く降り注ぐ滝から続いている。  世界は別けられているが、神々は人間に優しい。自分達の司る力を石に宿し、人間に分け与えてやった。人間達は神々を称え、神の数だけ神殿を造り、周りに町を造った。  世界の果ての飛翔神リフェイオスの町で平和に暮らしていたはずのフォスターは、父親の霊が宿った帯を額に巻いてから生活が一変した。  寝ている間に憑依され勝手に身体を使われる、死んでしまったためできなかった重大な役目を押し付けられるはめになる、など頭の痛くなることばかりである。  フォスターにはリューナという妹がいる。彼女は全く目が見えない。旅に出ていた父親が戻ってきた時に連れてきたのがリューナだ。リューナをフォスターに預け、父親はそのまま死んだ。  そのリューナが最近狙われはじめた。誘拐未遂が繰り返される。目的ははっきりしているが、誰が首謀者なのかはわからない。目的はおそらくリューナの封じられた力を狙ってのことだろう。  誰かが、静かにリューナを狙っている。  すみません、クトゥルフ神話とは関係無いです。   昔(2004~2009)同人誌で出していた漫画を小説に書き直したものです。 もう既に無いホームページやガラケの頃にあった「マンガ☆ゲット」(もう無い)にも掲載していたので、もしかしたら読んだことがある方もいるかもしれません……。 あと「小説家になろう」様、「Nolaノベル」様、「B-NOVEL」様のところにも掲載しています。   旅に出るのは六章からになります。  タイッツーで「#盲目乃者」と検索すると昔描いたイラストや地図、世界設定など出てきますので、もし興味ありましたらご覧ください。
深雪に詠う
放課後に図書室で本を読むのが好きだ。 今日の天気は生憎の大雪。雪が嫌いな私は、帰り路の足元は面倒そうだ、なんて心の中で溜息を吐きながら、今日の読むテーマを決めたのでした。 雪の降る放課後の図書室で、詩が好きな二人がただ語り合うだけのお話。
弱者男性警備員になる
今、弱者男性が熱い!世間にはびこる弱者男性ブームに便乗して現役弱者男性の作者自らが贈る渾身の警備業界ルポタージュ小説。これさえ読めば弱者男性と警備業界の歪んだ生態丸わかり!求人倍率8倍!あまりにも定着率が悪すぎて、1年でメンバーが半分入れ替わる警備業界。早く帰れる、怒鳴られる、クレーマーに殴られる!この世の地獄がそこにある。下級国民警備員録ここに開幕ッ!さあ君も警備員にならないか!
ミミック〜擬態〜
「はじめまして、マスター」  僕のご主人様はこの幼い少女だ。これから僕は、彼女の世話係になる。  彼女のために、「生きる」。  *2024.12.8.ページ分けを少し変えました。内容はそのままです。
雪化粧
自分が諦めた夢を叶えようとしている妹。  ──違う夢を追った自分に、今は少しだけ自信が持てそうな気がする。
プレゼント
クリスマスの夜。 一人暮らしのマンションにやってきたのは、 『忘れ物』を届けに来たと言うイヤミな同僚でした。
占い
冬の朝。 占いを信じて徒歩で学校に向かっていると、 後ろから自転車のクラスメイトが来て……。
自由 Liberty
*児童虐待を扱っています。暴力・殺人を示す表現や流血描写もあります。暗い。くれぐれもご注意ください。 幸せになりたい、と母がいつも言っていた。 『しあわせ』ってなんだろう。 でも『じゆう』はわかるの。もうパパにたたかれなくなる。 じゆうになりたい。ほかにはなにもいらないから。 それが五歳の少女の、願い。  ・㉔11/21少し改稿しました。 *atoさまに素晴らしい表紙イラストを描いていただきました~(*´▽`*)
encounter 邂逅
*微ファンタジー 学校帰りに話し掛けられた。  自分を知っているらしい女の子に。  知らない子。……知らない、はずの少女。
家族、というもの
どうして? 姉と自分に対する、祖父母の対応の差は何なのか。 優しい父、姉、……母。自分と家族の絆は、いったいどこにあるの?  ──ねえ。これはわたしが悩むこと、なの? わたしが、悪いの?
Eternal ties~親子の軌跡~
「親」に生まれるわけじゃない。この子のおかげでなれたんだ。 ──今さえよければで生きていた、いい加減極まりない若い男が、父親に。  *『孵化〜その掌で〜』のサイドストーリーです。
Tablet〜白い、小さな〜
たくさんの、白い、小さな、丸い粒。 あれが何だったのか、今のあたしは知ってる。 そして「薬」が問題なんじゃないことも、もうわかってるの。  *『孵化〜その掌で〜』のサイドストーリーです。
さすらいのおっさん
気ままな男の放浪記。 営業のために津々浦々を旅する男、その名は源冬樹。仕事の傍ら、彼は行く先々の魅力に触れる。現代社会に疲れた人たちへ送るハートフルストーリー。 【2024年11月より更新停止】
波打ち際のMelancholy
初めて来る町、よく知らない親戚。  私はここでひと夏を過ごす。 安心して帰れるところがあるのなら、きっとただ楽しいだけの日々。 ──愛されている、必要とされている自信が欲しい。
リーレニカの壊れた世界
 “マシーナウイルス”という寄生細菌に侵され、怪物へ変異する病に侵された人類と、変異者を討伐するためにウイルスを技術転用して作り上げられた“デバイス”が流通する世界。  諜報員の少女リーレニカは、単身である国が隠し持っているとされる古代兵器――“生体型デバイス”を盗み出す任務に就いていた。花屋を経営する年下の少女フランジェリエッタの下で、共に働きながら情報を集める日々。  そんな中、とうとう国内で発症者が現れ、リーレニカは正体を隠しながら殺害を演じる羽目になる。  それだけでは留まらず、『特殊な花』を取り扱う生花店には、マシーナに魅入られたワケありの来客が後を絶たず――。  〈感染〉と〈隠密〉が交差するスパイファンタジー。
星屑のカンテラ
夜の国―― かつて神話の時代。醜き争いにより太陽を失い、永遠の暗い夜に閉ざされたこの国には、他国より罪人が流されてくるナナシの港が存在していた。 荒くれ者が多いナナシの港で愛犬とともに夜警を名乗り、治安を守っているニラムはある日、他国から追放された一人の少年を拾う。 これはナナシの港を舞台に繰り広げられる、少女と愛犬と仲間たちの日常を書いたお伽話。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 ※この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。 ※ノベルアップ+、小説家になろうにも投稿しています。
――妹が破壊神だなんて、きっと何かの間違いだ。  王や国などというものは無く、神の町が点在する世界。太陽も無く、人や神の魂であるたくさんの星が昼間の光源である。世界は平坦であり、球体ではない。その果てには遥か高く神々の世界へと続く絶壁があり、海はその遥か高く降り注ぐ滝から続いている。  世界は別けられているが、神々は人間に優しい。自分達の司る力を石に宿し、人間に分け与えてやった。人間達は神々を称え、神の数だけ神殿を造り、周りに町を造った。  世界の果ての飛翔神リフェイオスの町で平和に暮らしていたはずのフォスターは、父親の霊が宿った帯を額に巻いてから生活が一変した。  寝ている間に憑依され勝手に身体を使われる、死んでしまったためできなかった重大な役目を押し付けられるはめになる、など頭の痛くなることばかりである。  フォスターにはリューナという妹がいる。彼女は全く目が見えない。旅に出ていた父親が戻ってきた時に連れてきたのがリューナだ。リューナをフォスターに預け、父親はそのまま死んだ。  そのリューナが最近狙われはじめた。誘拐未遂が繰り返される。目的ははっきりしているが、誰が首謀者なのかはわからない。目的はおそらくリューナの封じられた力を狙ってのことだろう。  誰かが、静かにリューナを狙っている。  すみません、クトゥルフ神話とは関係無いです。   昔(2004~2009)同人誌で出していた漫画を小説に書き直したものです。 もう既に無いホームページやガラケの頃にあった「マンガ☆ゲット」(もう無い)にも掲載していたので、もしかしたら読んだことがある方もいるかもしれません……。 あと「小説家になろう」様、「Nolaノベル」様、「B-NOVEL」様のところにも掲載しています。   旅に出るのは六章からになります。  タイッツーで「#盲目乃者」と検索すると昔描いたイラストや地図、世界設定など出てきますので、もし興味ありましたらご覧ください。
放課後に図書室で本を読むのが好きだ。 今日の天気は生憎の大雪。雪が嫌いな私は、帰り路の足元は面倒そうだ、なんて心の中で溜息を吐きながら、今日の読むテーマを決めたのでした。 雪の降る放課後の図書室で、詩が好きな二人がただ語り合うだけのお話。
今、弱者男性が熱い!世間にはびこる弱者男性ブームに便乗して現役弱者男性の作者自らが贈る渾身の警備業界ルポタージュ小説。これさえ読めば弱者男性と警備業界の歪んだ生態丸わかり!求人倍率8倍!あまりにも定着率が悪すぎて、1年でメンバーが半分入れ替わる警備業界。早く帰れる、怒鳴られる、クレーマーに殴られる!この世の地獄がそこにある。下級国民警備員録ここに開幕ッ!さあ君も警備員にならないか!
「はじめまして、マスター」  僕のご主人様はこの幼い少女だ。これから僕は、彼女の世話係になる。  彼女のために、「生きる」。  *2024.12.8.ページ分けを少し変えました。内容はそのままです。
自分が諦めた夢を叶えようとしている妹。  ──違う夢を追った自分に、今は少しだけ自信が持てそうな気がする。
クリスマスの夜。 一人暮らしのマンションにやってきたのは、 『忘れ物』を届けに来たと言うイヤミな同僚でした。
冬の朝。 占いを信じて徒歩で学校に向かっていると、 後ろから自転車のクラスメイトが来て……。
*児童虐待を扱っています。暴力・殺人を示す表現や流血描写もあります。暗い。くれぐれもご注意ください。 幸せになりたい、と母がいつも言っていた。 『しあわせ』ってなんだろう。 でも『じゆう』はわかるの。もうパパにたたかれなくなる。 じゆうになりたい。ほかにはなにもいらないから。 それが五歳の少女の、願い。  ・㉔11/21少し改稿しました。 *atoさまに素晴らしい表紙イラストを描いていただきました~(*´▽`*)
*微ファンタジー 学校帰りに話し掛けられた。  自分を知っているらしい女の子に。  知らない子。……知らない、はずの少女。
どうして? 姉と自分に対する、祖父母の対応の差は何なのか。 優しい父、姉、……母。自分と家族の絆は、いったいどこにあるの?  ──ねえ。これはわたしが悩むこと、なの? わたしが、悪いの?
「親」に生まれるわけじゃない。この子のおかげでなれたんだ。 ──今さえよければで生きていた、いい加減極まりない若い男が、父親に。  *『孵化〜その掌で〜』のサイドストーリーです。
たくさんの、白い、小さな、丸い粒。 あれが何だったのか、今のあたしは知ってる。 そして「薬」が問題なんじゃないことも、もうわかってるの。  *『孵化〜その掌で〜』のサイドストーリーです。
気ままな男の放浪記。 営業のために津々浦々を旅する男、その名は源冬樹。仕事の傍ら、彼は行く先々の魅力に触れる。現代社会に疲れた人たちへ送るハートフルストーリー。 【2024年11月より更新停止】
初めて来る町、よく知らない親戚。  私はここでひと夏を過ごす。 安心して帰れるところがあるのなら、きっとただ楽しいだけの日々。 ──愛されている、必要とされている自信が欲しい。
 “マシーナウイルス”という寄生細菌に侵され、怪物へ変異する病に侵された人類と、変異者を討伐するためにウイルスを技術転用して作り上げられた“デバイス”が流通する世界。  諜報員の少女リーレニカは、単身である国が隠し持っているとされる古代兵器――“生体型デバイス”を盗み出す任務に就いていた。花屋を経営する年下の少女フランジェリエッタの下で、共に働きながら情報を集める日々。  そんな中、とうとう国内で発症者が現れ、リーレニカは正体を隠しながら殺害を演じる羽目になる。  それだけでは留まらず、『特殊な花』を取り扱う生花店には、マシーナに魅入られたワケありの来客が後を絶たず――。  〈感染〉と〈隠密〉が交差するスパイファンタジー。
夜の国―― かつて神話の時代。醜き争いにより太陽を失い、永遠の暗い夜に閉ざされたこの国には、他国より罪人が流されてくるナナシの港が存在していた。 荒くれ者が多いナナシの港で愛犬とともに夜警を名乗り、治安を守っているニラムはある日、他国から追放された一人の少年を拾う。 これはナナシの港を舞台に繰り広げられる、少女と愛犬と仲間たちの日常を書いたお伽話。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 ※この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。 ※ノベルアップ+、小説家になろうにも投稿しています。