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最終更新: 2025年07月15日 19時35分
晴れて大学を卒業し、小伏凪沙探偵事務所に就職することになった渡橋銀杏。もうすぐ事務所で働き始めて一年になる初めての冬、ついに初めての捜査依頼が訪れた。依頼主は日本有数の大グループである椋木グループの長女、椋木四葉。依頼の文面によると、グループの会長である椋木増吉が不可解な状況で殺されたというのだ。混乱を避けるために警察にも相談はしないという依頼主の方針に従い、凪沙と銀杏は東京から椋木家の館がある仙台へと向かう。そこで待ち受けていたのは、椋木家の所有する洋館・六花館と謎に包まれた密室殺人だった。
二つの密室と、人間にはとてもじゃないが不可能な殺人。近くに伝わる一本だたらの伝承と、椋木家の暗部。
果たして、凪沙と銀杏は協力してこの謎を解き明かすことができるのか?
小伏凪沙……探偵
渡橋銀杏……助手
椋木増吉……椋木グループ会長で故人
椋木修一……椋木増吉の長男
椋木英二……椋木増吉の次男
椋木雄三……椋木増吉の三男
椋木四葉……椋木増吉の長女で修一らとは腹違いの兄弟
中道俊郎……椋木家の執事で、増吉の元秘書
柴崎佑月……椋木家のメイド
今泉由梨……椋木家のメイド
久米ミヨ……椋木家の料理長
黒崎吉彦……増吉のかかりつけ医
キャッチコピー
「女の子に手を出すな」
第10回ネット小説大賞、一次選考通過作品
※本作は家庭内暴力をテーマにした児童文学です※
閲覧の際は十分に気をつけてください。
成績優秀、スポーツ万能な兄を持つ勇気。
幼いころから年の離れた『おにぃ』に言われていたことがある。
それは「女に手を出すな」
強い男になることを目指す勇気は、おにぃの言われたことを誓う。
だが、そんな兄弟の思いとは裏腹に、パパはママに厳しくあたる。
おにぃがいうにはパパは頭がよく、仕事もできる凄い人らしい。
ある日、頭のいいパパに勉強を教えてもらおうとした勇気だったが、
教えてもらうたびに、怒鳴られ、罵倒され、時には暴力をふるわれる。
それを見ていたママが口を出し、パパは見たことないような怒りを露わにする。
パパがママに暴力をふるう姿を見て、勇気は叫んだ。
「ママをいじめるな!」
記号表には載っていない元素、鬽素《びそ》。これを体内へ注入することにより、獣は魔獣、人間は魔人、そして力をつけると妖術を使う鬼人となり、それらは人を糧にして生きるようになる。
1927年。若くして命を落とした女、神辺叡見意ことエイミーは鬼人に生まれ変わった。
エイミーは、我が身をもって謎多き鬼人の生態を知り、鬼人としての生を悠々自適に謳歌しようとしていた。
そして自分を鬼人にしてくれた鬼人の頭領の役に立つ、という使命を抱き奮闘し出す……。
一方鬽素を注入された生物の処分を行う新生新撰組では、鬼人に親を殺された少女のマトを筆頭に討伐を活発にしていた……。
注 元素とか書いていますが、理科十九点が書いているものですから身構えなくていいですよ。
友人とやっていたワンライ……1時間小説で書き上げたお題小説になります。コンテスト用に少し書き足しています。まだ源泉掛け流しを名乗れる程度ではありますが。
お題は創作単語スロットを回して出た
・死別
・煙草
・道徳
になります。それに加えて、友人からバトルとかアクションが見たいと言われたので、これらにアクション要素も足したのがこの作品です。
果たして私はどのような作品を作ったのでしょうか? アクションとお題をどう処理して作品として昇華したのかをお楽しみに
表紙:photoAC