キャッチコピー
「もう、男の子(娘)じゃないと興奮できない……」
アラサーで独身男性の黒崎 翔は、エロマンガ原作者で貧乏人。
ある日、住んでいるアパートの隣りに、美人で優しい巨乳の人妻が引っ越してきた。
同い年ということもあって、仲良くなれそうだと思ったら……。
黒猫のような小動物に遮られる。
「母ちゃんを、おかずにすんなよ!」
そう叫ぶのは、その人妻よりもかなり背の低い少女。
肌が小麦色に焼けていて、艶のあるショートヘア。
それよりも象徴的なのは、その大きな瞳。
ピンク色のワンピースを着ているし、てっきり女の子だと思ったら……。
母親である人妻が「こぉら、航太」と注意する。
その名前に衝撃を覚える翔、そして母親を守ろうと敵視する航太。
すれ違いから始まる、日常系ラブコメ。
(女装は少なめかもしれません……)
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5年付き合っていた彼氏と半年前に婚約をした清水弥生。これからずっと幸せなことが続いていくんだと思っていた矢先、婚約者の小野弘樹が知らないニオイを漂わせながら帰ってきた。ショックから弥生は元々悩んでいた病気が悪化してしまう。幸せとは真逆の不幸ばかりが重なっていき、ギリギリの精神状態で生きている弥生が最後に選択する道はどれなのか。弘樹が選んだ道とはどれなのか。切なく、そして胸が痛くなる物語。
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真冬の星空の下、互いの孤独を埋め合わせるように、
白い吐息が空中で混じり合う。
偶然再会した恩師と過ごす一夜の物語。
──先生、あなたが好きでした。
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高校2年生の春菜は、長年幼馴染に恋をしていた。
金曜日の放課後はその幼馴染と2人きりで、図書委員の仕事をしている。
その時間が好きで、特別で、春菜の生きる意味だったが……ヒグラシが時間も、恋も終わりを告げる──。
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ある日突然、
死んだ愛する人が生き返ったとしたら──
愛のカタチは人それぞれ。
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◆◆◆
ずっとずっと、
貴方の事が好きでした。
私は──君に出会えてとても幸せです。
◆◆◆
廃校が決まった学校に、タイムカプセルを掘り起こす為に集まった幼なじみ達。
そこには、思いを伝えられずに別れた初恋の人の姿が──。
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世界樹に守られる星――――。しかし、その世界樹には寿命が迫っていた。それを延命させる唯一の方法は、王の娘を生贄としてささげること。
娘はそれを受け入れ、それを望んでいた。しかし王はそれを許さず、彼女を塔へと閉じ込める。
だがそれを知った彼女の恋人は、その願いをかなえるために動き出した。
短編SF小説です。
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また、独りでこの白く淋しい場所で過ごす。
死ぬまで退屈なんて、生きてきた意味がない。
私は人生のガチャできっとハズレを引いたんだ。
彼は、私の分まで長生きしてくれてるかな。
―
沢山、友達ができた。
また、あの時みたいに楽しく笑い合えた。
彼の事を思い出してしまった。
彼のヒミツを知ってしまった。
沢山、友達が先にいってしまった。
まだ、もっと一緒に過ごしたかった。
私の番が来た。
みんなと向こうで会えるかな。
彼に、謝れるかな。
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小学5年生の灯里は、夏休みのあいだ妹の沙夜と一緒に父の田舎に遊びに来ていた。そこで初めて見たホタルに誘われ、闇夜に繰り出した先で姉妹は美しい少年・光と出会う。
少年のことが頭から離れない灯里。しかし、彼と会ったことを覚えているのは灯里だけだった――。
悲惨で壮絶な過去を持つ光との出会いをきっかけに起こる不思議な出来事たちを通して、灯里は初めての感情に気付いていく。
孤独を抱える光と、光の過去ごと救いたい灯里。それは難しいことのように思えたが、それぞれの想い合う気持ちが奇跡を起こす。
ホタルの寿命のように短くて儚い、救済と恋の物語。
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数年間、セックスフレンドとして関係を続けてきた私たち。
私の結婚を機に、身体の関係は終わったと思っていた。
けれども、心にくすぶる想いは消えていなかったのかもしれない。
久しぶりの再会を切っ掛けに、私たちは――。
※不倫要素を含むお話になります。苦手な方はご注意ください。
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あの日、愛梨はドイツの古城を訪ねた。そこに向かう途中、ベルンハルトという風変わりな男性に一目惚れされて、旅を共にすることになった。ベルンハルトはいわゆるホームレスだったのだが、ひとつだけ夢があった。それは愛する者と一緒に城に棲むことだった。それを聞いた愛梨は優しい性格であるが故に承諾してしまう。しかし現実問題、かなりの無理難題であることは明らかだった。愛梨がドイツにいられる期間は僅か数日間。2人は思考を巡らせて未来について語り始めた。
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その日、わたしは焦っていた。
わたしのかけがえのない親友が、処刑されると聞いたからだ。
気づいた時には、わたしは走り出していた。
あの子が処刑されるなんて、何かの間違いだ。
そうに決まっている。
止めなきゃ。
間に合え。
間に合わせるんだよ、わたし。
そうして、わたしが息を切らしながらようやく広場にたどり着くと……。
そこには兵士たちから凌辱に陵辱を重ねられ、変わり果てた親友がいた。
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5歳の頃の夢を何度も見る高校2年生、冴耶(さや)は雪祭りの際吹雪に襲われ、視界が真っ白になる。
吹雪が収まり辺りを見渡すと、そこは雪祭りが開催されていた場所ではなく、知らない場所だった。
とりあえず探索いていると、後ろから声をかけられる。
そこに居たのは若い青年、空澄(あすみ)と名乗る人物。
実は迷い込んだ場所は未来の世界。
何故か見覚えのある空澄と、お互いを知りあっていく友情と切ない物語。
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【Solispia Spring Short-stories ピックアップ賞受賞作品】
とある事情を隠し、一般人として過ごしていたナーガ。
本業に戻るために準備をしていると、一人の男が訪ねてくる。
「迎えに来ましたよ、愛する姐さん」
※この作品の表紙は、AI画像生成で加工しました。
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大嫌いな『あいつ』が、この春異動になる。
『あいつ』と付き合っていた頃の苦々しい思い出がよみがえる私。
尊厳も心も傷付けられた私は、『あいつ』と別れたあともずっと心にわだかまりを残していた。
未だに過去を払拭できない私が選んだ、最後の別れの言葉とは――。
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吸血鬼は少ない。
この世界には希少亜人として吸血鬼が存在する。
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