家族愛

タグ一覧はこちら

検索結果

最終更新: 2026年06月08日 08時37分

君と綴る未来 一余命僅かな彼女と一
余命僅かである彼女の願いは、「自分が綴った小説を世に出すこと」。だから俺はその手を握り、共に闘うと決めた。  和歌山県、南紀白浜。青い海と白い砂浜が広がる、美しい町。  藤城 直樹(ふじしろ なおき)高校一年生。過去のトラウマから人間不信になり、入学したばかりの高校でも人を遠ざける為に、毒付いた言動をあえて放っていた。  そんな直樹は将来に夢や目標もなく、何事もない三年間を過ごすと決めていた。  しかし同じクラスの一軍女子、吉永 未来(よしなが みらい)に、直樹が二年前まで小説投稿サイトに自作を載せていたと気付かれてしまう。  平凡な高校生活は叶わなかったと苛立ち悪態を付くが、未来も小説を書いており直樹のファンだった。  そんな彼女の夢は青春文学大賞で受賞し、自作を本にすること。その為、執筆の仕方を教えて欲しいと頼んでくる。  直樹は、自分が小説を書いていたことを秘密にするのを条件とし、培った技術を未来に教えることにする。 ・書きたいことがあり過ぎて、テーマを絞れていない。 ・「伝えたい」を優先してしまって、読者を意識していない。 ・冗長過ぎる展開に物語に緩急がない。 ・完璧な文章を求め過ぎてしまう。  そんな未来の欠点を指摘し、執筆訓練をすることにより始まる二人の関わり。  それは学校内でも同様で、一軍女子の未来は分け隔てなくボッチの直樹に話しかけてくる。  クラスで目立ちたくない直樹は未来に悪態をつくが、どこまでも天真爛漫な態度に毒を抜かれていく。  執筆訓練を経て、小説賞の応募を続けているが結果は一向に繋がらない。  初めはそれを受け入れていた未来だったが、時間が経つにつれ焦り始めてくる。そしてとうとう心が折れた未来は、直樹に自分の夢を叶えて欲しいと託してくる。  しかし直樹は二度と執筆はしないと決めており、いつしか未来に自分が成し得なかった夢を託していた。  そんな互いの気持ちがぶつかり合ってしまい、直樹は未来の夢を否定してしまう。  直樹は、取り消せない言葉を放ったと後悔。  夏休み明けに謝ると決めるが、未来は留学の為に学校にはもう来ないと担任より告げられる。  最後に謝りたいと連絡を取ろうとするが通じず、それきりとなってしまう。  しかし、そんな二人を引き合わせてくれたのも、また小説だった。  なぜ、小説を書くのか?  なぜ、自作を本にしたいのか?  なぜ、心が折れても小説を書き続けるのか?  二人は共に闘う中で、物語を綴る理由を見つけていく。
フレンズ —僕の生きる意味—
12歳で一人暮らしを始めた少年、田原朋弥。 孤独を抱え、歪んだ形で空白を埋めながら日々をやり過ごしていた。 ある日、校舎裏で一人の少女に出会う。 何気ない時間を重ねるうちに、彼の世界は少しずつ動き始める。 芽生えていく恋心。 血の繋がらない家族。 そして、共に夢を追う仲間。 やがて彼は「生きる意味」を探しながら、自分がどう生きていくのかを選び取っていく。 これは、孤独な少年が人との出会いの中で人生を重ねていく、静かな純愛と成長の長編ヒューマンドラマ。 ---------- 完結保証(別サイトにて完結済) ※この作品には、自傷行為、虐待、セフレ関係などの描写を含みます。苦手な方はご注意ください。 ※R15程度の描写を含む可能性がありますが、過激な描写を目的としたものではありません。
di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~
毎週金曜日 20:20 定期更新中。 「家族を助けてくだされば、この身を捧げます」 桜降る、とある春の日。 凶賊(マフィア)の総帥であるルイフォンの父のもとに、貴族の少女メイシアが訪ねてきた。 彼女の父と異母弟が、ルイフォンたちと対立している凶賊に囚えられてしまったのだという。 凶賊でありながら、刀を振るうより『情報』を武器とするほうが得意の、クラッカー(ハッカー)ルイフォン。 そんな彼の前に立ちふさがる、死んだはずのかつての血族。 やがて、彼は知ることになる。 メイシアとルイフォン――天と地が手を繋ぎ合うような奇跡の出逢いは、『デヴァイン・シンフォニア計画(di;vine+sin;fonia program)』によって仕組まれたものであると。 出逢いと信頼、裏切りと決断。 『記憶の保存』と『肉体の再生』で死者は蘇り、絡み合う思いが、人の絆と罪を紡ぐ。 近現代の東洋、架空の王国を舞台に繰り広げられる運命のボーイミーツガール――権謀渦巻くSFアクション・ファンタジー。 『第一部 落花流水』 『第二部 比翼連理』を経て、現在、最終部である『第三部 海誓山盟』を連載中。 第2回&第3回Solispia文学賞で、最終選考を通過させていただきました。 どうもありがとうございました。 〈投稿予定〉 第三部 第五章 金科玉条の紅を(全20話) 2026年4月3日 ~ 2026年8月14日 毎週金曜日 20:20 定期更新。 第三部 第六章 金烏玉兎の暁へ(全18話+幕間10話) 未定
七月十五日、みんなの水族館にて
八十一年前の夏、この街は艦砲射撃を受けた。 その戦禍を越えて建った水族館にまつわる記憶は、すべて夏の匂いがする。 俺の苦い嘘。 父の罪悪感。 祖母の味わった恐怖。 ※戦争体験の伝承目的のため、一部凄惨な描写があります。 ※表紙画像は写真ACよりお借りし、illustratorにて文字入れしました。
悪役貴族の日本暮らし――居場所なんていらないはずだった
主人公に負けた悪役貴族、まさかの日本転生!? 目覚めれば普通の高校生。 しかも、やたら距離の近い家族付き。 ブラコン気味の妹に振り回され、口の悪い母に怒られ、勝手に部屋へ入ってくる幼馴染まで現れて――。 「俺様は高貴なる貴族だぞ!?」 ……なのに、なぜかこの騒がしい日常が嫌いになれない。 愛を失った悪役貴族が、“居場所”を知っていく少し不器用な現代ドラマ。
兵士は駆ける
第一幕『兵士よ駆けよ』 〜兵士が見た初めての戦場〜 実感も湧かない"国"を守るため、これまたよく知らない"外の国"とやらの連中と殺し合う 戦場を目前にしても、心は村から離れない 同郷の仲間と隣り合い、彼らは戦場に立っていた 下される号令——『全軍突撃』 兵士よ、駆けよ 第二幕『兵士は駆けた』 〜兵士は再び戦場に立つ〜 敗戦に終わった防衛戦から5年後、二人はそれぞれの立場で再びその戦場に立っていた。 奪われた地の奪還のため、徴集兵ではなく志願兵として“黒”を見据える。 兵士は駆けた。駆け抜けた。 その先に迎えた、ある終点の物語。
ひだまり療育園にいらっしゃい
「生きていくのが辛い」、「ウチの子は何かが違う」。そんな悩める親子が通う、ひだまり療育園。三歳から六歳の就学前の幼児が対象で、生きていく為に大切なことを教えてくれ、子育てに悩む保護者に寄り添い支えてくれる。  そんな療育園で働く保育士3年目の佐伯あかり、23歳。パニックの対応、繊細な子供との関わり、悩む保護者との会話。明確な答えのない仕事に悩みながら成長していく。
ドイツの私は
姉の海難事故から、海外に行くことを恐れている私。 ある日、ドイツに行った友人から暑中見舞いが届いて…。
アカギツネの求めていた、ほっこりと胸に染みるうどん
一匹の女狐でもあるテリアは、母親の狐とともに、人里離れた寒空の地に住んでいた。 病気で体の弱い母親のために、テリアは人間の女子高生に化けてバイトをしながら、街中にあるドラッグストアで食料や水、母の傷を癒す薬などを買う日々だった。 そんなテリアには、大きな夢がある。 将来は立派な医者になって、母親のように重い病気を持つ、狐たちを救いたいと──。 2026年、母の日プレゼンツ。 狐という母娘愛から生まれた、感動のファンタジーをここに──。
神曲
読者様、何をお求めですか? 実話ベースの輪廻転生譚? 異世界転生ものも悪くないがちょっと変わったものが読みたい? 現実世界の権力や抑圧、差別にプロテストする話? 家族愛や人類愛? 詩情溢れる異色ロマン? 金髪?美形?悪役? これ一作で御用達できますぜ 「東洋人は、死んだらそれで終わりなんじゃなくて、魂は永遠に続くと考える。でも聖書の『魂は不滅である』というニュアンスとは少し違ってて、同じ魂がまた別の肉体に宿って、別の存在として『生まれ変わる』と考えるんだ。『業』とか『因縁』といって、また前の人生と同じようなことを繰り返したり、同じ人に出会ったり、逆に自分のやった悪いことが自分に返ってきたりもする、という発想がある」 (本文・第二章より) 序盤がおもしろくない、取っつきにくいと感じる方は三章か五章からどうぞ。
てるてるぼうず〜千羽の鶴が羽ばたくとき
「もうすぐ、おまえに妹と弟ができるぞ」 父が突然連れてきたのは、親戚の子だという美珠(みたま)と穂高(ほたか)。母を亡くし、心を閉ざしがちな少年・久(ひさし)は、騒がしい二人に戸惑い、いらだちを隠せない。 降り続く梅雨の空の下、二人は入院中の母の回復を願い、ひたむきに「てるてる坊主」になりきって遊び、泥だらけになりながら「千羽鶴」を折り続ける。その純粋すぎる姿に、久の頑なな心は少しずつ解きほぐされていくが──。 雨水に濡れた千羽鶴と、小さなてるてる坊主たちが紡ぐ、家族の再生と祈りの物語。 降り止まない雨の先に、彼らが見つけた景色とは。
或る独白
どこにでもいる人々の独白があるだけです 学びとするためでも、役立てるためでもなく ただ有るだけのものです
夏の空虫記憶
お盆の時期、小さな町には不思議な虫——〝空虫(そらむし)〟が現れる。 それを捕まえると、忘れていた記憶が戻ってくるらしい。 今年、〝空虫捕獲係〟に選ばれたのは、ぼくだった。 けれど隣には、なぜかミオがいた。 どこに住んでいるのかもわからない、でもいつのまにか隣にいる女の子。 ひまわりの咲く道を駆けながら、ぼくはすこしずつ思い出していく。 忘れたはずの誰かの声。 そして、自分が〝なぜここにいるのか〟ということも——。
癒やしの魔女は少し違う
触れるだけで人を癒す“旅の聖女”セレーネ。 彼女と家族は各地を巡りながら人々を救っていた。 だが、その癒しは――ほんの少しだけ“違う”。 幼い息子ノクスだけが、その違和感に気づいている。 優しい家族の物語と、歪んだ癒しの真実。
風の通り方まで、まだ二人分のままだった
部屋はもう、とっくに一人分になっていた。 それでも朝の洗濯だけは、ときどき昔の人数を数えてしまう。 干すものがない場所で、洗濯ばさみを持った手が止まる。 空けておく必要なんて、もうないはずなのに。 生活のほうがまだ、別れに気づいていないことがある。 父を亡くした娘の、何でもない朝の手順に残った小さな遅れを描く掌編。
君と綴る未来 一余命僅かな彼女と一
君と綴る未来 一余命僅かな彼女と一 / 野々さくら
余命僅かである彼女の願いは、「自分が綴った小説を世に出すこと」。だから俺はその手を握り、共に闘うと決めた。  和歌山県、南紀白浜。青い海と白い砂浜が広がる、美しい町。  藤城 直樹(ふじしろ なおき)高校一年生。過去のトラウマから人間不信になり、入学したばかりの高校でも人を遠ざける為に、毒付いた言動をあえて放っていた。  そんな直樹は将来に夢や目標もなく、何事もない三年間を過ごすと決めていた。  しかし同じクラスの一軍女子、吉永 未来(よしなが みらい)に、直樹が二年前まで小説投稿サイトに自作を載せていたと気付かれてしまう。  平凡な高校生活は叶わなかったと苛立ち悪態を付くが、未来も小説を書いており直樹のファンだった。  そんな彼女の夢は青春文学大賞で受賞し、自作を本にすること。その為、執筆の仕方を教えて欲しいと頼んでくる。  直樹は、自分が小説を書いていたことを秘密にするのを条件とし、培った技術を未来に教えることにする。 ・書きたいことがあり過ぎて、テーマを絞れていない。 ・「伝えたい」を優先してしまって、読者を意識していない。 ・冗長過ぎる展開に物語に緩急がない。 ・完璧な文章を求め過ぎてしまう。  そんな未来の欠点を指摘し、執筆訓練をすることにより始まる二人の関わり。  それは学校内でも同様で、一軍女子の未来は分け隔てなくボッチの直樹に話しかけてくる。  クラスで目立ちたくない直樹は未来に悪態をつくが、どこまでも天真爛漫な態度に毒を抜かれていく。  執筆訓練を経て、小説賞の応募を続けているが結果は一向に繋がらない。  初めはそれを受け入れていた未来だったが、時間が経つにつれ焦り始めてくる。そしてとうとう心が折れた未来は、直樹に自分の夢を叶えて欲しいと託してくる。  しかし直樹は二度と執筆はしないと決めており、いつしか未来に自分が成し得なかった夢を託していた。  そんな互いの気持ちがぶつかり合ってしまい、直樹は未来の夢を否定してしまう。  直樹は、取り消せない言葉を放ったと後悔。  夏休み明けに謝ると決めるが、未来は留学の為に学校にはもう来ないと担任より告げられる。  最後に謝りたいと連絡を取ろうとするが通じず、それきりとなってしまう。  しかし、そんな二人を引き合わせてくれたのも、また小説だった。  なぜ、小説を書くのか?  なぜ、自作を本にしたいのか?  なぜ、心が折れても小説を書き続けるのか?  二人は共に闘う中で、物語を綴る理由を見つけていく。
フレンズ —僕の生きる意味—
フレンズ —僕の生きる意味— / 澄野あさひ
12歳で一人暮らしを始めた少年、田原朋弥。 孤独を抱え、歪んだ形で空白を埋めながら日々をやり過ごしていた。 ある日、校舎裏で一人の少女に出会う。 何気ない時間を重ねるうちに、彼の世界は少しずつ動き始める。 芽生えていく恋心。 血の繋がらない家族。 そして、共に夢を追う仲間。 やがて彼は「生きる意味」を探しながら、自分がどう生きていくのかを選び取っていく。 これは、孤独な少年が人との出会いの中で人生を重ねていく、静かな純愛と成長の長編ヒューマンドラマ。 ---------- 完結保証(別サイトにて完結済) ※この作品には、自傷行為、虐待、セフレ関係などの描写を含みます。苦手な方はご注意ください。 ※R15程度の描写を含む可能性がありますが、過激な描写を目的としたものではありません。
di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~
di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~ / 月ノ瀬 静流
毎週金曜日 20:20 定期更新中。 「家族を助けてくだされば、この身を捧げます」 桜降る、とある春の日。 凶賊(マフィア)の総帥であるルイフォンの父のもとに、貴族の少女メイシアが訪ねてきた。 彼女の父と異母弟が、ルイフォンたちと対立している凶賊に囚えられてしまったのだという。 凶賊でありながら、刀を振るうより『情報』を武器とするほうが得意の、クラッカー(ハッカー)ルイフォン。 そんな彼の前に立ちふさがる、死んだはずのかつての血族。 やがて、彼は知ることになる。 メイシアとルイフォン――天と地が手を繋ぎ合うような奇跡の出逢いは、『デヴァイン・シンフォニア計画(di;vine+sin;fonia program)』によって仕組まれたものであると。 出逢いと信頼、裏切りと決断。 『記憶の保存』と『肉体の再生』で死者は蘇り、絡み合う思いが、人の絆と罪を紡ぐ。 近現代の東洋、架空の王国を舞台に繰り広げられる運命のボーイミーツガール――権謀渦巻くSFアクション・ファンタジー。 『第一部 落花流水』 『第二部 比翼連理』を経て、現在、最終部である『第三部 海誓山盟』を連載中。 第2回&第3回Solispia文学賞で、最終選考を通過させていただきました。 どうもありがとうございました。 〈投稿予定〉 第三部 第五章 金科玉条の紅を(全20話) 2026年4月3日 ~ 2026年8月14日 毎週金曜日 20:20 定期更新。 第三部 第六章 金烏玉兎の暁へ(全18話+幕間10話) 未定
七月十五日、みんなの水族館にて
七月十五日、みんなの水族館にて / ていくみー
八十一年前の夏、この街は艦砲射撃を受けた。 その戦禍を越えて建った水族館にまつわる記憶は、すべて夏の匂いがする。 俺の苦い嘘。 父の罪悪感。 祖母の味わった恐怖。 ※戦争体験の伝承目的のため、一部凄惨な描写があります。 ※表紙画像は写真ACよりお借りし、illustratorにて文字入れしました。
悪役貴族の日本暮らし――居場所なんていらないはずだった
悪役貴族の日本暮らし――居場所なんていらないはずだった / 雨夜 フレ
主人公に負けた悪役貴族、まさかの日本転生!? 目覚めれば普通の高校生。 しかも、やたら距離の近い家族付き。 ブラコン気味の妹に振り回され、口の悪い母に怒られ、勝手に部屋へ入ってくる幼馴染まで現れて――。 「俺様は高貴なる貴族だぞ!?」 ……なのに、なぜかこの騒がしい日常が嫌いになれない。 愛を失った悪役貴族が、“居場所”を知っていく少し不器用な現代ドラマ。
兵士は駆ける
兵士は駆ける / Gerbera
第一幕『兵士よ駆けよ』 〜兵士が見た初めての戦場〜 実感も湧かない"国"を守るため、これまたよく知らない"外の国"とやらの連中と殺し合う 戦場を目前にしても、心は村から離れない 同郷の仲間と隣り合い、彼らは戦場に立っていた 下される号令——『全軍突撃』 兵士よ、駆けよ 第二幕『兵士は駆けた』 〜兵士は再び戦場に立つ〜 敗戦に終わった防衛戦から5年後、二人はそれぞれの立場で再びその戦場に立っていた。 奪われた地の奪還のため、徴集兵ではなく志願兵として“黒”を見据える。 兵士は駆けた。駆け抜けた。 その先に迎えた、ある終点の物語。
ひだまり療育園にいらっしゃい
ひだまり療育園にいらっしゃい / 野々さくら
「生きていくのが辛い」、「ウチの子は何かが違う」。そんな悩める親子が通う、ひだまり療育園。三歳から六歳の就学前の幼児が対象で、生きていく為に大切なことを教えてくれ、子育てに悩む保護者に寄り添い支えてくれる。  そんな療育園で働く保育士3年目の佐伯あかり、23歳。パニックの対応、繊細な子供との関わり、悩む保護者との会話。明確な答えのない仕事に悩みながら成長していく。
ドイツの私は
ドイツの私は / 高深
姉の海難事故から、海外に行くことを恐れている私。 ある日、ドイツに行った友人から暑中見舞いが届いて…。
アカギツネの求めていた、ほっこりと胸に染みるうどん
アカギツネの求めていた、ほっこりと胸に染みるうどん / ぴこたんすたー
一匹の女狐でもあるテリアは、母親の狐とともに、人里離れた寒空の地に住んでいた。 病気で体の弱い母親のために、テリアは人間の女子高生に化けてバイトをしながら、街中にあるドラッグストアで食料や水、母の傷を癒す薬などを買う日々だった。 そんなテリアには、大きな夢がある。 将来は立派な医者になって、母親のように重い病気を持つ、狐たちを救いたいと──。 2026年、母の日プレゼンツ。 狐という母娘愛から生まれた、感動のファンタジーをここに──。
神曲
神曲 / 名倉マミ
読者様、何をお求めですか? 実話ベースの輪廻転生譚? 異世界転生ものも悪くないがちょっと変わったものが読みたい? 現実世界の権力や抑圧、差別にプロテストする話? 家族愛や人類愛? 詩情溢れる異色ロマン? 金髪?美形?悪役? これ一作で御用達できますぜ 「東洋人は、死んだらそれで終わりなんじゃなくて、魂は永遠に続くと考える。でも聖書の『魂は不滅である』というニュアンスとは少し違ってて、同じ魂がまた別の肉体に宿って、別の存在として『生まれ変わる』と考えるんだ。『業』とか『因縁』といって、また前の人生と同じようなことを繰り返したり、同じ人に出会ったり、逆に自分のやった悪いことが自分に返ってきたりもする、という発想がある」 (本文・第二章より) 序盤がおもしろくない、取っつきにくいと感じる方は三章か五章からどうぞ。
てるてるぼうず〜千羽の鶴が羽ばたくとき
てるてるぼうず〜千羽の鶴が羽ばたくとき / うさぎさん⭐︎
「もうすぐ、おまえに妹と弟ができるぞ」 父が突然連れてきたのは、親戚の子だという美珠(みたま)と穂高(ほたか)。母を亡くし、心を閉ざしがちな少年・久(ひさし)は、騒がしい二人に戸惑い、いらだちを隠せない。 降り続く梅雨の空の下、二人は入院中の母の回復を願い、ひたむきに「てるてる坊主」になりきって遊び、泥だらけになりながら「千羽鶴」を折り続ける。その純粋すぎる姿に、久の頑なな心は少しずつ解きほぐされていくが──。 雨水に濡れた千羽鶴と、小さなてるてる坊主たちが紡ぐ、家族の再生と祈りの物語。 降り止まない雨の先に、彼らが見つけた景色とは。
或る独白
或る独白 / Gerbera
どこにでもいる人々の独白があるだけです 学びとするためでも、役立てるためでもなく ただ有るだけのものです
夏の空虫記憶
夏の空虫記憶 / 海月いおり
お盆の時期、小さな町には不思議な虫——〝空虫(そらむし)〟が現れる。 それを捕まえると、忘れていた記憶が戻ってくるらしい。 今年、〝空虫捕獲係〟に選ばれたのは、ぼくだった。 けれど隣には、なぜかミオがいた。 どこに住んでいるのかもわからない、でもいつのまにか隣にいる女の子。 ひまわりの咲く道を駆けながら、ぼくはすこしずつ思い出していく。 忘れたはずの誰かの声。 そして、自分が〝なぜここにいるのか〟ということも——。
癒やしの魔女は少し違う
癒やしの魔女は少し違う / 街角しずく
触れるだけで人を癒す“旅の聖女”セレーネ。 彼女と家族は各地を巡りながら人々を救っていた。 だが、その癒しは――ほんの少しだけ“違う”。 幼い息子ノクスだけが、その違和感に気づいている。 優しい家族の物語と、歪んだ癒しの真実。
風の通り方まで、まだ二人分のままだった
風の通り方まで、まだ二人分のままだった / 中野ポン太
部屋はもう、とっくに一人分になっていた。 それでも朝の洗濯だけは、ときどき昔の人数を数えてしまう。 干すものがない場所で、洗濯ばさみを持った手が止まる。 空けておく必要なんて、もうないはずなのに。 生活のほうがまだ、別れに気づいていないことがある。 父を亡くした娘の、何でもない朝の手順に残った小さな遅れを描く掌編。