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最終更新: 2025年11月16日 17時35分

お人よしヒーロー、変人武器を拾う。
『フォロー』、『レビュー』大歓迎です! 1720PV突破! ありがとうございます!  現代、世の中には三種類の人間が存在した。英雄の因子を持った英雄≪ヒーロー≫、英雄の扱った武器の力が宿った武器≪ウエポン≫、それと一般人。  怪しい宗教勧誘の言うことすら素直に聞いてしまうほどの究極のお人よし、「瀧本 礼安≪タキモト ライア≫」。  ある日トレジャーハンターとして世界を旅する父より、英雄の力が宿った聖遺物を受け取り、親友「真来 院≪シンラ カコイ≫」と共に英雄を育成する育成機関『私立英雄学園東京本校』へと入学。  そこで出会うのは、個性の塊が人の姿を成した人物ばかり。  数多の苦難を経て、礼安たちは現代の英雄となることが出来るのか……?
闇鍋
【一言】闇鍋パーティをする話。 【百字】大学生の主人公たちは闇鍋をすることに。楽しく騒いでいたが、不穏な雰囲気になって行き――
縛り合いから始まる・・・
縛り合いから始まる・・・ 初恋の物語です。 若者の心を掴む衝撃の出会い。 ある日、写真展で一枚の緊縛写真に心を奪われた大学生の智幸は、初恋の相手、萌子と偶然の再会を果たす。 彼らをつないだのは、偶然にも同じ写真だった。 互いに惹かれ合いながらも不器用な二人は、縄の世界で距離を縮めていく。 これは、一本の縄から始まった、不器用でピュアな青春ラブストーリー。二人の関係は、細い縄を重ねるように、もつれ、絡み合い、そして強く結ばれていく。 彼らが選んだ「愛の形」の結末は――。
乙葉と明子
みんなの中心にいる明子。けれど、その笑顔はどこか演じるものだった。そんな彼女の視線を奪ったのは、本を抱え静かに歩く乙葉の横顔。  偶然拾った栞を届けに行った図書館で、言葉を交わすたびに、明子の心の奥に触れる乙葉。純粋で真っ直ぐな彼女の世界に惹かれていくうち、明子の張り巡らせたフィルターが揺らぎ始める。  優しさと好奇心が交差する静かな場所で、ふたりの距離が少しずつ縮まっていく。心の扉を開く、ひと夏の物語。
ダブリンでビール
春のキャンパスを彩る桜並木。大学生の柳川はベンチに座り、小説を読みながら儚い妄想に耽っていた。夢も友だちも恋人もなく迎えた大学三年目の、ほろ苦い青春の一ページ。
No cover image
これは世界が終わるまでのほんの数年間の物語。 高校を卒業してから数年が経ち、久しぶりに皆で集まろうと声を掛けた二人組は最後の一仕事を終えるべく、少しづつ物語を綴っていく。 「たしかあれは……。」 話者:マメの語る思い出を、筆者:羽曳野冬華は多分に加筆しながら小説とし、これまでの数年間を皆で振り返りながら多くの人に読んでもらうべく完成させ、インターネットへと発信する(予定である)。 徐々に増える年越しメンバーと、彼女達と関わった怪異や遺物によって引き起こされた事件達は各々の目にどう映っていたのか。 一人の視点だけでは見えてこない裏側もいつか観られるかもしれない(し観られないかもしれない)。
看取り人
宗介は、末期癌患者が最後を迎える場所、ホスピスのベッドに横たわり、いずれ訪れるであろう最後の時が来るのを待っていた。 後悔はない。そして訪れる人もいない。そんな中、彼が唯一の心残りは心の底で今も疼く若かりし頃の思い出、そして最愛の人のこと。  そんな時、彼の元に1人の少年が訪れる。 「僕は、看取り人です。貴方と最後の時を過ごすために参りました」  これは看取り人と宗介の最後の数時間の語らいの話し
交差点で咲く未来
恩師の謝辞を受けた翌日、梨沙と由美は親友である瀬奈の墓を訪れる。青春の約束を胸に、二人は別れの旅路を歩き出す。これは、“さよなら”と“これから”が交差する、静かで優しい物語。
ぼくらとパラフィリア
僕達には、とってつけたような希望なんていらない。そこにあるのは、僕が選り好んで定住することのできた居場所だけ――。  流血に性的感情を抱く大学生の光基と、痛覚を感じられなくなった小説家の優は、二人でルームシェアをして暮らしている。二人の性質は誰にも知られず、また理解されることもない。世間に知られたら、きっと二人は同じ空気を吸うことさえできなくなってしまうだろう。しかし、互いは決して互いを身体的に傷つけることなどない。二人は互いの存在を認識し合うように、なんの変哲もない日々を過ごしている。  これは、誰にも共感されることのない、二人の物語。 ※本作は、犯罪行為を助長する内容、自殺や自傷行為を幇助する内容、差別的な内容を含むものではありません。
卒業
卒業式の帰り、友人に会いに行くとそこにクラスメイトも来た。そして彼は、卒業証書がほしいと言った──。 ※注意※ 悲しい話です。 このシーンの前後を書いた作品もあります(他サイトで公開中)
ドッペルゲンガーを見たら本物は殺されるらしい
【一言】ドッペルゲンガーから恋人を守ろうとする話。 【百字】ある日、主人公は恋人からドッペルゲンガーを見たと相談される。ドッペルゲンガーに関する噂を聞いて、主人公は恋人を守ろうとするが――
星空の下のピアニスト
七夕の夜、音大生の二人は誰もいない海を訪れる。 星空を眺めながら、星について語り合う二人。 そして、二人だけのコンサートを開く。
エターナル×エターナル
高校2年の瞳と夏菜の周りでは、奇怪な事件に見舞われていた。 その真実に辿り着いた先には、残酷な結末が待ち受けていた。 ◇ 『Solispia Bad-end Short-stories』参加、書き下ろし作品です。 批評でも創作論でもなく、私なりに思っていることを作品で表現しました。 全てを落とし込んだので、これ以上申し上げることはございません。 かなり暗いので、心してどうぞ。
ホウセンカ【完】
誰もが振り返る美しい容姿を持つ姫野 愛茉(ひめの えま)は、常に“本当の自分”を隠して生きていた。 そして“理想の自分”を“本当の自分”にするため地元を離れた大学に進学し、初めて参加した合コンで浅尾 桔平(あさお きっぺい)と出会う。 目つきが鋭くぶっきらぼうではあるものの、不思議な魅力を持つ桔平に惹かれていく愛茉。桔平も愛茉を気に入り2人は急接近するが、愛茉は常に「嫌われるのでは」と不安を抱えていた。 「明確な理由がないと、不安?」 桔平の真っすぐな言葉のひとつひとつに揺さぶられる愛茉。 それなのに素直に受け入れられなくて…… 内面にコンプレックスを抱える面倒な女&独特な感性を持つクセ強男の甘くピュアなラブストーリー♡ ※本作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
Reset
そのサプリメントを飲めば、24時間以内に起きた出来事を忘れることができる。 魔法のようなサプリメントの治験モニターになった星下エマ。 バイト先の人間関係に悩む彼女は、嫌なことを忘れるためにサプリメントに依存していく……。
ポインセチアの君
仲良し三人組プラスお邪魔虫一人。冬でも暖かな植物園の温室へ来たけれど。 イライラを鎮めるため、少しだけ別行動した主人公は、なんとも意外な「妖精さん」に出会う。 8,000文字程度の短編です。 ※表紙画像はミュウト・2撮影の画像です。 ※タイトル文字はフリーフォント「黒薔薇シンデレラ」、著者名はフリーフォント「数式フォント」を使用しています。
白梅に おりる
年が明けたばかりの冬の寒い日、大学の卒業論文の提出日まであとわずか。まだ書き終わらず焦る僕。  私設図書館からの帰り道、猫ほどの背丈の子どもが現れた。  黒髪に水色の目、白いレインコートとブーツを身に着けた男の子。  「だいじな友だちを探しています」と切実に言われ、自転車の前かごに子どもを乗せて、一緒に迷子の友だち探しをすることに。  手がかりは、「白い梅の花」のところ。ただし、この町の名は「白梅町」。白梅の花はあちこちにある。
Nightfall-ブレイカーズ-
2024年、現代日本。 時の流れとともに文明が発達し、その都度人々の生活は移り変わってきた。しかし古来より現在まで、世界中のありとあらゆる場所において、何百年経ようとも決して変わらないものがある。 死だ。 死は生きとし生けるもの、全てに平等に訪れる。 決して逃れることができない、それが死。 ゆえに人々は考える。 人は死後どうなるのだろうか。 未知なるものへの恐怖から、あるいは救いを求める期待から、さまざまな幻想を抱くが、多くの場合、このようになるはずだ。 もしも今生に何の未練もなく、怨みや後悔もないならば、天に上がって輪廻転生の輪に入るだろう。その逆ならば、地底に堕ちるだろう。 では、そのどちらにも行けない者は? 怨霊と化して、地上をさまようしかないだろう。 「冗談じゃねえ。怨霊なんて、どいつもこいつももれなくクソだ」 安倍隼人、17歳。 夢は、目立たず平穏に生きること。身長がもう10センチ伸びること。 霊を視、その声を聞き、ぶん殴れる彼は、今日も牛乳パックをすすりながら望まざる怨霊事件に巻き込まれていく――。 ※こちらの作品は、ネオページで連載している作品の転載になります。  ネオページでは現在第4話を連載中です。
揺蕩う水面の赤い糸
入学初日の失態を図書委員の九十九《つくも》に助けられた汐里《しおり》は、それから足繁く図書室に通いつめる。でもこんなに淡く静かなもの、恋でもなんでもないでしょう? 恋とはどんなものかに迫る恋愛小説。
『フォロー』、『レビュー』大歓迎です! 1720PV突破! ありがとうございます!  現代、世の中には三種類の人間が存在した。英雄の因子を持った英雄≪ヒーロー≫、英雄の扱った武器の力が宿った武器≪ウエポン≫、それと一般人。  怪しい宗教勧誘の言うことすら素直に聞いてしまうほどの究極のお人よし、「瀧本 礼安≪タキモト ライア≫」。  ある日トレジャーハンターとして世界を旅する父より、英雄の力が宿った聖遺物を受け取り、親友「真来 院≪シンラ カコイ≫」と共に英雄を育成する育成機関『私立英雄学園東京本校』へと入学。  そこで出会うのは、個性の塊が人の姿を成した人物ばかり。  数多の苦難を経て、礼安たちは現代の英雄となることが出来るのか……?
【一言】闇鍋パーティをする話。 【百字】大学生の主人公たちは闇鍋をすることに。楽しく騒いでいたが、不穏な雰囲気になって行き――
縛り合いから始まる・・・ 初恋の物語です。 若者の心を掴む衝撃の出会い。 ある日、写真展で一枚の緊縛写真に心を奪われた大学生の智幸は、初恋の相手、萌子と偶然の再会を果たす。 彼らをつないだのは、偶然にも同じ写真だった。 互いに惹かれ合いながらも不器用な二人は、縄の世界で距離を縮めていく。 これは、一本の縄から始まった、不器用でピュアな青春ラブストーリー。二人の関係は、細い縄を重ねるように、もつれ、絡み合い、そして強く結ばれていく。 彼らが選んだ「愛の形」の結末は――。
みんなの中心にいる明子。けれど、その笑顔はどこか演じるものだった。そんな彼女の視線を奪ったのは、本を抱え静かに歩く乙葉の横顔。  偶然拾った栞を届けに行った図書館で、言葉を交わすたびに、明子の心の奥に触れる乙葉。純粋で真っ直ぐな彼女の世界に惹かれていくうち、明子の張り巡らせたフィルターが揺らぎ始める。  優しさと好奇心が交差する静かな場所で、ふたりの距離が少しずつ縮まっていく。心の扉を開く、ひと夏の物語。
春のキャンパスを彩る桜並木。大学生の柳川はベンチに座り、小説を読みながら儚い妄想に耽っていた。夢も友だちも恋人もなく迎えた大学三年目の、ほろ苦い青春の一ページ。
これは世界が終わるまでのほんの数年間の物語。 高校を卒業してから数年が経ち、久しぶりに皆で集まろうと声を掛けた二人組は最後の一仕事を終えるべく、少しづつ物語を綴っていく。 「たしかあれは……。」 話者:マメの語る思い出を、筆者:羽曳野冬華は多分に加筆しながら小説とし、これまでの数年間を皆で振り返りながら多くの人に読んでもらうべく完成させ、インターネットへと発信する(予定である)。 徐々に増える年越しメンバーと、彼女達と関わった怪異や遺物によって引き起こされた事件達は各々の目にどう映っていたのか。 一人の視点だけでは見えてこない裏側もいつか観られるかもしれない(し観られないかもしれない)。
宗介は、末期癌患者が最後を迎える場所、ホスピスのベッドに横たわり、いずれ訪れるであろう最後の時が来るのを待っていた。 後悔はない。そして訪れる人もいない。そんな中、彼が唯一の心残りは心の底で今も疼く若かりし頃の思い出、そして最愛の人のこと。  そんな時、彼の元に1人の少年が訪れる。 「僕は、看取り人です。貴方と最後の時を過ごすために参りました」  これは看取り人と宗介の最後の数時間の語らいの話し
恩師の謝辞を受けた翌日、梨沙と由美は親友である瀬奈の墓を訪れる。青春の約束を胸に、二人は別れの旅路を歩き出す。これは、“さよなら”と“これから”が交差する、静かで優しい物語。
僕達には、とってつけたような希望なんていらない。そこにあるのは、僕が選り好んで定住することのできた居場所だけ――。  流血に性的感情を抱く大学生の光基と、痛覚を感じられなくなった小説家の優は、二人でルームシェアをして暮らしている。二人の性質は誰にも知られず、また理解されることもない。世間に知られたら、きっと二人は同じ空気を吸うことさえできなくなってしまうだろう。しかし、互いは決して互いを身体的に傷つけることなどない。二人は互いの存在を認識し合うように、なんの変哲もない日々を過ごしている。  これは、誰にも共感されることのない、二人の物語。 ※本作は、犯罪行為を助長する内容、自殺や自傷行為を幇助する内容、差別的な内容を含むものではありません。
卒業式の帰り、友人に会いに行くとそこにクラスメイトも来た。そして彼は、卒業証書がほしいと言った──。 ※注意※ 悲しい話です。 このシーンの前後を書いた作品もあります(他サイトで公開中)
【一言】ドッペルゲンガーから恋人を守ろうとする話。 【百字】ある日、主人公は恋人からドッペルゲンガーを見たと相談される。ドッペルゲンガーに関する噂を聞いて、主人公は恋人を守ろうとするが――
七夕の夜、音大生の二人は誰もいない海を訪れる。 星空を眺めながら、星について語り合う二人。 そして、二人だけのコンサートを開く。
高校2年の瞳と夏菜の周りでは、奇怪な事件に見舞われていた。 その真実に辿り着いた先には、残酷な結末が待ち受けていた。 ◇ 『Solispia Bad-end Short-stories』参加、書き下ろし作品です。 批評でも創作論でもなく、私なりに思っていることを作品で表現しました。 全てを落とし込んだので、これ以上申し上げることはございません。 かなり暗いので、心してどうぞ。
誰もが振り返る美しい容姿を持つ姫野 愛茉(ひめの えま)は、常に“本当の自分”を隠して生きていた。 そして“理想の自分”を“本当の自分”にするため地元を離れた大学に進学し、初めて参加した合コンで浅尾 桔平(あさお きっぺい)と出会う。 目つきが鋭くぶっきらぼうではあるものの、不思議な魅力を持つ桔平に惹かれていく愛茉。桔平も愛茉を気に入り2人は急接近するが、愛茉は常に「嫌われるのでは」と不安を抱えていた。 「明確な理由がないと、不安?」 桔平の真っすぐな言葉のひとつひとつに揺さぶられる愛茉。 それなのに素直に受け入れられなくて…… 内面にコンプレックスを抱える面倒な女&独特な感性を持つクセ強男の甘くピュアなラブストーリー♡ ※本作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
そのサプリメントを飲めば、24時間以内に起きた出来事を忘れることができる。 魔法のようなサプリメントの治験モニターになった星下エマ。 バイト先の人間関係に悩む彼女は、嫌なことを忘れるためにサプリメントに依存していく……。
仲良し三人組プラスお邪魔虫一人。冬でも暖かな植物園の温室へ来たけれど。 イライラを鎮めるため、少しだけ別行動した主人公は、なんとも意外な「妖精さん」に出会う。 8,000文字程度の短編です。 ※表紙画像はミュウト・2撮影の画像です。 ※タイトル文字はフリーフォント「黒薔薇シンデレラ」、著者名はフリーフォント「数式フォント」を使用しています。
年が明けたばかりの冬の寒い日、大学の卒業論文の提出日まであとわずか。まだ書き終わらず焦る僕。  私設図書館からの帰り道、猫ほどの背丈の子どもが現れた。  黒髪に水色の目、白いレインコートとブーツを身に着けた男の子。  「だいじな友だちを探しています」と切実に言われ、自転車の前かごに子どもを乗せて、一緒に迷子の友だち探しをすることに。  手がかりは、「白い梅の花」のところ。ただし、この町の名は「白梅町」。白梅の花はあちこちにある。
2024年、現代日本。 時の流れとともに文明が発達し、その都度人々の生活は移り変わってきた。しかし古来より現在まで、世界中のありとあらゆる場所において、何百年経ようとも決して変わらないものがある。 死だ。 死は生きとし生けるもの、全てに平等に訪れる。 決して逃れることができない、それが死。 ゆえに人々は考える。 人は死後どうなるのだろうか。 未知なるものへの恐怖から、あるいは救いを求める期待から、さまざまな幻想を抱くが、多くの場合、このようになるはずだ。 もしも今生に何の未練もなく、怨みや後悔もないならば、天に上がって輪廻転生の輪に入るだろう。その逆ならば、地底に堕ちるだろう。 では、そのどちらにも行けない者は? 怨霊と化して、地上をさまようしかないだろう。 「冗談じゃねえ。怨霊なんて、どいつもこいつももれなくクソだ」 安倍隼人、17歳。 夢は、目立たず平穏に生きること。身長がもう10センチ伸びること。 霊を視、その声を聞き、ぶん殴れる彼は、今日も牛乳パックをすすりながら望まざる怨霊事件に巻き込まれていく――。 ※こちらの作品は、ネオページで連載している作品の転載になります。  ネオページでは現在第4話を連載中です。
入学初日の失態を図書委員の九十九《つくも》に助けられた汐里《しおり》は、それから足繁く図書室に通いつめる。でもこんなに淡く静かなもの、恋でもなんでもないでしょう? 恋とはどんなものかに迫る恋愛小説。