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ホウセンカ
誰もが振り返る美しい容姿を持つ姫野 愛茉(ひめの えま)は、常に“本当の自分”を隠して生きていた。 そして“理想の自分”を“本当の自分”にするため地元を離れた大学に進学し、初めて参加した合コンで浅尾 桔平(あさお きっぺい)と出会う。 目つきが鋭くぶっきらぼうではあるものの、不思議な魅力を持つ桔平に惹かれていく愛茉。桔平も愛茉を気に入り2人は急接近するが、愛茉は常に「嫌われるのでは」と不安を抱えていた。 「明確な理由がないと、不安?」 真っ直ぐな桔平の言葉のひとつひとつに揺さぶられる愛茉。 それなのに素直に受け入れられなくて…… 内面にコンプレックスを抱える面倒な女&独特な感性を持つクセ強男の甘くピュアなラブストーリー♡ ※本作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
Einsatz─あの日のミュージカル・スコア─
舞台は関西のとある町。 知人の紹介で出会った人と結婚した美咲は、同級生女子が親戚になったことを知る。 彼女の影響もあって久しぶりに参加した中学の同窓会で、美咲は会いたかった人たちと再会する。 そして、彼らと親しく過ごすうちに、眠っていたものが再び動き出して──。 ※Einsatz(アインザッツ)=音の出だし ※恋愛要素は薄いです 【執筆期間:2022/5/19~2022/11/13】
ネイビーブルーの恋~1/fゆらぎ~
同棲していた恋人からの束縛に耐えられず、別れを決意して部屋を飛び出した莉帆。 友人と参加したヨーロッパのツアーで同年代のイケメン独身男性2人と出会う。 莉帆は彼らに恋をするつもりはなく、傷が残っているのでそんな気にもなれず、あまり深いことは聞かなかったけれど、帰国後のある日、とある事件がきっかけで彼らのことを知ってしまう。 そして、2人からほぼ同時に告白されてしまい──。 【執筆期間:2023/7/19~12/13】
雪が降るたびに、痛む胸
美晴は、同級生の快晴とおでかけを繰り返していた。ただ関係性がわからずに不安になる日々。幼なじみというラベルに、モヤモヤとしながら二人でスノーファンタジーを見に行くことになった。 快晴の言いかけた言葉を気にしながらも、二人は中々会えなくなり……
トップシークレット☆後日談 東京~神戸・淡路島 新婚ラプソデ...
知り合ってから20ヶ月。紆余曲折を経て無事にゴールインした篠沢絢乃・貢夫妻。今日はそんな二人の結婚式&結婚披露パーティー! 絢乃が会長を務める大財閥〈篠沢グループ〉の中枢・篠沢商事の社員、絢乃の親友たち、二人の親族……。たくさんの人たちが、8歳差の年の差カップルの結婚をお祝いに来てくれた。 パーティーの最中、スイーツ好きの絢乃には新たな夢ができた。コーヒー好きが高じて一時はバリスタを目指していた夫の貢と、自作のスイーツを提供するカフェを開くことだ。 これまでは経営のことしか考えていなかったけれど、会長は名誉職。だから将来的にはパティシエールになる勉強を本格的に始めよう――。最愛の人に背中を押してもらった彼女はそう決意した。 結婚披露パーティーが終わり、二人は四泊五日の新婚旅行へ。行先は海外ではなく、兵庫県の神戸・淡路島方面。 彼女たちはそこで、一年前に出張で訊ねた神戸支社の川元支社長と再会。 旅先では仕事のことを忘れ、毎日イチャイチャする二人なのだった……。 ※※エッチなシーンが登場するエピソードには「♡」マークをつけてます。※※
揺蕩う水面の赤い糸
入学初日の失態を図書委員の九十九《つくも》に助けられた汐里《しおり》は、それから足繁く図書室に通いつめる。でもこんなに淡く静かなもの、恋でもなんでもないでしょう? 恋とはどんなものかに迫る恋愛小説。
この度めでたく番が現れまして離婚しました。
番の習性がある獣人と契約婚をしていた鈴音(すずね)は、ある日離婚を申し渡される。番が現れたから離婚。予定通りである。しかし、そのまま叩き出されるには問題がある。旦那様、ちゃんと払うもん払ってください! そういったら現れたのは旦那様ではなく、強面の弁護士で。よし、搾れるだけ絞ってやる!と闘志に燃える鈴音と猫の話。※元鞘なし。
その歪な恋情は、血の匂いを纏ってあえかに微笑む
【偏愛・執愛・歪な愛情】がテーマの作品です。 ◆◆◆ 小さな頃から幼なじみの蓮と茉莉。 お互いがお互いにとって誰よりも大切な存在で、この関係は何者にも邪魔されることなく一生続くものだと思っていた。 それが全て勘違いだったと気付いた時、その恋情は歪なものへと姿を変えてゆく──。
トップシークレット☆ ~お嬢さま会長は新米秘書に初恋をささげ...
大財閥〈篠沢(しのざわ)グループ〉の先代会長だった父の急死を機に、17歳でその後継者となった一人娘の絢乃(あやの)。 そんな彼女を献身的に支えるのは、8歳年上の秘書・桐島(きりしま)貢(みつぐ)。彼は自身をパワハラから救ってくれた絢乃に好意を抱いていて、その恩返しに秘書となったのだった。 絢乃もまた桐島に初めての恋をしていたが、自分の立場や世間の注目が彼に集まってしまうことを危惧して、その恋心を内に秘めていた。 ところがある日の帰宅時、桐島の車の中で彼にキスをされたことにより、絢乃は彼の自分への秘めた想いに気づいてしまう──。 初恋に揺れ動くキュートなお嬢さま会長と、年上ポンコツ秘書との身分の差・境遇の格差を越えたラブストーリー。
プレゼント
クリスマスの夜。 一人暮らしのマンションにやってきたのは、 『忘れ物』を届けに来たと言うイヤミな同僚でした。
手紙の架け橋
*「BL」ではありませんが「BL風味」ではあります。 「手紙、届けるよ。何でも頼んで!」  手紙の配達請負を始めた男子高校生。  ──この手で触れる「メッセージ」を届けたい。
毒素擬人化小説《ウミヘビのスープ》
 西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』がもたらす不治の病、『珊瑚症』に蝕まれていた。  罹患した者はステージの進行と共に異形となり凶暴化し、生物災害【バイオハザード】を各地で引き起こす。  災害を鎮める切り札は毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。  彼らはニコチンやタリウム、塩素など、一人につき一つの毒素を持つ。  医師モーズは、その《ウミヘビ》を管理する研究所に奇縁によって入所する事となった。  彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り、生物災害鎮圧及び寄生菌の治療薬を探究することになる。  これはモーズが、治療薬『テリアカ』を作るまでの物語である。  ……そして個性豊か過ぎるウミヘビと、同僚となる癖の強いクスシに振り回される物語でもある。 ※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります ※研究所に所属している《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます ※この小説は国家資格である『毒劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。 参考文献 松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集 船山信次  史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり 齋藤勝裕  毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで 鈴木勉   毒と薬 (大人のための図鑑) 特別展「毒」 公式図録 ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科 その他広辞苑、Wikipediaなど
No cover image
突然故郷を奪われた少女・灰白が復讐を誓い仇の国・風月の城に潜む話。故郷を奪われた少女・灰白は避難の果てに辿り着いた森の中で世捨て人のような青年・朽葉に出会い、故郷襲撃の話を聞く。そこで灰白は避難先であり故郷を襲撃した風月国へ、朽葉の知人である飲んだくれ無職・縹の助力により風月国の城に叔父と姪の関係を偽り潜伏する。しかし風月国には主はおらず第三公子・珊瑚だけがいた。こうして城の留守を預かる官吏・群青や世話係の少女・紫暗と共に風月王と第二公子の帰還を待つことになり復讐を遂げようとするものの邪魔が入る。灰白は顔面に大きな傷を負い目の前で大切な人を失う。(〜47話までのあらすじ) なんちゃってアジアンテイストでテクノロジーもごっちゃごちゃ。ルビはガチの読みだったり意味が同じものだったり。
ロウとルグレン
辺境領の騎士団で働くローレンスと騎士見習いのルグレンは幼馴染。ルグレンはずっとローレンスが好きなのに、彼はちっとも気づかない。鈍感な騎士に自分の想いを気づいてもらうにはどうしたらいいのか・・・・ ※別媒体で書いている『騎士と王冠』シリーズの外伝だけを抜き出しました
I'm Here
ゲームオタクの社会人、氷室有葉と、イケメンだけど色々問題を抱えた大学生、山城駆の突然の同居から始まるゆっくりラブストーリー。 表紙イラスト:たこすけさん ◆登場人物  ・氷室 有葉(ひむろ あるは):25才の社会人。コンピューターゲームに限らずゲームオタク。キャラ名がアルファ  ・山城 駆(やましろ かける):22才学生。有葉とはMMORPG『ファンタスティッククエストⅢ』(略してFQⅢ)で知り合う。現在留年中。キャラ名がラン  ・柳田 渚(やなぎだ なぎさ):有葉の幼馴染で親友、社会人  ・内海 陽大(うつみ はると):駆の大学での友人  ・山城 匠(やましろ たくみ):駆の3つ年上の兄、キャリア警察官
月光聖女~月の乙女は半身を求める~
マテアは月光界で月光母神に仕える者として、仲間の乙女たちと平和に暮らしていた。 月誕祭がくれば、両思いの青年ラヤと結ばれることになっている。仲間たちからお似合いと褒めそやされ、その日の訪れを待ち望みながらも、内心では自分がラヤにふさわしいか悩んでいたマテアは、ある乙女の知恵を借りて地上界へと降り、そこで出会った男に大切なリアフを奪われてしまう。 混乱して月光界へ逃げ帰ったマテアだったが、リアフなしでは駄目だと思い知っただけだった。あの男からリアフを取り戻すのだと固く決意して、再び地上界へ降りることを決めたマテアに、月光母は彼女を待ち受ける残酷な未来の光景を見せる。 それでもマテアの決意は変わらなかった。リアフがなければ、自分には破滅の未来しかない。 地上界のことを何一つ知らないマテアは、地上へ降りて早々に奴隷商人のキャラバンに囚われる。そこでマテアは初めて知ることになる。やわらかな月光によって生きる月光界人にとって、地上の太陽は熱すぎる、全身を焼き焦がすものであると。 言葉が通じず、地上人の体熱すらも彼女の体を傷つける――愕然となるマテア。奴隷として彼女が売買された相手は、しかしあの男だった。 男――レンジュは奴隷商人のキャラバンにいる彼女を見て驚く。彼女こそ、一目見た瞬間から忘れることのできなかった女性だった。 「リアフを返して! この盗人!」 マテアは激怒し、レンジュにくってかかる。しかし月光界の言葉は地上人には通じない。 「愛してくれなくていい。ただ、そばにいてくれ。俺の命が尽きるまで」 レンジュは彼女のために生きることを決める。 やがてマテアは、レンジュを殺さなくてはリアフを取り戻せないことを知る。
【完結】婚約破棄×お見合い=一目惚れ!?
とある学園の卒業パーティーで、私――エリカ・レームクールは、婚約者である第一王子ダニエル殿下に 「エリカ、きみとの婚約破棄を宣言する!」  と、言われた。彼の隣にはアデーレ・ボルク男爵令嬢がいて、勝ち誇ったような表情を浮かべていた。 「かしこまりました、お幸せに!」  私の祝福の言葉は、彼らにとってとても意外なものだったらしい。  ありがとう、アデーレ・ボルク男爵令嬢。この人の心を奪ってくれて!  毎年一回は浮気相手といちゃいちゃしているところを見せつける男性なんて、私は必要としていませんので!  笑顔でそう言うと、アデーレがわなわなと震えていたのが見えた。  とりあえず、婚約破棄イベントは終わったのだから、次の婚約者を探さないとね。今度は浮気をしない、一途な人が良いわ。  ――そう考えていたら、お父さまに紹介された男性がなんと私の好みにぴったり当てはまっていて、一目惚れをしてしまった。  さらには、彼も私のことを一目見て気になっていたようで……?  あれ? もしかして、私……幸せになれるんじゃないの? ※他投稿サイトにも掲載しています。
将を射んとする者はまず馬を射よ
※作品中にBL表現がございますが作品自体はNLになります。 ※現在2話までしか執筆しておりません 明日には2話目は投稿されますがそれ以降は執筆したら投稿という形になると思います。
MOONLiT
絵描きの青年が不思議な少女と出会うほのぼのファンタジー。
誰もが振り返る美しい容姿を持つ姫野 愛茉(ひめの えま)は、常に“本当の自分”を隠して生きていた。 そして“理想の自分”を“本当の自分”にするため地元を離れた大学に進学し、初めて参加した合コンで浅尾 桔平(あさお きっぺい)と出会う。 目つきが鋭くぶっきらぼうではあるものの、不思議な魅力を持つ桔平に惹かれていく愛茉。桔平も愛茉を気に入り2人は急接近するが、愛茉は常に「嫌われるのでは」と不安を抱えていた。 「明確な理由がないと、不安?」 真っ直ぐな桔平の言葉のひとつひとつに揺さぶられる愛茉。 それなのに素直に受け入れられなくて…… 内面にコンプレックスを抱える面倒な女&独特な感性を持つクセ強男の甘くピュアなラブストーリー♡ ※本作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
舞台は関西のとある町。 知人の紹介で出会った人と結婚した美咲は、同級生女子が親戚になったことを知る。 彼女の影響もあって久しぶりに参加した中学の同窓会で、美咲は会いたかった人たちと再会する。 そして、彼らと親しく過ごすうちに、眠っていたものが再び動き出して──。 ※Einsatz(アインザッツ)=音の出だし ※恋愛要素は薄いです 【執筆期間:2022/5/19~2022/11/13】
同棲していた恋人からの束縛に耐えられず、別れを決意して部屋を飛び出した莉帆。 友人と参加したヨーロッパのツアーで同年代のイケメン独身男性2人と出会う。 莉帆は彼らに恋をするつもりはなく、傷が残っているのでそんな気にもなれず、あまり深いことは聞かなかったけれど、帰国後のある日、とある事件がきっかけで彼らのことを知ってしまう。 そして、2人からほぼ同時に告白されてしまい──。 【執筆期間:2023/7/19~12/13】
美晴は、同級生の快晴とおでかけを繰り返していた。ただ関係性がわからずに不安になる日々。幼なじみというラベルに、モヤモヤとしながら二人でスノーファンタジーを見に行くことになった。 快晴の言いかけた言葉を気にしながらも、二人は中々会えなくなり……
知り合ってから20ヶ月。紆余曲折を経て無事にゴールインした篠沢絢乃・貢夫妻。今日はそんな二人の結婚式&結婚披露パーティー! 絢乃が会長を務める大財閥〈篠沢グループ〉の中枢・篠沢商事の社員、絢乃の親友たち、二人の親族……。たくさんの人たちが、8歳差の年の差カップルの結婚をお祝いに来てくれた。 パーティーの最中、スイーツ好きの絢乃には新たな夢ができた。コーヒー好きが高じて一時はバリスタを目指していた夫の貢と、自作のスイーツを提供するカフェを開くことだ。 これまでは経営のことしか考えていなかったけれど、会長は名誉職。だから将来的にはパティシエールになる勉強を本格的に始めよう――。最愛の人に背中を押してもらった彼女はそう決意した。 結婚披露パーティーが終わり、二人は四泊五日の新婚旅行へ。行先は海外ではなく、兵庫県の神戸・淡路島方面。 彼女たちはそこで、一年前に出張で訊ねた神戸支社の川元支社長と再会。 旅先では仕事のことを忘れ、毎日イチャイチャする二人なのだった……。 ※※エッチなシーンが登場するエピソードには「♡」マークをつけてます。※※
入学初日の失態を図書委員の九十九《つくも》に助けられた汐里《しおり》は、それから足繁く図書室に通いつめる。でもこんなに淡く静かなもの、恋でもなんでもないでしょう? 恋とはどんなものかに迫る恋愛小説。
番の習性がある獣人と契約婚をしていた鈴音(すずね)は、ある日離婚を申し渡される。番が現れたから離婚。予定通りである。しかし、そのまま叩き出されるには問題がある。旦那様、ちゃんと払うもん払ってください! そういったら現れたのは旦那様ではなく、強面の弁護士で。よし、搾れるだけ絞ってやる!と闘志に燃える鈴音と猫の話。※元鞘なし。
【偏愛・執愛・歪な愛情】がテーマの作品です。 ◆◆◆ 小さな頃から幼なじみの蓮と茉莉。 お互いがお互いにとって誰よりも大切な存在で、この関係は何者にも邪魔されることなく一生続くものだと思っていた。 それが全て勘違いだったと気付いた時、その恋情は歪なものへと姿を変えてゆく──。
大財閥〈篠沢(しのざわ)グループ〉の先代会長だった父の急死を機に、17歳でその後継者となった一人娘の絢乃(あやの)。 そんな彼女を献身的に支えるのは、8歳年上の秘書・桐島(きりしま)貢(みつぐ)。彼は自身をパワハラから救ってくれた絢乃に好意を抱いていて、その恩返しに秘書となったのだった。 絢乃もまた桐島に初めての恋をしていたが、自分の立場や世間の注目が彼に集まってしまうことを危惧して、その恋心を内に秘めていた。 ところがある日の帰宅時、桐島の車の中で彼にキスをされたことにより、絢乃は彼の自分への秘めた想いに気づいてしまう──。 初恋に揺れ動くキュートなお嬢さま会長と、年上ポンコツ秘書との身分の差・境遇の格差を越えたラブストーリー。
クリスマスの夜。 一人暮らしのマンションにやってきたのは、 『忘れ物』を届けに来たと言うイヤミな同僚でした。
*「BL」ではありませんが「BL風味」ではあります。 「手紙、届けるよ。何でも頼んで!」  手紙の配達請負を始めた男子高校生。  ──この手で触れる「メッセージ」を届けたい。
 西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』がもたらす不治の病、『珊瑚症』に蝕まれていた。  罹患した者はステージの進行と共に異形となり凶暴化し、生物災害【バイオハザード】を各地で引き起こす。  災害を鎮める切り札は毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。  彼らはニコチンやタリウム、塩素など、一人につき一つの毒素を持つ。  医師モーズは、その《ウミヘビ》を管理する研究所に奇縁によって入所する事となった。  彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り、生物災害鎮圧及び寄生菌の治療薬を探究することになる。  これはモーズが、治療薬『テリアカ』を作るまでの物語である。  ……そして個性豊か過ぎるウミヘビと、同僚となる癖の強いクスシに振り回される物語でもある。 ※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります ※研究所に所属している《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます ※この小説は国家資格である『毒劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。 参考文献 松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集 船山信次  史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり 齋藤勝裕  毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで 鈴木勉   毒と薬 (大人のための図鑑) 特別展「毒」 公式図録 ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科 その他広辞苑、Wikipediaなど
突然故郷を奪われた少女・灰白が復讐を誓い仇の国・風月の城に潜む話。故郷を奪われた少女・灰白は避難の果てに辿り着いた森の中で世捨て人のような青年・朽葉に出会い、故郷襲撃の話を聞く。そこで灰白は避難先であり故郷を襲撃した風月国へ、朽葉の知人である飲んだくれ無職・縹の助力により風月国の城に叔父と姪の関係を偽り潜伏する。しかし風月国には主はおらず第三公子・珊瑚だけがいた。こうして城の留守を預かる官吏・群青や世話係の少女・紫暗と共に風月王と第二公子の帰還を待つことになり復讐を遂げようとするものの邪魔が入る。灰白は顔面に大きな傷を負い目の前で大切な人を失う。(〜47話までのあらすじ) なんちゃってアジアンテイストでテクノロジーもごっちゃごちゃ。ルビはガチの読みだったり意味が同じものだったり。
辺境領の騎士団で働くローレンスと騎士見習いのルグレンは幼馴染。ルグレンはずっとローレンスが好きなのに、彼はちっとも気づかない。鈍感な騎士に自分の想いを気づいてもらうにはどうしたらいいのか・・・・ ※別媒体で書いている『騎士と王冠』シリーズの外伝だけを抜き出しました
ゲームオタクの社会人、氷室有葉と、イケメンだけど色々問題を抱えた大学生、山城駆の突然の同居から始まるゆっくりラブストーリー。 表紙イラスト:たこすけさん ◆登場人物  ・氷室 有葉(ひむろ あるは):25才の社会人。コンピューターゲームに限らずゲームオタク。キャラ名がアルファ  ・山城 駆(やましろ かける):22才学生。有葉とはMMORPG『ファンタスティッククエストⅢ』(略してFQⅢ)で知り合う。現在留年中。キャラ名がラン  ・柳田 渚(やなぎだ なぎさ):有葉の幼馴染で親友、社会人  ・内海 陽大(うつみ はると):駆の大学での友人  ・山城 匠(やましろ たくみ):駆の3つ年上の兄、キャリア警察官
マテアは月光界で月光母神に仕える者として、仲間の乙女たちと平和に暮らしていた。 月誕祭がくれば、両思いの青年ラヤと結ばれることになっている。仲間たちからお似合いと褒めそやされ、その日の訪れを待ち望みながらも、内心では自分がラヤにふさわしいか悩んでいたマテアは、ある乙女の知恵を借りて地上界へと降り、そこで出会った男に大切なリアフを奪われてしまう。 混乱して月光界へ逃げ帰ったマテアだったが、リアフなしでは駄目だと思い知っただけだった。あの男からリアフを取り戻すのだと固く決意して、再び地上界へ降りることを決めたマテアに、月光母は彼女を待ち受ける残酷な未来の光景を見せる。 それでもマテアの決意は変わらなかった。リアフがなければ、自分には破滅の未来しかない。 地上界のことを何一つ知らないマテアは、地上へ降りて早々に奴隷商人のキャラバンに囚われる。そこでマテアは初めて知ることになる。やわらかな月光によって生きる月光界人にとって、地上の太陽は熱すぎる、全身を焼き焦がすものであると。 言葉が通じず、地上人の体熱すらも彼女の体を傷つける――愕然となるマテア。奴隷として彼女が売買された相手は、しかしあの男だった。 男――レンジュは奴隷商人のキャラバンにいる彼女を見て驚く。彼女こそ、一目見た瞬間から忘れることのできなかった女性だった。 「リアフを返して! この盗人!」 マテアは激怒し、レンジュにくってかかる。しかし月光界の言葉は地上人には通じない。 「愛してくれなくていい。ただ、そばにいてくれ。俺の命が尽きるまで」 レンジュは彼女のために生きることを決める。 やがてマテアは、レンジュを殺さなくてはリアフを取り戻せないことを知る。
とある学園の卒業パーティーで、私――エリカ・レームクールは、婚約者である第一王子ダニエル殿下に 「エリカ、きみとの婚約破棄を宣言する!」  と、言われた。彼の隣にはアデーレ・ボルク男爵令嬢がいて、勝ち誇ったような表情を浮かべていた。 「かしこまりました、お幸せに!」  私の祝福の言葉は、彼らにとってとても意外なものだったらしい。  ありがとう、アデーレ・ボルク男爵令嬢。この人の心を奪ってくれて!  毎年一回は浮気相手といちゃいちゃしているところを見せつける男性なんて、私は必要としていませんので!  笑顔でそう言うと、アデーレがわなわなと震えていたのが見えた。  とりあえず、婚約破棄イベントは終わったのだから、次の婚約者を探さないとね。今度は浮気をしない、一途な人が良いわ。  ――そう考えていたら、お父さまに紹介された男性がなんと私の好みにぴったり当てはまっていて、一目惚れをしてしまった。  さらには、彼も私のことを一目見て気になっていたようで……?  あれ? もしかして、私……幸せになれるんじゃないの? ※他投稿サイトにも掲載しています。
※作品中にBL表現がございますが作品自体はNLになります。 ※現在2話までしか執筆しておりません 明日には2話目は投稿されますがそれ以降は執筆したら投稿という形になると思います。
絵描きの青年が不思議な少女と出会うほのぼのファンタジー。