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最終更新: 2025年07月16日 05時05分
![]() お試しの方は、いきなり第四話を読むのがオススメです。
お気に召しましたら前後関係もご確認いただければと思います。
※ ※ ※
ありふれた世界。ありふれた国。ありふれた街。
舞台なんざそれで沢山だ。
なんせ今から始まるのは、掃いて捨ててもなお余る、どこに出しても恥ずかしい全くの無駄話だからね。
ただ息をするために息をして、食って暴れて糞垂れて、女を抱いて男を漁り、勝手に野垂れ死ぬ連中の虫けらじみた冒険譚。
そんな奴らの行く末をいちいち気に病むことはない。
……とは言え、うっかり手が滑っちまう日もあるさ。察しとくれ。
※ ※ ※
※大人のR18短編小説祭 男性向け部門 応募予定。
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![]() 少し昔の日本が舞台。妖や式神が日常的にいるこの国に、人間に危害を加える妖を祓い、封じる人々の集団「星の宮」という組織があった。筆頭の男の下には5人の重役がいる。ある日の未明、人ではない何かに組織の人間が襲われる事件が起きる。重役の1人、二宮龍臣は、もう1人の重役である、一宮一乃と協力して、事件を解決してほしいと任務を言い渡される。一宮一乃は幼少の頃より、術も使えない無能な少女。こんな人間となぜ、協力して任務を務めなければいけないのか……龍臣は気が乗らない。そんな中、「星の宮」の宝物庫にあった鏡がなくなる事件が起きて……? 人と人との想いが交わり怪異を解決していく和風ファンタジーです。
全5章で完結です(8/31投稿で完結)。
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![]() 日本人カグヤは異世界で暗殺の危機に見舞われた。瘴気災害『邪神の息吹』に苦しむウルヴァルゼ帝国へ双子の妹テルサと共に召喚されたものの、魔力鑑定で『聖女』と認定されたテルサに対し、カグヤの魔力は皆無とされた。以前からカグヤを危険視していたテルサは、彼女の暗殺を栄耀教会に依頼、かくして聖騎士団が差し向けられたのだった。
しかし、絶体絶命の窮地でカグヤの秘めたる力が解放。突如として彼女は地下の冥獄墓所へ転移し、更に葬られていた騎士をヴァンパイアとして意図せず復活させてしまった。
「だれ、だ……きみ、は……?」
「わ、私、は……カグヤ、です……」
二人は協力の末、栄耀教会の追撃から逃れ、魔術師一族フェンデリン家に秘密裏に保護された。
瘴気を浄化できる光の極大魔力『旭日』を宿すテルサに『邪神の息吹』を鎮めさせ、帝国社会の覇権を握らんとするラモン教皇と栄耀教会。その脅威に対抗するためにフェンデリン家はカグヤを保護した。この世界で生きていくため、ダスクとフェンデリン家の助力の下、カグヤは自らの力の解明と練磨に乗り出す。
「この『望月』を以て『邪神の息吹』を終わらせ、人々を救済することこそ、この身に課せられた使命だと」
暗所でのみ解放される闇の極大魔力『望月』──時間や空間、重力を操作し、死者をアンデッド化させ、更には瘴気を吸収し尽くして『邪神の息吹』を鎮める事すら可能なその力で、カグヤは『闇の聖女』として活動することを決意。
そんなカグヤの前に立ち塞がるのは、瘴気満ちる地に蠢く変異魔物やアンデッドの大群。戦闘は不得手な彼女に代わって、ヴァンパイア最強格のダスクがそれらの脅威を排除していく。
しかし、事態は順調には進まない。魔境に君臨する史上最強の魔物、カグヤを脅威と見做して暗殺を目論むテルサと栄耀教会、そして発生する予想外の事態──カグヤたちはその全てを乗り越え、救済の使命を完遂できるのか?
『闇の聖女』カグヤと『光の聖女』テルサ。
深い因縁で結ばれた双子を軸に巻き起こる闘争と謀略、絡み合う人々の思惑、そして大いなる波乱を呼ぶ壮大なストーリー。
運命に選ばれし真の『聖女』は果たしてどちらか──。
他サイトで先行掲載中。
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爆死勇者~魔王討伐のために全財産はたいて引いたガチャで出てきた勇者はやる気ゼロのクズでしたがそれでも私たちは世界を救います~
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クリームチーズ天野
ライトノベル
超短編小説
R-15作品
異世界ファンタジー
ライト
西洋風
初投稿
女主人公
全27話
/
74858文字
全財産で引いた勇者ガチャは大爆死! 出てきたのは「ダル……」が口癖のクズ勇者! 熱血白魔導士レリィが率いる、やる気ゼロのポンコツパーティ。なのに、こいつらの実力……は……!? 笑いと絆(?)の魔王討伐珍道中、開幕!!!【毎週水・金・日更新】
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★ガチャで引いた勇者は爆死案件でしたが、私たちは世界を救います!!!!!★
【ギャグ×成長!?ぽんこつパーティの魔王討伐珍道中】
年々増す魔王の脅威。
そんな世界を救うため、私、白魔導士レリィ・アーネストが集めたたぶん最強の……いや、絶対最強の仲間たち。
でも……。
私以外、全員やる気が無さすぎる!
そんなパーティを導く”勇者”を求め、私の全財産ぶっこんで回した勇者召喚ガチャ。
出てきたのは→→
「は?勇者……?意味わかんね……。寝る……」
爆死!これまたド級のやる気なしクズ勇者!!!
でも、彼の実力は――!?
(私以外)全員やる気なしのぽんこつパーティですが!
私たちは!魔王倒して世界救います!!
ハイっ、それでは皆さん!!ついてきてください!!!
「いや、無理だろ…。てかそれ、俺に関係ある……?」
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![]() 昭和初期、日本統治下の台湾山岳地帯にすむ架空の先住民〈レンカイ族〉の頭目の娘ティリと、彼女の兄ナハムの親友で、孤独な日々を送っていた青年マナンドの恋物語。
ナハムに聞かされた話だけで、ティリへの想いを拗らせて、夜な夜な妄想に励んでいたマナンド。
彼女と初めて会った時、お互い好意を抱くものの、ナハムに唆されたマナンドはある日の夜、ティリをさらってしまう。
私があんたを幸せにしてあげるから、ずっと私を愛しなさい。
姉御肌のティリ(18歳)と忠犬のように彼女に寄り添うマナンド(22歳童貞)のあれやこれやの物語。
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![]() 心の風穴を埋める代わりに、硬い金属で覆い尽くす。
それは果たして、優しさなのか?
16歳の少女、藤沢マナは未知の世界へと降り立った。マナが駆使するのは、モノを喚び出す異能力。竜に襲われ、ならず者に絡まれ、そして一人の魔法使いと出会う。
世間知らずな18歳の女魔法使い・ユリアムと共に、マナは「巨大な生き物」を探し旅に出る。その身に背負った、使命のために……。
そしてたどり着いた廃墟の街。少女二人に殺意の視線が刺さる時、マナの「力」が顕現する!
見よ、灰銀の究極兵器。
感じよ、少女たちの魂の共鳴。
今ここに、時空を超えた巨大決死戦(ギガンティック・デス・バトル)が幕を開ける!
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![]() 緑の眼を持つ者は嫉妬深く、紅い髪は厄災の火種となる魔女の証
そう言われ続けまわりに総スカン食らって社交界に居場所のない私は、父伯爵が亡くなった後、領地を守って貴族社会でやっていく自信がなくて、貴族令嬢を止めました!
爵位を返上し、領地を王領地として返還。
そしたら、考えてみれば当たり前のことですが、婚約破棄されました。
私を貶む人のいない隣国で、平和に暮らしていく⋯⋯行くはずが、なぜか平民になったはずなのに貴族令嬢としての私を追い掛けてくる王国の人が!?
この物語は、筆者の世界観を基に書かれたフィクションです
現実世界と多少の価値観の違いはご容赦くださいませ
必ず複数回は目を通して確認しておりますが、完全ではないかと思われます
誤変換や脱字、誤用(意味の取り違えや明らかな間違った表現等)がございましたら容赦なくお知らせくださると感謝感激、都度修正させていただきます🙇
カクヨムにて先行公開中(ペンネーム違います)
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![]() 平安時代の初頭、日本から大唐帝国の長安へ仏法を求めて渡った二人の僧がいた。後に真言宗を開く空海と、天台宗を興す最澄である。共に厳格な戒律を守り、仏道に生きることを誓った彼らは、長安の青龍寺で密教の奥義を学ぶべく、日々経典と向き合っていた。だが、長安の都は華やかで淫靡な空気に満ち、絹の衣擦れの音、汗と香油が混じる匂い、路地裏から漏れる喘ぎ声が、修行者の心を揺さぶった。彼らに同行したのは、貴族の阿倍仲麻呂。かつて遣唐使として唐に渡り、長安に留まっていた彼は、おっちょこちょいで知られ、朝廷からさし下された|金子《きんす》を女と酒に浪費する癖があった。歯が欠けていないダンディーな顔立ちと、貴族らしい色香で、遊郭では名の知れた存在だった。
ある日、空海と最澄は青龍寺での修行を終え、長安の市場を歩いていた。空海は32歳、最澄は38歳、阿倍仲麻呂は60歳を超えていたが、精力だけは衰えていなかった。空海と最澄は修行者としての威厳を保ちつつも、長旅の疲れと異国の淫らな空気に心が緩み、股間が疼き始めていた。阿倍仲麻呂はすでに目をギラつかせ、袴の下で陰茎が硬くなっていた。
市場は喧騒に溢れ、香辛料の匂いと女たちの吐息が混じり合っていた。街路の椅子に腰掛け涼んでいたのは、漢族の美女、|翠蓮《すいれん》と|玉梅《ぎょくばい》だった。彼女たちは|旗袍《チーパオ》(チャイナドレス)をまとい、深いスリットから白いふくよかな太腿が露わに覗き、赤や緑の布地が汗で肌に張り付いていた。下着を着けていない彼女らの秘部が、スリットが開くたびに濡れた花弁のように見え隠れし、愛液の滴が太腿を伝った。
|翠蓮《すいれん》は扇子を優雅に振って秘部を隠しつつ、色っぽい視線を投げ、|玉梅《ぎょくばい》は扇子で口元を覆いながら、艶やかな笑みで誘った。通りを歩く空海は彼女らの秘部に目を奪われ、陰茎が袴を押し上げた。最澄は顔を赤らめ、「南無阿弥陀仏」と呟きつつ、視線を秘部から離せず、股間が熱くなった。阿倍仲麻呂は「なんたる絶景じゃ!」と叫び、陰茎を握りしごきそうになるほど興奮した。
空海は「最澄よ、これは密教の試練だ、心を制する修行の一環だ」と呟きつつ、秘部の濡れた光景に喉が鳴った。心の中で「誘惑を観察し、心を制する試みだ」と自己正当化が始まったが、陰茎が疼いて我慢できなくなった。最澄は「空海、我らは戒律を守る身だ、目を逸らせ」と言いながら、股間を押さえ、愛液の香りに鼻を震わせた。「唐の文化を理解する一環だ」と言い訳を重ね、動揺が声に滲んだ。
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お試しの方は、いきなり第四話を読むのがオススメです。
お気に召しましたら前後関係もご確認いただければと思います。
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ありふれた世界。ありふれた国。ありふれた街。
舞台なんざそれで沢山だ。
なんせ今から始まるのは、掃いて捨ててもなお余る、どこに出しても恥ずかしい全くの無駄話だからね。
ただ息をするために息をして、食って暴れて糞垂れて、女を抱いて男を漁り、勝手に野垂れ死ぬ連中の虫けらじみた冒険譚。
そんな奴らの行く末をいちいち気に病むことはない。
……とは言え、うっかり手が滑っちまう日もあるさ。察しとくれ。
※ ※ ※
※大人のR18短編小説祭 男性向け部門 応募予定。
少し昔の日本が舞台。妖や式神が日常的にいるこの国に、人間に危害を加える妖を祓い、封じる人々の集団「星の宮」という組織があった。筆頭の男の下には5人の重役がいる。ある日の未明、人ではない何かに組織の人間が襲われる事件が起きる。重役の1人、二宮龍臣は、もう1人の重役である、一宮一乃と協力して、事件を解決してほしいと任務を言い渡される。一宮一乃は幼少の頃より、術も使えない無能な少女。こんな人間となぜ、協力して任務を務めなければいけないのか……龍臣は気が乗らない。そんな中、「星の宮」の宝物庫にあった鏡がなくなる事件が起きて……? 人と人との想いが交わり怪異を解決していく和風ファンタジーです。
全5章で完結です(8/31投稿で完結)。
日本人カグヤは異世界で暗殺の危機に見舞われた。瘴気災害『邪神の息吹』に苦しむウルヴァルゼ帝国へ双子の妹テルサと共に召喚されたものの、魔力鑑定で『聖女』と認定されたテルサに対し、カグヤの魔力は皆無とされた。以前からカグヤを危険視していたテルサは、彼女の暗殺を栄耀教会に依頼、かくして聖騎士団が差し向けられたのだった。
しかし、絶体絶命の窮地でカグヤの秘めたる力が解放。突如として彼女は地下の冥獄墓所へ転移し、更に葬られていた騎士をヴァンパイアとして意図せず復活させてしまった。
「だれ、だ……きみ、は……?」
「わ、私、は……カグヤ、です……」
二人は協力の末、栄耀教会の追撃から逃れ、魔術師一族フェンデリン家に秘密裏に保護された。
瘴気を浄化できる光の極大魔力『旭日』を宿すテルサに『邪神の息吹』を鎮めさせ、帝国社会の覇権を握らんとするラモン教皇と栄耀教会。その脅威に対抗するためにフェンデリン家はカグヤを保護した。この世界で生きていくため、ダスクとフェンデリン家の助力の下、カグヤは自らの力の解明と練磨に乗り出す。
「この『望月』を以て『邪神の息吹』を終わらせ、人々を救済することこそ、この身に課せられた使命だと」
暗所でのみ解放される闇の極大魔力『望月』──時間や空間、重力を操作し、死者をアンデッド化させ、更には瘴気を吸収し尽くして『邪神の息吹』を鎮める事すら可能なその力で、カグヤは『闇の聖女』として活動することを決意。
そんなカグヤの前に立ち塞がるのは、瘴気満ちる地に蠢く変異魔物やアンデッドの大群。戦闘は不得手な彼女に代わって、ヴァンパイア最強格のダスクがそれらの脅威を排除していく。
しかし、事態は順調には進まない。魔境に君臨する史上最強の魔物、カグヤを脅威と見做して暗殺を目論むテルサと栄耀教会、そして発生する予想外の事態──カグヤたちはその全てを乗り越え、救済の使命を完遂できるのか?
『闇の聖女』カグヤと『光の聖女』テルサ。
深い因縁で結ばれた双子を軸に巻き起こる闘争と謀略、絡み合う人々の思惑、そして大いなる波乱を呼ぶ壮大なストーリー。
運命に選ばれし真の『聖女』は果たしてどちらか──。
他サイトで先行掲載中。
全財産で引いた勇者ガチャは大爆死! 出てきたのは「ダル……」が口癖のクズ勇者! 熱血白魔導士レリィが率いる、やる気ゼロのポンコツパーティ。なのに、こいつらの実力……は……!? 笑いと絆(?)の魔王討伐珍道中、開幕!!!【毎週水・金・日更新】
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★ガチャで引いた勇者は爆死案件でしたが、私たちは世界を救います!!!!!★
【ギャグ×成長!?ぽんこつパーティの魔王討伐珍道中】
年々増す魔王の脅威。
そんな世界を救うため、私、白魔導士レリィ・アーネストが集めたたぶん最強の……いや、絶対最強の仲間たち。
でも……。
私以外、全員やる気が無さすぎる!
そんなパーティを導く”勇者”を求め、私の全財産ぶっこんで回した勇者召喚ガチャ。
出てきたのは→→
「は?勇者……?意味わかんね……。寝る……」
爆死!これまたド級のやる気なしクズ勇者!!!
でも、彼の実力は――!?
(私以外)全員やる気なしのぽんこつパーティですが!
私たちは!魔王倒して世界救います!!
ハイっ、それでは皆さん!!ついてきてください!!!
「いや、無理だろ…。てかそれ、俺に関係ある……?」
心の風穴を埋める代わりに、硬い金属で覆い尽くす。
それは果たして、優しさなのか?
16歳の少女、藤沢マナは未知の世界へと降り立った。マナが駆使するのは、モノを喚び出す異能力。竜に襲われ、ならず者に絡まれ、そして一人の魔法使いと出会う。
世間知らずな18歳の女魔法使い・ユリアムと共に、マナは「巨大な生き物」を探し旅に出る。その身に背負った、使命のために……。
そしてたどり着いた廃墟の街。少女二人に殺意の視線が刺さる時、マナの「力」が顕現する!
見よ、灰銀の究極兵器。
感じよ、少女たちの魂の共鳴。
今ここに、時空を超えた巨大決死戦(ギガンティック・デス・バトル)が幕を開ける!
緑の眼を持つ者は嫉妬深く、紅い髪は厄災の火種となる魔女の証
そう言われ続けまわりに総スカン食らって社交界に居場所のない私は、父伯爵が亡くなった後、領地を守って貴族社会でやっていく自信がなくて、貴族令嬢を止めました!
爵位を返上し、領地を王領地として返還。
そしたら、考えてみれば当たり前のことですが、婚約破棄されました。
私を貶む人のいない隣国で、平和に暮らしていく⋯⋯行くはずが、なぜか平民になったはずなのに貴族令嬢としての私を追い掛けてくる王国の人が!?
この物語は、筆者の世界観を基に書かれたフィクションです
現実世界と多少の価値観の違いはご容赦くださいませ
必ず複数回は目を通して確認しておりますが、完全ではないかと思われます
誤変換や脱字、誤用(意味の取り違えや明らかな間違った表現等)がございましたら容赦なくお知らせくださると感謝感激、都度修正させていただきます🙇
カクヨムにて先行公開中(ペンネーム違います)
18歳の誕生日を迎えた日本の少女・彩花は、アーティストとしてパリの「Liberté Runway」に招待され、「自由」をテーマに自己表現を求められる。悩んだ末、彼女は全裸でランウェイを歩き、性器ピアスや「ラビア・オープナー」を自ら装着して身体をキャンバスに変える大胆なパフォーマンスを決意。無修正で全世界に生配信される中、羞恥を乗り越え堂々と歩み、観客の拍手と議論を呼ぶ。視聴者数は1000万人を超え、クロード・ヴァレンティからアーティストとしての未来を約束され、商品化も実現。彩花は恐れを知らず、新たな一歩を踏み出す。
平安時代の初頭、日本から大唐帝国の長安へ仏法を求めて渡った二人の僧がいた。後に真言宗を開く空海と、天台宗を興す最澄である。共に厳格な戒律を守り、仏道に生きることを誓った彼らは、長安の青龍寺で密教の奥義を学ぶべく、日々経典と向き合っていた。だが、長安の都は華やかで淫靡な空気に満ち、絹の衣擦れの音、汗と香油が混じる匂い、路地裏から漏れる喘ぎ声が、修行者の心を揺さぶった。彼らに同行したのは、貴族の阿倍仲麻呂。かつて遣唐使として唐に渡り、長安に留まっていた彼は、おっちょこちょいで知られ、朝廷からさし下された|金子《きんす》を女と酒に浪費する癖があった。歯が欠けていないダンディーな顔立ちと、貴族らしい色香で、遊郭では名の知れた存在だった。
ある日、空海と最澄は青龍寺での修行を終え、長安の市場を歩いていた。空海は32歳、最澄は38歳、阿倍仲麻呂は60歳を超えていたが、精力だけは衰えていなかった。空海と最澄は修行者としての威厳を保ちつつも、長旅の疲れと異国の淫らな空気に心が緩み、股間が疼き始めていた。阿倍仲麻呂はすでに目をギラつかせ、袴の下で陰茎が硬くなっていた。
市場は喧騒に溢れ、香辛料の匂いと女たちの吐息が混じり合っていた。街路の椅子に腰掛け涼んでいたのは、漢族の美女、|翠蓮《すいれん》と|玉梅《ぎょくばい》だった。彼女たちは|旗袍《チーパオ》(チャイナドレス)をまとい、深いスリットから白いふくよかな太腿が露わに覗き、赤や緑の布地が汗で肌に張り付いていた。下着を着けていない彼女らの秘部が、スリットが開くたびに濡れた花弁のように見え隠れし、愛液の滴が太腿を伝った。
|翠蓮《すいれん》は扇子を優雅に振って秘部を隠しつつ、色っぽい視線を投げ、|玉梅《ぎょくばい》は扇子で口元を覆いながら、艶やかな笑みで誘った。通りを歩く空海は彼女らの秘部に目を奪われ、陰茎が袴を押し上げた。最澄は顔を赤らめ、「南無阿弥陀仏」と呟きつつ、視線を秘部から離せず、股間が熱くなった。阿倍仲麻呂は「なんたる絶景じゃ!」と叫び、陰茎を握りしごきそうになるほど興奮した。
空海は「最澄よ、これは密教の試練だ、心を制する修行の一環だ」と呟きつつ、秘部の濡れた光景に喉が鳴った。心の中で「誘惑を観察し、心を制する試みだ」と自己正当化が始まったが、陰茎が疼いて我慢できなくなった。最澄は「空海、我らは戒律を守る身だ、目を逸らせ」と言いながら、股間を押さえ、愛液の香りに鼻を震わせた。「唐の文化を理解する一環だ」と言い訳を重ね、動揺が声に滲んだ。
私立玉蘭女子学園高等学校、生徒会長・一条怜花。成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗、校内のだれもが認める完璧才女の彼女には、決して知られてはならない秘密があった。それは早朝、ほかの生徒が来ていない時間に生徒会室でこっそりお気に入りのBL同人誌を読むこと。今日もいつものように早朝の生徒会室にやってきた怜花。しかしなぜか、隠していたBL本がなくなっていた! そんな……わたしのBL誌は――わたしの聖典は、どこへ――。彼女の悲鳴を聞き、駆けつける三人の役員たち。はたして怜花は、無事彼女の聖典を取り戻すことができるのか?
純乃ハル(じゅんの はる)は現在高校三年生で十七歳だ。
ハルは春になると必ず起きる病がある。そう恋の病だ。
その度ごとに告白してフラれ続けている。
そんなある日、バッグをひったくられた。
その時、大学生で二十歳の遠流拓海(とおりゅう たくみ)が通りかかりかかる。そして、ひったくり犯を撃退しバッグを取り返した。
そんな拓海をみたハルは今までと何か違うものを感じ……。
★★★★★
《ソリスピア・小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラスにて連載》