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美代子と結婚するか、沙織と結婚するか。
昭太郎は人生の分岐路に立っていた。
昭太郎は無医村に生まれ、小学生時代をそこで過ごした。
無医村は何かと不便だ。医者にかかるためには遠く離れた町まで行かないといけない。
そこで、村人たちは病気にかかると、村の祈祷師の元を訪れ、怪しい呪術で病気を治してもらっていた。
昭太郎の家の向かいが、その祈祷師の家だった。
代々、その家系の娘には生まれながらに霊能力が宿っており、その力で祈祷を行い、病を治癒していた。
昭太郎は、その祈祷師の一人娘である、美代子と幼馴染であった。
沙織は、昭太郎の会社の上司から紹介されたお見合い相手。
昭太郎はどちらと結婚するのか。
【注意】こちらの作品よりも先に『僕は好きだった雪の妖精を抱きしめる』を読まれる事を推奨します
【あらすじ】
助けてもらったあの日から四年が経った。あの日のように雪が降る今日、私は家であなたの帰りを待つ
コミニュケーションを私に教えてくれた君が。一度他人に靡いた癖に、苦しかった自分を救ってくれた。好きでいてくれた君が大好き。そんな君……柊くんと一緒だから私は世界一幸せなんだ
そんな柊くんが隠していた謎の手紙をたまたま見つけてしまう。その手紙に書かれていた言葉を私は知って……
表紙:photoAC