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最終更新: 2025年12月09日 14時05分
僕達には、とってつけたような希望なんていらない。そこにあるのは、僕が選り好んで定住することのできた居場所だけ――。
流血に性的感情を抱く大学生の光基と、痛覚を感じられなくなった小説家の優は、二人でルームシェアをして暮らしている。二人の性質は誰にも知られず、また理解されることもない。世間に知られたら、きっと二人は同じ空気を吸うことさえできなくなってしまうだろう。しかし、互いは決して互いを身体的に傷つけることなどない。二人は互いの存在を認識し合うように、なんの変哲もない日々を過ごしている。
これは、誰にも共感されることのない、二人の物語。
※本作は、犯罪行為を助長する内容、自殺や自傷行為を幇助する内容、差別的な内容を含むものではありません。
高校から付き合ってる彼女がいる成戸くんに片思いしている、大学二回生の主人公。年齢とサークルと下宿先の最寄り駅が同じだが、趣味の話をSNSでする程度の関係だった。
ある夏の夜、『明日のサークルの打ち上げの時に少し話したい』とメッセージで伝える。彼からの返信は『早めに抜けるから帰りがけで良ければ』というものだった。
翌日の深夜。日付が変わった頃、二人で飲み会を抜けた帰り道で、ついに切り出そうとするが……
★『best before date』→賞味期限、食べ時
※フィクションです。実在の名称、場所、出来事とは関係ありません。一人称。
※加筆しました。話の展開は変わっていませんが、心情描写が増えてます(2025年2月)