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最終更新: 2026年04月11日 08時08分

厄咲く箱庭 〜 祟神と贄の花巫女
古の現世に存在したと伝わる別世。そこに生きる人族の者は、自然の神々を崇め、妖を畏れる暮らしと共に在った。  神を祀る社(やしろ)を司る一族に生まれ、特異な能を持つ人族の女は『尊巫女(みことみこ)』と呼ばれ、十八になると神族の住む地にゆくという因習があった。彼らの神力を借りる梯子(はしご)となるのが、彼女達の役目だ。神族と人族の混血である、その地を統べる其々の長に認められれば子孫繁栄の為の伴侶、否な場合は贄として一族に喰われ、力ごと吸収されるという至極、酷な契約だった。  そんな中、己の生気と引き換えに治癒を与える花を召喚し、自然界の萌芽促進もさせるという、尊巫女の中でも稀な異能を持って生まれた、アマリという少女がいた。人族に持て囃される反面、脅威として畏れられてもいた彼女は、近年、頻繁に起こっている災厄を鎮める為、残虐な禍神と忌み嫌われる妖厄神への贄に出される。  端から伴侶にはされないだろうと見越したものだったが、いずれにしろ彼を懐柔して弱体化させるのが目的だった。その企みを察した妖厄神は彼女を避け、喰う事もせず、とりあえず屋敷の離れに軟禁するという仕打ちをするが…… ※フィクションです。実在する名称、土地、出来事、伝承とは関係ありません。 ※PG12程度の性的、残酷表現がありますのでご注意下さい。該当タイトルに★有り。 ●完結しています。順次投稿していきます。(2026年4月)
暗闇を突っ切る勇気
私が選んだのは「突っ切る」ことだった。 怖くても進むしかなかった。 何も見えない暗闇の中、一歩を踏み出す勇気を描いた物語。 ・・・と言うほど大袈裟な話ではございません。
虚色の王
タイトルの読みは『きょしょくのおう』です。 常人離れした色彩感覚を持つ孤独な少女と、 色を見分けられない暗殺者の青年が、『虚色』を示す旅に出る和風冒険譚です。 周りから虐げられてきた哀れな少女が、最強の相棒とともに自らの手で運命を切り開き、 やがて王になります。 ◇◆◇◆以下あらすじ◇◆◇◆ 十五歳の少女、あぐりは義両親に虐げられ凄惨な生活を送っていた。 常人離れした色彩感覚を持つことから、ある日突如として次期『虚色の王』の候補である『色見(いろみ)』に選ばれてしまう。 色見となった際、財も特権も全てあぐりから奪おうと目論む義両親に絶望し、脱走を図る。 しかしすぐに追手に捕まり、自害しようとした瞬間、偶然出会った暗殺者の青年に助けられる。 祢墨(ねずみ)という名の青年はとある理由から虚色の王の元へ行かねばならず、あぐりを脅し同行することを強要する。 あぐりは祢墨と同行することに決めたが、その代わり虚色の王になれなかった場合自分を殺してほしいと祢墨に頼み、祢墨は聞き入れた。 かくして二人は国をも敵に回し、血濡れの道を歩きながら、己の信念のため虚色の王の元へ進むのだった。
天の栫~宵待ちの螢~
「いろはにほへと、ちりぬるを……」 白衣の巫女・篠が紡ぐ命語りは、奥山の闇に灯る祈りの灯。 奥山に現れた山伏が耳にしたのは、とある若僧の祈り記録―― 慈悲の臨界を越え、魂の深淵に触れしその語りは 救済の扉を開き得るや否や。
神の園のリヴァイブ
――違う違う!そうじゃない!  助かってほしかっただけなのにどうしてこうなる?  願っただけでどうしてこうなってしまうんだ!?  心臓の病で命を落とし、異世界に迷い込んでしまった男は、産声を上げない赤子に成り代わってしまった。  カムナビ国 蘇芳領  異世界にあるこの地に、災禍に巻き込まれた一人の妊婦が運び込まれた。  妊婦はその命を持って一人の赤子を出産するが、赤子は泣かず、周囲にいた誰もが懸命にその命を救おうとしていた。  その光景を、異世界からいつの間にか迷い込んできた一人の男が見ていた。  懸命な治療も虚しく命を落とした男は、目の前の光景に自分を重ね、必死に祈る。  しかし祈りに閉じた目を開いた次の瞬間、男の魂は産声を上げることなく産まれた赤子に宿ってしまう。  そして、男は桃と名付けられた。  罪悪感と後ろめたさを抱えながらも、いつしか十六になった桃は初陣に挑む試験として化け猪の討伐と調査を命じられる。  そしてそこで見たのは、世界に空いた奇妙な穴『次元穴』と、傍に落ちているスマホのような機械であった。    ――『次元穴』について知れば、自身の出生やこの世界に来た理由が分かるかもしれない。  異世界の物質であるスマホが落ちていたことからそう考えた桃は、より多くの任務を任せてもらえるよう、そして自分と仲間の命を守るために戦いに身を投じていく。    そして魔獣や妖怪、別の勢力の人間達との出会いと様々な思惑は、桃をより深く複雑な世界へと巻き込んでいく。    これは、再生と再出発、継承と祈りの物語。
神々の遠い記憶を継ぐ者
悪しきものたちと対峙するため、神祇官(じんぎかん)の新人・宵闇(よいやみ)は、自らに眠る能力の意味を探しながら成長の道を歩んでいく。 瘴気(しょうき)をその身に取り込み、封じることができる。仲間との絆を重ねながら、少女はやがて世界の理の深奥に触れていく。 Copyright©︎2025-まるねこ
蓮華 ― 迷いを越えて辿る場所 ―
小さな島国「泉翔国」は、荒廃する大陸・四国から何度も侵略を受け、その度に国力と人々の心を削られていた。そんな中、女神から十六歳の洗礼を受けた者の中から戦士を選ぶと神託が下る。以来、洗礼者の中から戦士たちが選ばれ、国を守る盾となっていく。 神託に従って生まれた戦士たちには、護りの三日月印と、その中でも選ばれし者に授けられる蓮華の印。それらはただ一つ、「護るために戦う」ことを使命とした証。 主人公・藤川麻乃(ふじかわあさの)もまた、蓮華の印を持つ者として育ち、仲間とともに防衛の最前線へと身を投じていく。 麻乃は「伝承の血筋」を持つ家系の末裔であり、その血筋は「鬼神」と呼ばれていた。麻乃本人はそんな重責を嫌い、ただ平穏な日常を望むも、次第に力の覚醒や周囲からの過剰な期待に巻き込まれていく。 戦線はやがて、ジャセンベル・ロマジェリカ・庸儀・ヘイトと大陸勢力も巻き込み、国際的な戦況へと展開。ロマジェリカの軍師による陰謀によって、大量動員と戦死を覚悟した出撃が強いられる中、麻乃は紅き華と呼ばれ、各勢力から思惑と期待を寄せられていく。 泉翔国を、大切な仲間を、そして自分自身の大切なものを守る意志と、悪意に歪められた現実との間で揺れ動きながらも、島国と大陸との大規模戦争の最前線へと向かっていく。最終的に麻乃が下した決断は――。
天の栫〜ワスレナソウ〜
ひとつの呪いが、町を祟り、少女を病に伏せさせた。 ――それは、恐れられたはずの呪いだった。 春の姫は、ひとりの修行僧に微笑みを遺した。 わたくしの呪いは、果して成就したのでしょうか―― 和歌の浦に咲く青い野草。名を与えられたその花は、忘却の中で祈りを宿し、やがて光を呼ぶ。
あやかし綺譚録
佳月を追い求める彰朱(しょうじゅ)が出逢う女たちの話。 ・鬼女 ・雪女 ・修羅 短編3部作です。
水底に光ともり神は巫女を愛する
BL/和風ファンタジー/阿澄は広大な屋敷で、一途に愛してくれる旦那様と幸せな日々を送っている。だが阿澄は過去の記憶が無いことを不安に思い、あることをきっかけに過去の自分に繋がる幻をみる。 何か隠しているらしい旦那様への不審を拭い去るために記憶を取り戻そうとする阿澄。その行動は、二人だけの幸せな箱庭を崩壊させることに繋がっていく――。 神(蛇神)×人(巫女)の強く想い合う愛情をドラマチックに描いた短編です。ハッピーエンドをお約束。※約14800字。多少の暴力表現あり。
蛇憑きの姫と仮初の契り
蛇憑きの姫。 そう呼ばれる久遠院家唯一の生き残りである雫。 彼女は満十五になる時に、蛇の妖(あやかし)によって殺される運命だった。 その運命を避けるには、夫を迎えること。 そうすれば、蛇はその夫を殺すことで姫は殺さないという。 だがそんな条件で夫に来てくれるものなどいるはずはない。 せめて蛇妖に対抗しようと、以前から仕えてくれている八次と共に諸国を巡った帰り。 雫の前に一人の男性が現れた。 如月と名乗ったその男は、妖を斬ることを専門とする妖切りで、咎人だった。 雫は、この男と仮初の夫婦となり、死を回避しようとするのだが――。 --------------------------------- 合計おそらく5~6時間程度で書いたものなので、お気軽にお読みください……。 ※カクヨムで公開済みの同名作品と同じものです。
巫女たちの関ケ原
神の元に巫女が支配する日本に、西日本から異教である仏教軍が攻め寄せ、京の都を落とし、伊勢神宮を奪った。 日本の象徴的な最高権力者である日本巫女も捕らえられた。 伊勢神宮奪還と日本巫女の救出のために、各国の国巫女たちは神軍を組織して仏教軍に立ち向かう。 信濃国巫女になったばかりの十七歳の諏訪凛香は、軍神の生まれ変わりと称されるたぐいまれな戦術能力で、仏教軍を打ち破っていった。
星の宮の妖祓い
少し昔の日本が舞台。妖や式神が日常的にいるこの国に、人間に危害を加える妖を祓い、封じる人々の集団「星の宮」という組織があった。筆頭の男の下には5人の重役がいる。ある日の未明、人ではない何かに組織の人間が襲われる事件が起きる。重役の1人、二宮龍臣は、もう1人の重役である、一宮一乃と協力して、事件を解決してほしいと任務を言い渡される。一宮一乃は幼少の頃より、術も使えない無能な少女。こんな人間となぜ、協力して任務を務めなければいけないのか……龍臣は気が乗らない。そんな中、「星の宮」の宝物庫にあった鏡がなくなる事件が起きて……? 人と人との想いが交わり怪異を解決していく和風ファンタジーです。  全5章で完結です(8/31投稿で完結)。
朽ちぬ花嫁
遠い昔。とある地方で、毎年、桜が散る頃になると発生する、謎の疫病が蔓延していた。悪くすると死に至る災厄で、村人が大勢亡くなった。 村外れの桜の大木に宿るという、万能の守り神。彼に厄を祓ってもらう引き換えに、心身共に清き若い娘を花嫁に差し出す、という儀式の大役を生まれながらに背負った、巫女の家系の少女。 十五の春。いよいよ迎えた“その”日に、幼い頃から慕い、信じてきた桜の守神への想いを語り…… ※史実(人身御供)資料を元にしたフィクションになります。 ※PG12程の残酷表現あり。一人称。
神に触れしは鎖の少女〜子どもの姿をした神様が、歩道橋から飛び降りようとしていました〜
登校中、歩道橋から飛び降りようとしていた子どもを引き留めた女子高生「藍果」。しかし、つかんだ手首に人肌の温もりはなく、藍果は彼が人間ではないことに気づいてしまう! 藍果が助けたその少年は、「しばらくは日没前に帰れ」と警告し、短刀を渡して姿を消した。藍果に襲いかかる化け物とは——!? ……過去にトラウマを持つ、「藍果」と「少年」。この二人が出会い、様々な相手と戦う中で、もう一度未来を手に入れる青春ホラーバトルアクション怪異譚です! 今後も2〜3話ずつ載せていきますので、続きが気になる!と思って下さった方は、是非ブックマーク🔖してお待ちください🙏さくしゃのモチベになります!
閻魔の憂鬱
閻魔のもとへ来た舎利弗は、身体の特定の箇所に「ホクロ」がある人間の魂について悩み、その経緯や背景を閻魔に訴えかける。 時代を超えて凄惨な悲劇を繰り返す、その「ホクロ」を持つ人間の醜き魂とは。 輪廻転生を繰り返す悲劇の因縁に、終わりは無いのか。
この度めでたく番が現れまして離婚しました。
番の習性がある獣人と契約婚をしていた鈴音(すずね)は、ある日離婚を申し渡される。番が現れたから離婚。予定通りである。しかし、そのまま叩き出されるには問題がある。旦那様、ちゃんと払うもん払ってください! そういったら現れたのは旦那様ではなく、強面の弁護士で。よし、搾れるだけ絞ってやる!と闘志に燃える鈴音と猫の話。※元鞘なし。
裏公務員の神様事件簿
20xx年、日本は謎の天変地異に悩まされていた。 相次ぐ河川の氾濫、季節を無視した気温の変化、突然大地が隆起し、建物は倒壊。 全ての基礎が壊れ、人々の生活は自給自足の時代──まるで、時代が巻き戻ってしまったかのような貧困生活を余儀なくされていた。 クビにならないと言われていた公務員をクビになり、謎の力に目覚めた主人公はある日突然神様に出会う。 「そなたといたら、何か面白いことがあるのか?」 自分への問いかけと思わず適当に答えたが、それよって依代に選ばれ、見たことも聞いたこともない陰陽師…現代の陰陽寮、秘匿された存在の【裏公務員】として仕事をする事になった。 「恋してちゅーすると言ったのは嘘か」 「勘弁してくれ」 そんな二人のバディが織りなす和風ファンタジー、陰陽師の世直し事件簿が始まる。 優しさと悲しさと、切なさと暖かさ…そして心の中に大切な何かが生まれる物語。 ※BLに見える表現がありますがBLではありません。 ※現在一話から改稿中。毎日近況ノートにご報告しておりますので是非また一話からご覧ください♪
戦乱の刃 誇る花々
時は戦乱の世。たけは仇討ちの為に鍛え、阿修羅の化身と恐れられた敵将に挑む。 敗北した娘は、命と引き換えに仲間を救って欲しいと願い出た。 「お前程の腕を失うのは世の損失だ。どうせならこの首、取ってみせよ」 刃と恋心が交差する恋愛ファンタジーが今、ひも解かれる。
世苦亡の宿(シリーズ)
ここは世苦亡の宿。行き方を知らなければ行くことのできない宿 ここの従業員は皆人外ばかり。この宿に囚われた、人外ばかり。 宿の人外たちはお客様の○○をもらい、お客様は癒しを得る。 この宿で、どんな人々が、どう過ごしているのか? 少し、のぞき見してみませんか? (カクヨム様の超短編、短編の再構築版です)
厄咲く箱庭 〜 祟神と贄の花巫女
厄咲く箱庭 〜 祟神と贄の花巫女 / 佐保彩里
古の現世に存在したと伝わる別世。そこに生きる人族の者は、自然の神々を崇め、妖を畏れる暮らしと共に在った。  神を祀る社(やしろ)を司る一族に生まれ、特異な能を持つ人族の女は『尊巫女(みことみこ)』と呼ばれ、十八になると神族の住む地にゆくという因習があった。彼らの神力を借りる梯子(はしご)となるのが、彼女達の役目だ。神族と人族の混血である、その地を統べる其々の長に認められれば子孫繁栄の為の伴侶、否な場合は贄として一族に喰われ、力ごと吸収されるという至極、酷な契約だった。  そんな中、己の生気と引き換えに治癒を与える花を召喚し、自然界の萌芽促進もさせるという、尊巫女の中でも稀な異能を持って生まれた、アマリという少女がいた。人族に持て囃される反面、脅威として畏れられてもいた彼女は、近年、頻繁に起こっている災厄を鎮める為、残虐な禍神と忌み嫌われる妖厄神への贄に出される。  端から伴侶にはされないだろうと見越したものだったが、いずれにしろ彼を懐柔して弱体化させるのが目的だった。その企みを察した妖厄神は彼女を避け、喰う事もせず、とりあえず屋敷の離れに軟禁するという仕打ちをするが…… ※フィクションです。実在する名称、土地、出来事、伝承とは関係ありません。 ※PG12程度の性的、残酷表現がありますのでご注意下さい。該当タイトルに★有り。 ●完結しています。順次投稿していきます。(2026年4月)
暗闇を突っ切る勇気
暗闇を突っ切る勇気 / 紀 聡似
私が選んだのは「突っ切る」ことだった。 怖くても進むしかなかった。 何も見えない暗闇の中、一歩を踏み出す勇気を描いた物語。 ・・・と言うほど大袈裟な話ではございません。
虚色の王
虚色の王 / 御米田よね
タイトルの読みは『きょしょくのおう』です。 常人離れした色彩感覚を持つ孤独な少女と、 色を見分けられない暗殺者の青年が、『虚色』を示す旅に出る和風冒険譚です。 周りから虐げられてきた哀れな少女が、最強の相棒とともに自らの手で運命を切り開き、 やがて王になります。 ◇◆◇◆以下あらすじ◇◆◇◆ 十五歳の少女、あぐりは義両親に虐げられ凄惨な生活を送っていた。 常人離れした色彩感覚を持つことから、ある日突如として次期『虚色の王』の候補である『色見(いろみ)』に選ばれてしまう。 色見となった際、財も特権も全てあぐりから奪おうと目論む義両親に絶望し、脱走を図る。 しかしすぐに追手に捕まり、自害しようとした瞬間、偶然出会った暗殺者の青年に助けられる。 祢墨(ねずみ)という名の青年はとある理由から虚色の王の元へ行かねばならず、あぐりを脅し同行することを強要する。 あぐりは祢墨と同行することに決めたが、その代わり虚色の王になれなかった場合自分を殺してほしいと祢墨に頼み、祢墨は聞き入れた。 かくして二人は国をも敵に回し、血濡れの道を歩きながら、己の信念のため虚色の王の元へ進むのだった。
天の栫~宵待ちの螢~
天の栫~宵待ちの螢~ / 熊掛鷹
「いろはにほへと、ちりぬるを……」 白衣の巫女・篠が紡ぐ命語りは、奥山の闇に灯る祈りの灯。 奥山に現れた山伏が耳にしたのは、とある若僧の祈り記録―― 慈悲の臨界を越え、魂の深淵に触れしその語りは 救済の扉を開き得るや否や。
神の園のリヴァイブ
神の園のリヴァイブ / くしむら ゆた
――違う違う!そうじゃない!  助かってほしかっただけなのにどうしてこうなる?  願っただけでどうしてこうなってしまうんだ!?  心臓の病で命を落とし、異世界に迷い込んでしまった男は、産声を上げない赤子に成り代わってしまった。  カムナビ国 蘇芳領  異世界にあるこの地に、災禍に巻き込まれた一人の妊婦が運び込まれた。  妊婦はその命を持って一人の赤子を出産するが、赤子は泣かず、周囲にいた誰もが懸命にその命を救おうとしていた。  その光景を、異世界からいつの間にか迷い込んできた一人の男が見ていた。  懸命な治療も虚しく命を落とした男は、目の前の光景に自分を重ね、必死に祈る。  しかし祈りに閉じた目を開いた次の瞬間、男の魂は産声を上げることなく産まれた赤子に宿ってしまう。  そして、男は桃と名付けられた。  罪悪感と後ろめたさを抱えながらも、いつしか十六になった桃は初陣に挑む試験として化け猪の討伐と調査を命じられる。  そしてそこで見たのは、世界に空いた奇妙な穴『次元穴』と、傍に落ちているスマホのような機械であった。    ――『次元穴』について知れば、自身の出生やこの世界に来た理由が分かるかもしれない。  異世界の物質であるスマホが落ちていたことからそう考えた桃は、より多くの任務を任せてもらえるよう、そして自分と仲間の命を守るために戦いに身を投じていく。    そして魔獣や妖怪、別の勢力の人間達との出会いと様々な思惑は、桃をより深く複雑な世界へと巻き込んでいく。    これは、再生と再出発、継承と祈りの物語。
神々の遠い記憶を継ぐ者
神々の遠い記憶を継ぐ者 / まるねこ
悪しきものたちと対峙するため、神祇官(じんぎかん)の新人・宵闇(よいやみ)は、自らに眠る能力の意味を探しながら成長の道を歩んでいく。 瘴気(しょうき)をその身に取り込み、封じることができる。仲間との絆を重ねながら、少女はやがて世界の理の深奥に触れていく。 Copyright©︎2025-まるねこ
蓮華 ― 迷いを越えて辿る場所 ―
蓮華 ― 迷いを越えて辿る場所 ― / 釜瑪秋摩
小さな島国「泉翔国」は、荒廃する大陸・四国から何度も侵略を受け、その度に国力と人々の心を削られていた。そんな中、女神から十六歳の洗礼を受けた者の中から戦士を選ぶと神託が下る。以来、洗礼者の中から戦士たちが選ばれ、国を守る盾となっていく。 神託に従って生まれた戦士たちには、護りの三日月印と、その中でも選ばれし者に授けられる蓮華の印。それらはただ一つ、「護るために戦う」ことを使命とした証。 主人公・藤川麻乃(ふじかわあさの)もまた、蓮華の印を持つ者として育ち、仲間とともに防衛の最前線へと身を投じていく。 麻乃は「伝承の血筋」を持つ家系の末裔であり、その血筋は「鬼神」と呼ばれていた。麻乃本人はそんな重責を嫌い、ただ平穏な日常を望むも、次第に力の覚醒や周囲からの過剰な期待に巻き込まれていく。 戦線はやがて、ジャセンベル・ロマジェリカ・庸儀・ヘイトと大陸勢力も巻き込み、国際的な戦況へと展開。ロマジェリカの軍師による陰謀によって、大量動員と戦死を覚悟した出撃が強いられる中、麻乃は紅き華と呼ばれ、各勢力から思惑と期待を寄せられていく。 泉翔国を、大切な仲間を、そして自分自身の大切なものを守る意志と、悪意に歪められた現実との間で揺れ動きながらも、島国と大陸との大規模戦争の最前線へと向かっていく。最終的に麻乃が下した決断は――。
天の栫〜ワスレナソウ〜
天の栫〜ワスレナソウ〜 / 熊掛鷹
ひとつの呪いが、町を祟り、少女を病に伏せさせた。 ――それは、恐れられたはずの呪いだった。 春の姫は、ひとりの修行僧に微笑みを遺した。 わたくしの呪いは、果して成就したのでしょうか―― 和歌の浦に咲く青い野草。名を与えられたその花は、忘却の中で祈りを宿し、やがて光を呼ぶ。
あやかし綺譚録
あやかし綺譚録 / 46(shiro)
佳月を追い求める彰朱(しょうじゅ)が出逢う女たちの話。 ・鬼女 ・雪女 ・修羅 短編3部作です。
水底に光ともり神は巫女を愛する
水底に光ともり神は巫女を愛する / ツジウチミサト
BL/和風ファンタジー/阿澄は広大な屋敷で、一途に愛してくれる旦那様と幸せな日々を送っている。だが阿澄は過去の記憶が無いことを不安に思い、あることをきっかけに過去の自分に繋がる幻をみる。 何か隠しているらしい旦那様への不審を拭い去るために記憶を取り戻そうとする阿澄。その行動は、二人だけの幸せな箱庭を崩壊させることに繋がっていく――。 神(蛇神)×人(巫女)の強く想い合う愛情をドラマチックに描いた短編です。ハッピーエンドをお約束。※約14800字。多少の暴力表現あり。
蛇憑きの姫と仮初の契り
蛇憑きの姫と仮初の契り / 和泉将樹
蛇憑きの姫。 そう呼ばれる久遠院家唯一の生き残りである雫。 彼女は満十五になる時に、蛇の妖(あやかし)によって殺される運命だった。 その運命を避けるには、夫を迎えること。 そうすれば、蛇はその夫を殺すことで姫は殺さないという。 だがそんな条件で夫に来てくれるものなどいるはずはない。 せめて蛇妖に対抗しようと、以前から仕えてくれている八次と共に諸国を巡った帰り。 雫の前に一人の男性が現れた。 如月と名乗ったその男は、妖を斬ることを専門とする妖切りで、咎人だった。 雫は、この男と仮初の夫婦となり、死を回避しようとするのだが――。 --------------------------------- 合計おそらく5~6時間程度で書いたものなので、お気軽にお読みください……。 ※カクヨムで公開済みの同名作品と同じものです。
巫女たちの関ケ原
巫女たちの関ケ原 / 結神景司
神の元に巫女が支配する日本に、西日本から異教である仏教軍が攻め寄せ、京の都を落とし、伊勢神宮を奪った。 日本の象徴的な最高権力者である日本巫女も捕らえられた。 伊勢神宮奪還と日本巫女の救出のために、各国の国巫女たちは神軍を組織して仏教軍に立ち向かう。 信濃国巫女になったばかりの十七歳の諏訪凛香は、軍神の生まれ変わりと称されるたぐいまれな戦術能力で、仏教軍を打ち破っていった。
星の宮の妖祓い
星の宮の妖祓い / 春伊
少し昔の日本が舞台。妖や式神が日常的にいるこの国に、人間に危害を加える妖を祓い、封じる人々の集団「星の宮」という組織があった。筆頭の男の下には5人の重役がいる。ある日の未明、人ではない何かに組織の人間が襲われる事件が起きる。重役の1人、二宮龍臣は、もう1人の重役である、一宮一乃と協力して、事件を解決してほしいと任務を言い渡される。一宮一乃は幼少の頃より、術も使えない無能な少女。こんな人間となぜ、協力して任務を務めなければいけないのか……龍臣は気が乗らない。そんな中、「星の宮」の宝物庫にあった鏡がなくなる事件が起きて……? 人と人との想いが交わり怪異を解決していく和風ファンタジーです。  全5章で完結です(8/31投稿で完結)。
朽ちぬ花嫁
朽ちぬ花嫁 / 佐保彩里
遠い昔。とある地方で、毎年、桜が散る頃になると発生する、謎の疫病が蔓延していた。悪くすると死に至る災厄で、村人が大勢亡くなった。 村外れの桜の大木に宿るという、万能の守り神。彼に厄を祓ってもらう引き換えに、心身共に清き若い娘を花嫁に差し出す、という儀式の大役を生まれながらに背負った、巫女の家系の少女。 十五の春。いよいよ迎えた“その”日に、幼い頃から慕い、信じてきた桜の守神への想いを語り…… ※史実(人身御供)資料を元にしたフィクションになります。 ※PG12程の残酷表現あり。一人称。
神に触れしは鎖の少女〜子どもの姿をした神様が、歩道橋から飛び降りようとしていました〜
神に触れしは鎖の少女〜子どもの姿をした神様が、歩道橋から飛び降りようとしていました〜 / 戸浦みなも
登校中、歩道橋から飛び降りようとしていた子どもを引き留めた女子高生「藍果」。しかし、つかんだ手首に人肌の温もりはなく、藍果は彼が人間ではないことに気づいてしまう! 藍果が助けたその少年は、「しばらくは日没前に帰れ」と警告し、短刀を渡して姿を消した。藍果に襲いかかる化け物とは——!? ……過去にトラウマを持つ、「藍果」と「少年」。この二人が出会い、様々な相手と戦う中で、もう一度未来を手に入れる青春ホラーバトルアクション怪異譚です! 今後も2〜3話ずつ載せていきますので、続きが気になる!と思って下さった方は、是非ブックマーク🔖してお待ちください🙏さくしゃのモチベになります!
閻魔の憂鬱
閻魔の憂鬱 / 紀 聡似
閻魔のもとへ来た舎利弗は、身体の特定の箇所に「ホクロ」がある人間の魂について悩み、その経緯や背景を閻魔に訴えかける。 時代を超えて凄惨な悲劇を繰り返す、その「ホクロ」を持つ人間の醜き魂とは。 輪廻転生を繰り返す悲劇の因縁に、終わりは無いのか。
この度めでたく番が現れまして離婚しました。
この度めでたく番が現れまして離婚しました。 / akane
番の習性がある獣人と契約婚をしていた鈴音(すずね)は、ある日離婚を申し渡される。番が現れたから離婚。予定通りである。しかし、そのまま叩き出されるには問題がある。旦那様、ちゃんと払うもん払ってください! そういったら現れたのは旦那様ではなく、強面の弁護士で。よし、搾れるだけ絞ってやる!と闘志に燃える鈴音と猫の話。※元鞘なし。
裏公務員の神様事件簿
裏公務員の神様事件簿 / 只深
20xx年、日本は謎の天変地異に悩まされていた。 相次ぐ河川の氾濫、季節を無視した気温の変化、突然大地が隆起し、建物は倒壊。 全ての基礎が壊れ、人々の生活は自給自足の時代──まるで、時代が巻き戻ってしまったかのような貧困生活を余儀なくされていた。 クビにならないと言われていた公務員をクビになり、謎の力に目覚めた主人公はある日突然神様に出会う。 「そなたといたら、何か面白いことがあるのか?」 自分への問いかけと思わず適当に答えたが、それよって依代に選ばれ、見たことも聞いたこともない陰陽師…現代の陰陽寮、秘匿された存在の【裏公務員】として仕事をする事になった。 「恋してちゅーすると言ったのは嘘か」 「勘弁してくれ」 そんな二人のバディが織りなす和風ファンタジー、陰陽師の世直し事件簿が始まる。 優しさと悲しさと、切なさと暖かさ…そして心の中に大切な何かが生まれる物語。 ※BLに見える表現がありますがBLではありません。 ※現在一話から改稿中。毎日近況ノートにご報告しておりますので是非また一話からご覧ください♪
戦乱の刃 誇る花々
戦乱の刃 誇る花々 / 望月 葵
時は戦乱の世。たけは仇討ちの為に鍛え、阿修羅の化身と恐れられた敵将に挑む。 敗北した娘は、命と引き換えに仲間を救って欲しいと願い出た。 「お前程の腕を失うのは世の損失だ。どうせならこの首、取ってみせよ」 刃と恋心が交差する恋愛ファンタジーが今、ひも解かれる。
世苦亡の宿(シリーズ)
世苦亡の宿(シリーズ) / バルバルサン
ここは世苦亡の宿。行き方を知らなければ行くことのできない宿 ここの従業員は皆人外ばかり。この宿に囚われた、人外ばかり。 宿の人外たちはお客様の○○をもらい、お客様は癒しを得る。 この宿で、どんな人々が、どう過ごしているのか? 少し、のぞき見してみませんか? (カクヨム様の超短編、短編の再構築版です)