タグ一覧はこちら

検索結果

おじさんとショタと、たまに女装
キャッチコピー 「もう、男の子(娘)じゃないと興奮できない……」  アラサーで独身男性の黒崎 翔は、エロマンガ原作者で貧乏人。  ある日、住んでいるアパートの隣りに、美人で優しい巨乳の人妻が引っ越してきた。  同い年ということもあって、仲良くなれそうだと思ったら……。  黒猫のような小動物に遮られる。 「母ちゃんを、おかずにすんなよ!」  そう叫ぶのは、その人妻よりもかなり背の低い少女。  肌が小麦色に焼けていて、艶のあるショートヘア。  それよりも象徴的なのは、その大きな瞳。  ピンク色のワンピースを着ているし、てっきり女の子だと思ったら……。  母親である人妻が「こぉら、航太」と注意する。    その名前に衝撃を覚える翔、そして母親を守ろうと敵視する航太。  すれ違いから始まる、日常系ラブコメ。 (女装は少なめかもしれません……) 作品情報を編集する
ホウセンカ
誰もが振り返る美しい容姿を持つ姫野 愛茉(ひめの えま)は、常に“本当の自分”を隠して生きていた。 そして“理想の自分”を“本当の自分”にするため地元を離れた大学に進学し、初めて参加した合コンで浅尾 桔平(あさお きっぺい)と出会う。 目つきが鋭くぶっきらぼうではあるものの、不思議な魅力を持つ桔平に惹かれていく愛茉。桔平も愛茉を気に入り2人は急接近するが、愛茉は常に「嫌われるのでは」と不安を抱えていた。 「明確な理由がないと、不安?」 真っ直ぐな桔平の言葉のひとつひとつに揺さぶられる愛茉。 それなのに素直に受け入れられなくて…… 内面にコンプレックスを抱える面倒な女&独特な感性を持つクセ強男の甘くピュアなラブストーリー♡ ※本作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
南十字星と初恋
ヒット曲を次々と輩出し、時代を彩った女性シンガーソングライター。 彼女は入院先の病院から謎の転落死をした。 その死に「ある種の違和感」を感じた元ミュージシャンの青年が、そこに集いし面々と共に、彼女の死の真相を探りだす物語。 彼女の死の真相とは。
Blue sky
人気者の美少女・自石ましろは、家では養子であるという理由で両親から差別されていた。両親は妹を異常に愛するが、ましろには辛くあたってくる。そのことに彼女は強い憤りを抱えて日々を過ごしている。そんなましろは、もう一人の人気者である男・天王寺玲青に劣等感を抱き、嫌い続けてきた。しかし彼も家庭で問題を抱えており、お互いのことを知った2人は──。 生きたくない。このまま窒息して死んでしまいたい。生きづらさを感じ続けてきた、不器用な二人の恋愛物語。 この作品に出てくる奇病は、立花くろはが創作した奇病です。
揺蕩う水面の赤い糸
入学初日の失態を図書委員の九十九《つくも》に助けられた汐里《しおり》は、それから足繁く図書室に通いつめる。でもこんなに淡く静かなもの、恋でもなんでもないでしょう? 恋とはどんなものかに迫る恋愛小説。
ダイヤモンドの星と神
高校生、雪村星里奈。 彼女はプロ野球チーム、東京ヒーローズの熱狂的なファンである。 しかしながら、ヒーローズは最下位からの脱却が難しい弱小チーム。 だが、星里奈は心の底からチームを応援していた。 それは彼女の死んだ父が元ヒーローズのプロ野球選手だったからである。 「やっぱり、オープン戦と違って緊張感があるな」 3月×日、土曜日。 今年度のプロ野球が開幕した。 星里奈はヒーローズの本拠地であるレジェンド球場でチームを応援していた。 グラウンドを見つめていると、彼女は男に話しかけられた。 「君、野球は好きかい」 見ると異国風の顔立ちで若い男。 ストローハットを被り、赤いハイビスカス柄の派手なシャツを着ていた。 どこか飄々としているが、神秘的な雰囲気がある。 「どなたですか?」 星里奈が尋ねると、男はおかしなことを述べた。 「神様だよ」 ――と。 これは少女が体験する不思議な物語。
その歪な恋情は、血の匂いを纏ってあえかに微笑む
【偏愛・執愛・歪な愛情】がテーマの作品です。 ◆◆◆ 小さな頃から幼なじみの蓮と茉莉。 お互いがお互いにとって誰よりも大切な存在で、この関係は何者にも邪魔されることなく一生続くものだと思っていた。 それが全て勘違いだったと気付いた時、その恋情は歪なものへと姿を変えてゆく──。
キャンディータフト
◆◆◆ ずっとずっと、 貴方の事が好きでした。 私は──君に出会えてとても幸せです。 ◆◆◆ 廃校が決まった学校に、タイムカプセルを掘り起こす為に集まった幼なじみ達。 そこには、思いを伝えられずに別れた初恋の人の姿が──。
ワンシーン
近かったようで遠くの存在へ。 親近感は当時と同じでも、もうあの時と一緒という訳にはいかない。 二人の時間と気持ちの分岐点。 そんな場面の一幕となっております。
獅子が子猫に変わる時
野人、それは人間より美しく、猛々しい存在。そして、ただ一人と決めたつがいの為に、命をかける生き物。 近未来風の異世界で巻き起こる、野人の青年レオと人間の娘ムツミの「おともだち」から始まる、恋と、たまにアブナイ物語。 この作品は英訳され、アメリカで発売された「ビースト・ブラッド」と世界観を同じくしております。 日本語版ビーストブラッドは「小説家になろう」で読むことができます。 良かったらぜひどうぞ!(hの後のスペースを抜いてください)R18作品です。 h ttps://novel18.syosetu.com/n9109u/
三日月のリアライズ
クレイは容姿端麗・高性能AGI搭載のmale型ヒューマノイドで、見た目年齢は20歳。傷害事件を起こし製造元のコンプリート社から廃棄宣告を受けた矢先、犯罪組織“レッド・リスト”に誘拐される。そのアジトでヒューマノイドのプログラム改変に携わる少女ルノ・ライナス(16)と出会う。アサシン(暗殺ロボット)になりたくないクレイは、ルノを誘い逃亡を図る。レッド・リストと警察に追われることになった二人は、無事逃げ切ることができるのか。 愛を知らないヒューマノイドと、彼を慕う女の子の物語。
小町がいたこと
花家小町という、クールで、潔く、そして誰より美しい少女がいた。 彼女と深い関わりのあった青年・伊勢は、小町の十回忌という節目に、長い間封印していた記憶をたどることになる。 十年の月日を経て思い返す小町とすごした日々は、あまりに鮮やかに、あまりに瑞々しく浮かび上がってきた。 これは、一人の少女によって彩られた青春を蘇らせる、追想の物語。 ©有希穂
ロウとルグレン
辺境領の騎士団で働くローレンスと騎士見習いのルグレンは幼馴染。ルグレンはずっとローレンスが好きなのに、彼はちっとも気づかない。鈍感な騎士に自分の想いを気づいてもらうにはどうしたらいいのか・・・・ ※別媒体で書いている『騎士と王冠』シリーズの外伝だけを抜き出しました
死んでもいいくらいには君のことが好きだよ
【あらすじ】  自殺願望をもつ希死念慮者からの臓器移植が合法化した世界では、希死念慮者と自殺した者の臓器を優先的に移植権利してもらえる希死念慮者待機施設が存在した。しかしその施設に入ったら死ぬか移植を成功させるかどちらかでしか施設を出ることは許されない。  そんな施設に七歳の時から十年も待ち続けている細谷順平はもう自分に適合する相手が見つからないだろうと半ばあきらめていた。生きたい。ただそれだけの理由で同じ歳で隣の部屋の親友の海斗と共に日々を過ごし、彼の作るゲームで遊んでばかりいた。 希死念慮者の適合者が運よく現れたとしても、法律で適合する希死念慮者と手術の日までルームシェアをしなくてはならないのだ。 その上、希死念慮者はいつでも移植を拒否する権利がある。故になかなか移植手術までいかなかった。 だがある日、ランドセルを抱え、清楚なワンピースに身を包み、長い黒髪を揺らし、裸足で待機施設に走って来た女性に順平は出会った。 彼女は順平にとって初めての適合者であり、おそらく最後の生きるチャンスだった。 毎日彼女の機嫌を損ねないか不安を抱きながらも、彼女の大胆さや信念に次第に惹かれ自分が何故生きたいと思う理由や、何故彼女が死んでしまいたいのかを考えるようになる。 生まれてきた理由、未来の自分、多くのことを考える日々。膨らんでいく、生きていていいのだろうかという葛藤。人の命をもらう罪悪感とも戦う日々が続いていた。 けれど、彼女が何度も打ち消してくれる言葉と笑顔。そして自分の為にピアノの演奏をするようになってくれていたおかげで、次第に彼女に生きていてほしいと願うようになる順平だった。 共通点は背負うことが出来なくなったランドセルを宝物にしているということ。希死念慮とかはなにか、生きるとは何か、何故人は、生と死を、望むのか。 しかし、彼女の心臓は、親友の海斗とも適合することが発覚する。 生きたい、死にたい、死にたくない。希死念慮施設で出会ったそれぞれの想いが交差する。
I'm Here
ゲームオタクの社会人、氷室有葉と、イケメンだけど色々問題を抱えた大学生、山城駆の突然の同居から始まるゆっくりラブストーリー。 表紙イラスト:たこすけさん ◆登場人物  ・氷室 有葉(ひむろ あるは):25才の社会人。コンピューターゲームに限らずゲームオタク。キャラ名がアルファ  ・山城 駆(やましろ かける):22才学生。有葉とはMMORPG『ファンタスティッククエストⅢ』(略してFQⅢ)で知り合う。現在留年中。キャラ名がラン  ・柳田 渚(やなぎだ なぎさ):有葉の幼馴染で親友、社会人  ・内海 陽大(うつみ はると):駆の大学での友人  ・山城 匠(やましろ たくみ):駆の3つ年上の兄、キャリア警察官
余命1.2秒の君に。
社会人になりたての甘酸っぱい恋愛すとーりー ある日、雨で気分が上がらない一人の社会人、諦松紬葵(ていまつき)は家を出ると誰かにぶつかってしまう。その人物、神宮羽隆(かみやはた)は紬葵に不愛想な態度を見せて立ち去ってしまう。紬葵は羽隆に興味と不気味さを感じ、紬葵はー。 登場人物 名前         性別 年齢  諦松紬葵(ていまつき) 女子 22歳 神宮羽隆(かみやはた) 男子 27歳
Best Before Date
高校から付き合ってる彼女がいる成戸くんに片思いしている、大学二回生の主人公。年齢とサークルと下宿先の最寄り駅が同じだが、趣味の話をSNSでする程度の関係だった。 ある夏の夜、『明日のサークルの打ち上げの時に少し話したい』とメッセージで伝える。彼からの返信は『早めに抜けるから帰りがけで良ければ』というものだった。 翌日の深夜。日付が変わった頃、二人で飲み会を抜けた帰り道で、ついに切り出そうとするが…… ★『best before date』→賞味期限、食べ時 ※フィクションです。実在の名称、場所、出来事とは関係ありません。一人称。
吸潔少女〜ディアボリック・ガールズ〜
女性が苦手な男子高校生・針本針太朗(はりもとしんたろう)は、入学式の当日に4人の女子から告白されるという事態に直面する。 唐突な事態に困惑する針太朗(しんたろう)は、保健医の安心院幽子(あじむゆうこ)から、彼に告白をしてきた女子たちが、「異性の純真な恋心を主食としている」魔族のリリムであると告げられる。 さらに、彼女たちに恋心を食べられた者は、精神的ショックにより、その後、二度と恋愛感情を持つことができなくなってしまうという。 その悲劇的事態を防ぐため、幽子はクラスメートの真中愛(まなかあい)と行動をともにすることを進めるが……。 惚れたら、(精神的に)即死の恋愛・デス・ゲームが幕を開ける!
キャッチコピー 「もう、男の子(娘)じゃないと興奮できない……」  アラサーで独身男性の黒崎 翔は、エロマンガ原作者で貧乏人。  ある日、住んでいるアパートの隣りに、美人で優しい巨乳の人妻が引っ越してきた。  同い年ということもあって、仲良くなれそうだと思ったら……。  黒猫のような小動物に遮られる。 「母ちゃんを、おかずにすんなよ!」  そう叫ぶのは、その人妻よりもかなり背の低い少女。  肌が小麦色に焼けていて、艶のあるショートヘア。  それよりも象徴的なのは、その大きな瞳。  ピンク色のワンピースを着ているし、てっきり女の子だと思ったら……。  母親である人妻が「こぉら、航太」と注意する。    その名前に衝撃を覚える翔、そして母親を守ろうと敵視する航太。  すれ違いから始まる、日常系ラブコメ。 (女装は少なめかもしれません……) 作品情報を編集する
誰もが振り返る美しい容姿を持つ姫野 愛茉(ひめの えま)は、常に“本当の自分”を隠して生きていた。 そして“理想の自分”を“本当の自分”にするため地元を離れた大学に進学し、初めて参加した合コンで浅尾 桔平(あさお きっぺい)と出会う。 目つきが鋭くぶっきらぼうではあるものの、不思議な魅力を持つ桔平に惹かれていく愛茉。桔平も愛茉を気に入り2人は急接近するが、愛茉は常に「嫌われるのでは」と不安を抱えていた。 「明確な理由がないと、不安?」 真っ直ぐな桔平の言葉のひとつひとつに揺さぶられる愛茉。 それなのに素直に受け入れられなくて…… 内面にコンプレックスを抱える面倒な女&独特な感性を持つクセ強男の甘くピュアなラブストーリー♡ ※本作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
ヒット曲を次々と輩出し、時代を彩った女性シンガーソングライター。 彼女は入院先の病院から謎の転落死をした。 その死に「ある種の違和感」を感じた元ミュージシャンの青年が、そこに集いし面々と共に、彼女の死の真相を探りだす物語。 彼女の死の真相とは。
人気者の美少女・自石ましろは、家では養子であるという理由で両親から差別されていた。両親は妹を異常に愛するが、ましろには辛くあたってくる。そのことに彼女は強い憤りを抱えて日々を過ごしている。そんなましろは、もう一人の人気者である男・天王寺玲青に劣等感を抱き、嫌い続けてきた。しかし彼も家庭で問題を抱えており、お互いのことを知った2人は──。 生きたくない。このまま窒息して死んでしまいたい。生きづらさを感じ続けてきた、不器用な二人の恋愛物語。 この作品に出てくる奇病は、立花くろはが創作した奇病です。
入学初日の失態を図書委員の九十九《つくも》に助けられた汐里《しおり》は、それから足繁く図書室に通いつめる。でもこんなに淡く静かなもの、恋でもなんでもないでしょう? 恋とはどんなものかに迫る恋愛小説。
高校生、雪村星里奈。 彼女はプロ野球チーム、東京ヒーローズの熱狂的なファンである。 しかしながら、ヒーローズは最下位からの脱却が難しい弱小チーム。 だが、星里奈は心の底からチームを応援していた。 それは彼女の死んだ父が元ヒーローズのプロ野球選手だったからである。 「やっぱり、オープン戦と違って緊張感があるな」 3月×日、土曜日。 今年度のプロ野球が開幕した。 星里奈はヒーローズの本拠地であるレジェンド球場でチームを応援していた。 グラウンドを見つめていると、彼女は男に話しかけられた。 「君、野球は好きかい」 見ると異国風の顔立ちで若い男。 ストローハットを被り、赤いハイビスカス柄の派手なシャツを着ていた。 どこか飄々としているが、神秘的な雰囲気がある。 「どなたですか?」 星里奈が尋ねると、男はおかしなことを述べた。 「神様だよ」 ――と。 これは少女が体験する不思議な物語。
【偏愛・執愛・歪な愛情】がテーマの作品です。 ◆◆◆ 小さな頃から幼なじみの蓮と茉莉。 お互いがお互いにとって誰よりも大切な存在で、この関係は何者にも邪魔されることなく一生続くものだと思っていた。 それが全て勘違いだったと気付いた時、その恋情は歪なものへと姿を変えてゆく──。
◆◆◆ ずっとずっと、 貴方の事が好きでした。 私は──君に出会えてとても幸せです。 ◆◆◆ 廃校が決まった学校に、タイムカプセルを掘り起こす為に集まった幼なじみ達。 そこには、思いを伝えられずに別れた初恋の人の姿が──。
近かったようで遠くの存在へ。 親近感は当時と同じでも、もうあの時と一緒という訳にはいかない。 二人の時間と気持ちの分岐点。 そんな場面の一幕となっております。
野人、それは人間より美しく、猛々しい存在。そして、ただ一人と決めたつがいの為に、命をかける生き物。 近未来風の異世界で巻き起こる、野人の青年レオと人間の娘ムツミの「おともだち」から始まる、恋と、たまにアブナイ物語。 この作品は英訳され、アメリカで発売された「ビースト・ブラッド」と世界観を同じくしております。 日本語版ビーストブラッドは「小説家になろう」で読むことができます。 良かったらぜひどうぞ!(hの後のスペースを抜いてください)R18作品です。 h ttps://novel18.syosetu.com/n9109u/
クレイは容姿端麗・高性能AGI搭載のmale型ヒューマノイドで、見た目年齢は20歳。傷害事件を起こし製造元のコンプリート社から廃棄宣告を受けた矢先、犯罪組織“レッド・リスト”に誘拐される。そのアジトでヒューマノイドのプログラム改変に携わる少女ルノ・ライナス(16)と出会う。アサシン(暗殺ロボット)になりたくないクレイは、ルノを誘い逃亡を図る。レッド・リストと警察に追われることになった二人は、無事逃げ切ることができるのか。 愛を知らないヒューマノイドと、彼を慕う女の子の物語。
花家小町という、クールで、潔く、そして誰より美しい少女がいた。 彼女と深い関わりのあった青年・伊勢は、小町の十回忌という節目に、長い間封印していた記憶をたどることになる。 十年の月日を経て思い返す小町とすごした日々は、あまりに鮮やかに、あまりに瑞々しく浮かび上がってきた。 これは、一人の少女によって彩られた青春を蘇らせる、追想の物語。 ©有希穂
辺境領の騎士団で働くローレンスと騎士見習いのルグレンは幼馴染。ルグレンはずっとローレンスが好きなのに、彼はちっとも気づかない。鈍感な騎士に自分の想いを気づいてもらうにはどうしたらいいのか・・・・ ※別媒体で書いている『騎士と王冠』シリーズの外伝だけを抜き出しました
【あらすじ】  自殺願望をもつ希死念慮者からの臓器移植が合法化した世界では、希死念慮者と自殺した者の臓器を優先的に移植権利してもらえる希死念慮者待機施設が存在した。しかしその施設に入ったら死ぬか移植を成功させるかどちらかでしか施設を出ることは許されない。  そんな施設に七歳の時から十年も待ち続けている細谷順平はもう自分に適合する相手が見つからないだろうと半ばあきらめていた。生きたい。ただそれだけの理由で同じ歳で隣の部屋の親友の海斗と共に日々を過ごし、彼の作るゲームで遊んでばかりいた。 希死念慮者の適合者が運よく現れたとしても、法律で適合する希死念慮者と手術の日までルームシェアをしなくてはならないのだ。 その上、希死念慮者はいつでも移植を拒否する権利がある。故になかなか移植手術までいかなかった。 だがある日、ランドセルを抱え、清楚なワンピースに身を包み、長い黒髪を揺らし、裸足で待機施設に走って来た女性に順平は出会った。 彼女は順平にとって初めての適合者であり、おそらく最後の生きるチャンスだった。 毎日彼女の機嫌を損ねないか不安を抱きながらも、彼女の大胆さや信念に次第に惹かれ自分が何故生きたいと思う理由や、何故彼女が死んでしまいたいのかを考えるようになる。 生まれてきた理由、未来の自分、多くのことを考える日々。膨らんでいく、生きていていいのだろうかという葛藤。人の命をもらう罪悪感とも戦う日々が続いていた。 けれど、彼女が何度も打ち消してくれる言葉と笑顔。そして自分の為にピアノの演奏をするようになってくれていたおかげで、次第に彼女に生きていてほしいと願うようになる順平だった。 共通点は背負うことが出来なくなったランドセルを宝物にしているということ。希死念慮とかはなにか、生きるとは何か、何故人は、生と死を、望むのか。 しかし、彼女の心臓は、親友の海斗とも適合することが発覚する。 生きたい、死にたい、死にたくない。希死念慮施設で出会ったそれぞれの想いが交差する。
ゲームオタクの社会人、氷室有葉と、イケメンだけど色々問題を抱えた大学生、山城駆の突然の同居から始まるゆっくりラブストーリー。 表紙イラスト:たこすけさん ◆登場人物  ・氷室 有葉(ひむろ あるは):25才の社会人。コンピューターゲームに限らずゲームオタク。キャラ名がアルファ  ・山城 駆(やましろ かける):22才学生。有葉とはMMORPG『ファンタスティッククエストⅢ』(略してFQⅢ)で知り合う。現在留年中。キャラ名がラン  ・柳田 渚(やなぎだ なぎさ):有葉の幼馴染で親友、社会人  ・内海 陽大(うつみ はると):駆の大学での友人  ・山城 匠(やましろ たくみ):駆の3つ年上の兄、キャリア警察官
社会人になりたての甘酸っぱい恋愛すとーりー ある日、雨で気分が上がらない一人の社会人、諦松紬葵(ていまつき)は家を出ると誰かにぶつかってしまう。その人物、神宮羽隆(かみやはた)は紬葵に不愛想な態度を見せて立ち去ってしまう。紬葵は羽隆に興味と不気味さを感じ、紬葵はー。 登場人物 名前         性別 年齢  諦松紬葵(ていまつき) 女子 22歳 神宮羽隆(かみやはた) 男子 27歳
高校から付き合ってる彼女がいる成戸くんに片思いしている、大学二回生の主人公。年齢とサークルと下宿先の最寄り駅が同じだが、趣味の話をSNSでする程度の関係だった。 ある夏の夜、『明日のサークルの打ち上げの時に少し話したい』とメッセージで伝える。彼からの返信は『早めに抜けるから帰りがけで良ければ』というものだった。 翌日の深夜。日付が変わった頃、二人で飲み会を抜けた帰り道で、ついに切り出そうとするが…… ★『best before date』→賞味期限、食べ時 ※フィクションです。実在の名称、場所、出来事とは関係ありません。一人称。
女性が苦手な男子高校生・針本針太朗(はりもとしんたろう)は、入学式の当日に4人の女子から告白されるという事態に直面する。 唐突な事態に困惑する針太朗(しんたろう)は、保健医の安心院幽子(あじむゆうこ)から、彼に告白をしてきた女子たちが、「異性の純真な恋心を主食としている」魔族のリリムであると告げられる。 さらに、彼女たちに恋心を食べられた者は、精神的ショックにより、その後、二度と恋愛感情を持つことができなくなってしまうという。 その悲劇的事態を防ぐため、幽子はクラスメートの真中愛(まなかあい)と行動をともにすることを進めるが……。 惚れたら、(精神的に)即死の恋愛・デス・ゲームが幕を開ける!