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最終更新: 2026年06月10日 12時07分

Nightfall-ブレイカーズ-
2024年、現代日本。 時の流れとともに文明が発達し、その都度人々の生活は移り変わってきた。しかし古来より現在まで、世界中のありとあらゆる場所において、何百年経ようとも決して変わらないものがある。 死だ。 死は生きとし生けるもの、全てに平等に訪れる。 決して逃れることができない、それが死。 ゆえに人々は考える。 人は死後どうなるのだろうか。 未知なるものへの恐怖から、あるいは救いを求める期待から、さまざまな幻想を抱くが、多くの場合、このようになるはずだ。 もしも今生に何の未練もなく、怨みや後悔もないならば、天に上がって輪廻転生の輪に入るだろう。その逆ならば、地底に堕ちるだろう。 では、そのどちらにも行けない者は? 怨霊と化して、地上をさまようしかないだろう。 「冗談じゃねえ。怨霊なんて、どいつもこいつももれなくクソだ」 安倍隼人、17歳。 夢は、目立たず平穏に生きること。身長がもう10センチ伸びること。 霊を視、その声を聞き、ぶん殴れる彼は、今日も牛乳パックをすすりながら望まざる怨霊事件に巻き込まれていく――。 ※こちらの作品は、ネオページで掲載している作品の転載になります。  ネオページでは全6話で完結しています。(契約作品なので全話転載することはできません。すみません)  https://www.neopage.com/book/30048156910023500
君と綴る未来 一余命僅かな彼女と一
余命僅かである彼女の願いは、「自分が綴った小説を世に出すこと」。だから俺はその手を握り、共に闘うと決めた。  和歌山県、南紀白浜。青い海と白い砂浜が広がる、美しい町。  藤城 直樹(ふじしろ なおき)高校一年生。過去のトラウマから人間不信になり、入学したばかりの高校でも人を遠ざける為に、毒付いた言動をあえて放っていた。  そんな直樹は将来に夢や目標もなく、何事もない三年間を過ごすと決めていた。  しかし同じクラスの一軍女子、吉永 未来(よしなが みらい)に、直樹が二年前まで小説投稿サイトに自作を載せていたと気付かれてしまう。  平凡な高校生活は叶わなかったと苛立ち悪態を付くが、未来も小説を書いており直樹のファンだった。  そんな彼女の夢は青春文学大賞で受賞し、自作を本にすること。その為、執筆の仕方を教えて欲しいと頼んでくる。  直樹は、自分が小説を書いていたことを秘密にするのを条件とし、培った技術を未来に教えることにする。 ・書きたいことがあり過ぎて、テーマを絞れていない。 ・「伝えたい」を優先してしまって、読者を意識していない。 ・冗長過ぎる展開に物語に緩急がない。 ・完璧な文章を求め過ぎてしまう。  そんな未来の欠点を指摘し、執筆訓練をすることにより始まる二人の関わり。  それは学校内でも同様で、一軍女子の未来は分け隔てなくボッチの直樹に話しかけてくる。  クラスで目立ちたくない直樹は未来に悪態をつくが、どこまでも天真爛漫な態度に毒を抜かれていく。  執筆訓練を経て、小説賞の応募を続けているが結果は一向に繋がらない。  初めはそれを受け入れていた未来だったが、時間が経つにつれ焦り始めてくる。そしてとうとう心が折れた未来は、直樹に自分の夢を叶えて欲しいと託してくる。  しかし直樹は二度と執筆はしないと決めており、いつしか未来に自分が成し得なかった夢を託していた。  そんな互いの気持ちがぶつかり合ってしまい、直樹は未来の夢を否定してしまう。  直樹は、取り消せない言葉を放ったと後悔。  夏休み明けに謝ると決めるが、未来は留学の為に学校にはもう来ないと担任より告げられる。  最後に謝りたいと連絡を取ろうとするが通じず、それきりとなってしまう。  しかし、そんな二人を引き合わせてくれたのも、また小説だった。  なぜ、小説を書くのか?  なぜ、自作を本にしたいのか?  なぜ、心が折れても小説を書き続けるのか?  二人は共に闘う中で、物語を綴る理由を見つけていく。
十三番目の魔女の果てる頃
強大な魔力を秘めるが故に人間たちから恐れられ、孤独を生きてきた魔女、ルイン・ローゼンヴァイス。 彼女が唯一心を通わせたのは自分を一人の女性として扱ってくれたクレディティム王太子プリムスだった。 しかし、プリムスは戦争の果てにルインの手によって処刑されてしまう。 彼の死により、クレディティムももはやルインの知るクレディティムではなくなった。 プリムスの死から百年。 孤独に耐えかねたルインは使い魔のヴァルと共に、自らの命を代償にした禁忌の回帰魔法を発動する。 今度こそ、彼を死なせない――。 その願いと共に、ルインはプリムスの処刑から四年前、クレディティムが最も輝いていた時代へと遡る。
平熱の檻、絶対の服従:なぜ無敵の守護神は、私の寝顔に酸素を見出し跪くのか
最強の男が、一人の女性に溺れ、自ら檻の中に消えていく――。そんな歪で純粋な依存の形を描いてみました。 これまでKindleにて『ヒロインが囚われる側』のダークロマンスを執筆してまいりましたが、今作は『ヒーローが自ら望んで檻へ入る』という新たな試みに挑戦しています。拙い挑戦ではございますが、この逃げ場のない二人の世界をのぞいていただければ幸いです。 もし本作の雰囲気を楽しんでいただけましたら、Kindleの既刊(同じペンネーム)も併せてチェックしていただけると大変励みになります。 【あらすじ】 スタジアムを震撼させる、年俸数億の絶対的クローザー・拓海。 大歓声を浴びる彼の牙は、私の暮らす港区の冷たいリビングに帰還した瞬間、すべて抜け落ちる。 私の「あ、おかえり」という平熱のトーン一つで、 189cmの強靭な大男が床に崩れ落ち、私の足元に頬をすり寄せる。 髪型が私服に合わないと言えば嬉々として洗面所に引き返し、 私が口をつけた器からスープを飲み干す。 メジャーリーグ移籍の巨額契約書を躊躇なく破り捨て、 深夜に音を殺してプロテインを振る。 すべては、私の「お気に入りの景色」であり続けるため。 だけど、私の熱狂なき虚無に彼が飽きかけた瞬間、絶対的な飢餓が牙を剥く。 ベッドの上で体を押し分け、「もうおしまい」と冷たく告げられたとき、 世界を制した剛腕はガタガタと震え、私の足首にしがみついて涙を流すのだ。 【こんな方におすすめです】 • 無敵の男が、一人の女性の前でだけ完全な「忠犬」に変貌するギャップに身悶えしたい方 • 言葉責めや直接的な暴力ではなく、「圧倒的な平熱(無関心)」で男を支配する構図が好きな方 • 他者を排除した二人きりの完璧な「幸福な地獄」の完成を見届けたい方 檻の外はあまりにうるさい。 彼は今夜も、自ら鍵をかけた檻の奥深くで、至上の安らぎを浮かべて微笑んでいる。
夏休み、お泊まり会、ふたりの時間
夏休み。それは多くの生徒たちにとって、心躍る長期休暇。 けれど、孤独を抱える桜子にとっては、心を許した唯一の存在・花菜と共に学校で過ごせない憂鬱な時間だ。 家庭内で孤独に過ごす夏休みを憂う桜子だったが、花菜から夏休みにお泊まり会をやろうと提案された。 夜も、翌日の朝も、花菜と共に過ごせる夏のひととき。 桜子は花菜への思いをより一層深めていくのだった。 第6回超短編小説祭「夏」への応募を予定しています。 全4話想定。後半の2話は応募期間内に投稿し、完結の予定です!
僕とよーちゃんの夏休み
高倉 悠真(たかくら ゆうま)は、大学生の夏休みを亡き祖母の家で過ごすことになる。 そこで出会ったのは、不思議な少年よーちゃん。彼は毎日家にやってきて一緒に遊ぶが、悠真は彼に対してどこか違和感を感じていた。 よーちゃんとの夏休みを何度も繰り返す中で、悠真は徐々に失っていた記憶を取り戻していく。 すべてを思い出したとき、彼が選ぶ結末とは……――。 表紙イラスト:こね田ぱん様
di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~
毎週金曜日 20:20 定期更新中。 「家族を助けてくだされば、この身を捧げます」 桜降る、とある春の日。 凶賊(マフィア)の総帥であるルイフォンの父のもとに、貴族の少女メイシアが訪ねてきた。 彼女の父と異母弟が、ルイフォンたちと対立している凶賊に囚えられてしまったのだという。 凶賊でありながら、刀を振るうより『情報』を武器とするほうが得意の、クラッカー(ハッカー)ルイフォン。 そんな彼の前に立ちふさがる、死んだはずのかつての血族。 やがて、彼は知ることになる。 メイシアとルイフォン――天と地が手を繋ぎ合うような奇跡の出逢いは、『デヴァイン・シンフォニア計画(di;vine+sin;fonia program)』によって仕組まれたものであると。 出逢いと信頼、裏切りと決断。 『記憶の保存』と『肉体の再生』で死者は蘇り、絡み合う思いが、人の絆と罪を紡ぐ。 近現代の東洋、架空の王国を舞台に繰り広げられる運命のボーイミーツガール――権謀渦巻くSFアクション・ファンタジー。 『第一部 落花流水』 『第二部 比翼連理』を経て、現在、最終部である『第三部 海誓山盟』を連載中。 第2回&第3回Solispia文学賞で、最終選考を通過させていただきました。 どうもありがとうございました。 〈投稿予定〉 第三部 第五章 金科玉条の紅を(全20話) 2026年4月3日 ~ 2026年8月14日 毎週金曜日 20:20 定期更新。 第三部 第六章 金烏玉兎の暁へ(全18話+幕間10話) 未定
サマーコンプレックス
夏の民宿のアルバイトとして集まった学生たちは皆、夏に関するコンプレックスを抱えていた。 台風で停電となった夜、ろうそくの明かりの中、それぞれが自分と夏との関わりを語り始めた。
【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン:狂愛の不協和音~暗殺兵器と化した幼馴染が、微笑みの裏で抗い続ける~
帝国軍師ヒカルの処刑を阻止しようとしたメイドのリリアは、濁流へと消えた。彼女を救い出したのは、ヒカルを貶めた元凶カイン。彼はリリアを「ヒカル専用の暗殺兵器」へ作り変えるため、凄絶な精神調整を施す。 「主を愛するほど殺意が昂る」という禁忌の呪いを刻まれたリリアは、崩壊する自我の中で自らを縛る「手順」を血で綴り、抵抗を試みる 。それは救済か、あるいは最悪の断罪か。1年半の調教を経て、紺色のメイド服を纏った「兵器」は、竜の王となった主の元へ解き放たれる 。微笑みの裏で殺意と戦い続ける、孤独なメイドの空白期間を描く外伝。 ※本作は「【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン ~人類に捨てられた天才軍師。竜姫の激情を調律し和音を奏でて覇道を往く」の外伝③となります。主人公リリアの物語は本編1話~58話が対応しています。 https://solispia.com/title/2651 リリア・シャイニング ヒカルのメイド。カインにより「愛が殺意に変換される」洗脳を施される 。自我が消えゆく中で、主を傷つけないための「手順」を自らに課し、笑顔の裏で凄絶な自己犠牲と殺意の抑制を続ける 。 ヒカル・クレイヴ 「竜の王」として君臨する元帝国軍師 。竜の姫たちを率いて国を統一したが、心の一角では行方不明のリリアを想い続けていた 。彼女が自分を殺すための刃を隠しているとは知らずに再会を果たす 。 カイン・グリムウッド 帝国の指揮官であり、ヒカルの元師匠 。ヒカルへの異常な執着から、彼を自らの盤上へ取り戻すためリリアを暗殺兵器に改造する 。愛すらも道具として利用する、冷徹な支配者 。 マルタ リリアが軟禁された館の家政婦長 。20年間、感情を排して「手順」のみを繰り返してきたが、壊れていくリリアに微かな人間性を見せる 。後にリリアが綴る「教典」に多大な影響を与える存在 。 トビアス 館の護衛兵長 。カインの真意を知らず、リリアに善意の笑顔を向けるが、その笑顔がリリアの過去のトラウマや殺意を刺激するトリガーとなる 。変わりゆく彼女に怯えつつも、最後まで案じ続けた 。
残り香
大学生の「僕」こと「カナヅチ」は、1年ぶりに田舎へと戻ってきていた。 田舎に向かう電車の中で、カナヅチは幼馴染の「ネコ」に7年ぶりに再会する。 疑問を感じながらも、カナヅチは久しぶりに会ったネコとの話に花を咲かせるが……。
キミとみた夏
高校最後の夏。 美術部の保科 斎(ほしな いつき)は、冷房の効いた美術室で、一枚の真っ白なキャンバスと向き合い続ける少女、望月 華日(もちづき はなび)と再会する。 かつて『天才』と呼ばれた華日は、ある日を境に筆を止めていた。 才能に憧れ、そして諦めた斎は、華日を連れて美術室の外へ飛び出す。 夕暮れの川辺、騒がしい商店街、蝉時雨の坂道。 けれど少女は、どんな景色を見ても「こんなもの、絵にはならない」と呟く。 それでも、華日の記憶に残り続ける景色の理由は―― これは、才能に傷つけられた少年少女の、ただひと夏の物語。
『スタンドのいちばん上』
甲子園を目指した彼の最後の夏。スタンドのいちばん上から見守る私は、届かなかった夢と、それでも最後まで走り切る背中を見届ける。夏の終わりに残った、小さくてまぶしい青春の記憶。
Lacrimosa ― 猫と一億秒の記録』
すべての人間が『アーカイブキャット』と同期し、生涯の記録を中央サーバーへ送り続ける管理社会。生まれた瞬間から心臓が動かなかったハル・ルイスは、父が手作りした真鍮の猫・ナインの歯車の律動によって、この世界に繋ぎ止められた。 記録を持たない「欠損者」として生きるハルは、やがて記録されなかった人々の温度を書き綴る作家となり、伴侶エマと娘アイリスとともに、システムの網をくぐり抜けた本当の人生を積み重ねていく。 そして時は流れ、廃屋の跡地に残された一つの琥珀。調査官がそこに触れた時、解析不能な律動が響いていた。記録は完全に消えている。それでも、鼓動だけが止まらない。 これは、一億秒分の記録されなかった命の物語。
あとは晩夏の影法師
夏の終わり。消滅可能性都市に認定された、村の田んぼ道にて。夏実と陽斗は倒れた案山子を起こしながら、来年にはこの田園風景が太陽光パネルに変わっていると知る。失われゆくものと、それでも続く時間を、晩夏の光の中に見る。
灯は繋がりの証
九条燈(くじょうともる)は昼の医者の顔と夜のカウンセラーメインの医者の顔を持っている。 昼の医院で、夜のカウンセラールームで。彼は医療行為と共に言葉の処方を大切にしている。 そんな彼を頼りに訪れる患者との一幕を短編連作集として全7話完結。
歯科医師それだけに恋しちゃってもKOですかー!?
男子高校生の成垂太(なりた)は大好物のメロンパンを食べてる最中に、虫歯を治療した歯の詰め物が外れ、親からの指示に従い、歯医者に行くことになった。 成垂太は過去の出来事から、歯医者が苦手だったが、受付のお姉さんの甘い誘導により、治療をする羽目に。 そこから顔を覗かせた歯科医師の燐香(りんか)は、彼好みで天女のように綺麗な女性だった……。 これは男子高校生と大人の女性という、年の差の恋模様を丁寧に描き、少し変わった形のラブコメでもある。
Nightfall-ブレイカーズ-
Nightfall-ブレイカーズ- / 46(shiro)
2024年、現代日本。 時の流れとともに文明が発達し、その都度人々の生活は移り変わってきた。しかし古来より現在まで、世界中のありとあらゆる場所において、何百年経ようとも決して変わらないものがある。 死だ。 死は生きとし生けるもの、全てに平等に訪れる。 決して逃れることができない、それが死。 ゆえに人々は考える。 人は死後どうなるのだろうか。 未知なるものへの恐怖から、あるいは救いを求める期待から、さまざまな幻想を抱くが、多くの場合、このようになるはずだ。 もしも今生に何の未練もなく、怨みや後悔もないならば、天に上がって輪廻転生の輪に入るだろう。その逆ならば、地底に堕ちるだろう。 では、そのどちらにも行けない者は? 怨霊と化して、地上をさまようしかないだろう。 「冗談じゃねえ。怨霊なんて、どいつもこいつももれなくクソだ」 安倍隼人、17歳。 夢は、目立たず平穏に生きること。身長がもう10センチ伸びること。 霊を視、その声を聞き、ぶん殴れる彼は、今日も牛乳パックをすすりながら望まざる怨霊事件に巻き込まれていく――。 ※こちらの作品は、ネオページで掲載している作品の転載になります。  ネオページでは全6話で完結しています。(契約作品なので全話転載することはできません。すみません)  https://www.neopage.com/book/30048156910023500
君と綴る未来 一余命僅かな彼女と一
君と綴る未来 一余命僅かな彼女と一 / 野々さくら
余命僅かである彼女の願いは、「自分が綴った小説を世に出すこと」。だから俺はその手を握り、共に闘うと決めた。  和歌山県、南紀白浜。青い海と白い砂浜が広がる、美しい町。  藤城 直樹(ふじしろ なおき)高校一年生。過去のトラウマから人間不信になり、入学したばかりの高校でも人を遠ざける為に、毒付いた言動をあえて放っていた。  そんな直樹は将来に夢や目標もなく、何事もない三年間を過ごすと決めていた。  しかし同じクラスの一軍女子、吉永 未来(よしなが みらい)に、直樹が二年前まで小説投稿サイトに自作を載せていたと気付かれてしまう。  平凡な高校生活は叶わなかったと苛立ち悪態を付くが、未来も小説を書いており直樹のファンだった。  そんな彼女の夢は青春文学大賞で受賞し、自作を本にすること。その為、執筆の仕方を教えて欲しいと頼んでくる。  直樹は、自分が小説を書いていたことを秘密にするのを条件とし、培った技術を未来に教えることにする。 ・書きたいことがあり過ぎて、テーマを絞れていない。 ・「伝えたい」を優先してしまって、読者を意識していない。 ・冗長過ぎる展開に物語に緩急がない。 ・完璧な文章を求め過ぎてしまう。  そんな未来の欠点を指摘し、執筆訓練をすることにより始まる二人の関わり。  それは学校内でも同様で、一軍女子の未来は分け隔てなくボッチの直樹に話しかけてくる。  クラスで目立ちたくない直樹は未来に悪態をつくが、どこまでも天真爛漫な態度に毒を抜かれていく。  執筆訓練を経て、小説賞の応募を続けているが結果は一向に繋がらない。  初めはそれを受け入れていた未来だったが、時間が経つにつれ焦り始めてくる。そしてとうとう心が折れた未来は、直樹に自分の夢を叶えて欲しいと託してくる。  しかし直樹は二度と執筆はしないと決めており、いつしか未来に自分が成し得なかった夢を託していた。  そんな互いの気持ちがぶつかり合ってしまい、直樹は未来の夢を否定してしまう。  直樹は、取り消せない言葉を放ったと後悔。  夏休み明けに謝ると決めるが、未来は留学の為に学校にはもう来ないと担任より告げられる。  最後に謝りたいと連絡を取ろうとするが通じず、それきりとなってしまう。  しかし、そんな二人を引き合わせてくれたのも、また小説だった。  なぜ、小説を書くのか?  なぜ、自作を本にしたいのか?  なぜ、心が折れても小説を書き続けるのか?  二人は共に闘う中で、物語を綴る理由を見つけていく。
十三番目の魔女の果てる頃
十三番目の魔女の果てる頃 / 夜永せいら
強大な魔力を秘めるが故に人間たちから恐れられ、孤独を生きてきた魔女、ルイン・ローゼンヴァイス。 彼女が唯一心を通わせたのは自分を一人の女性として扱ってくれたクレディティム王太子プリムスだった。 しかし、プリムスは戦争の果てにルインの手によって処刑されてしまう。 彼の死により、クレディティムももはやルインの知るクレディティムではなくなった。 プリムスの死から百年。 孤独に耐えかねたルインは使い魔のヴァルと共に、自らの命を代償にした禁忌の回帰魔法を発動する。 今度こそ、彼を死なせない――。 その願いと共に、ルインはプリムスの処刑から四年前、クレディティムが最も輝いていた時代へと遡る。
平熱の檻、絶対の服従:なぜ無敵の守護神は、私の寝顔に酸素を見出し跪くのか
平熱の檻、絶対の服従:なぜ無敵の守護神は、私の寝顔に酸素を見出し跪くのか / 檻之内零
最強の男が、一人の女性に溺れ、自ら檻の中に消えていく――。そんな歪で純粋な依存の形を描いてみました。 これまでKindleにて『ヒロインが囚われる側』のダークロマンスを執筆してまいりましたが、今作は『ヒーローが自ら望んで檻へ入る』という新たな試みに挑戦しています。拙い挑戦ではございますが、この逃げ場のない二人の世界をのぞいていただければ幸いです。 もし本作の雰囲気を楽しんでいただけましたら、Kindleの既刊(同じペンネーム)も併せてチェックしていただけると大変励みになります。 【あらすじ】 スタジアムを震撼させる、年俸数億の絶対的クローザー・拓海。 大歓声を浴びる彼の牙は、私の暮らす港区の冷たいリビングに帰還した瞬間、すべて抜け落ちる。 私の「あ、おかえり」という平熱のトーン一つで、 189cmの強靭な大男が床に崩れ落ち、私の足元に頬をすり寄せる。 髪型が私服に合わないと言えば嬉々として洗面所に引き返し、 私が口をつけた器からスープを飲み干す。 メジャーリーグ移籍の巨額契約書を躊躇なく破り捨て、 深夜に音を殺してプロテインを振る。 すべては、私の「お気に入りの景色」であり続けるため。 だけど、私の熱狂なき虚無に彼が飽きかけた瞬間、絶対的な飢餓が牙を剥く。 ベッドの上で体を押し分け、「もうおしまい」と冷たく告げられたとき、 世界を制した剛腕はガタガタと震え、私の足首にしがみついて涙を流すのだ。 【こんな方におすすめです】 • 無敵の男が、一人の女性の前でだけ完全な「忠犬」に変貌するギャップに身悶えしたい方 • 言葉責めや直接的な暴力ではなく、「圧倒的な平熱(無関心)」で男を支配する構図が好きな方 • 他者を排除した二人きりの完璧な「幸福な地獄」の完成を見届けたい方 檻の外はあまりにうるさい。 彼は今夜も、自ら鍵をかけた檻の奥深くで、至上の安らぎを浮かべて微笑んでいる。
夏休み、お泊まり会、ふたりの時間
夏休み、お泊まり会、ふたりの時間 / 寝覚の朔
夏休み。それは多くの生徒たちにとって、心躍る長期休暇。 けれど、孤独を抱える桜子にとっては、心を許した唯一の存在・花菜と共に学校で過ごせない憂鬱な時間だ。 家庭内で孤独に過ごす夏休みを憂う桜子だったが、花菜から夏休みにお泊まり会をやろうと提案された。 夜も、翌日の朝も、花菜と共に過ごせる夏のひととき。 桜子は花菜への思いをより一層深めていくのだった。 第6回超短編小説祭「夏」への応募を予定しています。 全4話想定。後半の2話は応募期間内に投稿し、完結の予定です!
僕とよーちゃんの夏休み
僕とよーちゃんの夏休み / 泥人形
高倉 悠真(たかくら ゆうま)は、大学生の夏休みを亡き祖母の家で過ごすことになる。 そこで出会ったのは、不思議な少年よーちゃん。彼は毎日家にやってきて一緒に遊ぶが、悠真は彼に対してどこか違和感を感じていた。 よーちゃんとの夏休みを何度も繰り返す中で、悠真は徐々に失っていた記憶を取り戻していく。 すべてを思い出したとき、彼が選ぶ結末とは……――。 表紙イラスト:こね田ぱん様
di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~
di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~ / 月ノ瀬 静流
毎週金曜日 20:20 定期更新中。 「家族を助けてくだされば、この身を捧げます」 桜降る、とある春の日。 凶賊(マフィア)の総帥であるルイフォンの父のもとに、貴族の少女メイシアが訪ねてきた。 彼女の父と異母弟が、ルイフォンたちと対立している凶賊に囚えられてしまったのだという。 凶賊でありながら、刀を振るうより『情報』を武器とするほうが得意の、クラッカー(ハッカー)ルイフォン。 そんな彼の前に立ちふさがる、死んだはずのかつての血族。 やがて、彼は知ることになる。 メイシアとルイフォン――天と地が手を繋ぎ合うような奇跡の出逢いは、『デヴァイン・シンフォニア計画(di;vine+sin;fonia program)』によって仕組まれたものであると。 出逢いと信頼、裏切りと決断。 『記憶の保存』と『肉体の再生』で死者は蘇り、絡み合う思いが、人の絆と罪を紡ぐ。 近現代の東洋、架空の王国を舞台に繰り広げられる運命のボーイミーツガール――権謀渦巻くSFアクション・ファンタジー。 『第一部 落花流水』 『第二部 比翼連理』を経て、現在、最終部である『第三部 海誓山盟』を連載中。 第2回&第3回Solispia文学賞で、最終選考を通過させていただきました。 どうもありがとうございました。 〈投稿予定〉 第三部 第五章 金科玉条の紅を(全20話) 2026年4月3日 ~ 2026年8月14日 毎週金曜日 20:20 定期更新。 第三部 第六章 金烏玉兎の暁へ(全18話+幕間10話) 未定
サマーコンプレックス
サマーコンプレックス / 神楽堂
夏の民宿のアルバイトとして集まった学生たちは皆、夏に関するコンプレックスを抱えていた。 台風で停電となった夜、ろうそくの明かりの中、それぞれが自分と夏との関わりを語り始めた。
【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン:狂愛の不協和音~暗殺兵器と化した幼馴染が、微笑みの裏で抗い続ける~
【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン:狂愛の不協和音~暗殺兵器と化した幼馴染が、微笑みの裏で抗い続ける~ / ざつ@生成AIで異世界xSFxファンタジーxラブコメ創作中
帝国軍師ヒカルの処刑を阻止しようとしたメイドのリリアは、濁流へと消えた。彼女を救い出したのは、ヒカルを貶めた元凶カイン。彼はリリアを「ヒカル専用の暗殺兵器」へ作り変えるため、凄絶な精神調整を施す。 「主を愛するほど殺意が昂る」という禁忌の呪いを刻まれたリリアは、崩壊する自我の中で自らを縛る「手順」を血で綴り、抵抗を試みる 。それは救済か、あるいは最悪の断罪か。1年半の調教を経て、紺色のメイド服を纏った「兵器」は、竜の王となった主の元へ解き放たれる 。微笑みの裏で殺意と戦い続ける、孤独なメイドの空白期間を描く外伝。 ※本作は「【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン ~人類に捨てられた天才軍師。竜姫の激情を調律し和音を奏でて覇道を往く」の外伝③となります。主人公リリアの物語は本編1話~58話が対応しています。 https://solispia.com/title/2651 リリア・シャイニング ヒカルのメイド。カインにより「愛が殺意に変換される」洗脳を施される 。自我が消えゆく中で、主を傷つけないための「手順」を自らに課し、笑顔の裏で凄絶な自己犠牲と殺意の抑制を続ける 。 ヒカル・クレイヴ 「竜の王」として君臨する元帝国軍師 。竜の姫たちを率いて国を統一したが、心の一角では行方不明のリリアを想い続けていた 。彼女が自分を殺すための刃を隠しているとは知らずに再会を果たす 。 カイン・グリムウッド 帝国の指揮官であり、ヒカルの元師匠 。ヒカルへの異常な執着から、彼を自らの盤上へ取り戻すためリリアを暗殺兵器に改造する 。愛すらも道具として利用する、冷徹な支配者 。 マルタ リリアが軟禁された館の家政婦長 。20年間、感情を排して「手順」のみを繰り返してきたが、壊れていくリリアに微かな人間性を見せる 。後にリリアが綴る「教典」に多大な影響を与える存在 。 トビアス 館の護衛兵長 。カインの真意を知らず、リリアに善意の笑顔を向けるが、その笑顔がリリアの過去のトラウマや殺意を刺激するトリガーとなる 。変わりゆく彼女に怯えつつも、最後まで案じ続けた 。
残り香
残り香 / 御米田よね
大学生の「僕」こと「カナヅチ」は、1年ぶりに田舎へと戻ってきていた。 田舎に向かう電車の中で、カナヅチは幼馴染の「ネコ」に7年ぶりに再会する。 疑問を感じながらも、カナヅチは久しぶりに会ったネコとの話に花を咲かせるが……。
キミとみた夏
キミとみた夏 / Lilac
高校最後の夏。 美術部の保科 斎(ほしな いつき)は、冷房の効いた美術室で、一枚の真っ白なキャンバスと向き合い続ける少女、望月 華日(もちづき はなび)と再会する。 かつて『天才』と呼ばれた華日は、ある日を境に筆を止めていた。 才能に憧れ、そして諦めた斎は、華日を連れて美術室の外へ飛び出す。 夕暮れの川辺、騒がしい商店街、蝉時雨の坂道。 けれど少女は、どんな景色を見ても「こんなもの、絵にはならない」と呟く。 それでも、華日の記憶に残り続ける景色の理由は―― これは、才能に傷つけられた少年少女の、ただひと夏の物語。
『スタンドのいちばん上』
『スタンドのいちばん上』 / IF
甲子園を目指した彼の最後の夏。スタンドのいちばん上から見守る私は、届かなかった夢と、それでも最後まで走り切る背中を見届ける。夏の終わりに残った、小さくてまぶしい青春の記憶。
Lacrimosa ― 猫と一億秒の記録』
Lacrimosa ― 猫と一億秒の記録』 / 美達 あきら
すべての人間が『アーカイブキャット』と同期し、生涯の記録を中央サーバーへ送り続ける管理社会。生まれた瞬間から心臓が動かなかったハル・ルイスは、父が手作りした真鍮の猫・ナインの歯車の律動によって、この世界に繋ぎ止められた。 記録を持たない「欠損者」として生きるハルは、やがて記録されなかった人々の温度を書き綴る作家となり、伴侶エマと娘アイリスとともに、システムの網をくぐり抜けた本当の人生を積み重ねていく。 そして時は流れ、廃屋の跡地に残された一つの琥珀。調査官がそこに触れた時、解析不能な律動が響いていた。記録は完全に消えている。それでも、鼓動だけが止まらない。 これは、一億秒分の記録されなかった命の物語。
あとは晩夏の影法師
あとは晩夏の影法師 / 芟花深夜
夏の終わり。消滅可能性都市に認定された、村の田んぼ道にて。夏実と陽斗は倒れた案山子を起こしながら、来年にはこの田園風景が太陽光パネルに変わっていると知る。失われゆくものと、それでも続く時間を、晩夏の光の中に見る。
灯は繋がりの証
灯は繋がりの証 / 白井
九条燈(くじょうともる)は昼の医者の顔と夜のカウンセラーメインの医者の顔を持っている。 昼の医院で、夜のカウンセラールームで。彼は医療行為と共に言葉の処方を大切にしている。 そんな彼を頼りに訪れる患者との一幕を短編連作集として全7話完結。
歯科医師それだけに恋しちゃってもKOですかー!?
歯科医師それだけに恋しちゃってもKOですかー!? / ぴこたんすたー
男子高校生の成垂太(なりた)は大好物のメロンパンを食べてる最中に、虫歯を治療した歯の詰め物が外れ、親からの指示に従い、歯医者に行くことになった。 成垂太は過去の出来事から、歯医者が苦手だったが、受付のお姉さんの甘い誘導により、治療をする羽目に。 そこから顔を覗かせた歯科医師の燐香(りんか)は、彼好みで天女のように綺麗な女性だった……。 これは男子高校生と大人の女性という、年の差の恋模様を丁寧に描き、少し変わった形のラブコメでもある。