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超絶イケメンのポンコツ兄を、妹は独り占めしたい!
勇者顔負けのイケメンのアルフレッドは、その風貌に反してポンコツな性能。彼は機械オタクの友人と二人で、何でも屋の「セントバイヤー相談局」を立ち上げたが、うまくいかずに貧乏生活。アルフレッドの妹のスーは、呆れつつも兄に寄ってくる女性たちにヤキモキしている毎日。そんな中、女性から一つの依頼が飛びこんできた。
盲目乃者
――妹が破壊神だなんて、きっと何かの間違いだ。  王や国などというものは無く、神の町が点在する世界。太陽も無く、人や神の魂であるたくさんの星が昼間の光源である。世界は平坦であり、球体ではない。その果てには遥か高く神々の世界へと続く絶壁があり、海はその遥か高く降り注ぐ滝から続いている。  世界は別けられているが、神々は人間に優しい。自分達の司る力を石に宿し、人間に分け与えてやった。人間達は神々を称え、神の数だけ神殿を造り、周りに町を造った。  世界の果ての飛翔神リフェイオスの町で平和に暮らしていたはずのフォスターは、父親の霊が宿った帯を額に巻いてから生活が一変した。  寝ている間に憑依され勝手に身体を使われる、死んでしまったためできなかった重大な役目を押し付けられるはめになる、など頭の痛くなることばかりである。  フォスターにはリューナという妹がいる。彼女は全く目が見えない。旅に出ていた父親が戻ってきた時に連れてきたのがリューナだ。リューナをフォスターに預け、父親はそのまま死んだ。  そのリューナが最近狙われはじめた。誘拐未遂が繰り返される。目的ははっきりしているが、誰が首謀者なのかはわからない。目的はおそらくリューナの封じられた力を狙ってのことだろう。  誰かが、静かにリューナを狙っている。  すみません、クトゥルフ神話とは関係無いです。   昔(2004~2009)同人誌で出していた漫画を小説に書き直したものです。 もう既に無いホームページやガラケの頃にあった「マンガ☆ゲット」(もう無い)にも掲載していたので、もしかしたら読んだことがある方もいるかもしれません……。 あと「小説家になろう」様、「Nolaノベル」様、「B-NOVEL」様のところにも掲載しています。   旅に出るのは六章からになります。  タイッツーで「#盲目乃者」と検索すると昔描いたイラストや地図、世界設定など出てきますので、もし興味ありましたらご覧ください。
ママ、男の子にうまれてごめんなさい
第10回ネット小説大賞、一次選考通過作品  ※本作は男女差別や虐待をテーマにしています※  閲覧する際は十分に注意されてください。    幼いころからママに長い髪を強いられてきたぼく。  本当はもっとカッコイイ髪型にしたいけど、ママが喜ぶからぼくはこの髪がすき。  男の子のおもちゃを捨てられても、ママがぼくを見ていてくれるなら。  そんなとき、ママに赤ちゃんが出来た。  ママはその時から変わってしまった。  ぼくはいらない子だったのかもしれない。
愛し合ってしまった双子の兄妹
海斗(かいと)と美波(みなみ)は双子の兄妹。小さい頃から当たり前のように一緒にいた。 高校生の頃に2人は互いの想いに気づき‥‥
雪化粧
自分が諦めた夢を叶えようとしている妹。  ──違う夢を追った自分に、今は少しだけ自信が持てそうな気がする。
勇者顔負けのイケメンのアルフレッドは、その風貌に反してポンコツな性能。彼は機械オタクの友人と二人で、何でも屋の「セントバイヤー相談局」を立ち上げたが、うまくいかずに貧乏生活。アルフレッドの妹のスーは、呆れつつも兄に寄ってくる女性たちにヤキモキしている毎日。そんな中、女性から一つの依頼が飛びこんできた。
――妹が破壊神だなんて、きっと何かの間違いだ。  王や国などというものは無く、神の町が点在する世界。太陽も無く、人や神の魂であるたくさんの星が昼間の光源である。世界は平坦であり、球体ではない。その果てには遥か高く神々の世界へと続く絶壁があり、海はその遥か高く降り注ぐ滝から続いている。  世界は別けられているが、神々は人間に優しい。自分達の司る力を石に宿し、人間に分け与えてやった。人間達は神々を称え、神の数だけ神殿を造り、周りに町を造った。  世界の果ての飛翔神リフェイオスの町で平和に暮らしていたはずのフォスターは、父親の霊が宿った帯を額に巻いてから生活が一変した。  寝ている間に憑依され勝手に身体を使われる、死んでしまったためできなかった重大な役目を押し付けられるはめになる、など頭の痛くなることばかりである。  フォスターにはリューナという妹がいる。彼女は全く目が見えない。旅に出ていた父親が戻ってきた時に連れてきたのがリューナだ。リューナをフォスターに預け、父親はそのまま死んだ。  そのリューナが最近狙われはじめた。誘拐未遂が繰り返される。目的ははっきりしているが、誰が首謀者なのかはわからない。目的はおそらくリューナの封じられた力を狙ってのことだろう。  誰かが、静かにリューナを狙っている。  すみません、クトゥルフ神話とは関係無いです。   昔(2004~2009)同人誌で出していた漫画を小説に書き直したものです。 もう既に無いホームページやガラケの頃にあった「マンガ☆ゲット」(もう無い)にも掲載していたので、もしかしたら読んだことがある方もいるかもしれません……。 あと「小説家になろう」様、「Nolaノベル」様、「B-NOVEL」様のところにも掲載しています。   旅に出るのは六章からになります。  タイッツーで「#盲目乃者」と検索すると昔描いたイラストや地図、世界設定など出てきますので、もし興味ありましたらご覧ください。
第10回ネット小説大賞、一次選考通過作品  ※本作は男女差別や虐待をテーマにしています※  閲覧する際は十分に注意されてください。    幼いころからママに長い髪を強いられてきたぼく。  本当はもっとカッコイイ髪型にしたいけど、ママが喜ぶからぼくはこの髪がすき。  男の子のおもちゃを捨てられても、ママがぼくを見ていてくれるなら。  そんなとき、ママに赤ちゃんが出来た。  ママはその時から変わってしまった。  ぼくはいらない子だったのかもしれない。
海斗(かいと)と美波(みなみ)は双子の兄妹。小さい頃から当たり前のように一緒にいた。 高校生の頃に2人は互いの想いに気づき‥‥
自分が諦めた夢を叶えようとしている妹。  ──違う夢を追った自分に、今は少しだけ自信が持てそうな気がする。