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最終更新: 2026年06月08日 08時37分

無価値スキル【価格表示】が覚醒したら、ガラクタで最強になった。
“価値”が見える――ただそれだけの、役立たずスキル。  商会で雑用係として働く気弱な少年クラドは、物の“値段”が見える特殊な力を持っていた。だが戦闘にも商売にも役立たないその力は周囲から馬鹿にされ、彼自身も自分を「無価値」だと思い込んでいた。  そんなある日、倉庫の木箱の底から、【9,999,148,000G】という異常な価格が表示された古びた指輪を発見する。さらに奴隷市場で、誰よりも高額な【999,999,999,999G】の値段を持つ少女ミリスと出会ったことで、クラドの運命は大きく動き始める。  商会を襲った強盗からミリスを守ろうとした瞬間――指輪が輝き、クラドのスキルはユニークスキル【価格操作(プライス・カスタム)】へと覚醒。  鍋の蓋は鋼鉄の盾へ。  モップは軍用槍へ。  箒は魔剣すら超える一撃へ。  クラドは“価値”そのものを書き換える力で、武器にならないモノを最強の武器へ変えていく。  やがて二人の前に現れたのは、謎多き天才行商人ヴェルカ。 「キミたち二人、私が買おう」  無価値と蔑まれた少年と、値段を付けられた少女。  これは二人が世界を巡る旅の中で、“本当の価値”を見つけていく物語。 後に“世界最高の行商人”と呼ばれる男――クラドの、最初の取引が今始まる。
共犯メルトダウン~始まった永遠の夏休みと、隣の喋らない少女暗殺者~
「永遠の夏休み」が始まった男、羊蹄山太陽(ようていざん・たいよう)。 無味乾燥な日常になるはずだった彼の予定を狂わせたのは、唐突に訪れた『バグ』。 錆びたアパートの隣室から響いた、人が倒れる重い振動。 開かれたドアの先。 そこにいたのは、いつもすれ違いざまに会釈を返してくれた、可憐なセーラー服の少女。 だが、その細く白い指先には、サプレッサーを装備した漆黒の自動拳銃(グロック19)。 背後には、脳幹を撃ち抜かれた生暖かい肉塊。 「心肺停止を確認」 機械のように無機質な少女の声。 「一人では心もとない、助けてくれないか?」 俺の口から、無意識に漏れたのは、逃走への懇願。 体重わずか三十数キロ。 圧倒的な戦闘力を持ちながら、一人では成人男性の死体すら運べない華奢な少女。 法を外れた共犯関係から始まる、静かで熱い、最後の逃避行。 二人の境界線は、梅雨の夜に溶けていく。 (完結済み・全10話)
リノベーション
歌舞伎町で働く吉沢亜美は、整形を重ねながら美しさだけを頼りに生きていた。だが、皮膚は限界を迎え、指名も減り、借金だけが増えていく。追い詰められた亜美は、同僚から紹介された闇医者「リノベーション・クリニック」を訪れる。そこでは、死者から回収した皮膚、眼球、指、声帯を移植し、身体そのものを“建て替える”手術が行われていた。三千万円の契約と身体担保に同意した亜美は、完璧な美女へと生まれ変わる。高級クラブで指名は殺到し、人生は一変したかに見えた。しかし、移植された部位には前の持ち主たちの記憶が残っていた。右手は勝手にピアノを弾き、目は虐待死した少女の恐怖を映し、喉は知らない謝罪を繰り返す。美しくなるほど、亜美の中の“住人”は増えていく。やがて彼女は、自分の身体から追い出されていく。
虚飾ドレスコード
これは“少女”の、たった一つの願いを辿る物語。  どうか、もう一度だけ会いたい。 小さな祈りだけを頼りに、少女は闇を駆け抜けた。 けれど、伸ばした掌は空を掴み、胸を焦がした光は触れる前にほどけていく。  少女は目を逸らさなかった。 掬えぬ幻に縋り、消えぬ想いを偽りで覆い隠す。 騙り、強がり、失っても。 少女は"在るはずのかたち”を装い続ける。  太陽と月は交わらない。 それでも会いたいと、少女は願う。  これは“嘘”で織り上げた、たった一つだけの物語《ドレス》。
銀狼騎士の幽霊退治
騎士として国を守る若者、ユグ。 彼は騎士の傍ら、幽霊退治もおこなっていた。 ユグは幽霊に悩む人々を救いながら、自分の両親を殺した悪霊を探していた。
宝石神に身を捧げたらお側において貰えることになりました〜私を裏切った国など宝石に変えて差し上げます〜
鉱石と宝石に恵まれた村で、るりは生まれ育った。自身の手で宝石を加工してしまうほど、美しいものを愛するるりだったが、ある日村が何者かに襲われてしまう。目の前で愛しい村人たちや家族を殺され、笑顔を浮かべることが出来なくなってしまったるりは、代々村の皆で大切にしてきた宝石神の祠に赴き、祈る。  「どうか、私をそちらへ連れて行ってください」  そんなるりの目の前に現れたのは、信じられないほど美しい宝石の神様だった。 「お前が最も美しく笑った瞬間に、宝石にして飾ってやろう。それまではそばにいろ」  冷酷に、華麗に笑う神様と、るりは共に生活していくことになるのだった。  人智を越えた美しさを持つ神様。しかし、不器用ながらにるりを大事にしてくれる彼の姿勢に、るりは次第に心惹かれていく。さらに、少しずつ笑顔も取り戻していった。  だが。  ──この人と共にずっと居たい。笑いたい。でも、笑ってしまったら。  そんな苦悩を抱えるるりの身に、ある日とんでもない危険が及ぶ。一人と一神が迎える結末は、いかに──。 ※小説家になろう、カクヨム、ノベマ!でも同時更新中!
成り行きで異世界転生〜チート能力、期限付き〜
大学一年の夏、日差しの強い日。工崎壊斗は不慮な事故で命を落とした。 壊斗は、神を語る者に転生特典として特殊能力を与えられる。しかし、その能力は徐々に衰えてゆき、やがて失われてしまうという─── ⚠️一部過激な描写が含まれますので、ご注意ください⚠️
血の娘と吸血蛾
これは、血と優しさの御伽噺。 ねじれてしまった祈りや願いに、もう一度向き合う物語。 それは、ある雨上がりの晩がもたらした出逢い。 街を離れて独りで暮らす訳あり令嬢フルエットは、行倒れの少年ユリオを発見する。 だがユリオは、異形の姿を隠し持つ存在だった。 そんな彼を、ためらうことなく受け入れるフルエット。 彼女もまた、その身に――その血に異形を宿した娘だった。
きれいな手で - 出会い -
本編「きれいな手で」5年前。 13歳の氷室朔は、犯罪組織の情報インフラとして稼働している。世界中の機密を扱いながら、生活はコンビニ弁当とエナドリで完結する効率主義者。共感性はない。 ある冬、コンビニ前で公安警察官の堂島嶺(30歳)に声をかけられた。嶺は朔を協力者として工作したい。朔は嶺の身元を裏取りし、「使われる側」として取引に応じる。 週1のファミレスで、朔はクソデカパフェをもりもり食う。嶺はコーヒー一杯で朔を見ている。朔は次々と新しい甘いもの店をリサーチし、嶺に指定する。嶺は黙ってついていく。 二人の間に積み重なる接触と、嶺の中で蓄積していくもの。朔は気づかない。気づくものを持っていない。 これは、共感性ゼロの13歳と、届かない感情を抱えた30歳の、取引関係の物語。
俺は普通の高校生なので、
私立美景台学園はご近所のみなさんが眉を顰めるようなクズ高校だ。風紀委員の弥堂優輝はそんな学園の治安を守る正常で優秀な犬である。 ある日、弥堂の元に1通のタレコミが。メールに添付されていたのは学園でも人気なクラスメイトのギャルのパンチラ写真だった。弥堂はギャルのおぱんつに強い事件性を感じ、並々ならぬ関心を向ける。“狂犬”と呼ばれる学園随一の“アタオカ”が捜査に乗り出した。 必ず目的を果たす――その為の手段は問わない。 飛び交う罵詈雑言! 残虐非道のセクハラバトル! 【序章】頭のおかしい活動家集団と戦ってギャルのおパンツで優勝します。 【1章】魔法少女は非行の始まりなので厳しく取り締まっておぱんつチェックします。ついでに闇の秘密結社をぶっ殺します。 【2章】拾ったJKとネコさんを養うためにアルバイトを頑張ります。ルール無用の連続推し変でテロリストをぶっ殺します。 【3章】拾った義妹をクラスに転入させます。陽キャ集団にイジメられるかもなので禁断の孕ませNTRでクラスカーストをぶっ殺します。 ※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ハーメルン」にも掲載しています。
銀幕の六等星
──あなたは、この映り込みを、見なかったことにできますか? 「目立たない、六等星みたいだ」 俳優時代にそう言われ続けた六道星(りくどう・せい)は、使われる側を捨て、監督としてカメラを握った。だが完成した映像には、毎回必ず“自分に似た誰か”が混じっている。いくら消しても消えない影。 六道星はそれを「恒星」と名付け、作品の中に残すことにした──それが最悪の選択だとも知らずに。
世界の終わりと、君の秒針
10年前の雪山で命を落とした蓮。目を覚ますとそこは、風も痛みもない「白い空間」だった。 目の前に現れたのは、10年の歳月を経て時計職人となった親友・悠真。そして、空間の主が告げたのは『世界の破滅』と引き換えに『蓮を蘇生させる』という残酷な取引だった。 蓮の言葉を「呪い」として生き延び、彼のいない世界を拒絶し続けた悠真は、迷わず世界の終わりを選択する――。世界を巻き込む、あまりにも静かで、あまりにも純粋な破滅の物語。
月鬼
「月が赤く輝く時、世界に鬼が出現する」 ──村では笑い話とされる言い伝えを、翁だけは古い巻物の記録から信じていた。 赤い満月の夜、竹林で眩く光る竹を割ると、中には不思議な赤子がいた。 翁は秘密を抱えたままその子を育て、成長した彼女は“月の引力”のような美しさで人々を魅了していく。 だが月が大きく見える夜、翁は“あり得ない影”を見てしまう。 ほどなくして、屋敷に不穏が忍び寄り、巻物に記された禁忌の夜が近づいていることを翁は感じ取る。 赤い月が近づくほど、世界の境目は薄くなる──その“影”の正体とは。
黎明の瞳
妖怪や幽霊が見えてしまう青年・晴信は人生に疲れてしまう。 だがそこで遭遇した人外・九尾によって救われる。 九尾の元で人間、妖怪、幽霊からの相談事を解決しつつ人との繋がりや怪異との向き合い方、誰かからの優しさを学んでいく晴信。 けれどこの見える力は何故備わってしまったのか? 「黎明の瞳」と呼ばれるあらゆる邪を看破する能力がどこからきているのか。 事件を通し成長していく主人公晴信と、彼を取り巻く人外達の交流を描く物語。
昏い目の戦士
赤い空がエルドリアを覆う中、かつての英雄ロウエンは、昏い瞳で孤独に剣を振るう。十年前、黒棘の森の戦いで全てを失い、酒場の灰に沈んだ魂。だが、運命は彼を血と炎の戦場、黒燐の砦へと呼び戻す。蠢く闇、響く刃、過去の絆の影――ロウエンは何を求め、何と対峙するのか? 闇の深淵で魂が試される、ダークファンタジーの物語。
【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン:狂愛の不協和音~暗殺兵器と化した幼馴染が、微笑みの裏で抗い続ける~
帝国軍師ヒカルの処刑を阻止しようとしたメイドのリリアは、濁流へと消えた。彼女を救い出したのは、ヒカルを貶めた元凶カイン。彼はリリアを「ヒカル専用の暗殺兵器」へ作り変えるため、凄絶な精神調整を施す。 「主を愛するほど殺意が昂る」という禁忌の呪いを刻まれたリリアは、崩壊する自我の中で自らを縛る「手順」を血で綴り、抵抗を試みる 。それは救済か、あるいは最悪の断罪か。1年半の調教を経て、紺色のメイド服を纏った「兵器」は、竜の王となった主の元へ解き放たれる 。微笑みの裏で殺意と戦い続ける、孤独なメイドの空白期間を描く外伝。 ※本作は「【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン ~人類に捨てられた天才軍師。竜姫の激情を調律し和音を奏でて覇道を往く」の外伝③となります。主人公リリアの物語は本編1話~58話が対応しています。 https://solispia.com/title/2651 リリア・シャイニング ヒカルのメイド。カインにより「愛が殺意に変換される」洗脳を施される 。自我が消えゆく中で、主を傷つけないための「手順」を自らに課し、笑顔の裏で凄絶な自己犠牲と殺意の抑制を続ける 。 ヒカル・クレイヴ 「竜の王」として君臨する元帝国軍師 。竜の姫たちを率いて国を統一したが、心の一角では行方不明のリリアを想い続けていた 。彼女が自分を殺すための刃を隠しているとは知らずに再会を果たす 。 カイン・グリムウッド 帝国の指揮官であり、ヒカルの元師匠 。ヒカルへの異常な執着から、彼を自らの盤上へ取り戻すためリリアを暗殺兵器に改造する 。愛すらも道具として利用する、冷徹な支配者 。 マルタ リリアが軟禁された館の家政婦長 。20年間、感情を排して「手順」のみを繰り返してきたが、壊れていくリリアに微かな人間性を見せる 。後にリリアが綴る「教典」に多大な影響を与える存在 。 トビアス 館の護衛兵長 。カインの真意を知らず、リリアに善意の笑顔を向けるが、その笑顔がリリアの過去のトラウマや殺意を刺激するトリガーとなる 。変わりゆく彼女に怯えつつも、最後まで案じ続けた 。
笑うギター馬鹿
ほーっほっほっほっほ。  闇夜に響く不気味な笑い声。  今日もどこかで誰かに囁く。 「こちらのギターはですねえ……」  ほーっほっほっほっほ。 ※笑ゥせぇるすまんのパロディかつ、完全身内ネタです。ギター詳しくないと知らない単語多々あります。
世界は腐っているので私がぶっ潰す
魔王が死んだ。 数千、いや数万もの歳を重ねた戦争が今、遂に終わりを迎えた。 こうして古代より続いて来た人間と魔族との戦争は、終止符が打たれたのだ。 だが、戦争は終わらない。 戦争は今も絶えることなく続いている。 だから私はそんな世界をぶっ潰す。 彼女と平和に、一緒に居られる世界を私の手で作る。 ~・~・~・~ ブクマ、反応等貰えると物凄く励みになるので、どうか何卒……!! ※基本的に週一話投稿です。  あと、失踪しないよう頑張ります。
三島さんが死んだ。あの日僕が雷に撃たれるはずだったのに。
想いを寄せていた三島さんが目の前で雷に撃たれて死んだ。僕は逃げるように自殺した――はずだった。死後の世界で僕は、書いた展開が現実になる小説ノートとともに、三島さんの待つ涯てへと向かう。
無価値スキル【価格表示】が覚醒したら、ガラクタで最強になった。
無価値スキル【価格表示】が覚醒したら、ガラクタで最強になった。 / 鍵宮ファング
“価値”が見える――ただそれだけの、役立たずスキル。  商会で雑用係として働く気弱な少年クラドは、物の“値段”が見える特殊な力を持っていた。だが戦闘にも商売にも役立たないその力は周囲から馬鹿にされ、彼自身も自分を「無価値」だと思い込んでいた。  そんなある日、倉庫の木箱の底から、【9,999,148,000G】という異常な価格が表示された古びた指輪を発見する。さらに奴隷市場で、誰よりも高額な【999,999,999,999G】の値段を持つ少女ミリスと出会ったことで、クラドの運命は大きく動き始める。  商会を襲った強盗からミリスを守ろうとした瞬間――指輪が輝き、クラドのスキルはユニークスキル【価格操作(プライス・カスタム)】へと覚醒。  鍋の蓋は鋼鉄の盾へ。  モップは軍用槍へ。  箒は魔剣すら超える一撃へ。  クラドは“価値”そのものを書き換える力で、武器にならないモノを最強の武器へ変えていく。  やがて二人の前に現れたのは、謎多き天才行商人ヴェルカ。 「キミたち二人、私が買おう」  無価値と蔑まれた少年と、値段を付けられた少女。  これは二人が世界を巡る旅の中で、“本当の価値”を見つけていく物語。 後に“世界最高の行商人”と呼ばれる男――クラドの、最初の取引が今始まる。
共犯メルトダウン~始まった永遠の夏休みと、隣の喋らない少女暗殺者~
共犯メルトダウン~始まった永遠の夏休みと、隣の喋らない少女暗殺者~ / 笠井 悠介
「永遠の夏休み」が始まった男、羊蹄山太陽(ようていざん・たいよう)。 無味乾燥な日常になるはずだった彼の予定を狂わせたのは、唐突に訪れた『バグ』。 錆びたアパートの隣室から響いた、人が倒れる重い振動。 開かれたドアの先。 そこにいたのは、いつもすれ違いざまに会釈を返してくれた、可憐なセーラー服の少女。 だが、その細く白い指先には、サプレッサーを装備した漆黒の自動拳銃(グロック19)。 背後には、脳幹を撃ち抜かれた生暖かい肉塊。 「心肺停止を確認」 機械のように無機質な少女の声。 「一人では心もとない、助けてくれないか?」 俺の口から、無意識に漏れたのは、逃走への懇願。 体重わずか三十数キロ。 圧倒的な戦闘力を持ちながら、一人では成人男性の死体すら運べない華奢な少女。 法を外れた共犯関係から始まる、静かで熱い、最後の逃避行。 二人の境界線は、梅雨の夜に溶けていく。 (完結済み・全10話)
リノベーション
リノベーション / usausa
歌舞伎町で働く吉沢亜美は、整形を重ねながら美しさだけを頼りに生きていた。だが、皮膚は限界を迎え、指名も減り、借金だけが増えていく。追い詰められた亜美は、同僚から紹介された闇医者「リノベーション・クリニック」を訪れる。そこでは、死者から回収した皮膚、眼球、指、声帯を移植し、身体そのものを“建て替える”手術が行われていた。三千万円の契約と身体担保に同意した亜美は、完璧な美女へと生まれ変わる。高級クラブで指名は殺到し、人生は一変したかに見えた。しかし、移植された部位には前の持ち主たちの記憶が残っていた。右手は勝手にピアノを弾き、目は虐待死した少女の恐怖を映し、喉は知らない謝罪を繰り返す。美しくなるほど、亜美の中の“住人”は増えていく。やがて彼女は、自分の身体から追い出されていく。
虚飾ドレスコード
虚飾ドレスコード / 綿津見 剛瑠
これは“少女”の、たった一つの願いを辿る物語。  どうか、もう一度だけ会いたい。 小さな祈りだけを頼りに、少女は闇を駆け抜けた。 けれど、伸ばした掌は空を掴み、胸を焦がした光は触れる前にほどけていく。  少女は目を逸らさなかった。 掬えぬ幻に縋り、消えぬ想いを偽りで覆い隠す。 騙り、強がり、失っても。 少女は"在るはずのかたち”を装い続ける。  太陽と月は交わらない。 それでも会いたいと、少女は願う。  これは“嘘”で織り上げた、たった一つだけの物語《ドレス》。
銀狼騎士の幽霊退治
銀狼騎士の幽霊退治 / 緑ノ革
騎士として国を守る若者、ユグ。 彼は騎士の傍ら、幽霊退治もおこなっていた。 ユグは幽霊に悩む人々を救いながら、自分の両親を殺した悪霊を探していた。
宝石神に身を捧げたらお側において貰えることになりました〜私を裏切った国など宝石に変えて差し上げます〜
宝石神に身を捧げたらお側において貰えることになりました〜私を裏切った国など宝石に変えて差し上げます〜 / 宍戸詩紫
鉱石と宝石に恵まれた村で、るりは生まれ育った。自身の手で宝石を加工してしまうほど、美しいものを愛するるりだったが、ある日村が何者かに襲われてしまう。目の前で愛しい村人たちや家族を殺され、笑顔を浮かべることが出来なくなってしまったるりは、代々村の皆で大切にしてきた宝石神の祠に赴き、祈る。  「どうか、私をそちらへ連れて行ってください」  そんなるりの目の前に現れたのは、信じられないほど美しい宝石の神様だった。 「お前が最も美しく笑った瞬間に、宝石にして飾ってやろう。それまではそばにいろ」  冷酷に、華麗に笑う神様と、るりは共に生活していくことになるのだった。  人智を越えた美しさを持つ神様。しかし、不器用ながらにるりを大事にしてくれる彼の姿勢に、るりは次第に心惹かれていく。さらに、少しずつ笑顔も取り戻していった。  だが。  ──この人と共にずっと居たい。笑いたい。でも、笑ってしまったら。  そんな苦悩を抱えるるりの身に、ある日とんでもない危険が及ぶ。一人と一神が迎える結末は、いかに──。 ※小説家になろう、カクヨム、ノベマ!でも同時更新中!
成り行きで異世界転生〜チート能力、期限付き〜
成り行きで異世界転生〜チート能力、期限付き〜 / 乙坂創一
大学一年の夏、日差しの強い日。工崎壊斗は不慮な事故で命を落とした。 壊斗は、神を語る者に転生特典として特殊能力を与えられる。しかし、その能力は徐々に衰えてゆき、やがて失われてしまうという─── ⚠️一部過激な描写が含まれますので、ご注意ください⚠️
血の娘と吸血蛾
血の娘と吸血蛾 / 氷雨@風雅宿
これは、血と優しさの御伽噺。 ねじれてしまった祈りや願いに、もう一度向き合う物語。 それは、ある雨上がりの晩がもたらした出逢い。 街を離れて独りで暮らす訳あり令嬢フルエットは、行倒れの少年ユリオを発見する。 だがユリオは、異形の姿を隠し持つ存在だった。 そんな彼を、ためらうことなく受け入れるフルエット。 彼女もまた、その身に――その血に異形を宿した娘だった。
きれいな手で - 出会い -
きれいな手で - 出会い - / 灯屋 いと
本編「きれいな手で」5年前。 13歳の氷室朔は、犯罪組織の情報インフラとして稼働している。世界中の機密を扱いながら、生活はコンビニ弁当とエナドリで完結する効率主義者。共感性はない。 ある冬、コンビニ前で公安警察官の堂島嶺(30歳)に声をかけられた。嶺は朔を協力者として工作したい。朔は嶺の身元を裏取りし、「使われる側」として取引に応じる。 週1のファミレスで、朔はクソデカパフェをもりもり食う。嶺はコーヒー一杯で朔を見ている。朔は次々と新しい甘いもの店をリサーチし、嶺に指定する。嶺は黙ってついていく。 二人の間に積み重なる接触と、嶺の中で蓄積していくもの。朔は気づかない。気づくものを持っていない。 これは、共感性ゼロの13歳と、届かない感情を抱えた30歳の、取引関係の物語。
俺は普通の高校生なので、
俺は普通の高校生なので、 / 雨ノ千雨
私立美景台学園はご近所のみなさんが眉を顰めるようなクズ高校だ。風紀委員の弥堂優輝はそんな学園の治安を守る正常で優秀な犬である。 ある日、弥堂の元に1通のタレコミが。メールに添付されていたのは学園でも人気なクラスメイトのギャルのパンチラ写真だった。弥堂はギャルのおぱんつに強い事件性を感じ、並々ならぬ関心を向ける。“狂犬”と呼ばれる学園随一の“アタオカ”が捜査に乗り出した。 必ず目的を果たす――その為の手段は問わない。 飛び交う罵詈雑言! 残虐非道のセクハラバトル! 【序章】頭のおかしい活動家集団と戦ってギャルのおパンツで優勝します。 【1章】魔法少女は非行の始まりなので厳しく取り締まっておぱんつチェックします。ついでに闇の秘密結社をぶっ殺します。 【2章】拾ったJKとネコさんを養うためにアルバイトを頑張ります。ルール無用の連続推し変でテロリストをぶっ殺します。 【3章】拾った義妹をクラスに転入させます。陽キャ集団にイジメられるかもなので禁断の孕ませNTRでクラスカーストをぶっ殺します。 ※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ハーメルン」にも掲載しています。
銀幕の六等星
銀幕の六等星 / 俊凛美流人 《とし・りびると》
──あなたは、この映り込みを、見なかったことにできますか? 「目立たない、六等星みたいだ」 俳優時代にそう言われ続けた六道星(りくどう・せい)は、使われる側を捨て、監督としてカメラを握った。だが完成した映像には、毎回必ず“自分に似た誰か”が混じっている。いくら消しても消えない影。 六道星はそれを「恒星」と名付け、作品の中に残すことにした──それが最悪の選択だとも知らずに。
世界の終わりと、君の秒針
世界の終わりと、君の秒針 / 未人
10年前の雪山で命を落とした蓮。目を覚ますとそこは、風も痛みもない「白い空間」だった。 目の前に現れたのは、10年の歳月を経て時計職人となった親友・悠真。そして、空間の主が告げたのは『世界の破滅』と引き換えに『蓮を蘇生させる』という残酷な取引だった。 蓮の言葉を「呪い」として生き延び、彼のいない世界を拒絶し続けた悠真は、迷わず世界の終わりを選択する――。世界を巻き込む、あまりにも静かで、あまりにも純粋な破滅の物語。
月鬼
月鬼 / 俊凛美流人 《とし・りびると》
「月が赤く輝く時、世界に鬼が出現する」 ──村では笑い話とされる言い伝えを、翁だけは古い巻物の記録から信じていた。 赤い満月の夜、竹林で眩く光る竹を割ると、中には不思議な赤子がいた。 翁は秘密を抱えたままその子を育て、成長した彼女は“月の引力”のような美しさで人々を魅了していく。 だが月が大きく見える夜、翁は“あり得ない影”を見てしまう。 ほどなくして、屋敷に不穏が忍び寄り、巻物に記された禁忌の夜が近づいていることを翁は感じ取る。 赤い月が近づくほど、世界の境目は薄くなる──その“影”の正体とは。
黎明の瞳
黎明の瞳 / 凪瀬夜霧
妖怪や幽霊が見えてしまう青年・晴信は人生に疲れてしまう。 だがそこで遭遇した人外・九尾によって救われる。 九尾の元で人間、妖怪、幽霊からの相談事を解決しつつ人との繋がりや怪異との向き合い方、誰かからの優しさを学んでいく晴信。 けれどこの見える力は何故備わってしまったのか? 「黎明の瞳」と呼ばれるあらゆる邪を看破する能力がどこからきているのか。 事件を通し成長していく主人公晴信と、彼を取り巻く人外達の交流を描く物語。
昏い目の戦士
昏い目の戦士 / 冥界焔つむぎ
赤い空がエルドリアを覆う中、かつての英雄ロウエンは、昏い瞳で孤独に剣を振るう。十年前、黒棘の森の戦いで全てを失い、酒場の灰に沈んだ魂。だが、運命は彼を血と炎の戦場、黒燐の砦へと呼び戻す。蠢く闇、響く刃、過去の絆の影――ロウエンは何を求め、何と対峙するのか? 闇の深淵で魂が試される、ダークファンタジーの物語。
【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン:狂愛の不協和音~暗殺兵器と化した幼馴染が、微笑みの裏で抗い続ける~
【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン:狂愛の不協和音~暗殺兵器と化した幼馴染が、微笑みの裏で抗い続ける~ / ざつ@生成AIで異世界xSFxファンタジーxラブコメ創作中
帝国軍師ヒカルの処刑を阻止しようとしたメイドのリリアは、濁流へと消えた。彼女を救い出したのは、ヒカルを貶めた元凶カイン。彼はリリアを「ヒカル専用の暗殺兵器」へ作り変えるため、凄絶な精神調整を施す。 「主を愛するほど殺意が昂る」という禁忌の呪いを刻まれたリリアは、崩壊する自我の中で自らを縛る「手順」を血で綴り、抵抗を試みる 。それは救済か、あるいは最悪の断罪か。1年半の調教を経て、紺色のメイド服を纏った「兵器」は、竜の王となった主の元へ解き放たれる 。微笑みの裏で殺意と戦い続ける、孤独なメイドの空白期間を描く外伝。 ※本作は「【交響詩】竜の姫と絆のユニゾン ~人類に捨てられた天才軍師。竜姫の激情を調律し和音を奏でて覇道を往く」の外伝③となります。主人公リリアの物語は本編1話~58話が対応しています。 https://solispia.com/title/2651 リリア・シャイニング ヒカルのメイド。カインにより「愛が殺意に変換される」洗脳を施される 。自我が消えゆく中で、主を傷つけないための「手順」を自らに課し、笑顔の裏で凄絶な自己犠牲と殺意の抑制を続ける 。 ヒカル・クレイヴ 「竜の王」として君臨する元帝国軍師 。竜の姫たちを率いて国を統一したが、心の一角では行方不明のリリアを想い続けていた 。彼女が自分を殺すための刃を隠しているとは知らずに再会を果たす 。 カイン・グリムウッド 帝国の指揮官であり、ヒカルの元師匠 。ヒカルへの異常な執着から、彼を自らの盤上へ取り戻すためリリアを暗殺兵器に改造する 。愛すらも道具として利用する、冷徹な支配者 。 マルタ リリアが軟禁された館の家政婦長 。20年間、感情を排して「手順」のみを繰り返してきたが、壊れていくリリアに微かな人間性を見せる 。後にリリアが綴る「教典」に多大な影響を与える存在 。 トビアス 館の護衛兵長 。カインの真意を知らず、リリアに善意の笑顔を向けるが、その笑顔がリリアの過去のトラウマや殺意を刺激するトリガーとなる 。変わりゆく彼女に怯えつつも、最後まで案じ続けた 。
笑うギター馬鹿
笑うギター馬鹿 / 中村 あるむ
ほーっほっほっほっほ。  闇夜に響く不気味な笑い声。  今日もどこかで誰かに囁く。 「こちらのギターはですねえ……」  ほーっほっほっほっほ。 ※笑ゥせぇるすまんのパロディかつ、完全身内ネタです。ギター詳しくないと知らない単語多々あります。
世界は腐っているので私がぶっ潰す
世界は腐っているので私がぶっ潰す / REN
魔王が死んだ。 数千、いや数万もの歳を重ねた戦争が今、遂に終わりを迎えた。 こうして古代より続いて来た人間と魔族との戦争は、終止符が打たれたのだ。 だが、戦争は終わらない。 戦争は今も絶えることなく続いている。 だから私はそんな世界をぶっ潰す。 彼女と平和に、一緒に居られる世界を私の手で作る。 ~・~・~・~ ブクマ、反応等貰えると物凄く励みになるので、どうか何卒……!! ※基本的に週一話投稿です。  あと、失踪しないよう頑張ります。
三島さんが死んだ。あの日僕が雷に撃たれるはずだったのに。
三島さんが死んだ。あの日僕が雷に撃たれるはずだったのに。 / 斉藤悠
想いを寄せていた三島さんが目の前で雷に撃たれて死んだ。僕は逃げるように自殺した――はずだった。死後の世界で僕は、書いた展開が現実になる小説ノートとともに、三島さんの待つ涯てへと向かう。