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最終更新: 2025年07月16日 04時05分
「人間って、何だろう?」
十六歳の少年ウツロは、山奥の隠れ里でそんなことばかり考えていた。
彼は親に捨てられ、同じ境遇・年齢の少年アクタとともに、殺し屋・似嵐鏡月(にがらし きょうげつ)の手で育てられ、厳しくも楽しい日々を送っていた。
しかしある夜、謎の凶賊たちが里を襲い、似嵐鏡月とアクタは身を呈してウツロを逃がす。
だが彼は、この世とあの世の境に咲くという異界の支配者・魔王桜(まおうざくら)に出会い、「アルトラ」と呼ばれる異能力を植えつけられてしまう。
目を覚ましたウツロは、とある洋館風アパートの一室で、四人の少年少女と出会う。
心やさしい真田龍子(さなだ りょうこ)、気の強い星川雅(ほしかわ みやび)、気性の荒い南柾樹(みなみ まさき)、そして龍子の実弟で考え癖のある真田虎太郎(さなだ こたろう)。
彼らはみな「アルトラ使い」であり、ウツロはアルトラ使いを管理・監督する組織によって保護されていたのだ。
ウツロは彼らとの交流を通して、ときに救われ、ときに傷つき、自分の進むべき道を見出そうとする――
<作者から>
この小説には表現上、必要最低限の残酷描写・暴力描写・性描写・グロテスク描写などが含まれています。
細心の注意は払いますが、当該描写に拒否感を示される方は、閲覧に際し、じゅうぶんにご留意ください。
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西暦2223年。AIがすべての芸術を生み出すようになった社会。芸術は人間が生み出すものではなくなり、人間は芸術を鑑賞する存在になった。AIの生み出す芸術品以外は、人間の感性を刺激しない。また人間は、芸術を生み出す事は無い。鑑賞する存在だからだ。そこから逸脱し、芸術を生み出そうとする者、芸術家は犯罪者である。また、AI以外の生みだした芸術作品で感動するなどの心的変動をしてしまう者は、感情表現者と言われ、拘束対象である。そんな違法な芸術家を捜査し追いかけるのは、警邏庁特別刑務官・通称蒐集家である。しかし芸術家の判定は、それが芸術だと認識できなければ行えない。そこで感情表現者や――元々は芸術家指定された犯罪者が、特別指定制度により、特務級・第一級・第二級・第三級の位を与えられ、特別刑務官の指示の元に判別と逮捕・及び排除を行っている。そこで特別指定表現者である芸術家即ち犯罪者の篝は、特別刑務官の青山二葉と共に、ヨセフという犯罪者を追いかける事になる。
日向勇斗は、温和で意気地なしの中学一年生。
異世界に転移してしまった彼は、黄金色に輝く武具を身につけ、魔法の葉巻を吸うことで圧倒的な力を得る。
樹の精霊ランパと契約を結び、元の世界に戻る方法を探す旅の道中、勇斗は自身と瓜二つの容姿を持つ勇者・アルトと間違われてしまう。
一方、冷淡な勇者アルトは魔神との死闘を繰り広げていた。ついに魔神を倒すも、直後に背後から奇襲を受け、マグマの海に沈んでしまう。
次に彼が目を覚ました場所は、勇斗が暮らしていた世界だった。戸惑いながらも、アルトは勇斗として生活しつつ、元の世界に戻る手がかりを探し始める。
異世界ではアルトに倒されたはずの魔神とその刺客が勇斗の行手を阻み、また勇斗の世界でも魔神の影が暗躍する。
やがて彼らは知る。
このままでは二つの世界が滅びるという、逃れられぬ運命を──
※本作品には、残酷・暴力描写が含まれています。また、異世界の文化や法律が日本と異なる設定も含まれています。一部の登場人物が未成年者であり、飲酒や喫煙などの行為が描写される場面があります。これらの描写は物語のリアリティを追求し、登場人物の背景や状況を表現するために含まれています。読者の皆様には、物語の文脈を理解し、描写が物語の発展やキャラクターの設定に必要であることをご理解いただきますようお願い申し上げます。
※カクヨムにも掲載しています。
※第3部は秋頃に連載開始します。
現代世界で生きるのは窮屈だった。
ネットやTVで時折見かけた創作物のチート能力の妄想をして、衝動を脳内で済まし、誤魔化して生きてきた。そんな特殊な性格と癖のある俺を選ぶなんてイカれた『神』もいるんだな?喜んで受け入れてやるさ、なんせ、俺の欲求は異世界でしか満たせないだろうからな。
あぁそうだな……万が一この生き方に飽きて、万が一気が向いたら、お前の言う『同志』のよしみで、お望み通りにしてやってもいいぜ?なぁ『神』様さん?
※更新予定 不定期
(5/6~加筆修正作業中)
異類と呼ばれる怪物に、人々が脅かされる世界。
街と屋敷を離れて一人暮らす、訳あり令嬢のフルエットは、
ある雨上がりの夜にひとりの少年と出会う。
重傷を負った少年を助けようとするフルエットだが、折悪く現れた異類に襲われてしまう。
そんな彼女を間一髪救ったのは、その身を異類へと変化させた先ほどの少年だった。
最後の力を振り絞ったのか、倒れ伏す少年。
彼を救うため、フルエットはその血の秘密を解き放つ。
その血に宿した、生命の精髄を。
これはひとりだったふたりが出会い、共に生きて行こうとするまでの、血とやさしさの御伽噺。
ねじれてしまった祈りや好意と、もう一度向き合って行く物語。
<隔月20日・一話ずつ更新>
※5/24 ジャンル変更いたしました
空の番人メネル。
天気をあなたが望むように変えてくれるという、不思議な男の子。
ただし彼は気まぐれだから、出会えるかどうかは彼次第です。
そして叶えてもらうには、とある報酬を差し出さなければなりません。
あなたは代償を払ってでも、覆したい天気はありますか?
それは誰のために。何のために……。
少しフシギな少年が人間の運命を左右する、新感覚ダークファンタジー!
◇
こちらでフレームキャラクター・メネルのイメージ画像をご覧いただけます。
よろしければどうぞ。
https://note.com/ichiha_kira/n/nf24303f83f37
一話完結です。
ep1~5までは、どのお話から読んでいただいても、お楽しみいただけます。
※初話はメネルからの〝手厚い〟ご挨拶なので、最初にここだけはお読みになることをお薦めします。
ep6からは、この世界を既に知っているかた向けのストーリーになっております。
小休止はメネルの秘密に迫るエピソードを描いています。興味ありましたら是非。
一話分は少し文字数多めです(8000字以下にて努力目標 ※改行・空白除く換算時)。
ヒューマンドラマ要素強めで進行しますが、時々メネルが暴走します。
暴走エピソードにはタイトルに『暴走展開(弱・中・強)』と書きますので、大丈夫な方は是非。(グロくはないですが、暗い気持ちになります多分)
メネルがもたらす運命の結果は、幸福かそれとも……。
長編連載を優先で執筆しますので、本作は隔月20日・一話ずつ更新となります。
本作はカクヨム様でも同時公開しております。
魔力というエネルギーが存在する世界で、愛情を知らずに死んだ少女は蘇り、魔法と超人的な身体能力を手に入れた。しかし、その力の代償として18までに恋をして、それが実らなければ不老となる。そんな彼女たちは魔法少女と呼ばれた。旧時代の殺戮兵器として人々に迫害され、見つかれば殺されてしまう。愛情を知りたいある魔法少女はその莫大な魔力で空間をこじ開け、そこで生きることにした。しかし、その空間では食料は確保できず、彼女は金銭の確保のために依頼を受けてそれを遂行する便利屋を開いた。
それから百年近く。とある魔法少女、憂依は自分が他の魔法少女とは違う何か特別な能力を持っている。それは体の一部が龍のように変化することだった。しかし憂依は七歳以前の記憶がなく、その能力を持つ理由を知らない。憂依は記憶を取り戻せることを願って今日も魔法少女として生きる。
これはそんな魔法少女の物語。
ここではない、どこかの場所の物語。
夕里菜は、異世界らしき場所で、アリサたちと出会う。
アリサたちは、破壊衝動の塊である『奈落よりのもの』と戦っており、夕里菜もまた、その戦いに身を投じていくことになる。
アリアンフロッドとして、やがて、その実力を認められた夕里菜は、メンバーの中心として、戦いを率いていくのだが——。
彼女たちが手にするのは、果たして、砕かれた夢想の欠片か、或いは、勝利の盃か。
いざ、扉を開き、物語をはじめよう……。
こちらの作品ですが、設定など見直したら大幅に内容を変更することになっちゃいました(T-T)
また、キリのいいところまで、まとめて投稿したほうが、読まれると思うので、しばらく新規エピソードの公開は止まってしまうと思いますが、生温かい目で見守って頂けると、ありがたいです💦
産まれてくる家庭環境によってその後の運命を決定づけてはならない。
年々増え続ける児童虐待件数。負の連鎖を食い止めるため、政府が新たに導入した新たな制度——「親免許制度」。
結婚するにも出産するにも政府の許可が必要となってしまった。
親免許導入前に17歳で娘を出産したヒナタは、経済的な理由からやむなく養子に出すことに。しかし、社会人となり経済的に安定してきたため、彼女は娘と一緒に暮らすことを望むようになるが……。
※この物語はフィクションです。
参考文献
認定特定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワーク(2024). 「統計データ | 子ども虐待について」. こども家庭庁. https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/a176de99-390e-4065-a7fb-fe569ab2450c/12d7a89f/20230401_policies_jidougyakutai_19.pdf, (参照 2025-02-17).
青木朝子.(2023).「非行少年と生育環境─令和5年版犯罪白書の特集から─」. 一般財団法人日本刑事政策研究会.http://www.jcps.or.jp/publication/202304.html, (参照 2025-02-19).
木村隆夫.(2014).「秋葉原無差別殺傷事件, 加害者 K の育ちと犯罪過程の考察」. 『日本福祉大学子ども発達学論集』. 第 6 号. p65-85.
J Wertz., A Caspi., D W Belsky., A L Beckley., L Arseneault., Barnes., D L Corcoran., S Hogan., R M Houts., N Morgan., C L Odgers., J A Prinz., K Sugden., B S Williams., R Poulton. & T E Moffitt. (2018)."Genetics and Crime: Integrating New Genomic Discoveries Into Psychological Research About Antisocial Behavior". , Psychological Science. 29(5): 791–803.
元木久男.(2003). 「今日のわが国における子ども虐待の増加と児童家庭福祉の課題」. 『 宮崎女子短期大学紀要』. 29巻. p. 63-79.